二次創作小説(新・総合)
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- ウルトラワールドでの日常Reboot
- 日時: 2024/07/26 22:46
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。初めましての方は初めましてなのでしょう『おろさん』という者です。
4か月の間に色々と考えた結果、真にご勝手ながら今まで執筆していた作品を打ち切ることにして、一部の設定やキャラクターなどを引き継いだリブート版を作成することにしました。
投稿頻度は今までよりも大分下がると思いますが、様々な企画を入り混じらせた、新たなクロスオーバーの物語をよろしくお願いいたします。
~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・(なるべく無いようにしますが)誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)
・一部、とある作者様の用語や設定を使用している場合がございますが、こちらは本人から許可を得た上で使用しているものです。
・ハーメルンにて、『ウルトラワールドの交叉譚』として色々調整・改変したリメイク版を投稿開始しています。
(順次更新予定)
~目次~
プロローグ>>1・>>4
短編
その短刀は乱れ刃>>7-9
尾行とカオスとうたうたい>>12-14
拝啓。引きこもり少女よ、尊くあれ>>15-18 その2>>22-25
逃走中01の裏側にて>>31
特に理由もないけどヤツが来る>>36
けーねがすまぶらやしきに行ってみただけのはなし>>41
小話2本立て>>44
デュエル・テストプレイ>>45-46
即席のハロウィン話>>48
並行世界について>>51
お久しぶり早々五月蠅くて>>53-54
地底deツーリング>>55-56
アブノーマルな職場です(おまけ小話追加)>>57-60
天邪鬼はデュエリストになる>>61-62
出会いはいつも電撃の如く>>63-65
天子、弟子になれ>>66-68
小話2本立てB>>69-70
ラビットハウス、親の雑談>>72
アビスと予言と阿礼乙女>>75-77
地底に迷い込んだウサギはレアカードハンター>>78-81
芸術的☆ディスペクトVSリベリオン>>82-85
出会いとは、月夜を跳ねるウサギのごとく? 前編>>86-88 後編>>89-93
クリスマス!ダイヤモンドシティ料理対決(おまけ追加)>>94-96
意外と好き勝手言う年賀状>>102
目と目が合ったらデュエル>>109-110
LCχとL時空>>124-125
怪盗と奇妙なカード>>130-131
うたうたいてと初心とウサギ×2>>134-136
古明地さとりマルチバース>>137-140
Dの防衛/匿われる科学者とLCχの力>>147-150
後編へ>>165
ポケモントレーナー本居小鈴>>168
教師達の異世界体験>>169-170
LCχと図書館長>>172
絵を描く合成獣と悩むサトリ妖怪>>173
参照(今後の予定含み)
『江戸の街のアリス』>>52
『Lの少女達/幻想と記憶に咲き誇る花』>>122
『混戦!バスターズグランプリ』>>164
『キメラの過去と色とりどりの』(重大発表あり)>>175
『偽りの仮面とQの秘密』>>176
・スレ上げ小話
ロボトミの余談『バグ』>>156
永江衣玖2回目>>157
結局書くバレンタイン(一日遅れ)>>159
ロボトミのMOD>>160
スマブラ風>>162
『ロボトミ日記』
>>98-100、>>103-108、>>111-112、>>114、>>123、>>126、>>142、>>144、>>146、>>152-153、>>155、>>158、>>161
『LCχの幻想体達』
歌う機械>>118
大鳥>>119
宇宙の欠片>>120
絶望の騎士>>127
蓋の空いたウェルチアース>>141
異界の肖像>>143
オールアラウンドヘルパー、何でも変えて差し上げます>>145
何もない>>154
タグ
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定 東方project ポケットモンスター 星のカービィ ポップンミュージック マインクラフト スーパーマリオ 妖怪ウォッチ デュエルマスターズ ブロリーMAD ご注文はうさぎですか? にゃんこ大戦争 おそ松さん ハヤテのごとく! 銀魂 きんいろモザイク 仮面ライダーW/風都探偵 リコリス・リコイル ロボトミーコーポレーション 等(順次更新予定
- Re: ウルトラワールドでの日常Reboot ( No.52 )
- 日時: 2023/11/22 18:50
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
- 参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=2726
参照にて『逃走中01』を閲覧できます
どうも。おろさんです。
逃走中01が完結し、ようやくこちらでも色々話を執筆です。
予定としては、
・銀魂、きんモザ、おそ松さん、ごちうさ、ハヤテのごとく等、逃走中登場作品の対面
・デュエルマスターズ企画
・祷大地過去編
・その他日常話・ストーリー
という感じです。もしかしたら他にも色々書くかもしれませんが。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
- お久しぶり早々五月蠅くて ( No.53 )
- 日時: 2023/11/23 20:20
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。昨日見た夢から、本編とは別のクロスオーバーネタが思いついたけど、(過去リレー小説で失敗した覚えがあるから)実行すべきか迷ってます。そんなおろさんでございます。
久々に長めの話を投稿出来るわけでございまして、まあ今回は逃走中01に登場した作品のキャラとのお話。まあ言うところのいわゆる新規参戦紹介に近いです。
《スマブラ屋敷》
逃走中01から数日後。
アリス「ここがスマブラ屋敷?」
忍「一見普通のアパートですが……どんな人がいるのか楽しみですね!」
……『アリス・カータレット』と『大宮忍』、
綾「それにしても、このパスカード、結構便利ね……適当な場所にかざしたら、別世界への移動が出来るなんてて……
というか、朝起きたら持ってたって事自体も驚きだったけど;」
カレン「ホノカも来れたらよかったデス。」
陽子「まあ、穂乃花は部活あったし仕方が無いかなぁ。」
……『小路綾』、『猪熊陽子』、そして『九条カレン』の5人が、スマブラ屋敷へとやって来た。
アリス「とりあえず入ってみよっか。色々手伝ってくれた人もいるかもだし……」
早速訪ねてみたところ……
銀時「あァァァん?」
おそ松「あァァァん?」
……早々に睨み合っている者が2名。
陽子「……って、早々にアレどうしたの!?」
新八「あれ、アリスさん達じゃないですか。」
神楽「また会ったアルな」
忍「万事屋の皆さんも来ていたんですね。お久しぶりです。」
アリス「ところで、銀時さんと……たしか、おそ松さんって人が何で睨み合ってるんですか?」
新八「いや、出会って色々話してたら段々生々しい話になって……」
カレン「生々しいって何デス」
銀時「ああああ?こちとら実写出てるんよ小栗だぞ小栗ィ!!」
おそ松「それ言ったら俺達も出てますぅしかもSnow Manですぅ!?」
綾「本当に何の話をしてるのこの人達」
十四松「要するにアニメとか映画の話だよ」
チョロ松「そりゃあどっちも映画化も実写化もしてるけどさぁ……」
一松「帰っていい?」
陽子「どういう接点で映画の話に……
……って、ちょっ、ええっ!?何かあの人(おそ松)とほぼ同じ顔がいるんだけど」
トド松「だって僕たち六つ子だし」
カレン「六つ子デスカ!?」
綾「あの有名な恋愛ものでも五つ子はいたけど、一卵性!?ええっ!?」
カラ松「細かい事は気にするなガールズ」←自分の顔のプリントTシャツ着用
アリス「・・・。」
カラ松「あっ、ちょっ、引かないで!?純粋に傷つくから!!?」
忍「それはそうとしてあれどうするんですか?」
銀時「ああん?あああああん?」
おそ松「あああ?ああああああ?」
新八「オイイイイイイ!!!さっきからあーあーうるさいから近所迷惑だから!!いい加減その不毛な争い止めてくださいよ」
銀時&おそ松「いっぺん黙れグラブル将暉ィィィィィィ!!」
新八「何で!?何でそこで息ピッタリでソレを掲げるんだよ!?」
数分後
銀時「あああ?良いぜ良いぜ?こうなりゃ白黒決めようじゃねェかあああ?」
おそ松「あああ受けて立つよこうなりゃ殴り合いだよ」
トド松「同じような会話して何分経ったんだろう」
一松「もう両方とも勢いで言ってるだけだよねアレ」
綾「……これどうする?何か待っていたけど流石に行く?」
忍「挨拶くらいはしておきたいですけど……」
と、その時……
「ウィィィィィィィィィィィル!!!」
銀時&おそ松「え?」
頭上から車が落ちてきて、2名に直撃した
チョロ松「えっ、ちょっと!?何で急に車!?」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィル……」
陽子「あ、消えた」
カラ松「と言うか今なんか喋ってなかったか?」
おそ松「……」
銀時「……」
おそ松&銀時「ああああああああん!?」
チョロ松「って何で続行するんだよ!?」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィル!!」
銀時&おそ松「ごじゃっぺ」
陽子「また降って来た!!?」
コピーアバター・マッドウィール「……」
アリス「また消えた……」
銀時&おそ松「ああああああああん!?」
十四松「だから何で続行!?」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィィィル!!」
銀時&おそ松「おっふ」
カラ松「また来たぞ!?」
カレン「そんでまた消えたデス!!」
銀時&おそ松「ああああああああん?」
トド松「だから何でまたやるの!?」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィィィル!!」
銀時&おそ松「ああああああああん?」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィィィル!!」
銀時&おそ松「ああああああああん?」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィィィル!!」
銀時&おそ松「ああああああああん?」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィィィル!!」
銀時「よし一旦落ち着こう」
おそ松「うん、そうしよう」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィィィル!!」
「あっ;」
新八「って何で!?今収まりかけてたよね!!?」
銀時&おそ松「あああああああああん?」
綾「そして戻った!?」
コピーアバター・マッドウィール「ウィィィィィル「チュドガッシャァァァァァァン!!!」
……と、横から何か吹っ飛んできて、何度も降って来る車に激突、壁まで飛んで行った。
おそ松「え……何、今の」
銀時「何か横切ったな」
チョロ松「あ、ようやく戻った」
そして、茂みから出てきたのは……
阿求「……作者、何か言いたいことはあるかしら?」←ボクシンググローブ着用
おろさん「……まず色々ミスったと思ってる」←吹っ飛ばされた人
一同「……ん?」
説明しよう。
作者は自分が使う道具に特殊な能力を加える事が出来る。例えば特撮玩具なら、それを本物のように扱える。
つまり作者は、『マッドウィール』のケミートレカに能力を適用させて、何度もコピーアバターのマッドウィールを呼び出していたのだ。
一同「……ん?」
一旦区切ります。感想まだ
- お久しぶり早々五月蠅くて ( No.54 )
- 日時: 2023/11/23 20:23
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き
数分後
おろさん「えー、発端はともかく、何か変な事をしてしまったわけでございますが……
……ようこそ、ウルトラワールドへ。」
阿求「皆、数日ぶりね。」
アリス「阿求さんも久しぶりです。」
忍「作者さんの方も、直接会うのは初めましてですね。」
銀時「まさか、急に届いた電車のカードみたいなので行き来できるなんてなァ」
おろさん「正確には、この世界に限るけどね。」
綾「朝起きたら手にあったから、使い方暫く分からなかったわ…」
おろさん「それはすまん;
……まあ、とにかく来てくれたんだし、楽しんでってくれよ。色々凄いのがあるよ」
カレン「凄い?」
阿求「誰かさん曰く、そう言うのは実際に見ればわかるものだそうよ。」
あしゅら「貴様ァ!!よくも私がとっておいたケーキをォ!!」
ベジータ「だから知らないと言っているだろ!!食べたとしても自分で買ったレアチーズケーキしか食ってねぇわ!!それも昨日!!」
ブロリー「俺のプリン……」
ベジータ「えっ、い、いやいやいやなーんのことかな
ふおぉっ!?」←岩盤行き
銀時「……え、何今の。と言うかあしゅら男爵いなかった?」
神楽「…いたアルな」
おろさん「そこは……並行世界とかそう言うのが関わって来るんだけど……まあ、後々話す。」
陽子「今さりげなくとんでもないこと言わなかった!?」
ーーーーーーーーーー
アリス「それで、そのまま自由行動みたいになったけど……」
忍「どうしましょう?」
阿求「(……一応ついて来たけどどうしよう。ここの住人、中々個性的だしなぁ……)」
アリス「……あれっ、あそこに誰かいるね。」
忍「第一村人ならぬ第一住人って事でしょうか?」
ボルメテウス「お?聞きなれない声が聞こえたと思えば……」
アリス&忍「(・▽・)」
……アリスと忍がまず出会ったのは、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンだった。
ボルメテウス「おっと、驚かせてしまったか」
アリス「お、おおおオドロクモナニモ……」←緊張中
忍「ど、ドラゴン……?」
バティスタ「む、誰かいると思えば新参客か?」
アリス「あ、ハジメマシテ……」←緊張(ry
忍「今度は……その、浮いてますね」
バティスタ「まず言うのがソレなのか」
ボルメテウス「……この2人、もしかして以前大地が言っていた子じゃないか?」
バティスタ「……あ、そう言えば逃走中がどうとか言ってたな。」
忍「お、大宮忍って言います。こっちはアリスです。」
アリス「よ、ヨロシク……」
忍「緊張してますけどよろしくお願いしますね。」
ボルメテウス「ああわかった。俺はボルメテウスだ。」
バティスタ「名をバティスタ。よろしく。」
阿求「(……何だ、問題なさそうね。)」
ネコ「……お前何やってるんだにゃ?」
阿求「ん?急に誰かと思ったら……にゃんこ軍団とか言う集団の子?」
ネコ「暇だったから遊びに来たにゃ。
それにしても、ここは結構面白いところにゃ。さっきも随分変わった味のケーキを拝借したけど美味しかったにゃ」
「ほーう、冷蔵庫に入れておいたケーキ、お前が食べたんだな……」
ネコ「え?確かに冷蔵庫に入ってたにゃ――」
あしゅら「き・さ・まァ……食べ物の恨みを思い知れェェェェェェェェェ!!!」
ネコ「えっ、待っ、Nooooooooo!!?」
阿求「…ご愁傷様」
アリス「え、急に何事!?」
外。
あしゅら「待てェェェェェェェェェ!!!今すぐこのアシュラーP-1で滅多打ちにしてやるわああああああああ!!」
ネコ「ちょっ、お前のだったの、いや、待って待って待ってのああああああああ」
ココア「こんにちはー!遊びに来ましたー!!って……」
チノ「早々どういう状況ですか!?」
ベジータ「あしゅらァ!だからケーキなど知らんと言っただろう!!」
ブロリー「ベジータ、俺のプリンを忘れたとは言わせないYO」
ベジータ「言い訳出来ないYO」
おそ松「え、何で急に騒がしくなってんの?」
十四松「外にロボットがいるの何で?」
銀時「何かネコが追い回されてるけどどういう事?」
おろさん「気にするなただの茶飯事の一片だから」
新八「アレが!?」
阿求「……えーっと……何か感想はある?」
アリス「……すごく……騒がしいです;」
阿求「……折角だし、町を見て回ってみる?」
忍「あ、いいですね!新たな金髪少女を発見できそうですし!!」
アリス「シノ・・・」
バトルネコ「……アイツ何やってんの?」
大地「気が収まるまで放っておいてやれ。」
……そんなこんなで、お待たせしました『ウルトラワールドでの日常』。再開です。
終演。
~あとがき~
という事で、本編更新完全再開でございました。次の逃走中まではしばらくまた少し長めの話を書いていく予定です。
さて、次回は……どうしようかな。やっぱあの合成獣兄妹の話書こうかな。
今回はここまで。感想OKです。
- 地底deツーリング ( No.55 )
- 日時: 2023/11/24 23:21
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。おろさんです。
という事で今回は、またあの合成獣の兄妹と地底の皆さんのお話です。どうぞ。
《幻想郷:博麗神社》
霊夢「賞金獲得したは良いけど、いざ使おうってなると何に使えば良いかしら……」
……逃走中01にて、見事逃走成功を果たした博麗霊夢。(逃走中に関する話は当然こっちともリンクします。)
賞金を獲得したはいいが、使い道に困っているようだ。
華扇「……大金を手に入れただなんて話を耳にしたけど、本当だったようね。」
霊夢「……華扇じゃない。何の用?この賞金関連の事なら聞かないわよ。」
華扇「そっちじゃないわよ。わざわざ貰う理由も無いし。
稗田阿求の事は分かってるわよね?別世界の住人に振り回されて、色々あの子の近況が変わってきてるじゃない。」
霊夢「ああ、そう言えば。何か病弱設定どこ行ったのかってくらいに元気出てるわよねぇ」
華扇「そうだけどそっちでもない!!あと設定とか言わない!!」
霊夢「……というか、異世界の事を私に言ってどうするのよ。阿求もアレで楽しそうだし、異議があるなら本人に行ったらどうなの?」
華扇「それもそうなんだけど……それだけの話じゃないのよ。
異世界との繋がりを持った故に、幻想郷のバランスにも乱れが生じている。それは貴方も気づいているはずよ。
八雲紫はそろそろ冬眠の時期だし、どの道、博麗の巫女である貴方も動くべきじゃないかしら?」
霊夢「面倒臭いわね……
と言っても、今回の異変は幻想郷で起きているわけじゃない以上、どう動けって言うのよ。
それにそれを言うなら、もうちょっとわかりやすく発生してる問題の方を解決するのが良いんじゃないの?旧都に住み着いた、あの黒須羽って言う兄妹の事も……」
華扇「それは……閻魔の方から許可を得たって聞いたから流石にどうにも……」
霊夢「(……とはいえ、アビリティカードとかの件もあって面倒な問題が山積みなのも事実……どこかのタイミングで動いておかないと少しマズイかしら……)」
と、その頃の旧都。
《旧都:地霊殿》
ゴルドダッシュ「ダーッシュ!!」
さとり「な、何ですかこの生物は……バイクと言うものでしょうか?」
鈴夜「ゴルドダッシュって言うんだってさ。かなり前に並行世界から回収されて、ようやくメンテが終わったんだ。」
センリツ「それで、前からバイクを欲しがっていた鈴にぃの元に来たって事。」
……以前(>>51参照)回収されたゴルドダッシュが送られ、大興奮している鈴夜。
鈴夜「というわけで早速乗ってかっ飛ばしてみようかな。とりあえず運転方法の大体はは普通のバイクと同じかな……」←*免許持ちですよ
さとり「……なんだか嬉しそうですね。……それじゃあ、私はそろそろ戻って――」
鈴夜「一緒に乗ろ?」
……さとりの方を掴みそう言った。
さとり「し、しかし私は……」
鈴夜「乗ろ?」
さとり「い、いえお気持ちだけで――」
鈴夜「乗らないなら何でわざわざ外出たのさ。それは要するに乗ってみたいんでしょ?乗ろうよ。あと拒否権も無いよ。」
さとり「な、何でそんな理論になるんですか!ちょっと!!?」
センリツ「ヘルメット用意オッケー!!」
鈴夜「サンキューセンリツ!という事でレッツゴー!!」
さとり「どうしてこういう事になるんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
という事で、レッツツーリングである。
お燐「……あれ、さとり様は?」
勇儀「……ん?何の音だ?」
パルスィ「叫び声も聞こえる気が……」
……旧都の入り口付近。そこにいたのは『星熊勇儀』と『水橋パルスィ』だ。
鈴夜「はっやぁぁぁぁぁい!!!」
さとり「はやっ、ちょっ、ああああああああああああ!!!?」
ゴルドダッシュ「ダーッシュ!!」
と、ゴルドダッシュに乗った鈴夜とさとりが横切った。
勇儀「今の……古明地さとりと鈴夜か?」
パルスィ「早そうな乗り物に乗ってたわね……。」
勇儀「……。」
パルスィ「あら?どうしたの勇儀。」
勇儀「いや……さとりのやつ、何だか最近変わったなぁ何て思ってさ」
パルスィ「……言われてみるとそうよね。黒須羽鈴夜と関りを持つようになってきてから、普段からちょっと明るい雰囲気が出てるし……何か妬ましいじゃない。」
数分後……
ゴルドダッシュ「ダァァァァッシュ!!」
さとり「あ、あの、大分旧都から離れて来ているんですけど……」
鈴夜「大丈夫。もしもの時はセンリツがいるから。」
センリツ『その通り!しばらくこのトランシーバーの中に潜ってますね。』
さとり「いつの間にそんなロトムみたいな……;」
鈴夜「……とはいえ、何だか知らない場所に来たなぁ。ちょっと明るいし、何だか周囲が整えられてるというか……ん?」
すると、後ろから何か迫って来ているのが見えた。
鈴夜「あれって……車!?避けるよ!!」
ゴルドダッシュ「ダァッシュ!!」
すぐに避けると、次第に何台か、車やバイクと思しき乗り物がこちらを囲む。
シェケダン「オイオイ!知らないやつがいると思ったらこりゃ驚きだ!女装男子と可愛いお嬢ちゃんのバカップルか!」
さとり「っ!!?そんなんじゃないです!!
いや、それ以前に何者ですか!?乗り物そのものが喋って……」
鈴夜「いきなり出て来たけど、お前らもしかして『メカ・デル・ディネロ』じゃないか?何で地底なんかに……」
アストマープル「地下は土地が有り余るから、俺達がここを買ったのさ。そんでサーキットを造ったってわけだぜ?」
さとり「か、買いとったって……」
鈴夜「怨霊が出にくい場所を、河童が異世界の住人に勝手に売るようになった……そんな話を聞いたことがあったなぁそういえば。」
さとり「って、何ですかその聞き捨てならない話は!?」
トライシェルビ「お2人さんよぉ、折角だし俺達とレースで勝負しようぜ?」
ジャマリーリョ「その金ぴかバイク君も結構やる気満々だしな。」
ゴルドダッシュ「ダーッシュ!!」
鈴夜「……ま、確かにね。いいじゃん、やってやるよ!!」
シェケダン「そうでなくっちゃ面白くない!」
セヴォカート「ただし、スタートの合図はとっくに鳴っているからな!!」
そう言って、メカ・デル・ディネロ達が爆走して行く。
鈴夜「ちょっ、さりげなくずるいぞ!!」
ゴルドダッシュ「ダーッシュ!!」
鈴夜「ああ、いいぜ、やってやる!!行くよさとりさんっ!」
さとり「は、はいっ!?」
センリツ『私もお忘れなく!』
という事で、ツーリングから一転、サーキットを駆け抜ける事となった。
一旦区切ります。感想まだ
- 地底deツーリング ( No.56 )
- 日時: 2023/11/24 23:33
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き
ゴルドダッシュ「ダァァァァァァッシュ!!」
鈴夜「かっ飛ばせゴルドダッシュ!!」
セヴォカート「何ッ!?アイツ早すぎんだろ!?……ってのおおあ」←吹っ飛ばされた
さとり「(買い物かごみたいな見た目しててよく言えるわ……)
……というか、思いっきり突撃して吹っ飛ばしましたけど大丈夫なんですか?」
鈴夜「簡単に壊れるように出来てないし多分大丈夫でしょ。」
さとり「そう言うものでしょうか……ん?」
「(隙アリだ!!)」
さとり「後ろです鈴夜さん!!」
鈴夜「後ろ?………うおっと!!」
さとりの言う通り、背後からエネルギー弾が飛んできた。
ジャマリーリョ「何!?」
「(だが今がチャンス!!)」
さとり「今度は上に!!」
鈴夜「なんとぉっ!!」
ゴルドダッシュ「ダーッシュ!!」
アストマープル「バカな!?この距離を簡単に……!!」
さとり「……言っておきますが、その程度は読めているのですよ!!」
……古明地さとりの心を読む能力で、攻撃を仕掛けていたのを読んで、鈴夜は攻撃を避けた。
鈴夜「不意打ちだなんて、せこい事をする。」
ジャマリーリョ「いや、せこいとかそう言うのじゃないわ!!いつの間にか追い抜きやがって!!マリオカートでも攻撃要素はあるだろ!!」
さとり「それってアイテムありきの話では……;」
ゴルドダッシュ「ダーッシュ!!」
すると、ゴルドダッシュが鈴夜に呼びかける。
鈴夜「ん?どうしたの?」
ゴルドダッシュ「ダーッシュ!」
鈴夜「……え、冷気を溜めて欲しい?……ああ、なるほどね。良い案じゃん!」
さとり「(そんな方法、本当に出来るの……?)」←心を読んだ
……鈴夜は自身の能力を使い、ゴルドダッシュを伝って氷を作る。
それをゴルドダッシュが、アームで球体のように固める。
鈴夜「そんでもって……発射!!」
……2体のメカ・デル・ディネロ達の方向に向かって、それを発射した。
アストマープル「そんなうっそでしょ……ぐへぇっ!?」
そして、思いっきりぶっ飛ばした。
鈴夜「よし!!このまま突っ走るぞ!センリツとさとりさんはサポートお願いね!」
さとり「……はい!」
センリツ『(おお、何やらやる気出て来たかなさとりさん)』
数十秒後
ゴルドダッシュ「ダーーーーーッシュ!!」
トライシェルビ「おおっと?とうとうこっちに追いつかれたぞ。」
シェケダン「へえ、アイツら中々やるようだな。
いいぜ、こっからは恨みっこなしだ!」
鈴夜「こっちだって、この勢いで突っ走らせてもらうよ!!」
さとり「あ、ここから先急カーブみたいですよ」←心を読んだ
シェケダン「なっ、何故それを知ってる!?」
そして、数分後。
トライシェルビ「中々やるが、もうすぐゴール!」
シェケダン「中々やるようだったが、これで決めさせてもらう!」
鈴夜「それはこっちのセリフさ!よーし、この勢いで行っけー!!」
ゴルドダッシュ「ダーッシュ!!!」
さとり「……!!
行っっっけぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
ーーーーーーーーーー
そして、帰り道。
鈴夜「ふぅ、いい勝負だったねぇ。」
さとり「……そうですね。」
清々しい気分で帰宅する2人。
……なのだが、そこで待っていたのは……
映姫「随分と楽しかったようですねぇ。ええ?」
鈴夜&さとり「」
……待っていたのは、閻魔の『四季映姫・ヤマザナドゥ』だった。
お燐「さーとーりーさーまー、勝手に家を空けたせいで滅茶苦茶大変だったんですよ!?」
映姫「決して、プライベートに口を出すつもりはありません。
……ですがね、今日に関しては近況報告のために来ると伝えたはずなのですが……何すっぽかして遊びに行ってるんですか?しかも滅茶苦茶楽しそうだった感出して帰って来たようで。」
さとり「……え、えーっと……「ポンッ」
鈴夜が、さとりの肩をそっと叩く。
鈴夜「せ……責任から、逃げるな。」
さとり「…いや………
ほとんどあなたが原因でしょうがあああああああああああああああああああっ!!!!?」
この後、2人ともめちゃくちゃ怒られた。
勇儀「……やっぱり何か変わったよな、アイツ。」
パルスィ「変わったわね。」
センリツ「焼き魚美味し。」←どさくさに責任から逃れるバックベアード
ゴルドダッシュ「ダーッシュ」←以下同文のビーグル属性ケミー
終演☆
~あとがき~
という事で、また黒須羽氏のお話でした。あと何気にメカ・デル・ディネロ達を早い時期に出したなぁ。
さて、次回は……阿求がまさかの就職!?働き先はアブノーマリティだらけです。
今回はここまで。感想OK
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