二次創作小説(新・総合)
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- スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
- 日時: 2021/05/03 07:38
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【これは俺達のもう1つの戦い】
どうもメイドウィンです、新から始まったスマブラ戦記のスピンオフ作品を作りました
【注意】
不定期更新
スマブラってあるけどスマブラ参戦作品は少ない
スマブラSP、及び『灯火の星』のネタバレ
他作品のネタとか出る
一応【スマブラ戦記】も見ておくことを推奨しておきます
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.33 )
- 日時: 2021/04/25 09:48
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
マルキュー
「なんだ?地雷のつもりか………」
バイオ
「こんなものでも撒いておけば牽制にはなるでしょ?」
マルキュー
「くだらない………地雷というのはこういうものだ!」
マルキューは地面を叩くと、石の床が変化して砂になり、サボテンが生える!!
マリー
「なっ、砂漠になっちまった……!!」
マリー
(くそっ、砂のせいで速度が出ねぇ……これじゃ攻撃が………)
天夢
「くらえ!!」ブンッ!!
マルキュー
「おっと………【ARMS】か、だがまだ使いこなしているわけではないようだな」
マルキュー
「なら、お前は別に最後でもいいな」
マルキュー
「最初は…………」
マルキュー
「これだ」
マルキューはダイヤモンドの斧を複数作り出して、マリーの方へ目掛けて…………
天夢
「マリー!!」
その瞬間天夢が腕を伸ばしてマリーを引っ張り出し、救出した
マリー
「お前!?」
天夢
「危なかった…………」
マルキュー
「しぶとい奴め……だが、まだ腕を伸ばす程度しか出来ていないお前に出来ることなど!」
バイオ
「ヘキサリア!!」
マルキューは槍を飛ばすが、バイオが放ったキンによって受け止められる
空束
「ほら、返すぞ!!」ブンッ!!
マルキュー
「ならばこっちも黒曜石の壁!!」カーン
剣丸
「村雨忍法!!」
マルキュー
「そんなものが………」
マルキュー
「適合者に効くかああああああああぁぁぁ!!!」
マルキューは辺り一面にダイヤモンドの武器を放出して、まとめて飛ばす!
更に背後からTNTが追加され
ボボボンボボボボボボ!!!!
剣丸
「ぐっ!?」
バイオ
「うごっ………む、むちゃくちゃよ!!」
空束
「ぐっ……あおお」
空束
(今ので骨が何本か折れた、剣丸が負傷するのも、納得の強さ)
空束
(バイオはどうだ、そもそも人間じゃないから、よく分からん)
空束
(天夢は………?)
マリー
「お…………お前」
天夢
「………」
天夢の体には、他の面々以上のダイヤモンドの破片が突き刺さっていた。
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.34 )
- 日時: 2021/04/25 09:54
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
天夢
「………マリー」
天夢
「大丈夫か………」
マリー
「お前、なんで………」
天夢
(不思議と痛みはない、だが……体が動かない、もう死ぬ寸前なのだろうか………?)
天夢
(あれ?)
天夢
(そういえば、前にもこんな事があったような、)
マリー
「お前、どうして、そんな体に…………アタシを、庇って………?」
剣丸
「天夢!!」
バイオ
「天夢君!」
マルキュー
「ん、あの男が死ぬ寸前か」
マルキュー
「ちょうどいい、こいつらももう戦える体でもない………と」
マルキュー
「贄に捧げる前にダンテに報告するか」
マルキューは再びミニチュアに近付くと、ダンテの姿が浮かび上がる
剣丸
(あれが暗滅教の教祖、ダンテでござるか………!!)
ダンテ
「おや、マルキューですか………任天堂戦士がそばに居ますが、いいのですか?」
マルキュー
「問題ない、奴らは既に戦えるからだではない………それよりも、光救教についてだが、反応の正体がわかった」
ダンテ
「その正体とは?」
マルキュー
「あの満身創痍の男だ、向こうは気付いていないが、どうやら魅入られてるぞ、奴に」
ダンテ
「それはそれは、是非とも私のところに送ってくださいな」
マルキュー
「了解した」
空束
(魅入られてる?)
…………
天夢
(俺はここで、死ぬのか?)
天夢
(まだ、あいつを倒してないのに、世界が救われてないのに………)
天夢
(まだ傍にはマリーや、剣丸さん達がいるのに………)
天夢
(死にたくない、死にたくないよ)
天夢
(大切なことが出来ないまま…………死にたくない!!)
【私にお前の光を見せてくれ】
天夢
「!!」
【お前に、力を………】
マルキュー
「うおおっ!?」
マルキューが天夢に触れようとした瞬間、天夢の体が光り輝く!!
マルキュー
「なんだ!?」
ダンテ
「こ、この光は………まさか、奴の………」
マルキュー
「どういう事だ!?」
天夢
「……………!!」
天夢の体が次々と変わっていく………拳が辺り一面から増えて、引っ込む!!
ダンテ
「………これは、【同じ】です!!」
ダンテ
「あなたと!!」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.35 )
- 日時: 2021/04/25 10:01
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
天夢
「よく分からないが、なんか………力が湧いてきた!!」
天夢
「!」
いつの間にか天夢は腕にグローブ………いや、アームを付けていた
バイオ
「天夢君の体が…………元通りに!それにその腕………」
天夢
「………これって?」
マリー
「………トースター」
天夢
「え?」
マリー
「アームだよ!!ARMSの武器!ようやくお前は本当の力を出せたんだ!」
マリー
「そいつで腕を伸ばして、ぶん殴れ!!」
天夢
「………よし、覚悟しろ………暗滅教!!」
マルキュー
「どういう事だ!?同じ………今、同じと言ったのか!?」
ダンテ
「厳密には似て異なるかもしれませんが、その通りです…………」
ダンテ
「今、あの青年に起こったことは貴方と同じ、つまり彼は魅入られてるどころか!」
マルキュー
「光救教の………適合者とでも言うのか………!?」
天夢
「………適合だか、なんだか知らないが」
天夢
「お前を倒せるなら充分だ」
マルキュー
「くっ………覚醒したからって…………」
マルキュー
「図に乗るなっ!!」
天夢
「…………行くぞ!!」
天夢
「トースター!!」
天夢がグローブをつけて腕を伸ばし………
マルキュー
「そんな物、ダイヤモンドの壁で防いでや………」
天夢
「悪いがここはゲームじゃない、実在なんだ!」
天夢
「ダイヤモンドって………火で溶けるんだぞ!!」
天夢の燃え上がる拳がダイヤモンドを溶かしてマルキューを殴り飛ばす
マルキュー
「ぐわあああ!!?」
バイオ
「攻撃が通った!?」
剣丸
「な、なんて力でござる………さっきまでとはまるで違う!」
マルキュー
「な、なんだ………なんだ、これは」
マルキュー
「俺の、ダーズ様の計画が、こんな所で潰されるとでも言うのか?こんな奴に?」
天夢
「…………そうさ、そうなんだよ」
天夢
「個人が世界を好きなように作り替えるなんてことは、絶対にあってはならない!!」
天夢
「それが神の思し召しと言うなら、俺がそんな神様を殴り飛ばしてやる!!」
天夢
「マスターがくれた拳で!!」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.36 )
- 日時: 2021/04/25 10:08
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
マルキュー
「………‥バカも休み休み言え!」
マルキュー
「光救教の事も知らない奴が‥‥‥」
マルキュー
「暗滅教に喧嘩を売ってタダで済むと思うなあああああああ!!」
マルキューはTNTを抱えて突っ込んでいくが‥‥‥
マリー
「避けろ!!」
天夢
「問題ない、ここで片付ける!!」
天夢
「メガボルト!!」
天夢のアームは別の形になり、伸ばしてマルキューの持つTNTへ‥‥‥
剣丸
「まずい!村雨忍法、守り風! !」
剣丸は咄嗟に風圧の壁を作り出した瞬間、TNTが衝撃で爆発する!!
マルキュー
「あああああああああああ!!!」
天夢
「‥‥‥‥‥!!」
ダンテ
「マルキュー‥‥‥‥ああ、彼はもう終わりですね」
ダンテ
「言ってませんでしたが適合者というものは、死が近づくと自動的にダーズ様に捧げられるのです」
マルキュー
「何を言って‥‥‥」
ダンテ
「貴方の爆発で体は崩壊寸前、もう終わりですね」
マルキュー
「何を、何を言って、俺はまだ戦え‥‥‥‥」
マルキュー
「ああああああああぁぁぁ!!?」
燃え上がるマルキューは突如、真っ黒な灰となって空に散っていった‥‥‥‥
天夢
「‥‥‥‥死んだ、のか?」
ダンテ
「まさか罪悪感でも?必要ありませんよ」
ダンテ
「我々はダーズ様に命を捧げた身、誰もが自分を生きていると感じたことはありません」
天夢
「‥‥‥‥‥ダンテ、と言ったな」
天夢
「お前は必ず倒す!倒して、任天堂を守った上で皆を元の世界に帰す!」
ダンテ
「この世界から帰る?不可能!神でも現れない限りはそんなこと不可能です!」
ダンテ
「どうやって光救教の適合者になったのか、それはこちらで調べます」
ダンテ
「問題なのは、それが今目の前にいて、幹部を1人潰してしまったこと」
ダンテ
「キーラの復活も暗滅教の崩壊も起こさせません!最悪‥‥‥わたしが貴方を食い止める事でしょう!」
ダンテ
「最後に勝つのは、闇です!」
そう言うとダンテの姿は消えていった
空束
「‥‥‥‥‥」
天夢
「‥‥‥‥‥終わっ、た」ガクッ
マリー
「おい!?」
END
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.37 )
- 日時: 2021/05/02 20:15
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第8話】
「友を求めて」
ダンテ
「‥‥‥‥まさかマルキューがやられてしまうとは」
ダンテ
「光救教、遂に動き出したとなるとこちらも行動を急がねばなりません」
ダンテ
「その為には‥‥‥」
ダンテ
「皆の者!光救教を潰すのです!」
ダンテ
「この男は、光救教の適合者にして、亡き我らの幹部マルキューを討ち滅ぼした者!」
ダンテ
「ダーズ様の為に、この命闇に捧げるのです!!」
「「「「おおおおおおおおおお!!!」」」」
暗滅教の者たちは続々と任天堂世界へと向かっていく
‥‥‥
ダンテ
「オリヴィエ‥‥‥‥一体どうやって適合者を見つけたのだろう」
ダンテ
「手は打っておいたはずでしたが‥‥‥生きているなら、今度こそ始末しなくては‥‥‥」
「ハッ!亡きマルキューの仇を取れ、だってよ」
ダンテ
「‥‥‥‥口を慎みなさいデスプレイ、ダーズ様の前です」
ダンテ
「貴方も適合者として、このお方に相応しい振る舞いをするのです」
「これが俺の振る舞い方だ、神なんかにそれをぐちぐちと言われてたまるかよ」
「仇討ち、滅ぼした‥‥‥…バカバカしい」
「本当はお前ら全員、他人のことなんかどうでもいいくせに」
ダンテ
「…………」
「ま、そいつは俺が殺しといてやるよ」
「どーせ、俺の事も聞きつけるだろうし………作戦はある!」
ダンテ
「…………不本意ですが、あなたに任せますよ」
ダンテ
「行きなさい、デスプレイ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「天夢、聞こえるか、天夢」
天夢
「う、んん?…………」
天夢は再び、意識のみの世界に来ていた
天夢
「これは、よく現れる声………って、そうだ!!確かその時は姿が見たいと言って」
「私はここだ」
天夢
「っ!」
天夢の中に度々現れた声………
真っ白なワンピースに、金色の髪、そして背丈はマリーと大して変わらない程の………
天夢
「…………また、女の子?」
「どうした?この姿に問題があったか?」
天夢
「いや、びっくりしたんだ………マスターってどんなのだろうと思ったけど、俺たちのような人間だったんだな」
「人間………」
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