二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常Reboot
日時: 2024/07/26 22:46
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。初めましての方は初めましてなのでしょう『おろさん』という者です。

4か月の間に色々と考えた結果、真にご勝手ながら今まで執筆していた作品を打ち切ることにして、一部の設定やキャラクターなどを引き継いだリブート版を作成することにしました。

投稿頻度は今までよりも大分下がると思いますが、様々な企画を入り混じらせた、新たなクロスオーバーの物語をよろしくお願いいたします。


~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・(なるべく無いようにしますが)誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)
・一部、とある作者様の用語や設定を使用している場合がございますが、こちらは本人から許可を得た上で使用しているものです。
・ハーメルンにて、『ウルトラワールドの交叉譚』として色々調整・改変したリメイク版を投稿開始しています。

(順次更新予定)


~目次~
プロローグ>>1>>4

短編
その短刀は乱れ刃>>7-9
尾行とカオスとうたうたい>>12-14
拝啓。引きこもり少女よ、尊くあれ>>15-18 その2>>22-25
逃走中01の裏側にて>>31
特に理由もないけどヤツが来る>>36
けーねがすまぶらやしきに行ってみただけのはなし>>41
小話2本立て>>44
デュエル・テストプレイ>>45-46
即席のハロウィン話>>48
並行世界について>>51
お久しぶり早々五月蠅くて>>53-54
地底deツーリング>>55-56
アブノーマルな職場です(おまけ小話追加)>>57-60
天邪鬼はデュエリストになる>>61-62
出会いはいつも電撃の如く>>63-65
天子、弟子になれ>>66-68
小話2本立てB>>69-70
ラビットハウス、親の雑談>>72
アビスと予言と阿礼乙女>>75-77
地底に迷い込んだウサギはレアカードハンター>>78-81
芸術的☆ディスペクトVSリベリオン>>82-85
出会いとは、月夜を跳ねるウサギのごとく? 前編>>86-88 後編>>89-93
クリスマス!ダイヤモンドシティ料理対決(おまけ追加)>>94-96
意外と好き勝手言う年賀状>>102
目と目が合ったらデュエル>>109-110
LCχとL時空>>124-125
怪盗と奇妙なカード>>130-131
うたうたいてと初心とウサギ×2>>134-136
古明地さとりマルチバース>>137-140
Dの防衛/匿われる科学者とLCχの力>>147-150
後編へ>>165
ポケモントレーナー本居小鈴>>168
教師達の異世界体験>>169-170
LCχと図書館長>>172
絵を描く合成獣と悩むサトリ妖怪>>173

参照(今後の予定含み) 
『江戸の街のアリス』>>52
『Lの少女達/幻想と記憶に咲き誇る花』>>122
『混戦!バスターズグランプリ』>>164
『キメラの過去と色とりどりの』(重大発表あり)>>175
『偽りの仮面とQの秘密』>>176

・スレ上げ小話
ロボトミの余談『バグ』>>156
永江衣玖2回目>>157
結局書くバレンタイン(一日遅れ)>>159
ロボトミのMOD>>160
スマブラ風>>162

『ロボトミ日記』
>>98-100>>103-108>>111-112>>114>>123>>126>>142>>144>>146>>152-153>>155>>158>>161

『LCχの幻想体達』
歌う機械>>118
大鳥>>119
宇宙の欠片>>120
絶望の騎士>>127
蓋の空いたウェルチアース>>141
異界の肖像>>143
オールアラウンドヘルパー、何でも変えて差し上げます>>145
何もない>>154


タグ
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定 東方project ポケットモンスター 星のカービィ ポップンミュージック マインクラフト スーパーマリオ 妖怪ウォッチ デュエルマスターズ ブロリーMAD ご注文はうさぎですか? にゃんこ大戦争 おそ松さん ハヤテのごとく! 銀魂 きんいろモザイク 仮面ライダーW/風都探偵 リコリス・リコイル ロボトミーコーポレーション  等(順次更新予定

天子、弟子になれ ( No.67 )
日時: 2023/12/02 21:07
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き



数時間後……




悟空「ベジータ、いらねぇんか?」

ベジータ「貴様ぁ!!俺の寿司をぉ!!!」



天子「……なぁ……上で寿司を食っている奴等を乗せた食卓を乗せて腕立てをやって今何回目だったか……」


大地「今334回。」



……弟子にすると言われて(7割強制的に)祷大地に弟子入りさせられた比那名居天子。

とりあえず、本日は腕立てをやらされている。上に何か乗せられているがれっきとした腕立て伏せである。


天子「……いや、天人だから、重いとかそう言うのはそんなに問題無い。ただ上で平然と食事をとっている連中が流石に気になるぞ。しかも幻想郷には無い寿司を食べている。」


ベジータ「サイヤ人は戦闘種族だ!!舐めるなよ!!」


天子「今何も関係ない」


スティーブ「(同じ席で寿司を食べる)」

ベジータ「って貴様ぁ!また俺の寿司を!!」


大地「いいから腕立てを続けろ。あ、今ので350回を超えたな。」


悟空「崩したらただじゃおかねぇぞ」


天子「これ自体はどうってことない……!!」



阿求「……気になって戻って来てみたけど……これどういう状況?」

小鈴「腕立て伏せやっているのは分かるね。」

乱「何で食卓乗せてるの?」

レジエレキ「じじじ」

規制済み「(訳:つーかその食卓で平然と食事取ってるやついんぞ)」

罰鳥「カカカカカカカカカカカカカ」←つつく

レティシア「差し入れ……」←ハートのギフト提供

阿求「あと何でアブノーマリティで3バカが形成されてるの?というか罰鳥って仲間いたわよね?」



大地「400回まで……あと少しだな。終わったら今度は場所移動するぞ。」


天子「(弟子にさせられたのはまだしも、これ以上何をするって言うの……)」


……とりあえず食卓を崩さずに腕立て400回を終えた。



数分後。言っていた通り場所変更。




《バトリオシティ:アルカ谷》



バトリオシティの裏にある山にて。


天子「……で、次は何をする気なんだ?」

大地「すぐに分かるさ。そろそろこの辺りに……」



「誰かと思えば、お前か祷大地。」



……洞窟から現れたのは、リスのようなクリーチャーだった。



天子「……何だコイツ。リスか?」

大地「『龍覇 サソリス』。ちょいと腐れ縁でな。」


サソリス「何の用だ。」


大地「単刀直入に言おう、彼女と手合わせをして欲しい。」


サソリス「手合わせだと?久々に会って早々知らない奴と手合わせとはどういう了見だ――ん?」


……『龍覇 サソリス』は、天子の姿を見て何かを感じ取る。


サソリス「(この奇妙な気配……何だ?このガキ、単なる人間じゃない……特殊な立ち位置にいるようだな……もしや……)


……やるのなら高くつくぞ。」


大地「ドングリ300個でどうだ?」


サソリス「いいだろう。そんでお前、名前は何だ。」

天子「急な心変わりだな……まあいい、私は『比那名居天子』だ。」

サソリス「そうか。……それじゃあ、この俺が少し手伝ってやる。」


また数分後


阿求「ついて来てみたけど、これって……」

小鈴「所謂手合わせね。リスっぽい子がいるけど相手はソレかな。」



天子「(そう言えば、小型の相手ってあまりやったことが無いし良い機会かもね……)」

サソリス「では……始めるぞ。」


……サソリスが取り出したのは、赤い鎌。『鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス』というクリーチャーが持つ鎌だ。

『頂上龍覇 サソリス2nd』である。


サソリス2nd「先手必勝!!」

天子「こっちのセリフだ!!」


2人は同時に、攻撃を仕掛ける。


天子による要石の攻撃をサソリスが避け、サソリスの鎌の攻撃を天子は受け止める。


サソリス2nd「へぇ、刃物すら通さない天人の身体……話には聞いていたが中々だな。」

天子「正確には色々違うが……まあいい、この程度で傷を付けられるものかっ!!」

サソリス2nd「なら……!!」


連続でかまで斬りつけるサソリス。対し、天子の方も緋想の剣を取り出して応戦。


天子「そこっ!!」←弾幕を放つ

サソリス2nd「おっと!!」←避ける

天子「ならばこうだ!!」



大地「(……やはりな……アイツは……)」



*****



天子「っ……中々やるな……」


サソリス2nd「こっちのセリフだ天人……」



大地「……サソリス、悪いがこの辺で切り上げたい。」



サソリス「ん?ああ、そうか。結構経っていたな。」


かれこれ約3時間も手合わせをしていた。


天子「……これからが面白いところだったのに終わらせるのか?」


大地「かなり時間が経ったから、そろそろ夕飯の時間だ。」


天子「……夕飯?確かに外界や異世界の料理となると、興味は無くは無いが……」


大地「良いから来い。……あ、急だったがありがとうなサソリス。あ、お題のドングリな。」←袋入りのドングリを渡す


サソリス「どうも。……特訓だって言うならまた来ても良いぞ。
……まあ、自分から来るかもしれないが。」


ということで、夕飯の時間になったため帰宅した。


サソリス「ところで、お前らは帰らなくて良いのか?」



小鈴「え、あ、私達!?」

阿求「し、失礼しました……;」



一旦区切ります。感想まだ

天子、弟子になれ ( No.68 )
日時: 2023/12/02 21:10
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

続き



また数時間後……



天子「(……あれからというもの、夕飯ということで『ピザ』などとやらを食べさせてもらい、更には風呂やらゲームやら漫画やらと色々やったり……

時代の進みというのは凄いなあ。河童が真似たいのも分かるくらい快適。)


……なのはいいんだが……何故アイツの家に寝泊まりすることになったんだ!!?」←パジャマに着替えた


うた「あれこれ言ってないで寝るよ」


天子「……祷うた、お前はお前で良いのか?寝泊まりと言う名目でお前の部屋に入れられたが……」


うた「別に良いのよそんな細かい事。たまには悪くも無いだろうし。



……それに、お父さんが弟子をとるのも久しぶりだし。9年ぶりだったかな……」

天子「前にも弟子がいたのか?」

うた「……ええ。と言っても、私や親せきの外科医の子に護身術教えるくらいで留まってたけど。



……でもさ、作者や阿求との関りを持ってから、お父さんも色々変わったよ。」

天子「どういう事だ?」

うた「……その9年前にさ、お母さんがふざけた事故で亡くなって……それからお父さん、大分へこんじゃってたんだ。私もそうだったけど。


……でも半年前……これに関しては長くなるから今度話すけど、とにかく私もお父さんも何とか立ち直れた。


それから、お父さんの周りに個性的な人が増えて……すっごく楽しそうだった。」

天子「……お前はどうなんだ?」

うた「私は歌うこと以外はあんまり興味ない。……まぁ、暇を潰せるくらいには充実してる。



……まぁ、とにかく纏めると……何というか……これは阿求にも言ったんだけどさ。


付き合わされる時はとことん付き合ってあげてよ。結構面白いから。」

天子「……」





約2週間後……



《スマブラ屋敷》


天子「(で、この2週間……修行と言う名目で鍛えられたりこの世界にある娯楽に触れたりと色々付き合わされたけど……

流石に何処かのタイミングで天界に帰っておきたいんだよなぁ。親にあれこれ怒られるのも流石に面倒だし。

……いや、何日も家を空けているんだし結局怒られる?というか、地上にいる時は大体輝針城で寝泊まりしてたし同じようなものかな。

それにしても……アイツに無理やり弟子入りさせられてからというもの、今までより動きやすくなった気がするわね。

……サソリスとの手合わせも段々ペースが上がって来たし、たまに来る妖精や妖怪、異世界の住人と勝負をした時も、今まで以上のやりごたえがあったし……)」

うた「……手が止まってるけど良いの?」

天子「って、うおおマズイ!!隙を付かれてハメ技を喰らった!!」

うた「アシストのマジンガーZからの……ダブルオークアンタの必殺のトランザムっと。はいKO。」

天子「だああああっ、しくじった!!折角追い込んでいたのに逆転された!!理不尽だ!!」

うた「いや、理不尽じゃないしそれが格闘ゲームだし。


それにしても、格闘ゲームちょっと教えたら、たった数日だけでここまで強くなるなんてね。あしゅらも良い感じに打ち負かしてたし。」

天子「まあ、コマンドを覚えたら意外と出来るものでな……


……ん?ところでアイツはどうした?」

うた「え、お父さんの事言ってるんだったら……」


ピンポーン


すると、インターホンが鳴る。


天子「ん、こんな時に誰だ?」


……天子が気になって、玄関を開けてみると……


「貴様か。天人『比那名居天子』は。」


天子「!!

……何の用だ?」


武士妖怪「我は、この時空を渡り、剣を極め続けて来た者。


だが、そこらにいるような人間や人外とやり合うのはもう飽きた……そこでだ。天人を斬ってやろうと思い、地上を行き来していると聞く貴様に勝負を申し込みに来た。」


天子「……ほう、随分と自信があるようだな。



……いいだろう、かかって来るがいい。そして、その単調な目的だけのための剣をへし折ってやる!」





その頃


《幻想郷》



大地「急に呼び出して何のつもりだ。というか冬眠してるんじゃなかったっけ?」

紫「冬眠はもうちょっと後の話よ。


……というか、何の用なのかは分かってるんじゃないの?」

大地「……阿求の事か。しつこいぞ」

紫「それもあるけど、今はそっちじゃないわ。



あなた、最近『比那名居天子』を弟子にしたって噂が出回ってるけど本当なの?」

大地「……ああ、まあ本当だが。何か面倒な話でもあるのか。」

紫「そういうことじゃないわ。天界からすれば面子が立たないとかそんな話になりそうだけど。


……阿求の事と言い、あの天人と言い、貴方一体何のつもりなの?

あの融合現象沙汰が要因になって、幻想郷も大分変り始めている。異世界の事も、完全に納得できているわけじゃない。けど拒むつもりはもう無い。

……ただ、貴方は……何かを引きずり続けている気がするのよ。それを、あなた自身の人との関わり……というより阿求達に対しての事に持ち込んでいる風に見える。」

大地「……そう言われると、そうかもしれないな。

作者と出会った時のアレコレで少しは吹っ切れたつもりだが……そう簡単に行かないか。」

紫「……」

大地「……言っておくが、阿求や天子の事に関しては……俺は『可能性』と言うものを感じている。

それは、窮屈な環境では得られることのないものだ。」

紫「可能性……?」

大地「……この辺で良いか?そろそろ帰らせてもらうぞ。」←去って行く

紫「……


彼……何というか、微妙に面倒臭いわね……」



数分後……



《スマブラ屋敷》


武士妖怪「馬鹿な馬鹿な!!我が剣を防ぐどころか、避けられて全く攻撃を与えられないだと……」


突然勝負を持ち掛けて来た武士妖怪と手合わせする天子。

天子は、弾幕を避けるように、その剣裁きを軽く避けていく。


天子「要石『カナメファンネル』!!」

そして、弾幕を放ちあっという間に撃退した。

武士妖怪「馬鹿なァァァァァ!!!」



大地「……へえ、帰って来てみれば勝負になってて……アイツ、期待以上に強くなってんじゃん。」



武士妖怪「おのれ!!この屈辱はいずれ!!」←去って行く



天子「二度と来るなー地味に面倒臭いから。」



大地「……ただいま。」

うた「あ、おかえりお父さん」


天子「む……大地じゃないか。今までどこにってたんだ?」

大地「……ちょっとな。



……そういえばそろそろ昼だし……天子、お前もどうだ?」

天子「そうだな、折角だし頂こうじゃないか!」



阿求「(何か滅茶苦茶馴染んでるんだけど……)」

小鈴「どうしたの阿求。嫉妬?」

阿求「何でそうなるのよっ!!?」




何だかんだで終演。







オマケ『永江、惚れる』



衣玖「(皆さんこんにちは。『永江衣玖』です。比那名居に仕える竜宮の使いです。

本日は『スマブラ屋敷』という、異世界にある施設にやってきました。

え、理由ですか?それは勿論、総領娘様(比那名居天子)を連れ帰るためです。


かれこれ数週間行方をくらましているために、私にしわ寄せが来て……苦労して探した結果、この施設にたどり着きました。


……とにかくそう言う事なので、早速訪ねましょう。そしてすぐに連れ帰りましょう。じゃないと怒られるの私なので。)」


インターホンを鳴らす『永江衣玖』。すると出てきたのは……


大地「……どちら様ですか。」


衣玖「Σ(○д○ )」


大地「……どうしました?」


衣玖「あっ!?い、いえなんでもないです。それより私は――」


すると、持って来ていたバッグから何かが落ちる。それは本だった。


大地「ん?何か落ちましたよ。」←拾う


衣玖「(って、『天上天下、恋は独走』の最新刊!?そういえば昨日貸本屋で借りてバッグに入れていたままでした!!)」


大地「……」


衣玖「あっ、い、いえそれは……(どうしましょう流石に恥ずかし――)」


大地「おお、天恋の最新刊じゃないですか。そちらも読むんですね。」


衣玖「!!!?

……と、という事はそちらも……」

大地「ええ、よく読みますよ。32巻の大陸横断プロポーズは結構印象に残ってますね。」

衣玖「(な、なななななな、まさかの同じ趣味!!?しかもその名シーンまで知っているなんて!!



ああああああ……何故でしょう、まさかのドストライクなルックスな上に物凄く気が合いそうなこの感じ……これはまさか、いやダメです!!いくらなんでもそんな、ああっ……)


あああ、あの、その……失礼しましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」


そのまま、衣玖は何処かに行ってしまった。


大地「ええ……?」


天子「……大地、今何か既視感のある誰かがいた気がするんだがどうしたんだ?」

大地「あー……布教?」




終演





~あとがき~
という事でまたまた新キャラ参戦のお話でした。しばらくはそう言う感じの話が続くです。
さて、次回は小話2本立て!ちょいちょい出てくる甘いもの好き仙人と、逃走中01に出てきましたあのオリキャラのお話です。
今回はここまで。感想OK。

小話2本立て ( No.69 )
日時: 2023/12/03 22:29
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。最近コラボとかあんまり見かけないなぁって思うのは俺だけだろうかおろさんです。



ということで今回は2本立て。まずはこちらからどうぞ。




その1『人外ばかりのスイーツ同好会』



華扇「(皆さんこんにちは。茨木華扇です。仙人です。


……まず、私は甘い物が大好きです。どのくらいかと言うと、切札勝太のカレーパン好きと大体同じくらいです。


幻想郷に異世界との関りが出て来てから、食べ物に関する情報も出回るようになりました。名前だけでも美味しそうなものも多いです。


……ですが正直、私自身は異世界と繋げたままで良いのかと思います。作者も何を考えているのか分からないし、何故か阿礼乙女が振り回されることになるし……疑問ばかり。



……なのですが……本当ならそうなんだけれども……)」



《バトリオシティ:スイーツカフェ『ジャスミン』》



華扇「(やっぱり食欲には勝てないっ……!!)」

……ウルトラワールドにあるスイーツカフェを訪れた茨木華扇。

ゲムヲ「どうしたんデスカ華扇サン?」

百鬼姫「折角のケーキバイキング、楽しみでしょうがないのじゃろう。」

『百鬼姫』と『Mr.ゲーム&ウォッチ』。この2名も(ゲムヲに関してはオリジナル設定だが)甘いもの好き。

甘いもの好きの集まりで、ケーキバイキングにやって来たようだ。

華扇「(うう……霊夢にあれこれ言ってはいてもこれだけはどうにもできない……)」


ちなみに、何故この2名と行動を共にしているのか。経緯はプロローグ(>>1参照)の、融合現象沙汰の時……


《幻想郷:妖怪の山》


ゲムヲ『アナタガ茨木華扇サンデスネ。』


華扇『……何者かしら?明らかに人間じゃないようだけど。』


ゲムヲ『私はMr.ゲーム&ウォッチという者デス。


早速デスガ、ちょっと話がありマス。……単刀直入に言うト、我々に協力して欲しいのデス。』


華扇『協力……?突然現れて何を言い出すのかしら?何か悪い事でも企んでいるんじゃないでしょうね?』


ゲムヲ『マアそう言われると思っテ……お近づきのしるしニ。』


ゲムヲが取り出したのは、ミルフィーユだった。それを見た華扇はかなり動揺する。


華扇『なっ……そ、それは……』


ゲムヲ『ミルフィーユデス。しかもフランス本場ノ。』


華扇『(た、たしか外の世界にあるというスイーツ……一度食べてみたいと思ってはいたけど……!!)


だ、駄目よ駄目!いきなり現れた存在から貰うわけにも!!それにそれを受け取ったら協力する話になるんじゃ』


ゲムヲ『……いらないんデスカ。ジャアやっぱり私ガ全部』


華扇『あああああ待って待って待って!!!協力する協力するから!!ミルフィーユ食べさせて!!』


ゲムヲ『(噂には聞いてマシタガ、ここまで効果があるトハ……;)』



華扇「(という感じであっさり買収されてしまった……悪い者ではなかっただけまだ良かったけど……)」


数か月前


ゲムヲ『彼女は百鬼サンデス。同じ甘いもの好きデ、タマニ一緒にスイーツを食べる事モアリマス。』


とある日に、ゲムヲが百鬼姫を紹介する。


百鬼姫『正確には、わらわの名は百鬼姫じゃ。それはそうと、貴様が茨木華扇だな。』


華扇『(こ……この気配、まさか鬼じゃ……)』

百鬼姫『カゲムシ(*ゲムヲ)に呼ばれてきたが……ほう、何やらワケありのようじゃな。

まあいい、折角じゃ。さっき買ったたい焼きでも食べようじゃないか。』

華扇『え、い、いや……』

百鬼姫『遠慮をするな『同士』。というか、ここに来るまで食べるの我慢したから食え。』

華扇『し、知らないわよそんな……って同士!?』




華扇「(で、結局その後、時々この3名で甘味を種に行くようになった……



個人的な理由で深く関りたくないのに、ケーキバイキングと聞いて結局今日も来てしまったわ……;)」


百鬼姫「オイ同士、もたもたするな。早く行くぞ。」

華扇「え、ええ……」


数分後


華扇「ンンンンンンンンンー!!!」


……で、ケーキバイキングが開始するや否や、3名(というか主に華扇)はバクバクスイーツを食べていく。

ショートケーキにロールケーキ、プリンにゼリーに寒天等々……とにかくたくさん食べる。


ゲムヲ「相変わらずの食べっぷりデスネ。」

百鬼姫「やはり食べたいものは食べたいんじゃな。……うんまっ……♪」



華扇「やっぱり美味しい!!こんなの食べないと損よ損!!」




シャモ「あいつらやっべぇぞ!!どんどんスイーツを食べてきやがる!!」←店員

アンゴル「申し上げます!作っておいたスイーツがもうなくなりそうです!!」←店員

じいちゃん「わしは悪くねぇ!!シャモのせいだ!!」←店員


ポンッ(肩を叩く音)


霞み妖精ジャスミン「作りましょう。」


アンゴル「アラッ!?」

モア「ご、ご冗談を」←店員


ジャスミン「作りましょう。早急に。在庫もすぐに用意できますよね?」


モア「ホワァァァァァァァッ!!」




華扇「(んー!!美味しい!!やっぱりスイーツには逆らえない!!)」



(仙人なのに)欲望に忠実な茨木華扇でした。……こんな単純な方だったっけ(ry




END




一旦区切ります。感想まだ

Re: ウルトラワールドでの日常Reboot ( No.70 )
日時: 2023/12/03 22:35
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

その2『毒と薬と食す人』



《スマブラ屋敷》


陽子「お邪魔しまーす」

綾「こんにちはー。」


……スマブラ屋敷に来た陽子と綾。


おろさん「うお、いらっしゃい。」


珍しい事に、作者がお出迎え。


陽子「あれ、作者だ。」

綾「何だか珍しいじゃない。」


おろさん「何か失礼だなオイ。……まあいいか。



……ああそうだ、暇つぶしで行こうかと思っていた場所があるんだが行ってみるか?」


綾「場所?どう言うところなの?」


おろさん「ちょっと特殊な場所だ。そこから良い素材が採取出来るから取りに行こうかなって。」


陽子「おお、ちょっと面白そう。折角だし行ってみようよ。」

綾「……まあ、実際(陽子に誘われて)目的も無いまま来たし、いいかもね。」



という事で数分後。



《カビパン湿地》

綾「来てみたはいいけど……」


……やって来たのは、木々が生い茂る、水が毒になった沼がある暗い湿地だった。


陽子「何だここ!?毒沼があるし!!」


おろさん「まあそう言う場所だからな。あ、間違っても落ちるなよ。溶けるから。」


綾「いや怖い怖い!!」

陽子「というか、ここでどういう素材が取れるのさ……」

おろさん「ざっくり言うと色々取れるぞ。ほれ、この『ジュエルキノコ』とか結構いいぞ。タレをたっぷり付けた焼き肉みたいな味のする高級キノコだ。

他にも……この花も良いな。消臭剤によく使われるし……これもスパイスに使用出来る……」

綾「意外と多いわね」

おろさん「まあ、採取するのに免許が必要なくらいいい素材があるからねここ。


それに、この毒沼の水だって……「ビュゥン!!!」


……沼の中から、何かが一瞬横切った。


陽子「な、何かいる!?サメ!?」

綾「沼にサメはいないわよ!?」

おろさん「……あー、すぐに分かるぞ。どうせ……」


また、何かが泳いでいるのが見えた。そして――



「獲ったどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」



その何かが、跳び上がって来た。そして着地。


菜乃「ふぅ、沼に沈んでいた宝石、ようやく取れましたよ。」


綾「え……」

陽子「誰……?っていうか、人……?」

おろさん「……やっぱりお前か『独目菜乃』。」


菜乃「おや、作者さんじゃないですか。それと、たしか小路綾さんと猪熊陽子さん。」


陽子「私達のことを知ってるの?」

おろさん「逃走中01の時に、裏で手伝ってもらっていた便利屋だ。」

綾「……えーっと、作者、1つ良いかしら。



さっき、この毒沼に落ちたら溶けるって言ったわよね?なのに……」


菜乃「(・v・)」


綾「普通にピンピンしてるわよね!?しかも泳いでたわよね!?」


菜乃「服はオーダーメイドです」


綾「ソレは聞いてない!!」


おろさん「……コイツ、異様なくらいの毒耐性を持っているんだ。というか毒無効スキルの領域。」


菜乃「なので普通に泳げますし普通に飲めます。……あ、一本いりませんか?」←瓶入り毒提供


綾「いや、結構です……;」


菜乃「そうですか。」

↑そんで飲む(*絶対にマネしないでください)


陽子「……ところで、この毒沼もなんかあるって言いかけてたけどどういう効果あるの?」


おろさん「ああ、それは……「おーい!」


そこに、誰かがやって来る。眼帯を付けた、黒ワンピの子だ。


菜乃「あ、『薬子』さん。」


ポップンのキャラクターの『薬子ちゃん』のようだ。


菜乃「あ、毒の方はバッチリ採取しました。帰ってろ過しましょう」

薬子「オッケー、ありがとう菜乃」

菜乃「居候している身ですし、これくらいは」


陽子「……居候?」

おろさん「あの『薬子』って子は、家族ぐるみで病院を開いてるんだ。色々あって、菜乃はそこに居候している。


……あ、ちなみにさっきの続きだが、この毒、実は2時間くらい加熱すると、万能薬の材料になるんだ。」

綾「この毒沼が!?世の中不思議なものね……」


菜乃「まあ、そう言うところですからウルトラワールドって。」

薬子「あ、知らない人がいると思ったらもしかして新参?はじめまして~、お近づきの知りしにお薬どうぞ!」



綾「あ、いえ、お気持ちだけ……;」




終演。



~あとがき~
という事で、小話2つでした。リブート前の設定を引き継いで色んなキャラや設定を出しました。こういうことはどんどんやって行くつもりでございます。
というわけで、今回はここまで……




……という前に、例にならい、またあの企画の予告が1つありますので、しばらくお待ちください。

予告 ( No.71 )
日時: 2023/12/03 22:50
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

予告



ビルが溶け、人が死ぬ。


それは、この街ではありふれた出来事


だが、この街には探偵がいる。


どんなときでも助けてくれる、二人で一人の名探偵が――



「さあ…お前の罪を数えろ!」







今度の舞台は、風の街『風都』!




ハンターA「……!!」



「来たか!サイヤ人の王子ベジータが相手だ!!」



「『風麺』……食べてみたい」



「イェイイェーイ!お姉ちゃん見てるー?」



「あれが風都タワー?壊し甲斐がありそうね!」



『ガイアメモリ』を巡る、街で起こる怪事件!!



「ええ、何コレ!?ホチキスの芯!?」



「あれが話に聞く『ドーパント』か。良い修行相手になってくれそうだ!」



そして、遂に始まる募集!!



おろさん「並行世界パラレルワールドから募集を集めて、特別な参加枠を計3枠作るのだ!!」



ハンターを掻い潜り、逃走成功を果たす逃走者は現れるのか!!?



ハンターA「!!!!!」




『UW逃走中』










この日常には、ワケがある。



ふたりの時間、選びとる未来。




「お嬢ちゃん、女子高生って割には随分と銃の扱いが上手みたいだが、」


「そっちこそ、探偵というよりヒーローみたいな格好してるけど、」




一体何者だい?

一体何者なの?






逃走中02~Wな邂逅/探偵とヒガンバナ~





今週連載予定


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