二次創作小説(新・総合)
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- スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
- 日時: 2021/05/03 07:38
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【これは俺達のもう1つの戦い】
どうもメイドウィンです、新から始まったスマブラ戦記のスピンオフ作品を作りました
【注意】
不定期更新
スマブラってあるけどスマブラ参戦作品は少ない
スマブラSP、及び『灯火の星』のネタバレ
他作品のネタとか出る
一応【スマブラ戦記】も見ておくことを推奨しておきます
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.38 )
- 日時: 2021/05/02 20:21
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
天夢
「そうだマスター、気になる事が2つあるんだ」
「………2つもあるのか?」
天夢
「ああ、正直俺もどっちから先に聞けばいいか悩んでいる………よし、こっちにしよう」
天夢
「光救教………あと、適合者について教えてくれ」
「暗滅教の適合者の話は?」
天夢
「それは向こうで聞いた、クロスオーバー能力とかいって、任天堂作品じゃない能力を使えるんだろ?」
「………光救教の適合者は、現状お前一人のみ」
「光輝く神秘の力で世界を守る神、キーラに魅入られた者だ」
天夢
「キーラに魅入られると?」
「暗滅教の適合者は死の寸前に、魂をダーズの元に送られる」
「逆に光救教は、死の間際に力が数倍に膨れ上がり覚醒することが出来る」
天夢
「サイヤ人みたいなものか」
「お前の世界の例えで言えば、そういう事なんだろう」
「そして………光救教とは、暗滅教と同時に生まれ、対になる存在。」
「その目的はキーラの復活………それ以外は語れない」
天夢
「そうなのか………ん、復活?」
天夢
「ダーズもキーラも、元は存在していたのか?」
天夢
「任天堂ゲームにも歴史の教科書にもそんなヤツら聞いたこともないが、一体いつから…………」
「時間だ」
天夢
「うわっ!?」
天夢の視界は再び光に包まれ………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マリー
「天夢!おい、おきろ天夢!!」
天夢
「あっ!!」
気がつくと天夢はベッドで横になっていた
天夢
「………また、戻ってきたのか」
天夢
「というか、ここは?」
剣丸
「任天堂戦士達の傷を癒す……入院部屋でござる」
天夢
「あっ!」
天夢の隣には剣丸の姿が、彼もベッドの中にいた
剣丸
「………幹部格を相手しただけあって、全員ボロボロでござる、謎の覚醒をしたそなたと、マリーを覗いては」
天夢
「じゃあ俺はどうして………」
マリー
「どうしてって、マルキューぶっ倒した途端フラッと倒れるからだろ!」
天夢
「…………そういうことか」
剣丸
「バイオと空束は別の部屋でござる」
剣丸
「何はともあれ、全員無事に帰ってこれたのでござるよ」
天夢
「…………そうか、それはよかった、助けられてよかった」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.39 )
- 日時: 2021/05/02 20:26
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
剣丸
「マリーはそなたが目覚めるのをずっと待っていたのでござるよ」
天夢
「え………そうなの?」
マリー
「う………うるせぇ!悪いかよ!」
マリー
「アタシはお前に負けたわけだし………それに………」
マリー
「た………助けてくれた……し」
天夢
「…………」
剣丸
「それで天夢よ、少々気になる事が………バイオ達から聞いたが、定期的に意識が飛んで何かに会っているそうでござるな?」
天夢
「え?ああ、はい……実は、ついさっきも」
剣丸
「それは誠か?」
天夢
「ああ、前に姿を見たいと言って………その時、出てきたんです」
天夢
「確か……白いワンピースで、金髪の女の子………保証はないのに、マスターって呼んでしまった」
剣丸
「………先に言っておくとマスターはそのような見た目ではないでござる」
天夢
「ああ、やっぱり?なんというかあの人はマスターとは別の………いや、ただの少女ではないはずなんだけど、神々しさを感じて………」
剣丸
「ふむ、ダンテ達の言う【適合者】とも何か関係があるのかもしれぬでござるな」
マリー
「………なんの話ししてんだよ?」
天夢
「正直なところ俺もよくわかってない」
天夢
「それでマスターってどんな人?なんか、与えるだけ与えて何もしてないって空束から聞きましたが」
剣丸
「悪意が感じられるが、概ねその通りでござるな………」
剣丸
「拙者たちはこの世界に来てすぐ、雲のような、天国のような道を歩いていると、マスター・サトルという男に出会ったのでござる」
剣丸
「何やら紙を書かされて、それを元に能力を与えられ活動に至るのでござる」
天夢
「そうだったのか………」
剣丸
「だから本来は天夢のように、最初から版権世界に1人で迷い込んでたなんて有り得ないはずであったが………」
天夢
「俺、マスター・サトルの顔1回も見てないんだよな………暗滅教と違って光救教の適合者って能力がパワーアップする感じって言ってたし」
剣丸
「………調べようにも拙者たちは動くことは出来ぬ」
剣丸
「天夢、暫くマリーと2人きりになるが……」
天夢
「分かりました、俺がマリーを守ります」
剣丸
「かたじけない」
マリー
「おい!?」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.40 )
- 日時: 2021/05/02 20:34
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………
天夢とマリーは医務室を抜けて、任天堂世界を歩き回る
天夢
「思えばさっきは飯食っただけで好きなように動けてなかったからな、今のうちに見回りしておくか」
マリー
「おい、お前………あいつらいなくて大丈夫かよ」
天夢
「大丈夫じゃないな、絶対」
天夢
「だからうろうろするついでに新しい仲間を見つけたいところなんだが」
マリー
「それだったらいいもんがある、ついてこい」
天夢
「え?ああ…………」
………
マリーは天夢を巨大な掲示板が置いてある広場へと案内する
マリー
「基本的に仲間とか求めてるヤツはここに書き込んでんだよ」
マリー
「アタシもマスターアマゾネスの奴らはここでかき集めたんだ」
天夢
「へー………あ、そういえばマスターアマゾネスの彼女たちってどうしてるの?」
マリー
「さあな………あれから連絡のひとつもないから、何してんだか………」
天夢
「…………」
マリー
「アタシはさ、お前に負けちまったから………暗滅教ぶっ倒すまで、そばにいなくちゃならないんだろ?」
マリー
「アタシをもっと必要としてくれよ」
天夢
「当然だ、今の俺にはマリー達のような戦士が必要なんだ」
天夢
「でも………」
マリー
「でも?」
天夢
「いずれ、これが終わって、現実に戻って皆に会えなくなるのも…………」
天夢
「それも嫌だな…………」
マリー
「…………」
天夢
「お、この人仲間を探してるな、この人は戦い仲間を募集してる」
天夢
「で、ここからどうすればいい?」
マリー
「承諾したら向こうが勝手に来るんだよ」
天夢
「来る?」
天夢が掲示板の情報に触れると、天夢の目の前に見知らぬ人物が2人風のように現れる!!
天夢
「来るってそういう!?」
マリー
「悪いが時間がないんだ、早めに自己紹介してくれないか」
「あ、はい………僕は灰路玲威、【MOTHER】の任天堂戦士です」
「俺はブルース・天谷、アメリカ人とのハーフで【パンチアウト!!】の任天堂戦士だ」
天夢
「MOTHERにパンチアウト………スマブラで聞いたことがあるような………」
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.41 )
- 日時: 2021/05/02 20:44
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ブルース
「早速だが相手を紹介してくれ」
ブルース
「思い当たる強い奴は大体倒して、退屈していたところなんだ」
天夢
「それについてだが、実は………」
天夢は2人に暗滅教について説明する………
灰路
「任天堂世界を滅ぼそうとする組織、まだあったんですね………」
ブルース
「なるほど、任天堂戦士とは別の存在………適合者、中々手強そうで腕がなるな」
天夢
「1度戦って感じた……あいつらは強い、まだまだ戦力が必要なんだ」
ブルース
「そこで俺を頼ってきたということか、任せておけ………俺のパンチは無敵だ!」
灰路
「それで、その暗滅教はどこに?」
天夢
「ああ、それは………」
と、その時………水色のヨッシーが駆け出して天夢の所に近づいてきた
灰路
「そのヨッシーは?」
天夢
「………これは、手紙?」
【天夢へ、俺だ、空束だ】
天夢
「空束!」
【動けないままは、癪だ、治してる間に、ヨッシーを複数動かして、暗滅教探しだけでもしておこうと、思ってな】
天夢
「手紙でも区切り多いな………」
【それどころか、暗滅教の幹部格、見つけてしまった】
天夢
「幹部格が見つかった!?」
マリー
「何!?」
ブルース
「早速か………それは何処にいる?今すぐにでも倒したい」
【そいつは、パンチアウトの世界に、いる】
【その世界で、チャンピオンとして君臨している】
天夢
「………パンチアウト!」
ブルース
「!!」
【マインクラフトのあいつのように、強力な能力を持っている】
【くれぐれも、考え無しに突っ込むようなマネは、するな】
【空束】
天夢
「………………」
天夢
「俺、マリー、剣丸さん、空束、バイオの5人がかりでも負けそうになったんだ、もう少し仲間を集めてから…………」
灰路
「あの人もうパンチアウトの世界に行っちゃいました!!」
天夢
「えええええええええええ!!?」
灰路
「………どうしますか?聞いた限り幹部というのはかなりの強敵なんですよね………」
天夢
「……………追いかけるしかない!!」
マリー
「ったく、世話のやける仲間だな!」
END
- Re: スマブラ戦記Another レジスタンス ( No.42 )
- 日時: 2021/05/02 21:01
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第9話】
「ファイティングGO!!」
天夢達は大急ぎでパンチアウトの世界に降り立つと、その周囲には数多くのボクサーが倒れていた
天夢
「遅かったか…………」
灰路
「…………いえ、どうやらリトル・マックは無事みたいです」
マリー
「分かるのか?」
灰路
「MOTHERは超能力者のゲームですから、僕も任天堂戦士になって同じことが出来るようになりました」
天夢
「その力でブルースも探せないか?」
灰路
「やってみます…………PKパワー!!」
灰路
「………………ありました!ですがマックより反応は薄めです」
マリー
「これもうやられてんじゃねぇのか」
天夢
「生きててくれブルース!!」
……………
ブルース
「ぐわあああああああ!!!」
天夢
「ぶ、ブルースダイーン!!」
ちょうど天夢が駆けつけた頃には、ブルースがリングから力強くぶっ飛ばされていた
マリー
「ひっでえ顔だな!ハチに刺されてもこんなパンパンにはなりゃしないよ!」
天夢
「ブルースさん!」
ブルース
「うげ………びぷ………」
灰路
「は、歯が折れて………なんて滅茶苦茶に………」
「弱いな」
天夢
「!!」
リングのネットには、天夢より遥かに巨大だが下半身が貧弱な男が座っていた
天夢
「お前が暗滅教の………!!」
「デスプレイだ、マルキューって奴を潰したのはお前だな?」
デスプレイ
「光救教の適合者なんてものになったそうだが、俺には敵わないだろ」
デスプレイ
「だがちょうどよかった、ここの奴らは大抵潰しちまって飽きていたところだ」
デスプレイ
「この世界はサーキットって言ってなぁ、専用の階級があるんだ」
デスプレイ
「いきなり相手するのもつまらねぇ、雑魚を用意してやったからそいつを倒してこい」
天夢
「どういうことだ?」
灰路
「パンチアウトは階級にいるボクサーを全員倒すと、その階級のチャンピオンと戦えるシステムなんです」
天夢
「そのチャンピオンがデスプレイってわけか………なら」
天夢
「このゲームの主人公………リトル・マックはどうしたんだ?」
デスプレイ
「リトル・マック?そんな奴は知らんなぁ、潰してもいない」
灰路
「…………彼の言ってることは事実のようです」
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