二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- マリオブラザーズの冒険譚
- 日時: 2024/12/04 17:28
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
皆さんこんにちは、初めましての方は初めまして。
現在執筆中の小説を急遽閉じて、新しく立て直しました。
今回はマリオとルイージが主人公のお話を、最後まで描かせて頂きます。
このような素晴らしいタイトルを考えて下さった八代竜王さん、ありがとうございます!!
〜注意事項〜
・この小説は二次小説です。
・荒らし、意味不明、作者の考えているCPを否定するものはお断りします。
・オリキャラが数人出ます、こんなオリキャラは嫌だと言う方は回れ右をして下さい。
・「大丈夫」「守れるよ!」と言う方を、読者と認めます。
第1章:初めての大会 >>1-92
第2章:亜空の使者、再び>>93-
21話>>93
22話>>94
23話>>95
24話>>96(ドラゴンボールDAIMAより、グロリオ初登場)
25話>>98
26話>>100
27話>>101
28話>>
29話>>
30話>>
31話>>
32話>>
33話>>
34話>>
35話>>
36話>>
37話>>
38話>>
39話>>
40話>>
〜来てくれた人〜
月之海さん>>7
エイジアさん>>83 >>85 >>87
主役紹介>>99
作者のプレイ日記
メインキャラ紹介
今後の活動と展開>>97
作者の呟き>>60
お知らせ>>74 >>91 >>92
コラボ企画応募
リクエスト応募>>36
大会編の組み合わせ>>29
ぱふぱふする順番>>28
次回予告・見どころ
主な出演作品一覧>>26
スレッド誕生日:11月3日
- Re: マリオブラザーズの冒険譚 ( No.96 )
- 日時: 2024/12/02 08:17
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第24話「謎の青年・グロリオ登場」
【空艦バトシエ 艦内】
・メーア視点
「皆。一旦集合だ!」
私はその頃、蒼炎アイクになっているゼルダとラーハルトの姿になってる蒼炎アイクと今後の打ち合わせをしていた所だった。
他に衝撃が効かなかったのは、私とラゼル アクトとレイン&フィーナ夫妻にニコル。
今ツェザールとして動いているのはクラウドで、オルネーゼの体内にはティファの魂が入ってしまっているわ。
奥から出て来た玉壺やモリーたちにも被害はなく、落ち着いて話し合いが執り行われようとしていたの。
-----
「ご命令通り。かのものをお連れしましたよ、リムル様!」
「ありがとうトレイニーさん。後は任せてくれ」
「分かりました。それでは、私は引き続きジュラテンペストの警護に移りますね♪」
「ああ♪」
ドライアドのトレイニー…、訳あって今はティの姿になっているヒュンケルの話によると。
森の守護神という強い肩書きがあるみたいだから、万が一の場合は任せて貰ってもいいかな。
後は、実の妹的存在のテレシアになっても…禰󠄀豆子はフェルンになってるティナとティナの姿になってるフェルンに頭を撫で撫でして貰っているわ。
本当にもうっ、あなたたち3人はほんの少し位危機感を持ちなさいったら!!
-----
「待たせたな。俺はグロリオ、今はリムル様とビルス様に仕えている戦士だ!」
「ああ。それでグロリオ、メーアたち以外の皆に変化が起きている事は知ってるよな?」
「はい。ベニマル様のお話によりますと、一部の変化は幻のポケモン・マナフィにあるのではないかと」
「やっぱり。マナフィが今回の件で絡んでいたのかぁ…」
「ふっ。ピカチュウの姿に突然なっているにしても、相変わらず口調は変わらないな? クリリン」
「あっ、スルドい!」
「凄いよグロリオ。良く分かったな! 実を言うと、俺でさえもあまり理解してないんだよなぁ〜」
「はぁ…。悟空の姿でその口調はあまりよくないのではないですか? リムル様!」
『えっ……?!』
つまり、今リムル陛下になっているのは悟空って事ね。
後は雷神になっているのがベジータだとしたら、シュタルクになっているのは…雷神?!
それを察したのか、ラゼルも私と同じようにかなり頭を抱えるようになってしまう。
その様子に気付いたのか、何故か子リンクになっているダイが私たちを落ち着かせている。
要するに今の子リンクは、ロックとティーダと同じように…ダイの姿になっていると言う可能性が充分に高いわ!!
一時期的に相互の意識の場所が変わったとしても彼の行動はもしかして、「大丈夫。後2日はあるから、それまでに少しでも馴染もうよ」と言う意味を込めた慰め方だと…私とラゼルは初めて思い知らされたのはその場で語るまで以上も造作そのものもないわね。
25話に続きます。
- Re: マリオブラザーズの冒険譚 ( No.97 )
- 日時: 2024/12/03 09:03
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
〜作者からのお知らせ〜
今後の更新内容ですが、2章の前半の終盤にマァム死亡イベント編に入ります。
その時の同行者予定は、ダイ(必須) レイン&フィーナ アイクorロイになります。
涙腺崩壊の可能性もあるので、無理な方は回れ右をして下さい。
- Re: マリオブラザーズの冒険譚 ( No.98 )
- 日時: 2024/12/03 19:53
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第25話「さよなら、レオナ 前編」
【スマブラXの世界 攻城内部】
・レオナ視点
「…………」
あの字は、間違いなくあたしの恋人・ポップの字でもある。
勿論あたしの外出許可を出したのは、他でもないリムル様だった。
護衛としてベニマルとソウエイを同席しているけど、辺り一面はプリムだらけだった。
そんなの、あたしの氷系呪文で一撃よ!!
-----
「甘いなぁ、パプニカの女王様よぉ〜」
「あなた……、ポップじゃないわね?!」
「やはりか!!」
「レオナ様。お下がり下さい!」
「お〜と。邪魔なお前たちには休んで貰うよ…」
これは、催眠呪文・スリプル…。
今の声は、ポップ自身じゃないわ!
まだまだ駆け出しの身ではあるけど、あたし位の魔力があれば多分…出来る筈だわ。
この私…レオナが誓います、闇に染まりし光の者にどうか再び光の道を歩みたまえ!!
-----
「ダイヤモンドダスト・シヴァ!!」
「くっ…。氷の女王・シヴァが相手では部が悪……ッ?!」
『へっ。ようやく隙を見せたなぁ、異空神・ゼバロさんよぉ』
「黙れ…。『貴様』の出る幕ではない!」
『レオナ。『おれ』のことは気にするな、思いっきり大技を繰り出すんだ!』
「ポップ……。ええっ、分かったわ!」
これで分かったわ、今のポップ自身はゼバロに支配されている。
そしてあたしはシヴァとアイコンタクトをしながら、ヒャダルコを何発か続けて放つ。
そのお陰もあってか、数秒間眠っていたベニマルたちも動き始めた。
彼らはそれぞれ黒炎と束縛陣を繰り出し続け、本物のポップがあたしの前に姿を見せてくれたわ。
そんな彼にあたしは迷いもなく、ベホマを繰り出そうとしたその時…一瞬の出来事が起きてしまったの。
-----
『グサッ……』
「が……、ガハ……ッ!!!」
「レオナ!!!」
『レオナ様!!!』
何故……、このような事になったの……。
シヴァはあたふたしつつも、後に続いて来ているポップに視線を向けている。
あの視線はまるで、「ポップさん。主の処置は後回しです!」と言っているように聞こえるわ。
あたしからもお願い、今はあいつを……ゼバロを倒して……。
あたしの意識が……、少しでも続いている……間に……ッ!!!
26話に続きます。
- Re: マリオブラザーズの冒険譚 ( No.99 )
- 日時: 2024/12/03 21:11
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
主役キャラ紹介。
マリオ
本作の主人公。
お馴染みの配管工を担当する赤い帽子を被った陽気な兄。
少々ビクビク感のある弟・ルイージを支えながらも、今まで以上の冒険で更に強くなる。
しかし、彼はロックと同じく…ある諸事情によってキノコ系が苦手になってしまった。
1人称は、ボク。
「レオナ姫……。そんな……!!」
「駄目だ。ボクたちは何の為に、此処まで来たんだ…」
「あっそう。いつもありがとう……」
「仲間の仇は絶対に…、ボクたちで果たして見せるから!!」
「ポップ。戻って来て早々に悪いけど、今回ばかりは…キミの力を借りたいんだ……!!」
ルイージ
ジャンプ力の優れたちょっぴり臆病なマリオの双子の弟。
お化けなどのホラー系は大の苦手だが、プロ級の料理を振る舞う。
同じように振る舞うバッツやシュタルクとすぐに意気投合し、時には2人の背中や野菜自体を嫌うノクトの背中を押したりする心優しい一面を持つ。
1人称は、僕。
「うぅ……。何処に行ったんだよ〜、マリオ〜」
「兄さん。いつも言っていたよね、「僕たち2人がいれば、何も怖くない!」て!!」
「ノークートー。仮にも一国の王子が好き嫌いしたら駄目だよ?」
「はいはい。楽しい狩りがしたいなら、まずはご飯を残さずに食べなきゃね?♪」
- Re: マリオブラザーズの冒険譚 ( No.100 )
- 日時: 2024/12/04 08:25
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第26話「さよなら、レオナ 後編」
【空中スタジアム】
・大魔道士視点
「何故だ…。何もかも上手く行く筈だったのに……」
「お前もそこそこ気付いている筈だ、ゼバロよ!」
「な………、に………?!」
「これが。人間と仲間たちの絆の力だ!!」
1級魔法使いにして、フリーレンと同じエルフである最高司令官・ゼーリエ。
中々表舞台に出ないと思ってはいたが、レオナのピンチを察して…此処まで来てくれた気がする。
フリーレンとフェルンのゾルトラークが…ヒュンケルのグランドクルスがゼバロその物に直撃し、闘いは無事に終わった。
しかし、本当にピンチなのはレオナの方だ。
彼女が放った召喚獣シヴァも悲しい顔をしつつ、新たな主であるフリーレンの中に入っていく。
-----
「レオナ姫……、嘘でしょ?!」
「…。ゼーリエ、この先からは何となくだけど。2人にした方がいいかもしれない気がするんだ……」
「それもそうだな。さあお前たちも一旦下がれ、今回ばかりはフリーレンの意志を尊重しよう……」
ありがとうよ……、皆。
こんな時に済まねぇけど、貴重な2人の時間を過ごしたいんだ。
レオナが回復するとも考えたくないまま、おれはレオナを抱き締めたまま回復呪文・ベホマを繰り出し続ける。
ほんの少しでいいんだ、皆が作ってくれた大切な時間を大事にしたい……。
-----
『ギュッ……』
「ポップ……君……?」
「久々だよな。レオナにそう呼ばれるのは…」
「確かに……。『かつての大戦争』以来の……呼び方になるわね……」
「ああ……。なあレオナ……、バランの野郎との闘い……覚えてるか?」
「当たり前でしょ? あの頃あたしは自覚したわ……、あたしにもっと力……あったら。キミを……ポップ君を再び……『この世』へ取り戻せた……かもしれない………」
「………。レオナ………?」
「ごめんポップ君……。何だか……、あたし……眠くなって……来ちゃったわ……」
「やめろよ……、急に寂しい事言うな……」
「あのね。最後に1つだけ……、お願いがあるの……」
「……。分かってるよレオナ、このおれがちゃ〜んと両目を塞いでやらあ!!」
「ふふっ……。あたしの最初で最後のわがまま……、聞いてくれて……嬉しい……わ……」
「…………。待ってろよレオナ、全てが片付いたら……迎えに行ってやらあ!!」
「ええっ。キミと……ティナたちが来る日を……、遠くから……待っているわ……」
この瞬間から分かっていたんだ、俺には。
幾ら回復呪文やケアル系を繰り出しても、レオナは助からない事に薄々感じていたんだ。
レオナは光になる寸前におれに持てる力を引き継いで行き、彼女はそのまま…更なる先へ旅立って行ったんだ。
レオナ……アンタの中にある『正義』の印……、上手く扱えるように頑張るわ……。
その場の空気を読んでいたのか、更に遅れて駆け付けて来たビアンカがリレミトを唱える。
-----
【空艦バトシエ 艦内】
「ごめん。暫く……、1人になるわ……」
「分かった。私たちはいつまでも待っているよ、ポップ」
「………?」
「私たちは信じてるよ。私たちの見て来た大魔道士ポップならきっと、この先の闘いでも導いてくれると……」
「……。ありがとうよフリーレン、今回ばかりは餞別だ。来いっ、ピカチュウ!」
「ポップ……、うんっ!!」
「大丈夫……、なんでしょうか? フリーレン様」
(BGM設定:FF9より独りじゃない)
「確かに。ポップが静かに泣きたいのも無理はないけど、私たちにとってはこれは…彼女のくれた光になるからね」
「そうだな。私にもそう感じるぞ、フリーレン」
「ゼーリエ……」
「これはフリーレンの言うように、私たちが更なる戦いへ進む為の道標だ!」
「要するに。後は未だに戻って来ない3人もあいつと同じように帰って来れば、反撃のチャンスを作る事が出来る…か……」
「そうだね。これは残された私たちにしか出来ない大切な役割だ。後はポップの体調が良くなり次第、次なる作戦を皆で立てよう」
今頃ポップはルイーダの酒場の中で、静かに泣き崩れている筈だ。
あの時はマリオもかなり落ち込んでいたけど、ゼーリエが設けてくれた時間の内に数秒間の内ですぐに立ち直ってしまったからね。
しかし、ポップには『それ以上』のダメージが取り残されている。
それは恐らく……、異空神・ゼバロに支配された心のダメージが通常のダメージより更に深いからだ。
このまま暫くは彼自身の治療用として1日を使い、私たちも各自で羽根を休めた方がいいかも知れないからね。
27話に続きます。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21