二次創作小説(新・総合)
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- スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
- 日時: 2021/05/03 07:38
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【これは俺達のもう1つの戦い】
どうもメイドウィンです、新から始まったスマブラ戦記のスピンオフ作品を作りました
【注意】
不定期更新
スマブラってあるけどスマブラ参戦作品は少ない
スマブラSP、及び『灯火の星』のネタバレ
他作品のネタとか出る
一応【スマブラ戦記】も見ておくことを推奨しておきます
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.3 )
- 日時: 2021/04/18 21:15
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
天夢
(あの声は俺にここに来る上で役に立つ能力を与えたと言っていた)
天夢
(つまり、俺には今特別な力が備わっている………)
天夢
「あれ、それってどうやって発動するんだ?」
天夢
「ステータスオープン!」
……
天夢
「出ない」
天夢
「異世界転生した奴らって当たり前のように出るから俺もそうなのかと思った」
天夢
「なにかアクションをとればいいのか?よいっ…………」
天夢
「しょっ!!!」
天夢が腕を振り上げて正拳突きを放つと、肘から先がみるみる伸びていった!!
天夢
「おおおおおおおおお!?」
そして、伸びきった腕はそのままの勢いで元の長さに戻っていった
天夢
「はぁ………はぁ、今のは…………」
天夢
「…………ゴム人間?俺、海賊王?」
状況を呑み込めないでいると、先程見えた黒フードが天夢の居る方へと走り出した
天夢
「おっ、結果的に気付いてくれたならいいか………いや待て」
天夢がよく見ると、最初は1人にしか見えてなかった黒フードの人物が沢山歩いて来ているように見えてきた
天夢
「なんか多くない?」
天夢
「……………もし、敵だったら俺はここで死んでいるな」
天夢
「………もしもの話だけど念の為だ」
天夢は近くの木の枝に向かって腕を延ばし、葉っぱの中に身を隠す
天夢
「…………ん?」
しばらくすると黒いフードの人間たちが近くに現れる
「………今、確かに任天堂戦士の姿が」
「間違いないのか?」
天夢
(任天堂戦士……俺の事を言ってるのか?確かあの声もそんなことを………)
天夢
(任天堂って、多分あのゲーム会社の任天堂だよな………?)
「だが、ここから腕が伸びてきたのは確かだ」
「……………他に任天堂戦士が居たとはな、教祖様に報告するべきか?」
「いや、それよりは捕まえてしまった方が良いだろう」
「そいつが何であれ、我々とあの人の求める【闇】に不要な存在であることには間違いないない」
天夢
(………何?闇、だって?)
「しかし、本当に人の気配はないな」
「………1度、燃やした後だからな」
天夢
(なっ………!!)
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.4 )
- 日時: 2021/04/18 21:22
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
天夢
(焼いた……今、焼いたって言ったのか?)
天夢
(ということは………アレは奴らがやった事、そして)
天夢
(見つかったら俺はただでは済まない………!! )
「どうする?」
「ここまで見つからないならもう…………」
「森を燃やしてしまうというのは?」
「そうだな、どの道闇に還る世界だ………そうしてしまった方が速い」
天夢
(まずいな………あれだけの数に戦うなんてことは出来ない)
天夢
(……………)
天夢
(何も分からないまま死ぬのだけは御免だ!)
天夢
「伸びろ!!ARMS!!」
天夢は腕を伸ばして黒フードの一人を掴んで、それを軸に飛び上がる
「ぎゃあああ!!」バキボキボーン
「ぐわあああああ!!」バキボキボーン
「いたぞ!!」
天夢
「…………!!」
天夢
「これだ!」
天夢は先程の高台に腕を伸ばし、隙間に引っ掛けて降りていく
「捕まえろ!何としてもあの人に捧げるんだ!」
………
天夢
「なんでこんなことに………というか、逃げたはいいもののここからどうすれば………」
天夢
「というか、任天堂戦士ってなんなんだ……?」
「いたぞ!」
天夢
「もう追ってきたのか!?」
天夢が振り向くと、黒フードの男たちはバイクに乗って少しづつ迫っていた
天夢
「乗り物!?さっきまであんなの無かっただろ、どうやって………と、そんなことはいい!」
天夢
「ここからどうすれば………」
…………
「ん、あれって暗滅教の奴らじゃ………」
「ああ、そうみたいだな、誰か追われている」
「やれる?」
「バイク程度なら、問題なし」
「よし、後は私に任せておいて」
「じゃ、発進するぞ、掴まれ」
…………
天夢
(流石にバイクと足じゃスピードが違いすぎる………!!)
「………!!」
天夢
「ARMS!!」
腕を伸ばすが、バイク相手には簡単に避けられてしまう
天夢
「こんな所で終わってたまるか………」
「発見」
「よし!!」
天夢
「ん?」
その時、天夢の前から何かが走ってくるのが見えた、あれは…………
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.5 )
- 日時: 2021/04/18 21:32
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
天夢
「な、なんだ………あれは!?」
天夢の前に現れた人間は………2人。
1人は白衣を着て瓶を握り………アニメめいた自分たちとは違う姿をしており、もう1人はその人を抱えながらバイクと並走していた
「そこの人!今助けるからもうちょっとだけ頑張って!」
天夢
「あ、ああ!」
天夢
(なんだあれは………味方でいいのか?)
「援軍か!」
「数は……合計、15体ほどだ」
「一気に片付けるんだから、時間稼ぎよろしく空束!」
「まずは、足を止めるか」
「ロっ!!」
天夢
「なっ!?」
「ぐわっ!!」
おんぶをしていた男……空束の舌は天夢の腕のように伸びて黒フードに巻きついて振り落とした!!
「おわっ!!」
空束
「1、2、3、4」
空束
「バイオ、ネッキンを分けてくれ」
バイオ
「しっかり当ててね!」
空束はおぶっていた人から瓶を抜き取り、中に入っていたものを飲むと………
空束
「放出」
すると口から炎が吹き出し、バイクを吹き飛ばす!!
「「「「ぐわあああああああ!!!」」」」
天夢
「ええ………!?」
バイオ
「出来た!とびっきりのキン!!」
バイオ
「そこの人!でっかいの叩き込むから離れてて!!」
天夢
「何!?………ちょっと手を伸ばすから掴んでくれ!」
空束
「任せろ」
天夢
「ふっ!!」
天夢は腕を伸ばして空束がキャッチし、力強く引っ張る
空束
「今だ、バイオ」
バイオ
「いくよ!!エレキン放出!!」
バイオが別の瓶を開けて空に放り投げると、中から雷雲が立ち飲み
稲妻が男たちに向かって降り注がれる!!
「「「「「ぐわあああああああああ!!」」」」
天夢
「な、なんて力だ………」
バイオ
「さぁ、今のうちに逃げるよ!」
空束
「2人まとめては無理だ」
バイオ
「だったら私走るから!」
天夢
「あ、ああ…………」
天夢
(よく分からないが、味方みたいだな…………)
…………
しばらくして、3人は小屋に到着し中で休んだ
天夢
「…………助かった、ようやく話が通じそうな奴に会えた」
バイオ
「貴方、ここに来たばかりだったのね」
天夢
「そんな所だ………」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.6 )
- 日時: 2021/04/18 21:38
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
バイオ
「私はリリーマイナ・バイオニック・千颯、バイオでいいわ」
天夢
「………えーと、人間?なんというか、アニメチックなもので」
バイオ
「ああこれ?私ね、バーチャルユーチューバーって奴でね、これは仮の姿なの」
バイオ
「どういうわけかこの姿で呼ばれただけで、ちゃんと人間だから安心してね」
バイオ
「で、こっちは空束竜騎、私のバディ」
空束
「………お前、任天堂戦士か」
天夢
「任天堂戦士……だと思う、聞きたいことは山ほどあるが、まずはそれについて教えてくれないか?」
バイオ
「その前に、貴方はいつからここに?」
天夢
「まだ来て1時間も経っていないはずだ 」
天夢
「ここに来る以前の記憶が曖昧で、何が何だか……気が付いたら謎の声から光だの闇だの言われて、その後ここに」
バイオ
「……………謎の声、そしてここからスタートした?それは間違いない?」
天夢
「ああ、なんかまずかったか?」
バイオ
「こっちの話だから気にしないで、悪いことではないから」
バイオ
「えっと、任天堂戦士についてね」
………
バイオ
「任天堂戦士っていうのは、ここ……任天堂世界っていう世界に召喚された私たちのことを言うの」
バイオ
「ここは任天堂ゲームの世界、世界を歪める存在が現れたから私たちになんとかしてもらいたい……ってマスターが言ってたの」
天夢
「マスター……俺を呼んだ奴かな」
天夢
「あの声はこの世界で生きるための能力を与えてくれた、さっき見せたアレもそうなのか?」
バイオ
「そうそう、私たちは任天堂ゲームの力が使えるのよ……さっきの空束は『ヨッシーアイランド』で私は『くりキン』よ」
天夢
「ということは、俺もなんらかの任天堂ゲームの力が備わっているわけか…………」
空束
「腕が伸びるなら、ARMS………という作品がある」
バイオ
「ああ!確かにそれかもしれないわね」
天夢
「………ARMS、か」
天夢
「教えてくれ、俺はどうすればいい?」
バイオ
「急に言われてもついていけないかもしれないけど」
バイオ
「私たちと一緒に戦って!」
天夢
「………分かった」
END
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.7 )
- 日時: 2021/04/25 06:48
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第2話】
「任天堂戦士」
天夢
「そういえば俺の自己紹介が済んでなかった、俺は天夢、虎伏天夢だ。」
バイオ
「よろしくね、天夢君」
天夢
「俺たちは戦うためにこの世界に呼び出された………じゃあ、あの黒フードの奴らはなんなんだ?」
空束
「………暗滅教」
天夢
「暗滅教?」
バイオ
「世界を闇に染めて、無に返すとかいうよく分かんない集まりよ………私達と任天堂世界の敵ね」
バイオ
「あんな風に世界をぶっ壊して、闇に染めあげるんですって」
天夢
「あの声が言っていた闇というのはそれのことか………じゃあ、光は?」
バイオ
「光?光は分からないわね………」
空束
「今は、暗滅教……奴らを潰すことが 俺たちの使命」
天夢
「分かった……それで、俺たちはどうすればいい?」
バイオ
「ここに暗滅教の奴らがいるってことは、近くに仮の根城にしているところがあるはずよ」
空束
「そこを潰す」
天夢
「分かった、だが宛はあるのか?」
空束
「奴を使う」
バイオ
「ここは任天堂の世界、つまりこれがあるのよ」
バイオはポケットから赤と白の球体………見覚えのある形状の物を取り出す
天夢
「モンスターボール………ポケモンを持っているのか?」
バイオ
「そういう事」
バイオ
(オリキャラだけで進行してるのもどうかと思うしね……)ボソッ
バイオ
「出てきて!」
バイオがモンスターボールを投げると、梟のようなポケモンが飛び出す
天夢
「こいつは…………確か………アニメか、ゲームか、どっちでも見覚えがあるけど、名前が思い出せん」
空束
「ヨルノズク」
バイオ
「えっ………今の子ってヨルノズク知らないの?なんか……びっくり」
天夢
「俺、ホワイト世代なもので………」
バイオ
「うーん………まあいいや!偵察よろしく!」
ヨルノズク
「ホー!」
……
天夢
「それで、その間俺たちは何すれば?」
バイオ
「私はこの時間が肝心なの………大事だから見張りよろしく」
空束
「バイオのくりキンは、キンを栽培する、時間がかかる」
天夢
「なるほど、あれってそういうことなのか」
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