二次創作小説(新・総合)

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逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】
日時: 2020/11/07 21:38
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

天悪版逃走中番外編!今回の逃走中の舞台は異世界の狭間に存在する異次元の学園!どこか自分たちの知る世界の要素があれどまた違う雰囲気を醸し出す学園の中を、50人の個性豊かな逃走者達が逃げ回る!

※この逃走中は、今後スレ立てする天悪の日常小説のプロローグにあたる作品ではありますが、設定や日常は引き継がれていますので、かなりの内輪ネタや天悪サイド特有のオリキャラやオリ設定、クロスコンビやクロスカプ等が存在します。キャラ崩壊やそういった描写が苦手な方はご注意ください
※おまけに今回"入れ替わり"によるキャラ崩壊、カオス展開が含まれますのでそういった描写がダメな人もご注意ください

[逃走者一覧]

青根高伸(表)(ハイキュー!!)
綾部喜八郎(裏)(忍たま乱太郎)
円堂守(表)(イナズマイレブン)
風丸一郎太(裏)(イナズマイレブン)
キーボ(裏)(ニューダンガンロンパV3)
グリズリー(表)(しろくまカフェ)
グリズリー(裏)(しろくまカフェ)
黒尾鉄朗(裏)(ハイキュー!!)
黒川エレン(スイートプリキュア♪)
コアラちゃん(裏)(おしりたんてい)
木暮夕弥(表)(イナズマイレブン)
紗倉ひびき(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
サタン(裏)(ぷよぷよシリーズ)
シグ(表)(ぷよぷよシリーズ)
しずくちゃん(表)(しずくちゃん)
しずくちゃん(裏)(しずくちゃん)
シトロン(表)(ポケモンシリーズ)
シロ(表)(鬼灯の冷徹)
塵(表)(pop'n music)
すず(表)(おしりたんてい)
田村三木ヱ門(裏)(忍たま乱太郎)
千代田桃(裏)(まちカドまぞく)
月島蛍(裏)(ハイキュー!!)
つむりん(表)(しずくちゃん)
デイル・レキ(表)(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)
七海千秋(表)(スーパーダンガンロンパ2)
白澤(表)(鬼灯の冷徹)
白澤(裏)(鬼灯の冷徹)
浜守一郎(裏)(忍たま乱太郎)
ピーチ・マキ(表)(鬼灯の冷徹)
柊(作者枠)
ブラウン(表)(おしりたんてい)
ブラウン(裏)(おしりたんてい)
ペンギン(裏)(しろくまカフェ)
舞園さやか(裏)(ダンガンロンパ)
街雄鳴造(表)(ダンベル何キロ持てる?)
街雄鳴造(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
ミキ(裏)(鬼灯の冷徹)
桃太郎(裏)(鬼灯の冷徹)
モンブラン博士(作者枠)
谷地仁花(表)(ハイキュー!!)
山口忠(裏)(ハイキュー!!)
月(表)(カードキャプターさくら)
月(裏)(カードキャプターさくら)
ユリーカ(表)(ポケモンシリーズ)
吉田優子(裏)(まちカドまぞく)
ラグナス・ビシャシ(表)(ぷよぷよシリーズ)
りすくませんぱい(裏)(ぷよぷよシリーズ)
リデル(裏)(ぷよぷよシリーズ)
烈(表)(pop'n music)

※50音順

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.78 )
日時: 2021/05/03 21:52
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

しずくちゃん(表)
「今のところ、無事に全体メールを送れそうです……このまま来ないで………」カチカチ



桃(裏)
「よし!まずは烈(表)にかけるぞ!大丈夫、無事に向かえてるはず!」ピポパ



それぞれ情報を共有しようとするしずくちゃん(表)と桃(裏)……




ハンター
「………」



しかし、二人のどちらかに、1体のハンターが迫る!




しずくちゃん(表)
「ちゃんとメールを打てました!では、送信します……!」ピッ



桃(裏)
「あ!もしもし!烈(表)、ちょっとお願いしたいことがあるんだけど……」



ハンター
「…………」


















[CHIYODA inside]

桃(裏)
「月さん(裏)が見つけた鍵の近くにまた鍵が……うわあああああああ!???」ポン

ハンターに見つかったのは、千代田桃(裏)……!



33:47

千代田桃(裏) 確保
残り10人



ハンター
「………」

桃(裏)
「え〜!?ハンター来てたのかよ〜!?あっ!ハンターに確保された〜!!」

烈(表)
『マジか!?悪ぃな、じゃあ切るぞ!』ピッ



烈(表)
「桃ちゃん(裏)が捕まってしまったとなると、桃ちゃん(裏)が新たに見つけた鍵のことも兼ねて、その地点に他の逃走者を呼び出さねばならんな……」

桃(裏)の確保により、また手間が増えてしまうこととなった……




ピリリリ、ピリリリ!


黒尾(裏)
「えっ!?[3F教室にて千代田桃(裏)確保、残り10人]!?桃さん(裏)まで捕まっちゃった……!」



しずくちゃん(表)
「え、あれ!?桃さん(裏)、そこで待っていたのに……困りますよ………」




ピリリリ、ピリリリ!


ブラウン(表)
「今度はしずく(表)の全体メール……『みんなー!読めない鍵を取り出す条件があったよ!(屋上の鍵を取り出す条件の画像)もし読めた人はぼくに教えてー!』しずく(表)も異世界出身だし、仕方ないかな」



ペンギン(裏)
「内容は……『必殺技を使えるサッカー選手または彼らの関係者の逃走者または牢獄の確保者が、このマイクで自分の憧れの人にエールを送れば、この屋上の鍵を得られる』か。それは俺がやっておくか。しずく(表)に連絡……と」



その一方で、しずくちゃん(表)が見た鍵の条件の情報は、全体に上手く伝わった!




シトロン(表)
「どうしましょう、桃(裏)まで捕まってしまったとなると、ゲームの難易度が跳ね上がりますよ……あ!しずくちゃん(表)!」

しずくちゃん(表)
「あー!し、シトロン君(表)!ごめんね!待ったかな?」

シトロン(表)
「いえ、今回のミッションの関係上、しばらく待つことになるのは仕方ないですよ。それより、しずくちゃん(表)がこのマイクで僕に向かって秘密を言えば、屋上の鍵が取れるって本当ですか!」

しずくちゃん(表)
「うん。だから、動揺しないで聞いてほしいな。………はぁ、いくよ!」

更に、しずくちゃん(表)がハンターの追跡や通報ミラーに引っかかることなく、シトロン(表)の元に到着!しずくちゃん(表)が話す秘密とは何なのか……!















しずくちゃん(表)
「『今回、もし逃走成功できたら、愛の鍵はお兄様(表)に使おうと思ってるんです』」

シトロン(表)
「えっ」

カチッ!スーッ



しずくちゃん(表)
「あっ!よかった、鍵が取れるようになったよ!はい、シトロン君(表)!これはきみが持っててよ」

シトロン(表)
「え?あの、しずくちゃん(表)?お兄様(表)って、その、いったい誰のこと……」

しずくちゃん(表)
「あ、その、こ、ここで言わせないでほしいかな………/////」

シトロン(表)
「あぁ、すみません(;´・ω・)では、この鍵は持っておきますね!」

シトロン(表)にとって謎が多く残るが、ともかく鍵は手に入れた……!



シトロン(表)

屋上の鍵 獲得
残り8個



谷地(表)
「月さん(裏)まだなのか……あ!来てくれたんですね、こっちです!」

月(裏)
「すまんな、ちょい遅れたか?」

デイル(表)
「ひとまずこれで条件が達成できるようになったんだしよ、俺の質問に答えてくれよな!」

シトロン(表)がしずくちゃん(表)の秘密を聞いた一方で、月(裏)とデイル(表)も、谷地(表)の待つ鍵の前に到着!

谷地(表)
「月さん(裏)、マイクはこれです!」

月(裏)
「おおきにな。んで……デイル(表)。お前はワイに何聞きたいんや」

デイル(表)
「そうだなー。お前愛の鍵誰に使いたい?あっ、もちろん中の人の正直な意見でな!」

谷地(表)
「こ、こんな時にそんな事聞いていいんですか!??下手すりゃ誰かに当てられちゃうかもしれないのに!??」

デイル(表)
「いやー、こっちも今のうちに知っておきたいことがあってな」

月(裏)
「え………せ、せやな…………………」




















月(裏)
「『それはもちろん、小狼くん(裏)……だけど』」

カチッ!スーッ



谷地(表)
「月さん(裏)も正直に答えて良かったんですか!??」

月(裏)
「いや、だって正直に言わんと、反応せんかもしれんかったやろ//////////」

デイル(表)
「(この様子だと、月さん(裏)も妨害行為をしてる逃走者じゃなさそうだな〜)おう!協力してくれてありがとな!んじゃ、仁花(表)!その鍵はお前が持っててくれよな。俺もまた別の鍵探しや条件達成に向かうからな!」

月(裏)
「!ならワイも……仁花(表)も捕まるなよ」

谷地(表)
「え?あぁ、わかりました……はぁ、もうなんなの今回の逃走中……」

さっきからコンビやカプ要素が多いが、これで谷地(表)も屋上の鍵をゲットした……!



谷地仁花(表)

屋上の鍵 獲得
残り7個





※VIPルーム

小狼(表)
「いや〜、今マイクで自分の気持ちを言った二人とも微笑ましかったね〜」

立向居(裏)
「そうだな!この場にエコロ(裏)とか、天海(裏)とかがいたら盛り上がってたと思うぜ!」

彼方
「その前にこのミッションをどうにかクリアしなければならないのだけどね………おや、月(裏)は少し不機嫌なようだけど」

月(裏)の中の人
「いや、そりゃそうやろ!いくら(月(裏)の中の人の名前)の気持ちやからって、よりによってワイが小僧(裏)に告白するみたいな形になってもうたんやぞ!少しでもクるもんがあるに決まっとるやろ!!」(#゚Д゚)

リデル(表)
「まぁまぁ、この企画のルール自体、こういうことも付き物だから( ̄▽ ̄;)」

サタン(表)
「ひとまず、その文句は天悪にぶちまけときましょう」




烈(表)
「自首用電話に着いたはいいものの……あの鍵は現状ワシが取りに行くしかなさそうじゃから、長居はできんな……」

そんな中、通報ミラーをシャーペンの芯で凌ぎながら、自首用電話の一つにたどり着いた烈(表)。鍵のところにいた桃(裏)は確保されてしまったため、ミッション時間のことを考えると、長居はできない!

烈(表)
「だからこそ牢獄の選択も失敗はできんな……牢獄の……αに掛けるとするか」ピポパ

プルルル……プルルル………

烈(表)
「こっちが正解、と言えるといいのじゃが……」

烈(表)の判断は、正しいのか?それとも ………?



















りすくま(裏)
『はーい!もしもしー!いったい誰かな?』

烈(表)
「お?………もしもし!烈(表)だが、今ミッションで牢獄のみんなの助けを必要としてる中なんだ!そっちに中身がシャミ子(表)か桃(表)か……桜ヶ丘高等学校からの生徒はいねーか?」

りすくま(裏)
『んー?シャミ子(表)か桃(表)のどっちかかな?おーい!二人とも、烈(表)に呼ばれてるよー!』

七海(表)
『えっ!?私達がですか!?なんでしょうか……!?』

つむりん(表)
『ここにきて牢獄との連携が必要なミッションか……どういうことなんだろう』

烈(表)の判断は、正しかったようだ!見事シャミ子(表)と桃(表)の二人の協力を得ることに成功した!

七海(表)
『ただいま代わりました!えっと、私がシャドウミストレス優子(表)です!それで、今つむりん君(表)になっているのが』

つむりん(表)
『千代田桃(表)だよ。それで、私達の助けが必要なミッションっていったいなに?』

烈(表)
「おう!それがよ、今屋上の鍵を集めるってミッションだろ?その鍵がケースに覆われてたんだが、それを取り出すには、俺が持ち出してるマイクを電話口につけとくから、シャミ子(表)か桃(表)、どっちかがVIPルームに向けて感謝の気持ちのメッセージを送ってくれねぇか?」

つむりん(表)
『なるほど……どうしようか、ここはシャミ子(表)の方が適切じゃないかな』

七海(表)
『えっ!?私がですか!?』

三人で話し合った結果、どうやらシャミ子(表)が感謝の気持ちをVIPルームに向けて告げるようだ……




???
「………」

自首用電話で牢獄αとやり取りをする烈(表)に迫る、人影……!




つむりん(表)
『ほら、七海さん(表)にはゲーム関連でお世話になってるでしょ』

七海(表)
『それはそうですね……!では、私がそのまま、感謝の気持ちを言えばいいのでしょうか?』

烈(表)
「おう!それで問題ないはずだ!」



???
「………」



烈(表)、気づけるか……!









32:00

黒尾鉄朗(裏)/しずくちゃん(表)/しずくちゃん(裏)/シトロン(表)/デイル・レキ(表)/ブラウン(表)/ペンギン(裏)/谷地仁花(表)/月(裏)/烈(表)

残り10人

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.79 )
日時: 2021/05/13 21:00
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

烈(表)
「マイクは電話口につけておいてるから、VIPルームの七海(表)に、感謝の気持ちのメッセージを言ってくれ!」

七海(表)
『わ、わかりました!………すーーー……はーーー………!』

牢獄αのシャミ子(表)の協力を得て、ミッションに貢献しようとする烈(表)に迫る……



???
「………」

謎の人影……!迫るのは逃走者なのか、それとも………!?




七海(表)
『はぁ、いざ感謝の気持ちを言うとなると、緊張しますね……!』

つむりん(表)
『シャミ子(表)、スポーツドリンク飲んどく?』

七海(表)
『後でで大丈夫です!では、いきます……!』

烈(表)
「………!」



















ペンギン(裏)
「あっ!烈くん(表)?自首用電話で、牢獄のみんなに協力もらってたんだ〜」

烈(表)
「うぉっ!?……ペンギンさん(裏)か!脅かすなよ〜……!」

七海(表)
『え!?ええと、新しく人が来てるんですか!?』

烈(表)のところに来たのは、逃走者で協力しあっているペンギン(裏)!その手にはマイクが2つある……!

ペンギン(裏)
「そっちで言ってた条件、もう達成したの〜?」

烈(表)
「いや、これからって時だぜ。ペンギンさん(裏)はマイク2つ持ってるが……いったいどこで?」

ペンギン(裏)
「あぁ!一つは自分たちで見つけたものなんだけど、もう一つはしずくちゃん(表)が全体メールで送ってた条件のマイクをねー。いやー、黒尾くん(裏)やシトロンくん(表)が言う通り、教室の机や椅子を通報ミラーに食べさせて通ったかいがあったよー」

烈(表)
「………あんたも手段選ばないとこがあるんだな(;´・ω・)」

ペンギン(裏)
「いやー、それほどでもー」

ペンギン(裏)、しずくちゃん(表)の見つけた鍵の条件のマイクに関しては、通報ミラーに机や椅子を食べさせながら通って、回収に成功したようだ……

七海(表)
『あ、あの!?まだ七海さん(表)に感謝の気持ちを伝えられてないんですけど、今言って大丈夫ですか!?』

烈(表)
「おお!?悪ぃ、少し忘れてたな!ペンギンさん(裏)がせっかくマイク持ってきたんだし、条件の確認をしとくか。いったい誰と協力したいんだ?」

ペンギン(裏)
「えっとねー、そっちの牢獄におしりたんていくんかおしりたんていくんの関係者と、必殺技使えるサッカー選手いないー?」

ユリーカ(表)
『おしりたんていクン(裏)の関係者か……一応、ボクもそうと言えるね』

青根(表)
『立向居君(表)もやっておく?』

木暮(表)
『俺?えっと……俺達は何して協力したらいいんでしょうか?』

ペンギン(裏)
「そうだねー、ユリーカちゃん(表)……もしかしてかいとうUくん(裏)かな?かいとうUくん(裏)はユリーカちゃん(表)に買ってほしいものを答えるのと、立向居くん(表)は自分の憧れの人にエールを送ってほしいんだよねー」

木暮(表)
『円堂さん(表)にエールを送ればいいんですね!!わかりました、任せてください!!』

ユリーカ(表)
『Hum……レディーにお使いを頼むとなると……仕方がないね、一つ思い浮かんだから、やってみるとするよ』

烈(表)
「でもまず先に、シャミ子(表)の番だな」

七海(表)
『そ、そうでした( ̄▽ ̄;)まず私の番ですね……いきます!』
















七海(表)
『【七海さん(表)、いつも私も誘って、ゲームで遊んでいただいてありがとうございます!私も、いちゲーマーとして精進しますから、これからもよろしくお願いします!】』

烈(表)
「………うし!いい感謝の言葉だな。これで大丈夫なはずだ!んじゃ、俺は急いで鍵を取りに行ってくるから、ペンギンさん(裏)も頑張ってくれよ!」タタッ

ペンギン(裏)
「うん!気をつけてねー。さーて、シャミ子さん(表)?の番が終わったところで、次はかいとうUくん(裏)と立向居くん(表)の番だねー。まずはかいとうUくん(裏)から!」

ユリーカ(表)
『そちらも時間がないんだろう?手短に済ませようか』

かいとうU(裏)、ユリーカ(表)に何を買いにいくよう頼むのか……!















ユリーカ(表)
『【ユリーカちゃん(表)、アシスタントくん(表)や他の友達と遊ぶ時に、マジックアイテムをお兄さんと一緒に買いに行くといい。いい物ばかり揃っているはずだから、必ず喜んでくれるはずさ】』

ペンギン(裏)
「おー!いい買い物の提案だねー?自分自身に、とは書いてなかったし、粋な計らいするじゃない」

ユリーカ(表)
『ふふふ、まぁね?さぁ、次は勇気クン(表)、キミの番だよ?』

木暮(表)
『は、はい!緊張しますけど………いきます!!』

続いて、立向居(表)がVIPルームにいる円堂(表)に、エールを送る……!














木暮(表)
『【円堂さん(表)!今に限ったことじゃありませんけど!俺、ずっとあなたのことを応援します!他の誰よりもずっと……あなたのことを支えていきますからーーー!】』

ペンギン(裏)
「おー!こっちもいいエールだー!円堂くん(表)への愛が感じられるよー!」

木暮(表)
『あ、ありがとうございます!』

立向居(表)のエールも、無事届いたところで……

ペンギン(裏)
「それじゃあ、ボクも2つ鍵を取りに「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇい!!!!!」え?誰誰?」

誰かが鍵を取りに行くつもりのペンギン(裏)を、呼び止めた!その人物は………



デイル(表)
「まだ電話切らないでくれよ!俺もそっちの牢獄と協力する!!」

ペンギン(裏)
「デイルくん(表)!キミも鍵見つけたんだ!」

新たなマイクを持ち出した、デイル・レキ(表)……!

デイル(表)
「ってあれ?そっち演技入ってるのか?……やっぱり周りの目もあるから?」

ペンギン(裏)
「まぁね。いつ誰がこの光景を見るかわからないしー」

ひびき(裏)
「え?演技入ってるって……お二人は、どこかで演技をしない時があるんですか?」

デイル(表)
「あー、ちょっと諸事情でな( ̄▽ ̄;)まぁそれについてはゲームが終わった後に話すよ!そっちに募集参加枠の作者さんかエレンいないか?『募集参加枠の逃走者または牢獄の確保者が、このマイクで目の前の人物に、嫁の布教をすれば、この屋上の鍵を得られる』ってあるんだけどな」

エレン
『え???マジで???こんな所で語っていいのか???』

舞園(裏)
『あ………(;´Д`)』

デイル(表)
「?」
















エレン
『【今回ここで嫁について語っていいとなるんだったらもちろん現在進行形で入れ替わってるエレンのことを語りたい。彼女、何でも知りたがる好奇心旺盛な性格してるんだが、今の状態だとそれが顕著で一言で言えばかなりぶっ飛んでんだよ。好奇心+人間界の常識に対して弱い+人のことをスポンジのように吸収する素直さによって非常に騙されやすい ぶ っ 飛 び ガ ー ル な ん だ よ ! !
だから転校初日で自分の素性を堂々と話したり、名前をバカでかく書いたり、長い作文を手にして大きな声で自己紹介したり、歌を歌おうとして響と奏を慌てさせたんだぜ可愛かろ←
そして更に語りたいことはハミィとの絡みだよなここテストに出るぞ!!ハミィとは親友同士だが、本編開始前にハミィが自身の夢であり毎年選ばれていた歌姫の座を取ったことで嫉妬に駆られてしまって、その隙をメフィストにつかれて悪に染まってしまったんだが、ハミィはそれでもセイレーンことエレンを信じ続けて、純粋な心でエレンを洗脳から解き放ったんだよ。それでエレンはキュアビートとして戦うことができるようになって人間から戻れなくなったんだけど、それからはハミィに対してだいぶ甘くなった……というより元の友情以上の絆を得たんだよな!!そんでもって、ハミィもエレンも、お互いずっと一緒に共存したがってるんだよ!!その確固たる深い絆と言える象徴はハミィの『セイレーン』呼びに凝縮されてるスイートプリキュア♪見て本気で???】』

デイル(表)
「うわあああああ!??わかった!!わかりました!!ヤードさん!!エレンの魅力は十分伝わりましたしエレンがハミィや友達思いなのはわかりましたから!!そこまででお願いします!!時間もないので!!」

デイル(表)、ヤードの嫁語りに圧倒されている……しかし、鍵を取る使命を思い出し、ストップをかける!

エレン
『俺としてはもっと語りたかったんだが……残念』

ペンギン(裏)
「ともかく、これで3つの鍵が取れるようになったはずだよね?みんな!協力してくれてありがとねー!ボクたち頑張るよー」

デイル(表)
「必ず時間短縮してみせるからな!」

りすくま(裏)
「うん!頑張ってね!モイモイたちも応援してるよ!」

一回嵐が巻き起こったのはともかく、ペンギン(裏)とデイル(表)も鍵の回収に向かう……!




※VIPルーム

ヤード
「これ(逃走中)終わったらヤードと話し合いしてくる……」///////////////

かいとうU(裏)
「エレン、どうどう!かいとうU(裏)からマジックアイテムを買うように頼まれちゃった!よし!お兄ちゃん(表)、これが終わったら買いに行こう!」

シトロン(表)の中の人
「もちろんいいけれど、まずマジックの練習も必要になるね」

アフロディ(表)
「立向居(表)から声援もらったな!よーし!オレもこれからも頑張るぞ!立向居(表)の声援に応えないとな!」

シャミ子(表)
「うん。私も、シャミ子さん(表)から感謝の言葉をもらって嬉しい…と思うよ?新作ゲームがまたたくさん出てきたから、終わった後に早速シャミ子さん(表)と一緒にやろうかな」

茶柱(裏)
「みんな幸せになってるのはいいんだけど、エレンさんだけゆでダコのように赤くなっている……」

ミク
「ヤードさん、凄まじかったな……( ̄▽ ̄;)私も負けてられないかな」

しずくちゃん(裏)の中の人
「えっ」

ルルー(裏)
「えっ」

ミク
「えっ」






烈(表)
「通報ミラーはまた凌げた、後は……あった!これじゃな!」パシッ

一方で烈(表)は、無事に鍵の一つを回収!これで、逃走者に確保された鍵は5個となった!



烈(表)

屋上の鍵 獲得
残り6個



烈(表)
「さて………次はあの教室にある鍵、じゃな……」

しかし、課題はまだ山積みだ……!



エリア縮小まで
残り4分



更に、ミッションの期限がすぐそこまで迫る!果たして、逃走者達は全ての鍵を、時間内に回収し時間短縮に成功できるのか!







29:00

黒尾鉄朗(裏)/しずくちゃん(表)/しずくちゃん(裏)/シトロン(表)/デイル・レキ(表)/ブラウン(表)/ペンギン(裏)/谷地仁花(表)/月(裏)/烈(表)

残り10人

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.80 )
日時: 2021/05/15 21:01
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)




エリア縮小まで
残り4分



校外エリアが消失してしまうまで、残り4分を切った!



シトロン(表)
「残り4分!?もう時間がないじゃないですか!?こうなると仕方ないですね、間に合わなくなる前に、屋上の入口まで行かないと!」



しずくちゃん(裏)
「ここまで見つからないとなると、鍵を探し続けるよりは、早く屋上入口まで急いで行った方がいいよね……」



このため、鍵の捜索よりも、今ある鍵とともに、屋上付近まで向かうことにした逃走者が出始める!




烈(表)
「『シルバーマンジム関係者の逃走者または牢獄の確保者が、このマイクでVIPルームに向けてどうしても言いたいことを叫べば、この屋上の鍵を得られる』か……これも牢獄との連携が必須じゃろうな……(シャーペンの芯を近くの鏡に投げるが、シャーペンの芯が落ちた)これはまだ通報ミラーではないようじゃが、この調子で急ぐぞ!」



ブラウン(表)
「さすがにずっと、ここへはいられないよね……おれも、いい加減動かないと」



しかし、まだ鍵の獲得を諦めない者もいる!




烈(表)
「二つ目の鍵を取ったら、さすがに屋上まで向かわんとな……もう時間が無い」



ブラウン(表)
「間に合うかどうかは今は置いといて、やるしかないよ……」














ハンター
「………!!」

ハンターが、逃走者を見つけた……!見つかったのは……



ブラウン(表)
「………!??」

ブラウン(表)だ……!




ハンター
「………!!」タッタッタッ

ブラウン(表)
「ま、まだ捕まる訳には………!!」

ブラウン(表)がハンターに見つかった時の距離は、およそ10m……至近距離から離しきれず、捕まってしまうのも、時間の問題だ……!




[BROWN outside]

ブラウン(表)
「く………!」ポン



28:42

ブラウン(表) 確保
残り9人



ハンター
「………」

ブラウン(表)
「………迷惑かけられないのに、捕まっちゃった………あともう少し、逃げたかったのに」

ミッションへ勇気を出して向かおうとした矢先に、ノックアウト……




※牢獄α

ピリリリ、ピリリリ!


りすくま(裏)
「来たっ!確保情報!……[2F廊下にてブラウン(表)確保]ーーーーー!!!」

一同
「「「あああああああああ………!」」」

桃(裏)
「ブラウン(表)もダメだったのか!?そんな……!」

グリズリー(裏)
「そもそも、とうとう10人切っちまったぞ」

七海(表)
「これだとミッション失敗も有り得てしまいますよ……!?」

つむりん(表)
「みんななら、クリアできると信じたいけどね……!」




ブラウン(表)が確保されてしまったが、その後……



デイル(表)
「よし!無事に辿り着けた……!時間的に、屋上まで急がないとな!」パシッ



デイル・レキ(表)

屋上の鍵 獲得
残り5個



デイル(表)が鍵の一つの獲得に成功し……




ペンギン(裏)
「立向居(表)の分の鍵はちゃんと取れるな……よし、後はかいとうU(裏)の分……だな」パシッ



ペンギン(裏)

屋上の鍵 獲得
残り4個



ペンギン(裏)も一つ目の鍵の保守に成功!




ペンギン(裏)
「距離はそこまで遠くはないから、問題ないはず……」



ピリリリ、ピリリリ!


ペンギン(裏)
「! 全体メールか……しずく(裏)からだな。内容は……『みんな!忙しいところ悪いけど、鍵はいくつ手に入れた?ぼくは1つ持ってるよ!みんなも手に入れてたら、全体メールで送って!』」



黒尾(裏)
「あっ!確かにもう時間もないんだし、手に入れた鍵の確認は大事よね……!返事しないと!」カチカチ



シトロン(表)
「僕はもう、屋上に向かうつもりですし、みなさんの様子を見て、後を頼むしかないです!僕も情報を落とさないと!」カチカチ



ここで、しずくちゃん(裏)から、手に入れた鍵の確認の全体メールが届いた!現在逃走者達全員で獲得できている鍵の数は7つだが……?




ピリリリ、ピリリリ!


しずくちゃん(裏)
「みんなからメールが届いたね……『俺は1つ手に入れてる。状況次第でもう屋上へ行っとくぞ』『先程連絡した条件の鍵1つ持ってます!僕は今のうちに屋上へ行ってますね!』『私1つだけ持ってます!さっき文字が読めない箇所があった条件のところの鍵です!』『俺1個だけ持ってるな。時間もないし、一足先に屋上へ行っとくぞ!』鉄朗君(裏)、シトロン君(表)、仁花ちゃん(表)、デイルさん(表)から来てるね。これでも5個だけか……」




ピリリリ、ピリリリ!


しずくちゃん(裏)
「また誰か……! 『俺鍵1つ持ってるぜ!あともう一つ手に入れるつもりだが、ギリギリになるかもしれねぇ。屋上行ける奴は待機しててくれよな!』『鍵2つ見つけてるよ〜。片方はもう手に入れてるよ〜。2つ目の鍵を手に入れたら、ボクは屋上で待っておくね〜』となると……少なくとも9つは見つかってるんだね……けれど、それでもあと2つ……!!」

しずくちゃん(裏)、逃走者全員で9つの鍵を見つけられていることがわかったものの、まだ鍵はあと2つ必要だ……!

しずくちゃん(裏)
「2つ見つかってないとなると、やっぱり探しながら向かわないとだ。通報ミラーのことも気をつけながら、あと2つ探そう!」

この途中経過を受け、鍵を探しながら目的地へと向かう選択を取る!



しずくちゃん(表)
「ま、まだ2個見つかってないんですか……!?ど、どうしましょう……私も、見つけないといけませんよね……!」

屋上の鍵を取る条件に関わっていたため、協力できたものの、自身は鍵を持っていないしずくちゃん(表)……

しずくちゃん(表)
「もし私のせいで、ミッションが失敗しちゃったら……みんなで逃走成功できるようになれるどころじゃないですよ……!」

MISSION.5が失敗すれば、校外エリアは消失となり、通報ミラーもゲーム終了まで存在し続けることとなる!そうなれば、逃走者達がかなり追い込まれてしまう!

しずくちゃん(表)
「必ずミッションクリアしないと……! ……あれ?これは、まだ取れてない鍵、ですよね!」

しずくちゃん(表)がようやく見つけた、累計10個目といえる屋上の鍵!しかし……!

しずくちゃん(表)
「ああ、でも………やっぱり私には読めないです……」

日本とは別世界出身のしずくちゃん(表)には、日本語は読めないため、他の逃走者に翻訳を頼むしかない!

しずくちゃん(表)
「時間もないんですけど………他の人に全体メールで読んでもらった方がいいです!みなさん……お願いしま………」

















月(裏)
「………!?しずく(表)!!それも屋上の鍵か!?」

しずくちゃん(表)
「えっ………!?月さん(裏)!?月さん(裏)それ、もしかして、屋上の鍵を取るためのマイク……?」

そこに背後から現れたのは、マイクを所持している月(裏)だ!これはいったい……?

月(裏)
「ああこれか。ワイはさっき向こうで、『クロイツの住民の逃走者または牢獄の確保者が、このマイクでVIPルームに向けて、ゲーム終了後に一緒にやりたいことを言えば、この屋上の鍵を得られる』ってあったから、ひとまず自首用電話探しとったところなんや」

月(裏)も、屋上の鍵を見つけたため、条件を達成しに行っていたところだった!

しずくちゃん(表)
「そうだったんだ……!あの、月さん(裏)。忙しいところ悪いんだけど……ぼくにここに書いてある条件が、なんて書いてあるのか、教えて貰えないかな?その、ぼくには読めなくて……」

月(裏)
「え? しゃーないなぁ。さっきも読めんって言っとったしな……うんと、『忍者のたまごの逃走者または牢獄の確保者が、このマイクで自分の隣の人物に向けて、即興ネタをすれば、この屋上の鍵を得られる』らしいで」

しずくちゃん(表)
「え、となると……多分ぼくも牢獄のみんなと協力しないとだ。よかったら、ぼくもついていっていいかな?」

月(裏)
「ええで。そもそも時間ないもんな……メールでの報告も忘れんようにな」カチカチ

しずくちゃん(表)
「あっ、うん!」カチカチ

共に残りの屋上の鍵を手に入れたしずくちゃん(表)と月(裏)、全体メールで情報を残しながら、牢獄との連携のために、自首用電話を探す!




ピリリリ、ピリリリ!


ペンギン(裏)
「ん、しずく(表)と月さん(裏)からだな……残りの鍵が見つかったか。俺もこれで……!」パシッ



ペンギン(裏)

屋上の鍵 獲得
残り3個



ペンギン(裏)
「早く屋上へ着かないとな………!」

2つ目の屋上の鍵を手に入れたペンギン(裏)、直ちに屋上へと急ぐ!



しずくちゃん(裏)
「残り見つかったんだ……なら、ぼくも屋上へ改めて向かおうかな」

メールを見たしずくちゃん(裏)も、自分に出来ることはもう無いと察し、屋上へ……




黒尾(裏)
「!! 着いた!あそこが屋上で………やっちゃん(表)も着いてたのか」

谷地(表)
「黒尾さん(裏)!こっちです、今のところハンターは来ていません!」

そんな中、一足先に屋上へ辿り着いた、黒尾(裏)と谷地(表)……

黒尾(裏)
「残りの鍵は全部見つかったそうだし、万が一のためにもここへ来たが……」

谷地(表)
「何か特別な条件とか、どこにもないので、ここの鍵穴に鍵を差し込むだけでよさそうなんですけどね……」

屋上の扉の前へ辿り着いたものの、ハンターがいつ来るかもわからない……!油断は禁物だ……!

黒尾(裏)
「時間はあとどれくらいだ…… 残り2分………!?」

谷地(表)
「こ、これ、間に合うんですか!?今まで何とかこの学園にあったプリントで凌いできたんですけど、もしなくなったら……!」

黒尾(裏)
「大丈夫だ、全員を信じるしか………」

ミッションクリアまで、逃走者達は漕ぎ着けるのか!?次回、クライマックス!








27:00

黒尾鉄朗(裏)/しずくちゃん(表)/しずくちゃん(裏)/シトロン(表)/デイル・レキ(表)/ペンギン(裏)/谷地仁花(表)/月(裏)/烈(表)

残り9人

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.81 )
日時: 2021/05/17 21:00
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

黒尾(裏)
「残りの逃走者の誰か………! 来たか」

谷地(表)
「えっ!?あっ!おーい!屋上はこっちだよーー!」

しずくちゃん(裏)
「ここで待ってたらいいんだね?シトロン君(表)も早く!」

シトロン(表)
「ぜぇ……ぜぇ………危ないところでしたでしょうか………」

新たに屋上付近に辿り着いた、しずくちゃん(裏)とシトロン(表)……この時点で、屋上の鍵が4個揃っている……

シトロン(表)
「やはりまだ鍵も人数も足りませんよね……」

黒尾(裏)
「まぁな。烈(表)としずくちゃん(表)と月さん(裏)が、残りを取りに行ってくれてるが………もしこれで達成できなかったら、の事も考えとかないとな」

しずくちゃん(裏)
「そうだよね、もう時間もないし……仮に25分のままで外に行けなくなった時のための対処法も考えとかないと」

谷地(表)
「やっぱりそうなるよね……でも、一番はミッションクリアだけど………!」

残り時間はあと僅か、そのため、ミッション失敗も視野に入れ始める……




※牢獄α

サタン(裏)
「あっ!ブラウンちゃん(表)、お疲れ様!」

ブラウン(表)
「おつかれ……一応頑張ったんだけど、ダメだった………」

キーボ(裏)
「まぁまぁ、今回は街雄さん(表)……いや、紗倉(表)を復活させてくれたんだろ?復活者出してくれただけでも嬉しいって」

山口(裏)
「そうだぜ!それにここまで逃げられてたのも凄いしよ………えっと?お前は………」

ブラウン(表)
「孤爪研磨(表)。今ってもう名前言ってよかったよね」

桃(裏)
「おっ!研磨(表)も来てたんだな!牢獄のメールで名前出なかったから誰だかわからなかったけど……捕まったけど、一緒にいられて嬉しいな!」ぎゅう

ブラウン(表)
「もしかしてキミ、翔陽(表)?近いって………」

りすくま(裏)
「ふふ!二人とも仲良しだね!」

グリズリー(裏)
「そうだなぁ……って、オレらも和やかに会話してる場合じゃねぇだろうけどな……」




烈(表)
「よし!無事に着いたな……自首用電話!」

2つ目の鍵の獲得のため、自首用電話で牢獄の者と再び連携を取る烈(表)!

烈(表)
「シルバーマンジムの関係者……恐らく、あの子は別の牢獄にいるはずじゃ。βの方にかけるぞ!」ピポパ

これで牢獄に電話をかけるのは二度目のため、次は牢獄βに電話をかける!



プルルル、プルルル………ガチャ!



『もしもし?どうしたのかな、また条件に関しての電話?』

烈(表)
「おっ!もしもし、そうなんです!今ちょっと、シルバーマンジム関係者の奴に頼みたいことがあって!条件にあってる奴います?」


『え?となると………紗倉さん(表)かな?おーい!紗倉さん(表)!烈くん(表)が用事あるんだって!』

街雄(表)
『え?私に?………もしもし!烈(表)、どうしたんだよ?またマイクのことか?』

烈(表)
「あぁ!手短でいいが……ちょっとマイク当ててっから、受話器というか、VIPルームに向けて思い切り言いたいことを叫んでくれよ」

街雄(表)
『おう!?………わかった。一応耳は少し離しとけよ』

ひびき(表)がVIPの面々にどうしても言いたいこととはいったい………!
















街雄(表)
『【街雄さん(表)!私を信じてくれたVIPのみんな!!すぐに捕まっちまって………アイツに嵌められてごめええええええん!!!!!】』

烈(表)
「………ん?嵌められた………って、なんだ???」

街雄(表)
『いやー、それが私が捕まったのはな………』

円堂(表)
『紗倉さん(表)。語りたくなる気持ちはわかりますが、時間も惜しいので、早く切ってあげないと……』

街雄(表)
『おっ!?そうだったな!ミッション頑張れよ!烈(表)!』

烈(表)
「お、おう!任せとけよ!じゃあな!」ガチャン!

烈(表)
「確かにもう1分ほどじゃ。早く向かわなければ………!」

鍵の回収と、屋上へ来ることまでしなければ、ミッションは達成できない!




※牢獄β

街雄(表)
「しかし、烈(表)もこれから鍵を回収しに行かないとなのか……これ間に合わねぇんじゃねぇのか?こういう事言うのもなんだけどよ……」

モンブラン博士
「そりゃあ不安になるだろうけど〜、みんなを信じよう〜?せっかくミッションに動いてるんだし〜」

マキ(表)
「………だな。さすがにこれで全部鍵は揃ってるはず……………」




プルルル、プルルル!


マキ(表)
「って!?まだ掛けてくるやついんのかよ!??」

まだ、協力しないといけなさそうだ……!


「えっと?もしもし!こっちは牢獄βだけど……」

月(裏)
『もしもし!?ワイ、月(裏)が鍵持っとるんやけど……そっちにクロイツからの奴おるか!?協力してほしいんや!!』


「クロイツ出身の子!?はい、ちゃんといますけど……」

ブラウン(裏)
「ラティナのことかな?うん!ラティナ、月さん(裏)のお手伝いをするよ!いったい何を受話器に向けて話せばいいの?」

月(裏)
『そうやな、じゃあラティナ……どっちのラティナや?』

ブラウン(裏)
「あっ!(表)の方のラティナだよ!」

月(裏)
『ラティナ(表)はVIPの奴らに向けて、ゲーム終了した後にやりたいこと言うてくれんか?一言でも十分や』

ブラウン(裏)
「うん、わかった!月さん(裏)も急がないとだし、一言だけ言うよ!」

もう時間もない中、ラティナ(表)はVIPの者達に何を言うのか……?

















ブラウン(裏)
「『デイル(表)!デイル(裏)やもう一人のラティナやみんなと一緒に、花火を見に行こう』!」

月(裏)
『あー……そういや冬期花火大会やるて、天悪が言うてたな(この逃走中の収録時期は去年の11月頃)……わかったわ。デイル(表)達も喜んでくれるやろうな。ありがとなラティナ(表)。急いで屋上まで行ってくるわ!』

ブラウン(裏)
「うん!月さん(裏)、気をつけてね!」ガチャッ

街雄(裏)
「うわ〜!花火は僕も楽しみだなぁ!七松先輩(裏)達も連れてってくれるって言ってましたもん!」

塵(表)
「モイモイも!きっととってもきれいな花火がたくさん見られるよ★」

シャミ子(裏)
「花火か………たまにはきらびやかなものを眺めるのも悪くないだろう。 ………ほら、うるおい(裏)もソニア(表)も!いつまでそこの隅で落ち込んでいるのだ。過ぎたことは仕方ないだろう?」

桃タロー(裏)
「ご、ごめんなさい!まだ衝撃が抜けなくて……」

ラグナス(表)
「あの方はもう、猛威を奮うことはないとはいえ……みなさんにご迷惑をおかけしてしまったことを考えると………」(_ _|||)

グリズリー(表)
「そりゃあ向こうにとっては波乱になるだろうけど、みんななら大丈夫だってば〜」

月島(裏)
「あの者達なら真相に辿り着けるだろう!彼らを信じるのだ!」




月(裏)
「………ふぅ。なんとか鍵は回収できたな」パシッ



月(裏)

屋上の鍵 獲得
残り1個



月(裏)
「はよ屋上に行かな………待てよ??残り時間あと何秒や………!?」

鍵を無事に回収できた月(裏)だが………



エリア縮小まで
残り1分



もう、時間が無い……!




ハンター
「…………」



しずくちゃん(表)
「月さん(裏)の薦めで、私が先に牢獄αの兵太夫さん(裏)に即興ネタを隣の人にやるようお願いして、本当にやってもらったのはいいんですけど……月さん(裏)、大丈夫でしょうか……?」

月(裏)より先に、牢獄との連携を取っていたしずくちゃん(表)。実は……



━━━━━━━━━━━━━━━


月(裏)
「あったわ、自首用電話!」

しずくちゃん(表)
「あぁ〜……!ぼくの見つけた鍵の近くにあってよかった!……だけど、ゲームマスター視点から見て、おかしいと思わなかったのかな」( ;´・ω・`)

しずくちゃん(表)の見つけた鍵の近くで、別の自首用電話を見つけた月(裏)としずくちゃん(表)。二人がまずかけた牢獄は……

月(裏)
「うん…………2つ牢獄があるんやな。じゃあ牢獄αにかけてみよか」ピポパ

しずくちゃん(表)
「うん………クロイツの子も忍たまの子もいるかな………」




プルルル、プルルル!


りすくま(裏)
『もしもし!もう時間ないけど……まだ鍵が残ってるの?』

月(裏)
「もしもし。せや、その件でクロイツ出身の奴と忍たまの奴の力を借りたいんやけど……中身がそうなっとる奴はおるか?」

りすくま(裏)
『忍たまなら兵太夫(裏)としんベヱ(裏)がいるよ!でも、クロイツからの人は……』

しずくちゃん(表)
「! そっちにはいないの!?」

牢獄αに電話をかけるも、この牢獄にはクロイツ出身者はいない……

月(裏)
「なら………しずく(表)。先に兵太夫(裏)かしんベヱ(裏)に即興ネタやってもらって、鍵を取って屋上行っとってくれ。ワイは後から牢獄βに協力もろて向かう」

しずくちゃん(表)
「わ、わかった……!じゃあ兵太夫君(裏)かしんベヱ君(裏)のどっちかが、隣の人に向けて即興ネタやってくれないかな?」

守一郎(裏)
『えー?ぼく、タダで即興ネタやるのはちょっとなぁ』

喜八郎(裏)
『となると、僕が隣にいるしんベヱ(裏)に向けて即興ネタやればいいんだね?いいよ!
じゃあ綾部先輩(裏)の持ちネタである【あややピース】をやるから、ここナレーションベースで流しといてよ』

しずくちゃん(表)
「えぇ……」

スタッフ
『うっ!?わ、わかりました(?)』

守一郎(裏)
『綾部先輩(裏)が調子乗らないように調整してるねー』

こうして、無事に兵太夫(裏)に協力を貰ったあと……



しずくちゃん(表)
「あぁ!よかったです、ちゃんと鍵が取れるようになってます……!月さん(裏)の為にも急がないと!」パシッ



しずくちゃん(表)

屋上の鍵 獲得
残り2個



ハンターの目に見つかることなく、屋上の鍵を回収、屋外から屋内に戻り、屋上の鍵を用いに屋上へ向かっていたのだった……!



━━━━━━━━━━━━━━━


しずくちゃん(表)
「あともう1分もありませんよ………あ!みんながいる!」



デイル(表)
「おーーい!しずく(表)!こっちこっち!」

ペンギン(裏)
「これで7人目だね〜。鍵も粗方揃ってきたかな?」

月(裏)の采配により、しずくちゃん(表)も無事に屋上付近へ辿り着いた!なお、デイル(表)とペンギン(裏)は、烈(表)やしずくちゃん(表)が牢獄と連携を取っている間にこの場に辿り着いていたのだ……

黒尾(裏)
「しずくちゃん(表)も言ってた通り1つだな。これで屋上の鍵は8つ揃ったが………」

谷地(表)
「全部揃わないと、クリアになりませんよね……」

シトロン(表)
「今ここにいない人は、月さん(裏)と烈(表)だけですよね……二人とも、間に合うといいんですが……!」

しずくちゃん(表)
「月さん(裏)……烈君(表)…… どうか無事にここへ来て……!」




烈(表)
「時間がもう間もないな……!あと少しで鍵の在り処に着くぞ!」



月(裏)
「外におる限り、あと1分ぐらいで屋上まで行くんは無理や……あかん、これやとワイがやられる上、迷惑かけてまう!!」



ミッションクリアの行方は、この二人に託された!残り時間後わずかかつ、ミッションクリアが絶望的な中、どう立ち回るのか……!




エリア縮小まで
残り40秒



月(裏)
「どうしよう……これじゃあ屋上の鍵を届けられない……!ここで諦めちゃうとみんなが困るから、嫌だよ……!」

月(裏)、もう演技も取れてしまうほど、緊迫している!しかし、このまま何もできないと、校外にいる月(裏)は強制失格となり、エリアも狭まり、通報ミラーも存在し続けてしまう!

月(裏)
「何とかして……この鍵だけでも屋上に届けられないかな……でも、どうしたら………
ん!??」

月(裏)、外から校内を眺めて、何かに気づいた!月(裏)が見つけたのは………

















烈(表)
「着いた!鍵は取った………あとはギリギリでも屋上へ行くだけじゃ!」

最後の屋上の鍵を取った、烈(表)だ……!



烈(表)

屋上の鍵 獲得



月(裏)
「烈さん(表)もここまで頑張ってたんだ……! だいじょうぶ、この学校、窓ガラスはないみたいだし、体にぶつからない限りは……!」ブンッ

月(裏)、烈(表)のいる教室目掛けて、フォームをとり………!




















月(裏)
「えいっ!!」ヒュンッ!

屋上の鍵を投げた……!




ヒュルルル………!

烈(表)
「ん?後ろから何かが……うぉっ!??」パシッ

烈(表)も、ナイスキャッチで3つ目の鍵を入手……!

烈(表)
「これは……そうか。嬢ちゃん、あとは任せておきなさい……!」タタッ



月(裏)
「烈さん(表)……わたしの分まで、みんなのことをお願い………!」

ハンターや通報ミラーの目をかいくぐり、ミッションクリアなるか!



エリア縮小まで
残り30秒



烈(表)
「ええい!!あるシャープペンシルの芯は全部使うぞ!烈(表)よ、悪く思うな!」バババ!!

通報ミラーA
「うまい」もぐもぐ

通報ミラーB
「ぷまい」もぐもぐ

自らの前にある通報ミラー全部に、シャーペンの芯をあるだけ食わせる烈(表)……!



20

19

18

しずくちゃん(裏)
「えっと……二人とも来ないよ?このままだと、ミッション失敗になるんじゃあ……」

シトロン(表)
「このまま固まり続けると、ハンターも気づいてしまうかもしれません……ミッションは諦めて、今を耐え忍ぶしかないかもしれませんね……」

しずくちゃん(表)
「そんな!せめて……せめてミッションのメールが来るまで、待つことは………!」

残り時間が後わずかな上、月(裏)も烈(表)も来ないことで、ミッションを諦める案も出始める……

10

9

















烈(表)
「いたぞ!! こっち鍵3個持ってる!!鍵穴に差しゃいいのか!?」

しずくちゃん(表)
「あっ!! きた!烈君(表)!!」

残り10秒切ってから、烈(表)が屋上付近へ到着!

黒尾(裏)
「烈(表)!これで鍵が全部揃ったはいいが、月さん(裏)は……」

烈(表)
「月さん(裏)のことは後だ!お前らも早く!!」ガチャン!!!

しずくちゃん(表)
「う、うん!」ガチャン!

烈(表)の気迫に押され、この場にいない月(裏)を除いた全ての逃走者達が、11個の鍵を鍵穴に差し込んだ!




ギィィィ!!ぐにゃあああああああ………!!

谷地(表)
「うわあああああっ………!」

シトロン(表)
「屋上が開きましたけど………これで、牢獄が………!?」
















街雄(裏)
「うぅ………あれ?あそこにいるの、シトロンさん(表)たちじゃないですか?」


「あ!ということは……ミッションが成功したってことだよね!?」

烈(表)
「メンバーからして、牢獄βの奴らか!? ………あ!! となると、時間………!!」




10:00

9:59

9:58



ペンギン(裏)
「わ〜い!ちゃんと10分に短縮されてる〜!本当にミッション成功できたんだ〜!」

しずくちゃん(裏)
「やった〜!これで逃走成功まであと僅かだ〜!」

幾多の危機を乗り越えた9人の逃走者達……無事に時間短縮に成功した……!



25:01

ミッションクリア




※VIPルーム

ピリリリ、ピリリリ!


谷地(表)の中の人
「あっ!!来ました!!………ミッション結果のメール………!」

日向(表)
「ど、どうなったの……!?」

谷地(表)の中の人
「[MISSION.5結果 ミッションに参加した多くの逃走者達の活躍により、次元の調整に成功し、ハンターは4体放出されたが、ゲームタイマーが残り10分にまで短縮され、校外エリアも保持されたままとなり、通報ミラーは全て元の鏡へと戻った]!!」

一同
「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」

朱美(裏)
「こんな大変な中でミッションを成功することができたんですか!?みんなすごいですよ!」

ソニア(表)
「(烈(表)の中の人の名前)、間に合ってよかったな!かっこよかったぞ……!」

茶柱(裏)
「そりゃあ(烈(表)の中の人の名前)さんもすごかったけど、一番はやっぱり(月(裏)の中の人の名前)だろ!(月(裏)の中の人の名前)が鍵を投げてくれたおかげでクリアできたんだからな!」

月(裏)の中の人
「おう!まさか鍵を投げるなんて荒業やるとはなぁ〜。けどおかげでみんな助かったんやし、後で少しは褒めたろ!」

立向居(表)
「まぁMVPの一人として有名になるだろうね……でも、これで万事解決ってわけでもないよね?」

小狼(裏)
「あ!! そうだよ………ゲームはまだ終わってないし、終わらせないといけない……!」



谷地(表)
「これで、ミッション成功になったんですね!嬉しいです!………でも、名残惜しいけど、そろそろ逃走に戻らないと……」

しずくちゃん(裏)
「あ! そうか……まだあと10分逃げないといけないんだし、ハンターもこれで合計10体に増えちゃったから……」

街雄(表)
「え?お前らもう行っちまうのか?せっかくこうして会えたのに?」

デイル(表)
「残念だが、まだ逃走中は終わってねぇからな………まだ、な」

リデル(裏)
「そう………だよな………… まだ、これで終わりとは言えないから。このままみんなを見届けよう」

シトロン(表)
「え?えっ??………どういうことですか?」

デイル(表)の含みのある言い方の正体をよく知っている牢獄βの確保者達は、逃走者達が解散しようとしているのを止めず、緊張した面持ちで見届ける……



ペンギン(裏)
「まだ別の条件を見つけられてない。だからこそ……ここからは別の条件を、残り一人になる前に見つけないと……な」



黒尾(裏)
「絶対どこかに隠されてるはず……待っててね、サトシ(裏)。みんな……!」

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.82 )
日時: 2021/05/17 21:08
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

シュンッ!


ハンター
「……」



シュンッ!


ハンター
「………」キョロキョロ



ゲームタイマーが10分にまで短縮されたことで、校外エリアはこのまま現状維持となった代わりに、ハンターが新たに4体追加され、合計10体に増えた!




黒尾(裏)
「サトシ(裏)と約束したもの……サトシ(裏)に愛の鍵を使って、一緒に過ごすって。だから、絶対にこの逃走中を正しい形で終わらせなきゃ!」



しずくちゃん(表)
「やっぱり、あの人はどこか、おかしい気がするんです……一応、その違和感についても知っておきたいな……」



しずくちゃん(裏)
「あと10分……それでも気は抜けないよね。もう一人のぼくもまだ残ってるんだし、勝つのはぼくだよ!!」



シトロン(表)
「復活させてもらえて、ここまで残れるなんて、とても光栄なことですよ……ですから、牢獄のみんなのためにも、僕を復活させてくれたVIPのみんなのためにも!逃げ切ってみせます!」



デイル(表)
「そりゃあ今回のルールからして、10分経ってもめでたしめでたしにはならないだろうからなぁ……できればこの時間で決着つけるぞ!」



ペンギン(裏)
「ゲームマスターがどういう気持ちで、このゲームを見てるのかはわからないが……現在わかってる終了条件にだけはしたくない……と思う」



谷地(表)
「今までのミッションの内容といい、さっきのデイルさん(表)の発言といい……やっぱりこのゲーム、何か隠されてるね。僕も気をつけないとな………」



月(裏)
「よかった………!みんな、ありがとう!わたしの代わりにミッションやってくれて………わたしも、ぜったいに逃げ切らなきゃ」



烈(表)
「本番はここからじゃろうな。ここまで多くの逃走者を掻き回してきたあの条件を打ち砕く条件を探さねば……」



対する逃走者は残り9人!この9人の中から、逃走成功者が現れるのか!それとも……!?




すず(表)
「しずくちゃん(表)は、皆さんと共に、エリア内へ逃げなくてよかったのですか?そろそろこの場にハンターが来てもおかしくないはずですが……」

しずくちゃん(表)
「いえ、逃げる前に、みなさんに聞きたいことがあるんです……一回お話しても大丈夫ですか?」

円堂(表)
「僕達にかい?もちろんいいよ。君が気が済む時まで付き合うさ」

他の逃走者と違い、牢獄βのある屋上に滞在したままのしずくちゃん(表)……どうやら牢獄βの確保者に確認したいことがあるようだ……

しずくちゃん(表)
「ありがとうございます。その、私、今まで塵さん(表)や烈さん(表)の協力で、この逃走中で妨害が起きた原因を調査してたんですけど……今まで色んな人達と協力して、逃走中の真相に近づいてきてるのはいいんですけど……その協力してくれた人の中で、あの人……(謎の逃走者の名前)さんのことで気になることがあって………結局、あの人は誰だったんでしょうか?」

塵(表)
「あーーー………それがね……」

ラグナス(表)
「ごめんなさい!!しずくさん(表)!!!わたくし、とんでもない事をしていました………!!!」土下座っ

桃タロー(裏)
「あ、あたしもごめんなさいっ!!」土下座っ

しずくちゃん(表)
「え!?えっ!??そ、そんな!なんでソニアさん(表)やうるおいさん(裏)が謝るんですか……!?二人とも、悪いことはしてないのに………」

シャミ子(裏)
「その通りだが、二人がこうなるのも無理はない。なぜならアイツの正体は………」ボソボソ………

しずくちゃん(表)
「えっ!?そん、な………!?こんなこと、いいんですか………!??」

しずくちゃん(表)がサタン(表)や牢獄βの者達から聞いた真実とは……!?




しずくちゃん(裏)
「よーし!あと9分切ってる……!このまま逃げ続けられたら、賞金も愛の鍵も手に入れられる!……まぁ、決断の時は今だろうね」

これまで意外にも冷静に逃げ続けていたしずくちゃん(裏)にも、逃走成功の時が迫っていた……!

しずくちゃん(裏)
「まぁ、煩悩に悩まされるのも癪だけど?今まで悩んでいたのを、逃走で誤魔化してたんだから、考えといて損は無いよね」

しずくちゃん(裏)には愛の鍵の使い先が、複数いるようだ……




ハンター
「………」

しずくちゃん(裏)に迫る、1体のハンター……!




しずくちゃん(裏)
「うーん、あくまで夢の中扱いになるわけだから、当人以外に話すつもりはないけど?」



ハンター
「………」



しずくちゃん(裏)
「だけど、相当決めるのに勇気がいるね………」



ハンター
「……………」

















しずくちゃん(裏)
「………よし、一回深呼吸はさ………!!」

ハンター
「………!!」

見つかった………!!




しずくちゃん(裏)
「くっ!気づくのに遅れた……!」

ハンター
「………!!」タッタッタッ




サタン(裏)
「ねぇ!向こうから来てるの、しずく(裏)じゃない!?」

三木ヱ門(裏)
「ハンターに追われてる……このままだと、すぐに捕まるよ!」

キーボ(裏)
「しずく(裏)………!?早く逃げろ!!もう少しスピード出せ!!早く!!!」





しずくちゃん(裏)
「この声は、彼……?これで捕まれなくなった、けど………!」

[SHIZUKUCHAN inside]

牢獄αから声援が届いたが、ハンターもしずくちゃん(裏)に迫る……!




ハンター
「………!!」

しずくちゃん(裏)
「っく………!」ポン



8:31

しずくちゃん(裏)(中の人:苗木誠(裏)) 確保
残り8人



しずくちゃん(裏)
「ここで捕まったか………悔しい………!せっかく桑田クン(裏)がエール送ってくれてたのに」

キーボ(裏)
「え?あ!苗木(裏)オメー、オレのこと気づいてたのか!」

しずくちゃん(裏)
「今のボクに向けた声援の雰囲気と口調から見れば、誰だかわかるよ……それにしても、よくキミもボクのことがわかったね」

キーボ(裏)
「はは、エスパーだからな!というのは冗談で……クラスメイトのことなら、よくわかるからな!」

しずくちゃん(裏)
「そっか……本当に惜しいところまでいってたんだけどな」

級友に応援されるも、期待に応えられず……




ピリリリ、ピリリリ!


月(裏)
「え!?[グラウンドにてしずくちゃん(裏)もとい苗木誠(裏)確保、残り8人]しずくちゃん(裏)とはたくさん話したのに………」



黒尾(裏)
「ここから逃走者にも正体を明かされる形になるのね……これ以上の犠牲を出したくないわ!」



ハンター10体がいる逃走エリアの中を、逃走者達は逃げ切れるのか!








8:00

黒尾鉄朗(裏)/しずくちゃん(表)/シトロン(表)/デイル・レキ(表)/ペンギン(裏)/谷地仁花(表)/月(裏)/烈(表)

残り8人


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