二次創作小説(新・総合)
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- ウルトラワールドでの日常Reboot
- 日時: 2024/07/26 22:46
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。初めましての方は初めましてなのでしょう『おろさん』という者です。
4か月の間に色々と考えた結果、真にご勝手ながら今まで執筆していた作品を打ち切ることにして、一部の設定やキャラクターなどを引き継いだリブート版を作成することにしました。
投稿頻度は今までよりも大分下がると思いますが、様々な企画を入り混じらせた、新たなクロスオーバーの物語をよろしくお願いいたします。
~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・(なるべく無いようにしますが)誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)
・一部、とある作者様の用語や設定を使用している場合がございますが、こちらは本人から許可を得た上で使用しているものです。
・ハーメルンにて、『ウルトラワールドの交叉譚』として色々調整・改変したリメイク版を投稿開始しています。
(順次更新予定)
~目次~
プロローグ>>1・>>4
短編
その短刀は乱れ刃>>7-9
尾行とカオスとうたうたい>>12-14
拝啓。引きこもり少女よ、尊くあれ>>15-18 その2>>22-25
逃走中01の裏側にて>>31
特に理由もないけどヤツが来る>>36
けーねがすまぶらやしきに行ってみただけのはなし>>41
小話2本立て>>44
デュエル・テストプレイ>>45-46
即席のハロウィン話>>48
並行世界について>>51
お久しぶり早々五月蠅くて>>53-54
地底deツーリング>>55-56
アブノーマルな職場です(おまけ小話追加)>>57-60
天邪鬼はデュエリストになる>>61-62
出会いはいつも電撃の如く>>63-65
天子、弟子になれ>>66-68
小話2本立てB>>69-70
ラビットハウス、親の雑談>>72
アビスと予言と阿礼乙女>>75-77
地底に迷い込んだウサギはレアカードハンター>>78-81
芸術的☆ディスペクトVSリベリオン>>82-85
出会いとは、月夜を跳ねるウサギのごとく? 前編>>86-88 後編>>89-93
クリスマス!ダイヤモンドシティ料理対決(おまけ追加)>>94-96
意外と好き勝手言う年賀状>>102
目と目が合ったらデュエル>>109-110
LCχとL時空>>124-125
怪盗と奇妙なカード>>130-131
うたうたいてと初心とウサギ×2>>134-136
古明地さとりマルチバース>>137-140
Dの防衛/匿われる科学者とLCχの力>>147-150
後編へ>>165
ポケモントレーナー本居小鈴>>168
教師達の異世界体験>>169-170
LCχと図書館長>>172
絵を描く合成獣と悩むサトリ妖怪>>173
参照(今後の予定含み)
『江戸の街のアリス』>>52
『Lの少女達/幻想と記憶に咲き誇る花』>>122
『混戦!バスターズグランプリ』>>164
『キメラの過去と色とりどりの』(重大発表あり)>>175
『偽りの仮面とQの秘密』>>176
・スレ上げ小話
ロボトミの余談『バグ』>>156
永江衣玖2回目>>157
結局書くバレンタイン(一日遅れ)>>159
ロボトミのMOD>>160
スマブラ風>>162
『ロボトミ日記』
>>98-100、>>103-108、>>111-112、>>114、>>123、>>126、>>142、>>144、>>146、>>152-153、>>155、>>158、>>161
『LCχの幻想体達』
歌う機械>>118
大鳥>>119
宇宙の欠片>>120
絶望の騎士>>127
蓋の空いたウェルチアース>>141
異界の肖像>>143
オールアラウンドヘルパー、何でも変えて差し上げます>>145
何もない>>154
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- 天邪鬼はデュエリストになる ( No.62 )
- 日時: 2023/11/29 12:20
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: 8comKgvU)
続き
鬼人正邪『反逆のジャイアント』
VS
独目菜乃『貫く速攻のアリア』
『デュエマスタート!!』
菜乃
シールド5枚 マナ2枚
『アシスター・コッピ』
正邪
シールド5枚 マナ3枚
早速始まった、鬼人正邪と独目菜乃のデュエマ。クリーチャーを召還した菜乃と、『フェアリー・ライフ』の効果でマナを増やした正邪。
そして、菜乃は真っ先に仕掛ける!
先攻 菜乃
・3ターン目
菜乃「私のターンです。
……『アシスター・コッピ』の能力でコストを1下げて、『スナノケガワ』召喚!!」
『スナノケガワ』 U
光 種族:アーマード・パラドックス
クリーチャー コスト4 パワー3000+
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーがタップされている間、このクリーチャーのパワーを+3000する。
出典:ポケットモンスター
正邪「(攻撃を曲げる『ブロッカー』ってやつか……能力も面倒そうだなぁ)」
菜乃「では、『アシスター・コッピ』でシールドブレイクです。
その時、『革命の炎 フレア・ハシッチ』に革命チェンジ!!」
『革命の炎 フレア・ハシッチ』 C
火・光 種族:アーマード・ファイアー・バード
クリーチャー コスト5 パワー5500
■革命チェンジ:アーマード(自分のアーマードが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
→相手のシールドを1つブレイクする。
→自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
菜乃「フレア・ハシッチの登場時能力でシールドを1枚増やします。そしてシールドブレイクです。」
菜乃
シールド5→6
正邪
シールド5→4
正邪「シールドトリガーは……無しか。」
菜乃「ターンエンドです。」
正邪
・3ターン目
正邪「私のターンだ。ドローして……お、タイミングが良い。
マナチャージした後、4マナの『友兼』召喚!」
『友兼』 U
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト4 パワー4000
■マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■ウルトラ・セイバー:ジャイアント(自分のジャイアントが離れる時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい)
■このクリーチャーが破壊された時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。
出典:GA芸術科アートデザインクラス
正邪「マッハファイターの友兼で、早速スナノケガワを攻撃!」
友兼 パワー4000 WIN
↓
スナノケガワ パワー3000
正邪「ターンエンドだ。」
菜乃「(ブロッカーを直接破壊しましたか……)」
霊夢「デュエマって、色々能力あるのね。」
ーーーーーーーーーー
そして飛んで5ターン目。
菜乃 シールド6
『レッツ・烈・ノルッピ』×2
『アシスター・コッピ』
『革命の炎 フレア・ハシッチ』
正邪 シールド4
『轟廻!グランドスラム・スコーピオン』
『雲の超人(クラウド・ジャイアント)』
友兼、雲の超人の効果によりマナ9
後攻 正邪
・5ターン目
正邪「次は……呪文、『巨打設計図』の効果で、山札の上から3枚。その中のジャイアントかスノーフェアリーを手札に。
そんで、『タマシード/クリーチャー』のグランドスラム・スコーピオンをもう1体。」
『轟廻!グランドスラム・スコーピオン』 SR
自然 種族:ジャイアント・インセクト/ACE
タマシード/クリーチャー コスト5 パワー14000
■このタマシードが出た時、自分のマナゾーンのカードを4枚アンタップする。
■自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、その後、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ、クリーチャー1体またはタマシードを1枚、自分のマナゾーンから出してもよい。
正邪「登場時能力で、マナを4枚アンタップ。……その次に召喚するのはコイツだ!」
『山口如月』 SR(スターターデッキ)
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト4 パワー3000
■シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、代わりにこのクリーチャーを破壊してもよい)
■このクリーチャーが離れた時、自分の山札を見る。その中からカードを2枚まで選び、マナゾーンに置く。その後、山札をシャッフルする。
出典:GA芸術科アートデザインクラス
正邪「これで、自然のクリーチャーが4体!これでクリーチャーになったグランドスラムで攻撃!!
能力で、マナゾーンからここは『友兼』を出して……
そしてシールドを3枚ブレイクするぜ!」
菜乃
シールド6→3
菜乃「トリガーは……ありました!シールドトリガー『レキ』!」
『レキ』 R
火 種族:アーマード・ヒューマノイド/アウトレイジMAX
クリーチャー コスト5 パワー4000
◆S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を表向きにする。その中から1枚を手札に加え、残りの1枚を墓地に置く。こうして墓地に置いたカード以下のコストを持つ相手のエレメントを1つ破壊する。
出典:緋弾のアリア
菜乃「能力で山札の上から2枚を見て……その中の『地獄スクラッパー』を墓地に。……で、地獄スクラッパーのコストは7なので、グランドスラム・スコーピオンを破壊!」
正邪「まだだ!友兼のウルトラ・セイバーで耐える。
……そんでターンエンドだ。」
菜乃「……もうちょっと来ると思いましたが……まあいいでしょう。」
先攻 菜乃
6ターン目
菜乃「このターンで決めさせてもらいます。
……よし、来ました!『アシスター・コッピ』で1軽減して、『神崎・H・アリア』召喚!!」
『神崎・H(ホームズ)・アリア』 SR
火 種族:アーマード・ヒューマノイド/アウトレイジMAX
クリーチャー コスト7 パワー8000+
■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト5以下のアーマードうぃ2枚まで使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■自分のアーマードまたはヒューマノイドが合計6つ以上あれば、このクリーチャーに「パワーアタッカー+4000」を与える。
出典:緋弾のアリア
菜乃「登場時能力で山札の上から5枚見て……その中から『ボルシャック・アークゼオス』を2体出します!」
『ボルシャック・アークゼオス』 SR
火 種族:アーマード・ドラゴン
クリーチャー コスト5 パワー5000+
■パワード・ブレイカー
■自分のファイアー・バード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーが出た時、アーマード・メクレイド5する。(アーマード・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト5以下のアーマードを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
■各ターンに一度、自分のファイアー・バードが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
菜乃「登場時の『アーマード・メクレイド5』により、『アチコチ・鳴・ピッピ』と『革命の炎 フレア・ハシッチ』を召喚!!
アチコチ・鳴・ピッピの能力でカードを1枚引き、フレア・ハシッチでシールド1枚追加。」
菜乃
シールド3→4
菜乃「そして、ファイアー・バードが出た事で、ボルシャック・アークゼオスの能力発動。グランドスラム2体と強制バトルです。」
ボルシャック・アークゼオス WIN
パワー5000+バトルゾーンにあるファイアー・バード6体×3000=23000
VS
轟廻!グランドスラム・スコーピオン
パワー14000
正邪「……!!」
菜乃「このままトドメに繋げます!まずはアリアでシールドブレイク!!能力によりT・ブレイクです!!」
*『パワード・ブレイカー』
そのクリーチャーのパワー6000ごとにシールドを追加で1枚ブレイクできる。
正邪「如月のシールド・セイバーで1枚だけでも防ぐ!
如月の破壊時効果で、山札から2枚をマナに!」
マナゾーンに置いたカードの中には、何やらSRのカードが……
正邪
シールド4→2
正邪「トリガーは……無いか……」
菜乃「レキとハシッチで残りのシールドもブレイク!!」
正邪
シールド2→1→0
正邪「……」
菜乃「そのまま、アシスター・コッピでダイレ――」
正邪「S・トリガー『野崎奈三子』。」
『野崎奈三子』 R
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー/クリエメイト
クリーチャー コスト5 パワー5000+
◆S・トリガー
■自分のマナゾーンにカードが10枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+7000する。
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーをタップしてもよい。
■相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
出典:GA芸術科アートデザインクラス
菜乃「なっ……!!た、ターンエンドです。
……ですが、ボルシャック・アークゼオスがいれば、次のターンですぐの除去は出来――」
正邪「……いいや、準備は整った。そんなものはもう意味は無い。
……さてと、こっから大逆転と行こうじゃないか!!」
菜乃「なっ……!?」
正邪
・6ターン目
正邪「……まずは、『アシスター・サイネリア』を2体、ソイツの能力でコスト軽減して『チアスカーレット・アカネ』召喚だ。
そして、十番龍 オービーメイカーを1マナで召喚!!」
『アシスター・サイネリア』 C
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー
クリーチャー コスト2 パワー6000
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■各ターンに一度、自分のジャイアントを使うコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
『チアスカーレット・アカネ』 SR
自然 種族:ジャイアント・スノーフェアリー
クリーチャー コスト5 パワー7000
■W・ブレイカー
■マッハファイター
■自分のターン中、ジャイアントを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のジャイアントを1つ、マナゾーンに置いてもよい。そうしたら、ジャイアント・メクレイド8する。(ジャイアント・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のジャイアントを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
『十番龍 オービーメイカー』 SR
自然 種族:ジャイアント・ドラゴン
クリーチャー コスト10 パワー19000
■このターン出した自分の自然のクリーチャー1体または自然のタマシード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■マッハファイター
■Q・ブレイカー
■シビルカウント5:自分の自然のクリーチャーまたは自然のタマシードが合計5つ以上あれば、相手のターン中、相手のクリーチャーまたはタマシードが出てその能力がトリガーする時、かわりにその能力はトリガーしない。(例えば、相手は「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を使えない)
正邪「で、チアスカーレット・アカネの能力で、マナゾーンから出すのはコイツ!!さっきマナに置いた『少名針妙丸』を召喚!!」
『少名針妙丸』 SR(スターターデッキ)
水 種族:ジャイアント・イマジネーション
クリーチャー コスト4 パワー2000
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、次の自分のターンのはじめまで、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
出典:東方輝針城
正邪「針妙丸の能力で、今バトルゾーンにいるお前のクリーチャーは攻撃不可だ!!」
菜乃「っ……!!」
正邪「まずはマッハファイターだ!『チアスカーレット・アカネ』の攻撃時能力で、雲の超人をマナ送りにして、ジャイアント・メクレイド8!
山札から3枚見て、そこから『野崎奈三子』もう1体!
そのままアカネで、フレア・ハシッチを攻撃、続いてオービーメイカーで神崎・H・アリアを攻撃。このままターンエンドだ。」
菜乃
・7ターン目
菜乃「よりにもよって手札にファイアー・バードが無い……!
だったら、神崎・H・アリアをもう1体召喚です!!」
正邪「けど、オービーメイカーの能力で、登場時能力は無効だ。」
菜乃「だったら、野崎奈三子1体を攻撃!相打ちを――」
正邪「アシスター・サイネリアのガードマンでソレも防ぐ。」
菜乃「た、ターンエンド……」
正邪「さて、そのまま押し切る!!オービーメイカーでQ・ブレイクだ!!」
菜乃
シールド4→0
菜乃「シールド・トリガーは……凌げそうなものが1枚も無いです……」
正邪「少名針妙丸でダイレクトアタック!!」
Winner 鬼人正邪
菜乃「……負け、ですか。結構強いですねぇ……」
正邪「素直に受け取っておいてやるよ。
……じゃ、そろそろこの辺で一旦帰るか。」
そう言って、正邪はこの場を去った。
霊夢「……デュエマ……結構奥深いようね。」
菜乃「まあ、結構戦略が問われますからね。……しかし、鬼人正邪……初めてにしては相当のやり手のようですね。」
霊夢「そうなの?S・トリガーで逆転されただけじゃ……」
菜乃「いいえ……
彼女、最初だからなのか、多分ちょっと手を抜いてますよ……」
霊夢「……へ?」
正邪「やり方は大体分かったし……次は、このカードで上手くコンボを決められるかもな……」
道を歩く正邪の手元には、1枚のカード。
そのカードのレアリティは、『XOR(クロスオーバーレア)』と言うものだった。
終演。
「……ファールファルファルファー!!とうとう俺様の力を見せる時が来たな!!俺のデュエマを思い知らせてやる!!ファー!!」
~あとがき~
ということで、オリジナルカード含みのデュエマがこれから始まります。安心してくださいバランスはちゃんとしてるつもりです。
さて、次回は……あの貸本屋の看板娘にも電撃的な出会いがあるわけです。ハイ。
今回はここまで。感想OKです。
- 出会いはいつも電撃の如く ( No.63 )
- 日時: 2023/11/27 22:40
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。おろさんです。
今回も、またちょっとした出会いがあるわけです。と言ってもリブート前の設定引き継ぐだけなのですが←
夜
《幻想郷の人里:鈴奈庵》
小鈴「すー……すー……」
……人里にある貸本屋『鈴奈庵』。その店番を行っている『本居小鈴』。
夜遅く。彼女はぐっすり眠っていたが……
「じじじじじ……」
バチッ!バチィッ!!
小鈴「ん……んん……?」
……すると、店の方から何やら音が聞こえる。段々大きくなって来たのか、小鈴の目が覚めてしまった。
小鈴「何……?こんな夜遅くに……」
「じじ じ、じじ……」
……何かがいた。少なくとも人ではない。
「じじじ じじじじ!!」
と、その何かが、周囲に電撃を放って来た。
小鈴「って、ひゃあっ!?な、何!?ってやめてお店が荒れるじゃない!!」
「じじじじじ!!」
小鈴「やめてったら本が燃えるから――って、うわっ!!?」
と、地面に落ちてた丸い物を踏んで、転倒。その拍子で頭を打って失神した。
「じじじじ「ガンッ!!!」
暴れていた何かの真上にも、落ちて来た何冊かの本が直撃。
そして、小鈴が踏んだ丸い物体が、レジエレキにヒットし――
翌日。
《ポップンワールド:ポプの宮神社》
大地「んあー……ここにも無いか……」
テンコ「よう大地。何探してるんだ?」
……『ポプの宮神社』にて、何か探しモノをする大地。
そこでやって来たのは、狐のお面を付けた少女……『テンコ』だった。
大地「……テンコか。……いや、大したものではないんだが……ちょっとボールを探してるんだ。」
テンコ「ボール?お前の事だからモンスターボールか何かか?」
大地「ああ、姉ちゃんに『サファリボール』っての押し付けられて、その後どっかで落としたっぽくて……
……心当たりある場所探ってみたが、結局どこもなかったんだよな。ここにも無いんだったら……昨日どこ寄ったっけな……」
《鈴奈庵》
場所は戻って鈴奈庵。
小鈴「……あう?」
……朝になり、目が覚めた小鈴。
小鈴「あれ、何で私こんな場所で……ああそうだ、確か変な音がして、それで……
……ってぇ!!お店が偉い事になってる!!早く戻さなきゃ!!じゃないと何かややこしくなる!!……ん?」
急いで片付けていた所、何やらボールを見つける。多分、小鈴が踏んだ物と同じだろう。
小鈴「コレ……何だっけ?半分は白くて、もう半分が迷彩柄だけど……
……そう言えば、大地さんがここに来て、似たようなものを持ってたわね……落としちゃったのかな?後で届けてあげないと。」
そう思いながら、ポケットにそのボールを入れた。
小鈴「あっ、鍵付ける留め具が壊れてる!?これ専門の人に頼むしかないかなぁ……」
……だが、彼女はまだ気づいていない。そのボールに入っているのは……
ーーーーーーーーーー
数分後
ロボット「大地か?……いや、今日はまだ来ていないな。」
小鈴「ええっ、そうなんですか!?」
……スマブラ屋敷に来てみた小鈴は、大地がよくいるスマブラ屋敷に訪れてみた。
が、スマブラ参戦者の『ロボット』に聞いたところ、どうやらまだ来ていない模様。
ロボット「この感じだと、多分ポップンワールドにいるな。」
小鈴「『ポップンワールド』?何ですかソレって。」
ロボット「大地やうたが住んでいる、音ゲー『ポップンミュージック』の世界だ。」
小鈴「え、大地さんウルトラワールド出身じゃないんですか」
ロボット「初見ではかなり間違われるが全然違うぞ。本人曰く、死んだ妻の方がこの世界出身だったらしい。
……まあいい機会だし、折角なら行って見たらどうだ?時空融合の件が解決していない以上、異世界との関りを持つ必要もあるし、あそこなら悪い連中はそんなにいなかったはずだ。」
小鈴「へぇ……
(こことも別の世界も興味はあったけど……まあ、時間を合わせればここに来る前の時間に戻れるはずだったし……)じゃあ、良い機会なので……」
……といった考えで、試しにその『ポップンワールド』に行ってみる事にした。
《ポップンワールド》
小鈴「……で、ロボットさんが言うにはこの近くにいるだろうって話だったけど……
そう言えばこのボール、何のボールなんだろう。よく見るとボタンもあるけど……開くのかな?」
試しに開けようと、スイッチを押した瞬間……
通行人「あ、危ない!!」
小鈴「えっ?」
突然、信号無視のトラックが大脱線。そして――
カチッ
「じじ じじじ」
一旦区切ります。感想まだ
- 出会いはいつも電撃の如く ( No.64 )
- 日時: 2023/11/27 22:44
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き
《鈴奈庵》
大地「……で、ボールのスイッチを押した結果、ソイツが入っていたわけか。」
小鈴「はい……」
レジエレキ「じじじ」
……サファリボールから出てきたのは、伝説のポケモン『レジエレキ』。
あの後、出てきた瞬間に結構な電撃を放ち、トラックにソレを当てて横転させた(運転手は一応無事だが、ながらスマホしてたために連行はされた)。
そして、電撃を見た大地が駆けつけ、また戻って鈴奈庵。
大地「あのサファリボール、まさかこの店で落としてたなんてな……」
小鈴「とりあえず、これはお返しします。」
大地「いや、ポケモンが中に入った以上、返されても意味がない。」
レジエレキ「じじじ」
小鈴「それで……あのレジエレキというポケモンは何なんですか?どうして鈴奈庵に……」
大地「多分、どっかの密猟集団が捕まえてたのが逃げたんだろう。次元の穴に入った結果、たまたま人里の鈴奈庵に迷い込んだってところか……
まあ、ソイツすんなりとお前に付き従ってるし、細かい事は別にいいだろ。」
レジエレキ「じじじじじ」
小鈴「それでいいのなら……そうね、そうしよう。」
*****
後日。
阿求「……それで、そのままパートナーになったわけ?」
小鈴「うん。流石に親には黙ってるけど。」
レジエレキ「じじじ」
……何だかんだあって、レジエレキをゲットした小鈴。
阿求「……けど、不可抗力とは言えそんなあっさり引き受けちゃっていいの?どう考えても妖怪扱いされるし……」
小鈴「阿求……
現在進行形で大層なものに憑かれてるあんたがそれ言う?」
規制済み「(訳:しつこく出てやるよ)」
罰鳥「カッ、カッ、カッ」←つついてる
レティシア「あなたもどう?」←ハートのギフト提供
阿求「……言うんじゃないわよぉ!!(半泣き」
みほ「こんにちはー」
と、そこでまた1人来る。
小鈴「いらっしゃい。……って、確かみほちゃん。いつぶりだったかしら。」
カービィ「ちなみに僕もいるよ。」←みほの頭に乗る
ルーミア「私もいるよー」←くっついてた
阿求「1名普通に妖怪いるし……よく食べられないわよねあなた……」
みほ「ドーナツで条件のんでくれた」
レジエレキ「じじじ」←本の整理中
みほ「あ、この子がレジエレキかぁ。大地さんの言ってた通り本当にゲットしたんだね小鈴ちゃん。」
小鈴「偶然が重なったからだけどね。……あ、そろそろ……」
……と、小鈴は、レジエレキに何かを渡す。
阿求「あら、それって……」
カービィ「ポケモンが食べるポケモンフーズだね。」
ルーミア「そーなのかー」
小鈴「ナリトさんって人に貰ったんです。すごい余ってるからって。」
みほ「ナリトさん?」
阿求「たしか、大地の姉だって言う人じゃない。
……そう言えば、何気にあの人も伝説のポケモン持ってたわね……ガラルサンダーとか言う……」
レジエレキ「……」
みほ「それにしても、伝説のポケモンがこうも間近で見られるなんてねぇ。」
カービィ「ミュウツーなら時々来るけど」
阿求「……ナリトさんもそうだけど、その伝説のポケモンがあっさり誰かの手持ちになってていいの?」
カービィ「まず伝説のポケモンが1体だけって方式は成り立たないよ?」
みほ「それにそれを言うなら、原作でシリーズごとに(不思議な現象という名目で)バンバン出る伝説はどうなのさ。」
阿求「それもそうだけどさ……」
みほ「……あ、そうだ。ポケモンと言えば、『ポケモンバトル』ってやってみたりする?」
小鈴「ポケモンバトル……?」
阿求「ポケモン同士で戦わせて競う事ね。スポーツの一種に近いかしら?」
カービィ「まぁ流石にやってないか。そもそも今幻想郷でポケモン持ってるの小鈴くらいだし。」
……そんな感じの事を話していた。
その時だった。
「ドダイトス、すなあらしだ」
一旦区切ります。感想まだ
- 出会いはいつも電撃の如く ( No.65 )
- 日時: 2023/11/27 23:11
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
続き
すると突然、周囲に砂嵐が発生する。
阿求「え、いきなり何!?」
カービィ「砂嵐……って、誰か来る!!」
「よぉよぉお嬢ちゃん達。随分と呑気に話しちゃってぇ。」
みほ「え、誰?」
レジエレキ「……!!」
レジエレキが警戒している。
小鈴「……おじさん、まさか……!!」
ポケモンハンター「察しが良いようだな鈴のお嬢ちゃん。ああ、そうさ。その電気ポケモンを回収しに来たんだよ。」
カービィ「って事はポケモンハンター!!?」
ポケモンハンター「……さて、おしゃべりはそこら辺にしてもらおう。やれ、ドダイトス!!まずは『ウッドハンマー』だ!!」
ドダイトス「…!!」
大きな木槌が、此方に振り下げられる。
カービィ「コピー能力『ハンマー』!!」
カービィが急いでそれを防ぐ。
カービィ「みんな、今のうちに!!」
レジエレキ「……!!」
すぐに、鈴奈庵の外に出る。しかし砂嵐が凄い。
ルーミア「目に砂がぁ!!」
規制済み「(訳:任せろ!!)」
と、規制済みがこちらを覆い、砂嵐を遮った。
阿求「ま、まさかのナイス!?」
カービィ「っ……!!」
ドダイトス「……」
ポケモンハンター「中々やるが、それだけだ!!ドダイトスゥ!!『じしん』で一掃しちまえ!!」
レジエレキ「!!」
……と、レジエレキが『10まんボルト』を放つ。だが……
ドダイトス「……」
小鈴「あれっ、全然効いてない!?」
ポケモンハンター「馬鹿め!じめんタイプに電気技が効くわけないだろう!!さぁ!!これで終いだ!!」
ドダイトス「……」
「サンダー、『らいめいげり』!!!」
……その時、横から攻撃が、ドダイトスに命中する。
ポケモンハンター「誰だ!!邪魔しやがって!!」
「誰かって?」
砂嵐の中から、誰か出て来た。
ナリト「通りすがりの一般人だよ。」
ガラルサンダー「……」
小鈴「な、ナリトさん!?」
ナリト「よっ、さっきぶりだね小鈴ちゃん。……よっと」
そこに現れたのは、祷大地の姉『祷ナリト』と、パートナーポケモンのガラルサンダー。
ナリトは、小鈴の方に球体を投げた。
小鈴「これは……?」
ナリト「『テラスタルオーブ』だ!どうやらこの世界でも使えるから使ってみて!」
小鈴「え、あの、使うって具体的にどうやって!?」
ポケモンハンター「貴様ぁ!!!余計な邪魔をするな!!やれ!お前ら!!」
子分達「うおおおおおおお!!」
ナリト「……ま、そうなるか。
とりあえず敵じゃない。サンダーはアクロバット、ヤバソチャはシャドーボールを。」
ガラルサンダー「……!!(頷く」
ヤバソチャ「!!(同じく」
ポケモンハンター「チィッ、ドダイトス!!もう一回『じしん』だ!!」
ドダイトス「……!」
阿求「小鈴……!」
小鈴「……私……やってみる!」
レジエレキ「……!!」
小鈴「行くよ……レジエレキ!!!『テラスタル』っ!!」
テラスタルオーブを掲げ、オーブが輝いて行く。そして、レジエレキの元に投げた。
そうすることで、レジエレキが結晶に包まれた。……レジエレキの頭部には、氷の結晶に扮した結晶が付いていた。
ドダイトス「!?」
ポケモンハンター「こおりテラスタルだと!?馬鹿な、調べた時は電気タイプだったはず……」
ナリト「(フフ、驚いてる驚いてる。渡したポケモンフーズに、こおりテラピースを混ぜておいて正解だったね。)」
小鈴「派手に決めるよ!!『テラバースト』!!!」
レジエレキ「じじじじっ!!」
こおりタイプのテラバーストが、ドダイトスに命中する。
ドダイトス「グアッ……!!」
4倍弱点により、ドダイトスは一発で倒された。
ポケモンハンター「お、俺のドダイトスが……
ええい!!ならばアーマーガァ!!やっちまえ!!」
アーマーガァ「ガァ!!!」
ポケモンハンターは、はがねタイプのアーマーガァで弱点を突こうとしていたが……
みほ「あれっ……
アーマーガァってひこうタイプじゃ……」
ポケモンハンター「あ」
レジエレキ「じじじ……」
小鈴「……うん、何考えてるかわかるよ。」
ポケモンハンター「え、あの、何で笑顔で近づいて……」
小鈴「トドメの……『10まんボルト』ォォォォォォ!!」
レジエレキ「じじじー!!!」
ポケモンハンター「えっ、ちょっ、何で俺の方に待てちょっと待ってあびゃああああああああああああああああああああ!!!」
そのまま、アーマーガァもろともポケモンハンターは倒された。
ナリト「……いいね、小鈴ちゃんとレジエレキ。とっても面白いよ。」
数分後
ニワトリ刑事「オラァ!歩けェ!さっさと歩けェ!!」
ネズミ刑事「異世界にまで迷惑かけたんだからただで済むと思うな!!」
ポケモンハンター「くそっ……」
大地「他の里の人間には記憶操作をしておくが……
まあ、大変だったな、お前ら。」
…話を聞いて、大地が駆けつけてきたようだ。
小鈴「いえいえ、何とかなったので結果オーライです!」
レジエレキ「じじ」
阿求「(……何だかんだ心配だったけど……良いコンビかもね。)
ナリトさんもありがとうございました。お陰で……って、あれ?」
ナリトの姿は、いつの間にかなかった。
小鈴「……あれ、そう言えばナリトさんは?」
みほ「いや、何か警察が来て間もなくどっか行くって言って……」
ルーミア「気づいたらいなくなってた。」
カービィ「(あの人、何を考えてるのか良く分かんないんだよなぁ。どことなく大地を避けてると思ったらそうでも無さそうで……)」
レティシア「どうせまたどこかで会うわよ。」
罰鳥「確かに」
規制済み「(訳:罰鳥が喋ったよ)」
阿求「いいから早く帰ってアブノーマリティ一行……」
小鈴「ポケモンバトルかぁ……経緯はともかくちょっと楽しかったし、もっとやってみたいかも!」
レジエレキ「じじじ!」
小鈴「レジエレキもそう思う?……そう来なくっちゃ!」
こうして、1人のポケモントレーナーが、今ここに誕生したようです。
終演
~あとがき~
ということで、本居小鈴とレジエレキのお話でした。何だかんだで設定はいくつか引き継いでいくのです。
さて、次回の話もリブート前の設定を引き継ぐようなものになります。次に登場するのは……
翌日……
「ここがスマブラ屋敷……噂になっていた人間もここによく来ると聞いたが……
待っていろ祷大地……この『比那名居天子』が、お前を跪かせてやる!」
次回、天人登場。
感想OK。
- 天子、弟子になれ ( No.66 )
- 日時: 2023/12/02 21:04
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。逃走中01でもたもたしてたら今後書きたいネタがどんどん溜まっているおろさんです。
……さて、今回は(とっくに言ってるけど)あの天人が出てくるわけです。さてどうなるのか。
《スマブラ屋敷》
「……スマブラ屋敷……ここには強者もかなりいると聞く……
……だが、今の私の目当ては祷大地のみ……噂がどれ程なのか楽しみだ……
ええっと、まずは呼び出さなければならないが……確かこのインターホンとやらを押せばいいんだったな……あれ、鳴らないな。……ん?待て、よく見たら上にボタンがあるな。多分これか……」
大地「今日はちゃんぽんを作った。味編で辛みそも添えた。しっかり食え。」
小鈴「おおー、美味しそう!!」
阿求「外界にある麺料理の一種……いただきます。」
……スマブラ屋敷を訪れた阿求達。大地に昼食を作ってもらったようだ。
阿求「……ん、美味しい……」
大地「だろ?作る甲斐があるってもんだ。」
乱「(あるじさん、何だかんだ文句言っててもスマブラ屋敷に馴染んでるよねぇ。)」
レジエレキ「じじじ」
ピンポーン
……すると、インターホンが鳴った。
大地「……と、こんな時に客か。」
玄関に行って、ドアを開けてみる。
「今人を探しているんだが、『祷大地』という人間を知らないか?」
大地「……」←この人
天子「私は『比那名居天子』。天人だ。
数か月前に幻想郷で、妖怪を簡単に片づけてしまったという噂を聞き、確かめに来た。
いや、私にかかれば妖怪の大群など敵ではないが、その祷大地という人間が鬼を蹴飛ばしたという話も聞いて色々気になってな。
だからまあ話が長くなりそうだから細かい事は省くとして、とにかく……ここにその祷大地が良く出入りする話を聞いて来てみたのだが――」
大地「……(静かにドアを閉める」
天子「ってオイ待て!!話の途中に静かにドアを閉めるな!!失礼だと思わないのか!!」
大地「思うけど」
天子「言葉と動きが一致していないわ!!!ちょっ、力強いなお前!!」
大地「お前がそれ言う?」
天子「天人と普通の人間の基準を一緒にするな!!」
大地「だから何」
天子「お前さてはパワーワードでごまかすつもりだろ!?そんで何か知っているだろ明らかに!!」
大地「だから何」
天子「認めたな!?認めたって事で良いんだなお前!!」
大地「だから何(適当)」
天子「ソレもう適当に言ってるよな!!?」
大地「うん」
天子「正直すぎて最早清々しいわ!!?」
大地「てか扉が壊れるからいい加減どけ」
天子「お前が手を放せばいいだけだろう!!」
……こんな感じで口論みたいになっていたが……
小鈴「大地さん、さっきから何やってるんですか?もうちゃんぽん食べ終わっちゃいましたけど。」
阿求「……あれっ、玄関の外にいるのって……」
天子「えっ、オイ今何と言った――」
大地「……チッ」
天子「ぎゃっふ!?」
大地が扉(引き戸)から手を放して、その衝撃で天子が転倒した。
大地「……」
阿求「や、やっぱり……天人の『比那名居天子』……!」
大地「小鈴、彼方までぶっ飛ばされるか桜の下に埋められるか選べ」
小鈴「何で!?」
数分後
《対戦用フィールド》
天子「過程はともかく見つけたぞ祷大地!この私と勝負しろ!!」
大地「(だから嫌だったのにな)」
小鈴「あの天人、何で大地さんを探してたんだろう?」←結局埋められた
墓穴の桜「……」
阿求「融合沙汰になった時、妖怪を生身で簡単に片づけてたからね……人里でも噂にはなってたけど、彼女の耳にも届いていたなんて……」
天子「まあ、いきなり勝負を持ち込むのもアレだ。特別に1つ条件をやろう。」
大地「と言うと?」
天子「お前が勝ったら、お前の言う事を1つ聞いてやろう。ただし変な事や無理難題以外でな。」
大地「要望ねぇ……今の所特にないが……
……まあ、持ちかけられた以上やってやるか。」
天子「そう来なくっては面白くない!先手必勝!!」
ということで、早速攻撃を仕掛けて来た比那名居天子。『要石』を使い、併せて弾幕を放つ。
大地はそれを軽く避けていく。
天子「そこだっ!!」
次に、要石を直接ぶつけようとする。
大地「……」
対して大地は、指パッチンを鳴らした。そしたらなんと、ぶつけようとした要石の動きが止まり、地面に落下。
天子「(何!?指を鳴らしただけでそんな……いや、まさか特殊な振動を加えて、コントロールを無理やり外したというの……!!
……確かに、実力は噂以上のようだな……だが……!!)
勝負は一瞬で付けさせてもらう!!!」
天子は(勝手に持ち出した)『緋想の剣』を取り出し、周囲の気質を萃める。
大地「大技を放つか……」
天子「『全人類の緋想天』!!」
そして、レーザーを放つ。
その後、大爆発を起こした。
天子「よし、やったか――」
大地「それフラグだから言わない方が良いぜ」
天子「えっ」
……いつの間にか天子の背後にいた大地は、かかと落としで天子を地面に叩きつけた。
天子「がっ……!!」
そのまま天子は倒れ込んだ。
阿求「(予想はしてたけど、仮にも天人をこんなあっさり……!!)」
大地「……」
天子「っ……規格外とは言え、人間にこんなあっさり負けるなんて……「オイ」
すると、大地が話しかけて来る。
大地「お前、さっき俺が勝ったら、お前は1つ言う事を聞くって言ってたよな?」
天子「……い、言ってたな……そうだとして何を頼む気で――」
大地「俺の弟子になれ。」
天子「え?」
阿求&小鈴「えっ?」
一旦区切ります。感想まだ。
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