二次創作小説(新・総合)
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- スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
- 日時: 2021/05/03 07:38
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【これは俺達のもう1つの戦い】
どうもメイドウィンです、新から始まったスマブラ戦記のスピンオフ作品を作りました
【注意】
不定期更新
スマブラってあるけどスマブラ参戦作品は少ない
スマブラSP、及び『灯火の星』のネタバレ
他作品のネタとか出る
一応【スマブラ戦記】も見ておくことを推奨しておきます
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.8 )
- 日時: 2021/04/25 06:56
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………
小屋の外で天夢と空束は見張りをしていた
天夢
「………暗滅教ってのを倒せば俺たちは帰れるのか?」
空束
「恐らく、多分、分からないけど」
天夢
「そこまで否定しなくても………ところで、空束とバイオはいつからこの世界に」
空束
「………」(指で2を指す)
天夢
「2日?」
空束
「…………」
空束
「2ヶ月」
天夢
「2ヶ月!!?」
空束
「バイオが数えてない日もある、だが60日以上経っていることは、分かる」
天夢
「…………大丈夫か、俺サバイバルとかやったことないぞ」
空束
「ちゃんと休めるところはある」
天夢
「あ、そうなの………ならいいけど、いやよくない」
天夢
「お前って、いくつなんだ?」
空束
「………17」
天夢
「俺も同じくらい、高校生か………」
天夢
「単位とか、出席日数とか、大丈夫なのだろうか………こっちとしては勝手に呼ばれたわけだ」
天夢
「………ゲームは好きだし、なんか危険なら助けたいとは思うけど、俺達のことも考えて欲しいものだ」
空束
「…………そんな事を今考えても仕方ない」
空束
「今は、生き残る事を考えるんだ」
天夢
「え、生き残るって」
天夢
「まさかこれって…………俺達も、死んだりするのか?」
天夢
「ゲームの世界だから、こう、残機とかあるわけじゃないのか?」
空束
「………暗滅教に狙われた時、どう思った?」
天夢
「………なんとなく、捕まったらただでは済まないと感じてはいた」
空束
「そういう事だ」
空束
「コンティニュー、残機」
空束
「それを持っているのは、ゲームキャラのみ」
空束
「俺たち人間には ない。」
空束
「事実、俺たちより前に死んだ任天堂戦士は」
空束
「数多く存在している」
天夢
「………………」
天夢
「………だったら」
天夢
「俺はお前にも、バイオにも死んで欲しくないな」
空束
「…………」
ヨルノズク
「ホー」
2人が話していると、先程放したヨルノズクが戻ってきた
天夢
「ヨルノズクが帰ってきた!」
空束
「バイオへの報告は、お前がやれ」
天夢
「分かった」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.9 )
- 日時: 2021/04/25 07:01
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
バイオ
「出来たー!!」
天夢
「バイオ、ヨルノズクが帰ってきたぞ」
バイオ
「ちょうど良かった!ちょうどゲームにも出ていたキンの栽培に成功したところなの」
バイオ
「温度とか入れるものとか違うから大変なのよ」
天夢
「へー………」
天夢がバイオの持っていた菌を確認すると、鮫のような形をした物体があちこちで動いていた
天夢
「これがキン?」
バイオ
「サメーバっていうのよ、私の能力で通常より大きくなれるからこんなのでも戦えるわ」
バイオ
「他にもシャリキンとか、バナナイフとか、色々あるのよ」
天夢
「へぇ………俺としてはこんなゲームあったんだなってぐらいだが」
天夢
「……ん、そういえば花束はヨッシーアイランドの能力と言っていたが何が出来るんだ?」
バイオ
「えっとね、天夢くんが見たように下を伸ばしたり、卵とか石ころとかの投擲がすごく強くなるのよ」
天夢
「火を噴くのは?最後の切り札か?」
バイオ
「ああー………ヨッシーアイランドってスイカ食べると火を吹けるらしいよ」
天夢
「へぇ」
バイオ
「あっそうそう天夢くん、君のために乗り物のキンを作っておいたわ」
天夢
「えっキンって乗れるの?」
バイオ
「ふふふ、凄いのよ私のキンは」
…………
バイオ
「いくわよ、バイキン!!」
天夢
「名前がなんか不健康そう!」
バイオは瓶を開けるとキンが固まっていき、バイクのような形になる
バイオは再び空束におぶさった
バイオ
「さぁ、いくわよ!」
天夢
「いや………俺、免許持ってないんだが」
バイオ
「ゲームの世界で免許とか気にしなくてもいいのよ!」
空束
「そう言って、俺も乗せられた」
天夢
「…………ああ仕方ない!どうやって動かすんだ!?」
空束
「右のそれ、踏め」
天夢
「えっ、右?こいつのこ」
天夢がアクセルを踏むと、物凄い勢いで前進し始めた
天夢
「ぎゃあああああああああ!!!」
バイオ
「あっ、空束の時みたいに………追いかけて!」
空束
「やっぱり、ああなったか」
バイオ
「私絶対乗らないようにするわ」
空束
「それよりは、改良して」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.10 )
- 日時: 2021/04/25 07:06
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
一方、暗滅教本部………
どこかの世界にある巨大な施設
その最深部で、黒い十字架をピアスに入れた青年が演説をしていた
「さぁ、崇めなさい……破滅の闇を!」
「闇に還り、生まれ変わった世界で我らは真の幸福を得られるのです!」
「深淵の神ダーズ様が、私たちの全てを導いてくれるのです!我らの………」
「ダンテ様!!」
ダンテ
「………どうしました?今、わたしはダーズ様に捧げ物をしている途中ですが」
「あ………新たな任天堂戦士が発見されました!そして、援軍で信者が数十人………」
ダンテ
「………なるほど、新しい贄が現れましたか」
ダンテ
「ふふふ………分かっていますね?捕まえた任天堂戦士は必ず、わたしの元に送るのです」
ダンテ
「あの力はダーズ様に捧げるに相応しい……最大級の恩赦なのです!」
「ははっ!全ては暗に還る為!」
ダンテ
「期待していますよ」
ダンテと呼ばれた男は心底嬉しそうに神像に触れる。
その神の姿はたった一つの恐ろしい眼から無数の触手が飛び出したような、あまりにも禍々しい姿をしていた………
そして、天井近くからダンテを見つめる謎の影が………
「ダンテ………ダーズを復活させる気か」
「………だが、そうはさせない………その為に私は力を与えたのだから、そう、全ては」
「キーラ様のために」
ー
天夢達は苦難の末に、小さな洞窟へとたどり着いた
空束
「ヨルノズクによるとここらしいが…………」
天夢
「あまり事を大きくしたくない、ボスだけ潰す方法はないか?」
バイオ
「ヨルノズクはエスパータイプだから催眠術が使えるけど………」
天夢
「それだ!」
バイオ
「ヨルノズク!洞窟全体に催眠術!」
ヨルノズク
「ホー!」
ヨルノズクの目から凄まじい量の催眠音波が飛び出す
天夢
「なんかやってることがホロロホル………」グムッ
バイオ
「………ここで任天堂以外の作品を出すのはやめなさい」
バイオ
「なんとなくやばそうな気がするから」
天夢
「えっ、俺もうちょくちょく言ってる………」
空束
「………自己ルールだ、気にするな」
天夢
「なにその自己ルール」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.11 )
- 日時: 2021/04/25 07:11
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………
天夢
「よし、発見!」
天夢は洞窟の奥で長らしき男を見つけた
「くうう、我ら暗滅教に逆らう反逆者共め!!」
天夢
「闇がどうこうとかよく分からないが、どんな理由だろうと勝手に世界を滅ぼされてたまるか」
「何を!?こうなったら実力行使でお前を倒
天夢
「きあいパンチ」
「へぶっ」
天夢は力強く伸ばした腕で暗滅教信者の顔面を殴る
天夢
「どっかの銃みたいな威力出ないな………」
バイオ
「そもそもそれ、ゴムじゃなくてバネだから」
天夢
「あっ、そっちか………」
「なっ………それがお前の能力か!?」
天夢
「そういうこと、部下はヨルノズクに皆眠らせてもらったし後はお前だけだ」
空束
「念の為石ころもぶつけておいた」
天夢
「なんでオーバーキルした」
バイオ
「さぁ、逃げも隠れも出来ないわよ!暗滅教の本部の場所を言いなさい!」
「くっ………誰がお前達に!本部に明け渡す時は死体でないとならないんだ!ダーズ様は生気を感じない白い肌が好みとダンテ様は言うからな!」
天夢
「ダンテというのは暗滅教のボスか?」
バイオ
「そんな所よ、ダーズっていう邪神に心酔してるの 」
「邪神だと!?取り消せ、ダーズ様こそ我ら人類を導く新たな救世主!」
「闇によって生まれ変わった世界で、真の幸福をもたらす存在なのだ!!」
バイオ
「と、暗滅教ってこういうヤツらなの、分かった?」
天夢
「大体は分かった………ここで潰しておいた方がいい、とな」
空束
「後は、俺がやる」
「私とて『キングクルール』の任天堂戦士の力を与えられたもの!そう簡単には」
空束
「そうか、死んだふりでもやってるといい」ブンッ!!
「ア゙オ゙オッ!!」
空束はポケットに入れていた尖った石を力強く顔面に飛ばし、歯が地面に飛び散った!!
天夢
「…………と、これで倒せたんだな」
空束
「こんなもの下の下、1%にも及ばない」
バイオ
「でももうこの世界は大丈夫、別の暗滅教の反応がした世界に行くわよ」
天夢
「そうか、任天堂世界だからな………1つじゃないのか」
天夢
「ちなみにここどこ?」
バイオ
「【あつまれどうぶつの森】」
天夢
「面影ゼロじゃん」
END
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.12 )
- 日時: 2021/04/25 07:19
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第3話】
「破滅の闇と救済の光」
…………
天夢
「ん………?」
気が付くと天夢は、再び真っ暗な世界に1人で佇んでいた
天夢
「ここはさっきの………バイオ!空束!どこだ!?」
「天夢、聞こえるか……天夢よ」
天夢
「…………あの時の声、マスターってやつか」
天夢
「マスター、姿を見せてくれ!」
「…………姿?実体化しろ、と言いたいのか?」
天夢
「そういうことだ、お前の姿を見たい!」
「分かった、少し待っていろ」
その瞬間、真っ暗だった世界が真っ白な光に包まれ始める!!
天夢
「うっ………!?」
…………
バイオ
「天夢くん!しっかりして!天夢くん」
天夢
「ん………!?」
天夢は再び、バイオ達の所へ戻ってきた
現在彼女たちは船のような乗り物で時空間を渡っていた。
天夢
「あれ………?また見えなくなった」
バイオ
「びっくりした!突然意識が飛んだのよ 」
空束
「無理もない、戦闘したばかりだ」
バイオ
「大丈夫?疲れてない?」
天夢
「大丈夫だ、それよりも……」
天夢
「実はまた、あの声を聞いたんだ……マスターらしき声が」
バイオ
「えっ!?」
天夢
「真っ暗なところにいて……声が聞こえた、どんな人か確かめたくてお前の姿を見たいって言ったら、突然辺りが眩しくなって………」
天夢
「その後ここに戻ってきたんだ」
空束
「確かか」
天夢
「ああ、2人はそういうのなかったの?」
バイオ
「ええ………意識だけが真っ暗な世界に飛ばされて、マスターらしき声?そんな事があった任天堂戦士は聞いたことないわ」
天夢
「じゃあ、俺は一体………」
空束
「戦えるか」
天夢
「ちょっと腹は減ったが問題は無い」
バイオ
「だったら1度任天堂戦士の世界に戻って、食事を済ませてから次の世界に行きましょう」
天夢
「食事か、何があるんだろう………キノコだけは勘弁して欲しいけど」
バイオ達は進路を変えて、別の世界へと入っていった……
…………
「マスター……私のことを彼はそう言った」
「どうやら、天夢はまだ自分がただの任天堂戦士だと思っているようだな」
「しかし、お前は………」
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