二次創作小説(新・総合)

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スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
日時: 2021/05/03 07:38
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【これは俺達のもう1つの戦い】

どうもメイドウィンです、新から始まったスマブラ戦記のスピンオフ作品を作りました


【注意】
不定期更新
スマブラってあるけどスマブラ参戦作品は少ない
スマブラSP、及び『灯火の星』のネタバレ
他作品のネタとか出る
一応【スマブラ戦記】も見ておくことを推奨しておきます

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.13 )
日時: 2021/04/25 07:25
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………

バイオ
「ここが任天堂戦士達が休息する世界よ、最初はみんなここに送られるの」

天夢
「俺以外は?」

空束
「そう、今のところお前以外は」

バイオ
「ここでマスターに会って、アンケートをとってその人にとって1番好きなゲームの能力を与えられるの」

天夢
「ふーん………それって、やっぱり被ることもあるのか?例えば【スーパーマリオ】なんかは人気だから挙げる人も少なくないよな」

空束
「マリオは作品数も多い、同じマリオでも、作品ごとに別々の能力を与えられる」

バイオ
「ある人はマリオカートだったり、またある人はマリオパーティだったり」

天夢
「……そうなのね」

天夢達が話をしていると、船はテーブルに切り替わり、近くから料理が運ばれてくる

天夢
「………この船については?」

バイオ
「私も分からない」

空束
「過去の任天堂戦士が作ったもの、そう考える方が自然」

………

出された料理はハンバーグ、パスタと任天堂とは特に関係ない普通のものだった

天夢
「案外そういう系じゃなかったんだな」

バイオ
「そういうのは流石にね………」

空束
「栄養と味、それだけでいい」

バイオ
「マスター辺りが作ってるのかしらねぇ……」

天夢
「………あの、ちょっといいか」

天夢
「さっきから言う任天堂戦士の総本山的な、マスターっていうのはもしかして………」

天夢
「あの、ゲームでお馴染みの大きくて真っ白な……」

バイオ
「え?」

空束
「え」







バイオ
「あっ!あーー!!違う違う!ちゃんとした人、人だよ!」

空束
「腕が、喋るわけないだろう」

天夢
「そっ………そうだよね!!悪かった!!」

空束
「……マスター、マスターといえば」

空束
「お前の想像している、マスターハンドとクレイジーハンドの任天堂戦士は、まだ誰も見ていない」

天夢
「そんな幻の能力があるのか………出来ることも多いし仲間にしたいところだ」

バイオ
「……さて!食べ終わったことだしすぐ出発よ!」

食べ終わった皿は自動的に船の中に入り、変形しながら移動を再開した。

………

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.14 )
日時: 2021/04/25 07:32
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

…………

天夢
「それで、次はどの世界に向かうんだ?」

バイオ
「【謎の村雨城】よ」

天夢
「そんなゲームあったっけ?」

バイオ
「一応スマブラにも出てるし、今でも度々コンソール化や出演経験の多いベテランゲームよ……」

空束
「あそこは、同じく【謎の村雨城】の任天堂戦士、剣丸が先に向かっていた」

天夢
「村雨城の任天堂戦士か、やっぱり和風なのかな」


バイオ
「何はともあれ、出発よ!」

……………

……………

そして、天夢達は謎の村雨城の世界にたどり着いたが、そこは………
先程居たどうぶつの森の世界のように、見る影もないほどに焼けた跡が………

天夢
「また焼け跡が!?あいつら燃やすの好きだな!」

空束
「どういうことだ」

バイオ
「謎の村雨城の世界が………なんて酷い有様なの………」

天夢
「暗滅教が居ることは間違いないみたいだが、これは………」

バイオ
「………剣丸は!?彼は私たちよりもずっと強い剣士なのに!?」

天夢
「暗滅教に連れ去られた………なんてことがないといいが」



「くっ………ふっ、ふふ、それに関しては問題ないでござる」


天夢
「………えっ、ござる声!?」

バイオ
「あっ………この声は剣丸!よかった、無事だったのね!」

「あまり無事とは言い難いでござるが………今、姿を表すでござる」


風が周囲に集まって、男の姿が浮き彫りになっていった。
………その姿は、体に痛々しい傷が多数あり、左腕が欠けていた


「村雨忍法風車隠れでござる」

空束
「剣丸」

天夢
「貴方が、剣丸さん………」

剣丸
「む………そなたは見ない顔だが………新参の任天堂戦士でござるか?」

天夢
「虎伏天夢……です、バイオ達に助けて貰って………」

バイオ
「それより!!どうしたのその体!?この世界に一体何が………」

天夢
「そ……そうだ!それに片腕まで………」

剣丸
「心配ご無用、拙者この領域に来る以前より隻腕でござる」

剣丸
「と、それどころではなかったでござるな………」

剣丸
「村雨忍法、一夜城」

剣丸が指で文字を描くと、あっという間に煙から小さな城が出来上がる

剣丸
「ひとまずここに」

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.15 )
日時: 2021/04/25 07:41
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

剣丸
「この城なら、隕石でも落ちてこない限り安全でござるが……」

バイオ
「………落ちてきたのね、隕石」

剣丸
「ああ………拙者の考えが甘かったでござる」

空束
「一体、何が居た?」


天夢
「………というより、他に仲間は?」

剣丸
「否、拙者1人で向かっていたでござる」

剣丸
「暗滅教の反応がたった1人故に、数十人居たというどうぶつの森の世界をバイオたちに任せたのでござる」

天夢
「そういう事だったのか………」

剣丸
「だが、さっきも言ったように拙者は甘かった」


剣丸
「そこに居たのは単なる教徒ではない、この世界にいるのは………」



剣丸
「暗滅教の……幹部格だったのでござる」

バイオ
「!?」

空束
「!?」

天夢
「か……幹部、それってめちゃくちゃ強い奴だよな」

剣丸
「その者は誰も見た事ない奇っ怪な能力を使っていた、拙者の村雨忍法は通じず手も足も出なかった………」

剣丸
「この世界の主人公である鷹丸も奴らによって倒されてしまった………」

天夢
「………ゲームキャラなら復活出来るんじゃないのか?」

空束
「それはゲームで倒れた時の話だ」

バイオ
「ゲームキャラも暗滅教みたいなよそ者に倒されたら普通に死ぬのよ………だからいち早く私たちがなんとかしないといけないんだけど」

天夢
「…………それ、めちゃくちゃやばくない?」

剣丸
「暗滅教の反応が消えれば、後はマスターが直してくれるとはいえ………鷹丸なしで何処までやれるか…………」

天夢
「…………」

バイオ
「幹部格なんて………そんなの、私たちだけじゃ無理よ」

空束
「剣丸は負傷、1人は素人、勝算は低い」

天夢
「………だったら、もっともっと任天堂戦士を集めないと!」

天夢
「任天堂戦士は沢山いるんだろ?暗滅教と戦うなら仲間が必要だ!」

天夢
「何なら暗滅教とは別でなにか……何かないのか!?」


剣丸
「何か………ふむ」


剣丸
「あるにはあるが、信用できるか怪しいものでござる」

天夢
「あるのか!?」

バイオ
「げ、それってまさか……」

剣丸
「【光救教】」

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.16 )
日時: 2021/04/25 08:02
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

天夢
「………光救教?暗滅教と真逆な感じがするが…………」

空束
「光救教は、暗滅教に比べると活動はまじまじ、教祖も不明」

バイオ
「分かっているのはキーラという神を崇めている事だけ………それ以外全てが謎に包まれているの」

剣丸
「拙者が調べてみたところ暗滅教のシンボルであるダーズ神はキーラ神と敵対関係にある………もしも見つけられたら協力は出来そうでござるが………」

天夢
「そうか、見つけられるかって事か………」

剣丸
「拙者の知り合いに情報収集が得意な任天堂戦士はいないでござるし………」

天夢
「やっぱり任天堂戦士を見つけるしかないのか………ヨルノズクの他になんかこう、レーダー的な奴で探せないのか?」

バイオ
「空束がそんなの持ってなかったっけ」

空束
「ヨッシーをあちこちにばらまく、すると情報が全て俺に来る」

天夢
「そんなことしていたのか………」

空束
「…………早速、来た」

空束が城門を開けると、オレンジ色のヨッシーが手紙を持ってきた


天夢
「………これは?」

空束
「この世界の、任天堂戦士の数をメモらせた」

空束
「俺、天夢、バイオ、剣丸で計4人………」


空束
「………待て 」

剣丸
「これは……丸が3つ多いでござる」

バイオ
「私たち以外に任天堂戦士が3人もいるの!?」

天夢
「そのうち1つが暗滅教の幹部って可能性は?」

空束
「それだったら、ヨッシーはとっくにくたばっている」

バイオ
「問題はこれが敵か味方かってことね……暗滅教じゃなくても私たちに攻撃してくる任天堂戦士も結構いるから」

剣丸
「拙者たちから遠く離れたところには【F.D.X】という裏切った任天堂戦士の集まりもあるそうでござる」

天夢
「とにかく行ってみよう、どの道今の戦力じゃ勝てる可能性は低いんだろう」

バイオ
「私は剣丸をキンで治療してから行くわ」

剣丸
「面目ないでござる」

空束
「しばらく、俺とお前だけ」

天夢
「足でまといにはならないようにする」

空束
「乗れ」

天夢
「えっと………こうでいいのか?」

空束は腰を曲げて、天夢をおぶさる。

そのまま一気に走り込んだ!!

バイオ
「気をつけて!」

END

Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.17 )
日時: 2021/04/25 08:10
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第4話】
「相対する任天堂戦士」

空束と天夢は、かれこれ6キロは走って任天堂戦士を確認していたが………任天堂戦士どころか、人の気配すら感じられない程に静かだった

天夢
「どうだ?」

空束
「…………全然近づかない」

空束
「どうやら、向こうも移動している」

空束
「俺より速い 乗り物を使っている F-ZEROか?」

天夢
「ヨッシーよりも速いなんて、一体なんでそんなスピードで動いてるんだ……?そいつらも幹部を?」

天夢
「あとF-ZEROって何?」


空束
「ん?」

天夢
「どうした?」


空束
「気が付かなかった、あれは、なんだ」

天夢
「え?」

空束達が景色をよく見てみると、木や壁に小さく緑色の絵が塗られていた………

天夢
「………なんでこんな所に、絵?」

空束
「……インクで出来ているな」

天夢
「………【Splatoon】の任天堂戦士か?」

空束
「続いているな」

天夢
「それだ!追いかけてくれ」

空束はインクのついた壁や木を辿って駆け出していく………

…………


「なぁ姉御、暗滅教ってのはここらで間違いないのかい?」

「うっさいね、ガタガタ言う暇あったら飛ばしな!足はアンタにかかってんだからね」

「へいへい……ギン、そっちはどうだ?」

「生体反応無し、テンズ、マーキングしなさい」

「さっきやったでしょ………ほれ」パパパ

「なんでこんな事しないといけないわけ?」

「しゃーないでしょ、姉御が方向音痴なんだからこうでもしないと」

「それとも、全員揃って帰れなくなったらどうする?」

「うわー嫌だ、くたばるなら1人でくたばってくんないかな」

「お前らここでぶち殺すぞ」

「そーりーそーりー、冗談に決まってるでしょ」

「無駄話はいいから、さっさとポイント稼ぎに行くよ、今度は以前の倍以上は倒さないと承知しないからね!!」

「おーっす!」

4人の女達は、巨大な戦車に跨り村雨城の世界を踏み荒らしていく

そのうちの一人は、先程天夢達が発見したインクを辺り一面にばらまき、跡を残して行く。

彼女たちがそこに居た跡を………


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