二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
- 日時: 2021/05/03 07:38
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【これは俺達のもう1つの戦い】
どうもメイドウィンです、新から始まったスマブラ戦記のスピンオフ作品を作りました
【注意】
不定期更新
スマブラってあるけどスマブラ参戦作品は少ない
スマブラSP、及び『灯火の星』のネタバレ
他作品のネタとか出る
一応【スマブラ戦記】も見ておくことを推奨しておきます
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.23 )
- 日時: 2021/04/25 08:52
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
剣丸
「何をやっているのでござるかそなたらは!」
剣丸
「今こうしてる間にも、鷹丸はやられ村雨城の世界は崩壊寸前!」
剣丸
「拙者の不甲斐なさもあるが、それをほっといて仲間討ちなど!」
剣丸
「暗滅教の手にかかれば、お主の世界の主人公であるジロー殿やフォックス殿達も消えてしまうかもしれぬのだぞ!!」
マリー
「知ったこっちゃないんだよ!続編も作られないゲームなんて消えちまっていいんだよ!」
マリー
「ゴチャゴチャと沢山あるんだ、一個や二個消えたところでなんの問題がある!」
ギン
「それ、こっちにも刺さる」
オウカ
「スターフォックスがもう何年新作出てないと思ってるんの?」
テンズ
「セガはソニックだけ売ってると思ってそう」
ギン
「カプコンはロックマンだけ………」
マリー
「は?何言ってんのカプコンといえばバイオハザードだろ」
オウカ
「何言ってんのモンハンだから、カプコンはモンハンだけ作ってりゃいいのよ」
テンズ
「いやカプコンといえばストリートファイター………」
バイオ
「スマブラの小説でカプコン製品の話をすんなーーーー!!!!」ゴロゴロゴロ!!
「「「「ぎゃあああああああああ!!!」」」」
天夢
「ば、バイオ強え………」
バイオ
「もう!ダブルエレキン作るの大変なのに!幹部用で持ってきたのにもう無くなっちゃったじゃない!」
空束
「どうする?」
剣丸
「話し合いも停戦も通じないとあれば仕方あるまい、捕まえて縛っておとなしくしてもらうでござる!」
天夢
「縛るってロープは?」
剣丸
「そこは村雨忍法でなんとかするでござる」
空束
「なら、俺たちで、あれを止める」
マリー
「捕まってたまるかよ!」
マリー
「レッドサイクロン………!!」
天夢
「あっ、また回しだした………くっ、こうなったら直接止める!!」
天夢は回転するマリーに向かって手を伸ばし…………
フニッ
天夢
「ん?」
マリー
「っ!!?」
空束
「あっ」
バイオ
「…………」
天夢
「……………」
天夢
「微妙に柔らかい何かに当たった」
バイオ
「ヨルノズクさいみんじゅつ!!」
天夢
「えっ」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.24 )
- 日時: 2021/04/25 08:58
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………
ヨルノズクの力でねむらせた後、剣丸はマスターアマゾネスの面々を縛らせた
剣丸
「ひとまずこの3人を任天堂戦士の世界に送ってから向かうでござる」
空束
「頼むぞ、剣丸」
マリー
「おいコラ!!何してんだ、おい!」
剣丸
「しかし本当に良いのでござるか?あの主格を残しておいて」
空束
「天夢が、ケジメつけたい、らしい」
天夢
「…………任天堂世界でよかった、リアルなら社会的に死んでた、心の傷で済んだ………」
空束
「小学生相手に、大袈裟な奴だ」
剣丸
「ま、まぁ年頃でござるからな………」
バイオ
「結果的に捕まえられたから良かったものの………」
天夢
「すごくつらい」
マリー
「お前いくらなんでも気にしすぎだろ」
天夢
「お前と空束が気にしなさすぎなんだ!!」
空束
「俺悪いの?」
マリー
「小学生の胸ぐらいでな、ちょっとびっくりはしたけど」
天夢
「…………女の子やぞ」
バイオ
「まぁこれでも貴重な戦力だから、今回だけでもキビキビ働いてもらうわよ」
マリー
「それはいいけどよぉ、この縄解いてくんない?」
空束
「そのままでも、クルクル回れるだろ」
天夢
「………もう少しだけ待ってて」
剣丸
「では、しばらく失礼する」
……
天夢
「えっと、マリーちゃんだっけ」
マリー
「ちゃんとかつけんなよ」
天夢
「嫌なら言わなくていいけど、どうして現実に帰りたくないんだ?」
マリー
「お前は帰りたいのかよ」
天夢
「そりゃ、まあ……家族とか心配してるだろうし、将来があるからな………」
天夢
「下手にここに居すぎて留年も嫌だし」
天夢
「その上で、可能な限りこの世界で力になりたいと思ってる」
バイオ
「私も同じよ、まさかこんな姿で呼ばれるとは思ってなかったけど………子供の頃から楽しませてくれたゲームだから」
空束
「だが、それはそれとして、俺達にはやるべきことがある」
マリー
「ふーん………」
マリー
「あたしは将来とか、家族とか、大事とも思ってない」
天夢
「それって………親が勉強強要して反動でこうなったタイプ?よく聞くが………」
マリー
「そういうのでもない」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.25 )
- 日時: 2021/04/25 09:04
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
マリー
「アタシは家だと、何者でもなかった」
マリー
「好かれることはなかったし、特別嫌われてるわけじゃない、本当に『どうでもいい』子だと気付いたのは最近だった」
マリー
「見栄えの為に服装だけは整って、死なれたら困るから飯を出す」
マリー
「それ以外は何もしてくれない、親はアタシのことをなんとも思ってないんだ」
空束
「考えすぎだ」
天夢
「そう言ってやらないでよ……なんで、そう思った?」
マリー
「………あたしの事を、何も覚えてなかったからだ」
天夢
「何も覚えてなかった?」
マリー
「生まれて5年かそこらは経っている、それなのに誕生日も、好きな食べ物も、アタシの居た学校も覚えてない」
マリー
「あたしの何もかもが、家族の記憶にない、決め手になったのは………ここに来る直前」
マリー
「アタシはたまたま聞いたんだ、唯一聞いた、アタシの名前、親の言葉」
マリー
「あの娘、どうしてマリーって名前なんだっけってさ、別にどうでもいいやってさ」
天夢
「……………」
マリー
「結局アタシは存在意義すら感じられない、親にとって真のいらない子だったんだ」
マリー
「いらないってのはさ、いなくなってほしいじゃなくて」
マリー
「いなくても困らないって事なんだよ」
バイオ
「…………」
マリー
「その点ここはいい」
マリー
「昔っからアタシを人間扱いしてくれるのはPCのチャットサイトの奴らだけだった」
マリー
「キラキラネームが幸いして、本名でも難なく溶け込めたし、気のいいヤツらが多かった」
マリー
「あのマスターアマゾネスの集団も、顔も名前も知らないアタシをああやって受け入れたんだ」
マリー
「結構住み心地いいんだよ、ここは」
天夢
「……………分かった」
マリー
「お前らに協力はしてやる、暗滅教ってのをぶっ倒すのも面白そうだから参加する」
マリー
「だが帰る気はさらさらない」
バイオ
「ふーむ………これは困った所ね………」
天夢
「分かった、マリー………俺と勝負だ」
天夢
「お前が勝ったら好きにしていい、俺が勝ったら」
マリー
「いいよ、何も言うな」
マリー
「勝つのはアタシなんだからさ」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.26 )
- 日時: 2021/04/25 09:09
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
マリー
「好きなだけかかってこいよ、胸を触るのはナシだけどな」
天夢
「言われなくても………触らないようにするよ」
マリー
「ま、さっさと終わらせるさ」
マリー
「このローリングウエスタンの回転力に勝てるわけないんだからな!!!」ギャルギャルギャル!!
マリーは再び真っ赤に縦回転して天夢に突っ込むが、腕を伸ばして回避される
天夢
「っぶねー…………」
マリー
「お前!やっぱり素人だな!ARMSはアタシも知っているが、今のお前は『手を伸ばす』事しか出来ないんだな!?」
マリー
「能力もマトモに使えないやつがアタシと勝負だ?世界を救うだ?甘いんだよ!!」
マリー
「これでもチャットじゃ最強なんだよ、アタシはな!!」
マリー
「ザ・ローリングウエスタンだって2作品全部やり込んだ!暇だったからな!!」
天夢
「…………ああ、確かに俺はARMSというゲームのことを何も知らない!甘いかもしれない!!」
天夢
「それでも俺は!!」
天夢
「マスターに選ばれた任天堂戦士なんだよ!!」
天夢は腕を伸ばしてマリーの腕を掴む
マリー
「ちっ、こんなもの………レッドサイクロン!!」
マリーは回転するが、マリーを中心に天夢も回り始める!!
天夢
「その回転を利用する!!伸縮式…………放り投げ!!」
ブウウンッ!!
マリー
「なっ…………がっ!!」
そして天夢は腕を引き戻し、ハンマー投げの要領で遠心力を加えてマリーを投げ飛ばした!!
マリーは壁に激突し、瓦礫が降り注がれる
天夢
「…………あっ、しまった!大丈夫か!?」
マリー
「大丈夫なわけねーだろ!!」
……………
空束
「やっと、従う気になったか」
マリー
「まぁ、負けは負けだ………ちっ、仕方ねーな」
マリー
「それで?お前アタシが負けたら何をさせる気だったんだ?」
天夢
「俺が勝ったら…………」
天夢
「暗滅教を蹴散らすまで仲間になって、俺のそばに居てくれ」
剣丸
「なんと!?」
バイオ
「えええ!?」
マリー
「………お前、馬鹿なのか?」
天夢
「それは分からない」
マリー
「まあいいや、だったらこれから付き合わせてもらうぜ、その冒険にな」
END
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.27 )
- 日時: 2021/04/25 09:15
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第6話】
「クロスオーバー」
新たにマリーを仲間に入れた天夢一行は剣丸に導かれ動く
マリー
「で、暗滅教の幹部がいるってのは間違いねぇんだな?」
剣丸
「いかにも」
天夢
「その………剣丸さん、その幹部格って一体どんな能力を持っているんです?」
剣丸
「ふむ………その物は自然を操り、自由自在に足場を組み替えられる奇っ怪な力を持っていた」
剣丸
「そして、あらゆる物を加工することも出来た」
バイオ
「そんな任天堂作品あったっけ?」
空束
「聞いたことない」
マリー
「…………てか、それって任天堂作品っつーか…………」
天夢
「マイクラだよな」
剣丸
「マイクラ?」
バイオ
「マインクラフト、石や木を採取して加工して、自由自在な生活が出来るのが特徴のゲームね」
バイオ
「でもあれは任天堂のゲームじゃないわよ?任天堂戦士はその名の通り、任天堂作品の力しか得られないはず………」
空束
「だが、剣丸が嘘や見間違いをするようには、思えない」
天夢
「俺たちが知らないだけで、そういうゲームも発売されてたのかな………?」
‥‥‥
一方、村雨城の世界にある暗滅教のアジトは‥‥‥‥
「さて、シュミレーションはこんなものでいい」
「ダーズ様が書き換えた後の理想の世界は、こんな風にしておけば問題ないだろう」
男は巨大なミニチュアの部屋で、山や川を作り‥‥‥ひとつの大自然を作り出していた
「マルキュー、マルキューよ、聞こえますか」
と、ミニチュアの城の部分から小さなダンテの幻が飛び出してきた
マルキュー
「その声は、ダンテか」
ダンテ
「優秀な任天堂戦士を見つけたと聞いたのですが」
マルキュー
「悪い、後一歩というところで逃がした‥‥‥だが、どうやら仲間を連れているらしい」
マルキュー
「今度こそお前のところに送ってやる」
ダンテ
「援軍は必要ですか?」
マルキュー
「必要ない、ダーズ様から与えられた俺の『能力』は無敵だからな」
ダンテ
「マスターではなく、ダーズ様に能力を与えられた者が居たとは‥‥‥私も驚いていますよ」
マルキュー
「お前もある意味では能力貰ってるようなものだと思うが」
ダンテ
「私は貴方ほど大それた事は出来ないので」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13