二次創作小説(新・総合)

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逃走中??*予選2:4
日時: 2019/07/21 18:02
名前: あめとあんきも (ID: aOp/uujw)

 偶数回スレッド。


 【逃走中02*誘惑に誘い込まれる者達よ】

 今回の舞台はショッピングモール。一階から三階までの本館、そして二階までの別館、
そして屋外のイベントスペース、駐車場など様々な施設を構えているのが特徴。
東京ドーム四個分のエリア、初期ハンターは三体、逃走者は18人で行われる。
オープニングゲームはサイコロで行われる。
様々な誘惑、難関ミッションに逃走者達は全力で立ち向かう。

>>1 逃走者
>>2 このゲームについて説明
>>3-4,>>6-13,>>17,>>20-30,>>32-40,>>42

>>46(纏め)

──逃走者を惑わす様々な誘惑、欲望の渦巻くゲームとなってしまうのか?


 【逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達】

 今回、大型商業施設に降り立ったのは、闘志を燃やす色分けされた逃走者達。
アルティメットとも、ペア戦とも少し違った、ゲーム性優先の回。

>>47逃走者等、概要
>>52->>

──共闘者と共にこのスリル溢れるハイゲームを逃げ切れ!


 当分は更新予定が無いため、どっかのスレッドでやってる予選投稿します。


Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.57 )
日時: 2018/09/29 18:22
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: lQjP23yG)

130:00



129:59



129:58



ことり
「ゲームが始まったよ!」



ゆうき
「一秒辺りの賞金単価は200円か……普通だね」



 ゲーム時間は130分、一秒辺りの賞金単価は200円。
逃走成功すれば1,560,000円を獲得できる。



129:34




「エリアは広いのに自首電話は二つだけか……キツイね」



 今回の逃走エリアは『アラウンド・ハイ』。
膨大なエリアだとしても自首電話は二ヶ所のみに設置されていない。



※観覧車前



※アビス三階



にこ
「二時間もあるし、この衣装ってペアベストぽいし、嫌な予感しかしないんだけど」



129:21



絵里
「今回はチャットも使えるみたいだけど……チーム毎のチャットグループもあるのね」



 果たしてどんな役割を果たすのだろうか。



129:08



ダイヤ
「私の共闘者は杏さんですか……
チームの片割れが逃走成功すれば賞金を得られるのでしたっけ?」



スタッフ
「はい、半額を得られます。
尚、リタイアつまり自首した場合は同じ扱いとなり、
自首した本人のみに賞金は渡ります」



ダイヤ
「賞金も得られずにゲームを抜ける……それは困る話ですわね」



128:48



花丸
「今更だけど洋輝さん、今日はお願いするずら!」




「よろしくねぇー!」



洋輝
「よろしく、二人とも」



花丸
「とはいえ、集団行動は危険だから別れて行動するずらか?」




「私は隠れてやり過ごすスタイルだからそうしたい所だよ」



洋輝
「じゃあ協力ミッションとかあったら頑張ろう!」



花丸・唯
『うん!』



128:34




「チャットかぁ、少し試してみよう」



チャット
『渚:関数方程式さん、今回はよろしくお願いします』



関数方程式
「あ、渚さんからチャットが来てますね。
チーム専用のグループから送ってるようです」



チャット
『関数方程式:よろしくお願いしますね、紬さんの為にも』




「……そうだった、OPゲームで確保されちゃったもんね。
でも早めに通ったから首の皮が何とか繋がったよ」



 確保された人間が所属するチームは3チーム。内一つは完全なる独り身だ。



128:17



次元
「……ったく、あいつ本当にドン臭いな。捕まりやがった」



 ペアのモブ鈴井がOPゲームで確保されてしまった為に早速独り身のガンマンだ。



次元
「他人と協力するミッションとかありゃ、花丸……ちゃんに助けを求めるか」



128:01



花丸
「始まってまだ2分だけど凄く怖いずらよぉー」



スタッフ
「頼りになりそうな逃走者は居ますか?」



花丸
「チームだけだったら洋輝さんは経験者だから初心者のオラにとっては助かるずらよ」



花丸
「でもOPゲームのこともあって次元さんは信頼できるずら、
今は一人みたいだし助け合いたいなぁ」



スタッフ
「めっちゃええ子やん……」



127:52



千歌
「ハンター4体って多いような気がするけどエリアが広いもんね」



幸子
「本当ですね」



 千歌と幸子は何故か合流し、一緒に行動をしている。



幸子
「千歌さん、ハンター居ましたよ!」



千歌
「距離があるから離れよう!」



ハンター
「……」スタスタ



千歌
「大丈夫だったみたいだね」



幸子
「もう少し一緒に居ませんか?」



千歌
「うん、なんか安心感があるよね」



 果たしてそれは吉と出るか、それとも。



127:41




「さて、定番となりつつある希のタロット占い!」



スタッフ
「勝手に企画にしないで下さいよ」




「では、先ずはスタッフさんの占いからしていくか?」



スタッフ
「いや、あ、あの……」




「ふむふむ、彼女さんが居るんや」



スタッフ
「公共の電波の前で何を言ってるんですか、口を塞ぎますよ」




「プロポーズはせーへんの、お兄さん?」



スタッフ
「……遠慮とか知りませんか?」




「タイミングを計ってるみたいやけどこのままじゃ別れてしまうって
カードに出てるんや、彼女さんが不安そうにしているみたいやし」



スタッフ
「……そうなんですか?」




「だから今度会ったらしっかりと愛を伝えるんや、
そうすれば二人の愛は永遠のものと成りうるで!」



スタッフ
「……ありがとうございます!」




「さて、本番のタロット占いしていくで!」



 どんな結果になったのだろうか。



125:48



幸子
「あ、希さんからチャットですね」



千歌
「え、あの希さんから!」



幸子
「……覗かないで下さいよ?」



チャット(チーム専用チャット)
『希:今、誰かと居るんやったらそのままの方が良いって出とるよ!』



幸子
「……希さんに定期的にタロット占いしてもらうように頼んでおいて良かったです。
千歌さんと一緒に居た方が良いらしいですね」



千歌
「えーっと、つまり?」



幸子
「希さんから占いの結果が届いたんです。千歌さんと一緒に居た方が良いって」



千歌
「やったぁー!」



125:29



ありす
「……チャットですか」



チャット(チーム専用チャット)
『業:ハンターとか見かけた? 』



『ありす:見かけていません。どうかしたんですか?』



『業:網鉄砲が手に入るチャンスを見つけたんだけど、不気味なもんだから』
画像添付



ありす
「……これ、真実の口をモチーフにした本家でも登場したあれですね」



『ありす:間違えたら1分間動けなくなるリスクがあるから確認してたんですね』



『業:そう。でも、外さなきゃ良いからやってみる。もし捕まったら頑張ってね』



ありす
「……でも赤羽さんなら何とかなりそうな気がします」



124:59




「周りにはハンターは居ないけど、こんなチャンス無いからやるか」



 目の前には真実の口、正解すれば網鉄砲。外せば1分間拘束されてしまう。



※ジービス2階に真実の口は存在する。




「せーのっ」




「……網鉄砲、余裕で取れたけど大事に使わないと」



 これで逃走成功に一歩近づいた。



 今回の逃走中ではこんな小ネタも含まれている。
冷静に判断して逃走成功に近づくことが大事になる。



そして残りゲーム時間、



120:00



 最初のミッションが発動される。



プルルルプルルル



ことり
「……嘘だよね」



ゆうき
「あのGMめ、鬼畜じゃねぇーか! ことりちゃん、頑張ろう!」



ことり
「う、うん!」



 ことり、おとりを揺るがす?恐怖のミッションが発動される。






Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.58 )
日時: 2018/10/03 01:44
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: w4lZuq26)

120:00



プルルルプルルル



花丸
「メールずら!」




「……GM、後で殴るか」



スタッフ
「いやいやいや」



幸子
「『観覧車にハンター10体を設置した』って嘘ですよね!?」



ミッション1:ハンター放出を阻止せよ!

 エリア中央に存する観覧車。
20あるゴンドラの内、偶数個ずつにハンター1体が入っている。
残り105:00になると観覧車が動き出し、100:00には観覧車が一周する。
つまりハンターが全て放出されてしまう寸法になっている。
ハンター放出を阻止するにはエリアに散らばった番号を確認して
観覧車前の装置に打ち込むしかない。
只し、番号だけ書かれているため、
どのゴンドラを閉鎖してハンター放出を阻止するかは打ち込むまで分からない。
(尚、地図上には番号の見える位置を示してある)



119:46



ありす
「これは動かないと厳しくなりますね……」




「探しに行こう!」




「カードが言うんや、此処でやらかしたらやばいって!」



スタッフ
「曖昧な占いじゃん」




「ウチの占いが嘘と思うんなら、彼女さんのことはどうするん?」



スタッフ
「……クソッ」



119:35



絵里
「今回チャットがあるから無理に動く必要も無さそうね」



ダイヤ
「ミッションを少しでもクリアに近付けるにはチャットが大切のようですわね」



 本家逃走中では時空を越えた決戦の後半戦にて江戸チームが行ったチャットが
ミッションを有利に進められる鍵だ。



絵里
「じゃあ、送るわね」



チャット(全員用チャット)
『絵里:地図には番号の位置が書いてある筈だから近くにいる人が向かうべきだわ』



119:26



ことり
「絵里ちゃんがチャットを送ってくれてるみたい、うーん、何処が近いかなぁ」



ゆうき
「今はグランドビルの一階に居るから同じ階に番号があるみたいだね」



ことり
「じゃあ、絵里ちゃんに送るよー!」



チャット(全員用チャット)
『ことり:ことりとゆうきくんの二人でグランドビルの二階の番号を見に行くね』



 他にも



『業:ジービスに俺は居るから探してくる』



『千歌:私、駐車場にある番号を見てくるよ!』



『陽斗:アビスに居るから見てくる』



 積極的なメンバーがチャットを送信した。



119:08



ダイヤ
「それにしても装置にも人が居た方が良いですから、
番号のついでに私も向かいましょう。
コンテナに隠れてましたが、千歌さんに此処は任せます」



チャット
『ダイヤ:私は装置に番号を打ち込みに行きますから、
番号をチャットで流してください』



 布陣が完成した。



118:52




「さて、一番近い番号はグランドビルらしいけど
ことりちゃんと囮さんが向かってるんやろ?」



スタッフ
「囮さん……?」




「ゆうきさんのことや、このカキコやったらことりちゃんといえば、やからなぁ」



 尚、本人曰く、ことりちゃんが居ると逃走中成績が良くなるとかならないとか。




「3階に向かえば良いんやな、番号は早く見つけた方が良いみたいやし」



 そんな希の前方にハンター。



ハンター
「……」スタスタ




「おおっと! ハンターは久し振りに見かけるなぁ」




「ただタロットで占ってみたらあのカップルに良くないことが起きるって出てるんよ」



 果たしてそれは夢と消えるのか。



118:34




「あ、ハンター」



 杏が見かけたハンターの先には




「ただ、アビス5階じゃ番号を見るにも遠いんだよなぁ」



 そして……



ハンター
「……!」



 見つかった。




「……げっ! 逃げねぇと」



ハンター
「……!」タッタッ



ビーーー



【TAKESI GOUDA ROCK ON!】




「おわっ……」



 ジャイアンが辿り着いたのは通路の奥、つまり行き止まりだ。



ポン




118:16 剛田武確保、残り20人




「……活躍、一切無かったな」



 3トンもの怪力を持つとされるガキ大将。本戦僅か2分余りで散る。



千歌
「嘘、私、もう一人じゃん!」



 新たな孤独者が生まれた。




「ハンターが居たから離れないと……」



 武の確保される姿を確認した杏はアビス5階を離れていった。



117:57



にこ
「……もし逃走者が分散してるなら私は動き必要は無いのよね、ジービスに居るから」



 業がチャットで宣言したことで動かない判断を取ったにこ。



にこ
「早期確保だけは嫌、
だから何がなんでも終盤まで残ってギャフンって言わせてやるから」



スタッフ
「それは無理ゲーですから」



にこ
「何でよ!」



スタッフ
「プハハハハハ」



にこ
「あんた、ふざけんじゃ……ハンター居るじゃない」



ハンター
「……」スタスタ



 にこの前方にハンター。



にこ
「こういうことだったのね、残念ね?」



スタッフ
「クカカカカカッ」



にこ
「……何よ」



ハンター
「……!」



にこ
「後ろにもハンター!?」



 挟まれた。



にこ
「あんた、絶対仕組んだでしょ!」



ポン



117:32 矢澤にこ確保、残り19人



にこ
「あんた、ヤラセでしょ!?」



 尚、フラグ回収に掛かった時間、25(にこ)秒。



にこ
「まぁ、良いわ! 復活ゲームからの逃走成功、最高じゃないの!」



 どうぞ、夢を語ってください。



にこ
「ちょいっ!」



117:18




「にこさん、確保されましたか。どうでも良いです」



 どうやら共闘者にも見放されたようだ、にこよ。



スタッフ
「にこさんへの扱いが……う、ウケる」




「そうですか?」



スタッフ
「まぁ、そういうキャラ担当ですもんね」




「頼りにならなそうなのにミッションにも動かない、
放送後に視聴者に嫌われる系アイドルみたいな態度してますもんね」



スタッフ
「例えが秀逸……」




「……観覧車に番号を示す記号がありますし、向かいますか」



 どうやらあずにゃんも動き出すようだ。



117:03




「……あの人、ハンターを退かしてくれたかな」



 あの人とはにこ、のことだ。




「……あ、番号発見!」



 [919]




「チャットで送るか」



 他にも



ゆうき
「……これ、番号だよね」



ことり
「うん、そうだよ! って見たことあるような」



116:47



千歌
「番号、発見!」



チャット
『ことり:グランドビル2階の番号は[803]だよ』



『千歌:駐車場の番号は[921]だったよ!』



『業:ジービスの番号[919]』



116:21



ダイヤ
「順調ですわね、5分足らずで3つも。残り15分もあるなら間に合う筈ですわ」



[803]
[921]
[919]



入力完了



ダイヤ
「……閉鎖されたのは4,6,12番目のゴンドラですわね。
2を止めたら更に余裕が出ますわね」



チャット
『ダイヤ:番号を入力したのですが、4,6,12番目のゴンドラが閉鎖されましたわ』



 これで3体のハンターは放出されることはなくなった。



ダイヤ
「そういえば番号を見て閃きましたわ、番号の意味が」



ダイヤ
「他の方もお分かりでしょうね、こんな柔い問題なんて」



ダイヤ
「さて問題、ミッションに使われた番号の共通点は?」



パラランパラランパラランパラランパーン
(ターンターンターンターンターーーーンパララ、の方が想像しやすい?)



ダイヤ
「正解された方には逃走中05*への出場権を」



スタッフ
「いや、渡さねぇよ!」



ダイヤ
「別に良いじゃないですか!」ムスーッ



スタッフ
「拗ねても駄目ですから、次回、どんな立場か分かってるんですか?」



ダイヤ
「いえ、全く」



スタッフ
「……ほら」ペラッ



ダイヤ
「ル、ルビィーーーー!?」



ダイヤ
「それに逃走中での成績不振でお馴染み善子さんも……そうですか、成る程」



 ということで、05*には何らかの形でルビィ、ヨハネ、ダイヤさんが関わります。



 え、05*への出場権? 今回は最大でも2枠だけど実質1枠ですよ。
だって、このほのうみ出場は確定だから。



ダイヤ
「そうですわ、ことりさんが出場されるとなれば……
あの方が黙っている訳が無いでしょう?」



115:57



ゆうき
「くっしゅん!」



ことり
「ゆうきくん、大丈夫?」



ゆうき
「う、うん、大丈夫だよ」



115:55



ダイヤ
「それでは私、黒澤ダイヤと」



スタッフ
「スタッフによる」



ダイヤ
「お時間でした、では逃走中に戻りましょう!」




Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.59 )
日時: 2018/10/06 18:01
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: KG6j5ysh)


前スレでゆうきさんとことりちゃんが居たのはグランドビル二階、すみません。
修正は面倒なのでしません、ここに書いたので。

それとダイヤさんが番号を打ち込む関係でどうしてもダイヤさんの分量が多いです。
これはどうしようもないので気にしないで下さい。
>>47

あと、普通にゆうきさん以外の作者さんの存在忘れてましたので書きました。すみません。




115:43
これから現在地も表記しまっせ、アビス四階




「……ジャイアンが確保されて四階に降りたけど、どうせだし番号見に行こうかな。
前原ってチャラチャラしたガキじゃ見切れない可能性もあるからね」



スタッフ
「口、悪すぎませんか?」




「でも、本当のことなんでしょ?」



スタッフ
「確かに女たらしで夏休みにクワガタで金を得ようとしてその金でちゃんねーと遊ぶ、とか聞いたことありますけど」



115:37
アビス一階



陽斗
「へっくしょん! って、あれ番号じゃん」



 まさかの、番号発見だ。



陽斗
「えーっと……[912]か。チャットにて送信、と」



115:21




「……あれ、チャット。あのガキ、ちゃんとやってるじゃん」



 相変わらず、口は悪い。




「アビスに3つもあるから杏は三階のを見に行くよ。体力には敵わないからね」



 とはいえ、ミッションには動くようだ。



115:04
観覧車、入力装置前



ダイヤ
「前原さん感謝しますわ、番号を打ち込みますわね」



[912]



入力完了



ダイヤ
「閉鎖されたのは14番目のゴンドラですか。
2番目のゴンドラを早めに封印したいところですが……ハンター見つけましたわ」



ハンター
「……」スタスタ



 黒澤ダイヤの遥か前方にてハンターを発見。思わず、観覧車の後ろに逃げ込む。



ダイヤ
「番号を打ち込む人間が減ると番号を探す人間も減りますから、油断大敵ですわね」



 その冷静さ、集中力はいつまで続くのか。



ダイヤ
「チャットでも連絡をしましょう」



114:52




ことり
「あ、ダイヤちゃんからチャットだよ」



ゆうき
「残り6つか……最大でも6体ってヤバイじゃん」



ことり
「うん、このままじゃゆうきくんと生き別れ……」



ゆうき
「駆け落ちしよう!」



スタッフ
「お前らだけリアル鬼ごっこしてんのかよ!」



ことり
「……あ、すみません」テレテレ



ゆうき
「ことりちゃんまじえんじぇー……可愛い」



※ゆうきのことり厨レベルはこんなものじゃないぞ!



スタッフ
「……このあまあまな状況をまだ二時間も見ないといけないって。」



 その分、バイト代弾むけどね。



スタッフ
「胃もたれしそう……」



ゆうき
「体調が悪くなったら!」



ことり
「保険委員をしてることりにお任せ、です!」



スタッフ
「……ゆうきさんにしてあげてよ」



114:43




「グランドビル三階に到着! って、早速番号あるとかラッキーやな」



[722]




「にこっちの誕生日と一緒やけど……
そういや今までの番号もことりちゃんのとかあったなぁ」




「チャットで送信したからグランドビルにもう用は無いんやけど、
窓から観覧車が見えるって凄いなぁ」



 三階は窓ガラスが全面に貼られ、アラウンド・ハイ全体を眺めることが出来る。
此方はグランドビル唯一のフードコート、
ファストフードや食べ歩きに向く屋台が出店している。




「……あれ、ゴンドラに番号付いてる。
それに中央の時計にも何かありそう……やけどそっちは見えへんなぁ」



[417]




「面倒なことしよるなぁ、GMも」



113:32
観覧車、入力装置前



ダイヤ
「希さんからチャットですわね、番号と共に……それは気付きませんでしたわ!」



[417]



入力完了



ダイヤ
「封鎖されたのは……2番と18番。
これで少しでもハンター放出までに猶予が出来ましたわね」



 ゴンドラ1個辺り15秒を消費するため、最初のハンター放出までに15×6=90秒。
つまり103:30に最初のハンターが放出されることになる。



ダイヤ
「……今はハンター居なさそうですが、其処まで移動するのが怖いですわね」



ダイヤ
「……そういえば直ぐ傍のベンチにも番号があるんでしたわね、見てきます」



[1021]



ダイヤ
「こ、これは……エリーチカ!」



※10/21はポンコツエリーチカとか言われる絢瀬絵里さんの誕生日。



ダイヤ
「直ぐ様打ち込みます……が、これでハンターに見つかったら元も子も無いですわね」



[1021]



入力完了



ダイヤ
「これで20番目のゴンドラも封鎖しましたから……
残り番号は観覧車、アビスの3つですか」



 チャットで連携と取りまくったせいでミッションクリアまで目前に迫る。



111:47
グランドビル二階



ことり
「ねぇ、ゆうきくん」



ゆうき
「どうしたの、ことりちゃん」



ことり
「二人きりの時間ってとーっても幸せだね」



ゆうき
「うん、とーっても幸せだね」



スタッフ
「……カメラマン、よく平気ですね」



カメラマン
「歴戦の経験あってこそです」



スタッフ
「凄いっすね、人間って」



111:27
アビス四階



関数方程式
「観覧車自体に番号があるみたいですね」



スタッフ
「向かいますか?」



関数方程式
「……いや、距離的にリスクがありすぎるので止めますよ」



 冷静な判断を得意とする関数方程式、このハイアーゲームを逃げ切れるのか。



関数方程式
「共闘者という設定が気になるんですよ、そういえば」



 果たしてこの先に待ち受けるものとは。



111:09
アビス一階



テムジン
「観覧車か、アビスの番号か」



 どちらの番号も距離は同じようなもん、どちらに行くか迷っているようだ。



テムジン
「……って、あれハンターじゃん」



 すかさずフードコートの塀に隠れる(イメージとしては沈黙の巨大迷宮のあれ)



ハンター
「……」スタスタ



 どうやら、見つからなかったようだが。



テムジン
「……危険そうな観覧車の方に行きます、活躍したいんで」



 ようやく、ミッションに動き出した。



110:45
アビス三階、ゲームセンター



洋輝
「残り5分で観覧車が動き出すんだ、現段階で多くても三体のハンターが放出されるのか」



洋輝
「そういえば、この階にも番号があるんだっけ」



110:38
アビス三階、ゲームセンター




「やっぱ、ゲームセンターといったら杏みたいな所あるよね」



 前回出場した02*回ではゲームセンターで様々な困難を切り抜けた。




「ゲームセンターに番号があるって思ったんだけど、ほら!」



洋輝
「……って杏さん」




「番号、二人で見つけちゃったみたいだね」



洋輝
「送ってもいいですか、活躍したいので」




「……あのハンターから振り切れたらね」ダッ



洋輝
「え……」



ポン



110:16
洋輝確保、残り18人



洋輝
「え、もう捕まったの……?」



スタッフ
「確保されましたので牢獄へ向かってください」



洋輝
「作者だよ、こんなに早く捕まるなんて有り得るの?」



スタッフ
「ハンターに気付かない方が悪いんですから」



110:08
グランドビル付近、外



絵里
「あら、あの作者さん確保されたのね。
逃走者が減るのは悲しいけど……確保ペース早くない?」



スタッフ
「気のせいです、だってOPゲームで三人確保されたんですから」



絵里
「あ、そうね。
共闘者、このレッテルが気になるから確保されないように気をつけないと」



 レッテルの意味すること、とは。



109:51
ジービス一階



花丸
「あ、業さん」




「えーっと、国木田さんだっけ?」



花丸
「それに次元さんも居るなんてこれは偶然ずらね」



次元
「どうやら花丸ちゃんのお仲間作者が確保されたようだな」



花丸
「まぁ、仕方ないことだからどうしようもないずら。
共闘者ってペアみたいなものだと思うから」




「それだったら普通に名前をペア戦にすれば良いじゃん。
注目集めたいからってGMがそんなことするようには思えないけど」





「でさ、もしも、のために協定を組まない?」



花丸
「協定?」



次元
「そいつに俺は含まれてんのか、ガキ」




「……ガキと呼ばないで欲しいけど、含んでいるよ。次元さんは実力は凄いからね」



花丸
「それで……つまり?」




「もし共闘者以外が敵になる状況が出来たら協力しないかって話だよ」



次元
「確かに共闘者って名前は気になってたからなぁ、
もしかして逃走者同士で妨害なんてこともあんかもしんねぇな」



花丸
「つまり、この協定に乗ればもしもの時に業さんは
オラ達の妨害をしないってことずらか?」




「そう、だから俺と橘さんの邪魔もしないってのも条件なんだけど、どう?」



次元
「……お前、裏切らないよな?」




「仲間思いなおっさんと嘘なんて言葉を知らなそうな人を騙すなんて
心痛いことは出来ないよ」



花丸
「……その話、乗っかるずら」



次元
「花丸ちゃんがそうすんなら、俺もお前の話に乗るか」




「ありがとう。じゃあ、もしもの時にはよろしくね」



花丸
「うん、お願いします!」



次元
「……信じてみるしかねぇか」



次元
「今日の敵は明日の味方……ならその逆も然りだけどな」



108:15




「ゲームセンターから逃げ出して二階まで降りてきちゃったけど
少し隠れようかな、疲れたもん」




「あの作者が居なければ杏、捕まってたよ。
それはそうと番号は確認したからチャットで送信、と」



107:52



ダイヤ
「杏さんからチャットですわね、番号を打ち込みましょう」



[304]



ダイヤ
「……8番目のゴンドラが封鎖されましたか。これで2分の延命が確定しましたわね」



 つまり、103:00までハンターが放出されることはない。
ここまで暗算で計算したあんたもどうかしてると思うけど。



スタッフ
「……暗算で計算してたんですか」



ダイヤ
「えぇ、それくらいなら」




 二回連続ラストダイヤ。 3600文字、

Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.60 )
日時: 2018/10/12 20:24
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: OypUyKao)




※実際、ハンター放出までの延命時間は30×9より270秒だから3分半でした、
重ね重ねすみません。
修正は気が向いたらしようと思っておりますので気にしないで下さい。
それと今回、文章量がとてつもなく短いのでご了承を。

[これまでの確保者]
秋山澪、琴吹紬、鈴井涼太、剛田武、矢澤にこ、洋輝

残る逃走者は18人



 ハンター放出まで残り10分ばかり。封鎖されていないゴンドラは2つ、
このままだと最大2体のハンターが放出されることになる。

 まだ発見されていない番号は
それぞれ観覧車のゴンドラに1つ、もう1つはアビス2階。
前者にはテムジン、後者には前原がそれぞれ向かっている。
番号を打ち込む装置には黒澤が常駐しているので連携が取れている。



106:12
アビス2階



陽斗
「っしゃあ。番号見つけたぜ!」



[713]



陽斗
「時間も無さそうだし送るか!」



チャット
『陽斗:[713]』



105:58



ダイヤ
「……これで残った番号も一つですわね」



 陽斗の活躍により封鎖されたゴンドラは16、
10番目のゴンドラが地上に着くまで残された時間は5分を切った。



ダイヤ
「限界まで装置の前には居ますが、焦りますわ」



 観覧車前の装置に居るダイヤには
じりじりとハンターへの恐怖が植え付けられていく。



105:34



テムジン
「……どれが最後の番号なんだ?」



 観覧車には二つの番号。



テムジン
「両方送ればいっか!」



105:12



ダイヤ
「あら、テムジンさんから2つも送られて来ましたけど」



 観覧車始動



ウィーン



ダイヤ
「チャットを見返すと……最後はこちらですわね!」



[117]



ゴンドラ封鎖完了



ミッションクリア



ダイヤ
「番号を探してくれた皆さんには感謝の気持ちで一杯ですわね」



104:48



チャット
『ダイヤ:番号を探してくれた皆さん、本当にありがとうございます!』



ことり
「ミッションクリア、だって。やったね!」



ゆうき
「これは嬉しい!」



キャディクロヌ社



GM
「ミッション1は完全クリアか……お仲間助け合いなんてぶち壊しさ!」



ウミ
「GMが精神異常者に見えてきたんですが」



GM
「違う、次のミッションがそういうものなんだよ」



ウミ
「そのための共闘者、ですもんね」



GM
「あぁ、とはいえこんなミッションまだまだ生温い。
から、後半のミッションになるつれて妨害が増えていくぞ!」



ウミ
「……GM、やっぱり」



GM
「ちげーわ」



 安息も束の間、ミッション2で業の協定が実を結ぶ? 確定確保を免れたのは誰だ!

Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.61 )
日時: 2018/10/14 14:53
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: Kot0lCt/)

100:00




「え、もうメール来てるけどミッションやん!」



千歌
「幸子ちゃん……」



幸子
「読みましょう、だから千歌さん落ち着いてください」




「『ミッション2:通報装置を解除せよ』……え、マジですか?」



花丸
「『残り80:00になると君達皆に取り付けられた通報装置が起動し、ハンターに位置情報を伝えてしまう』来たずらね」



ありす
「『解除するには誰も居ないジービスに侵入して番号を見つけ出すしかない』」



絵里
「『尚、ジービス一階には2体、番号のある2階には3体のハンターが配置されている』」




ダイヤ
「『ただし、解除の遅かった一人は結果どうであれ装置が起動してしまう、早い者勝ちだ』
これ、ヤバくないですか?」




「つまり巨大なハンターゾーンに躊躇せず行かないとハンターに捕まると……」



99:46



ゆうき
「このミッション、相当難しくない?」



スタッフ
「まぁ、早く行かないとことりさんがハンターに確保されますよ」



ゆうき
「じゃあ向かうけど!」



ことり
「じゃあ、ことりはジービスの前で待ってるね」



ゆうき
「じゃあ、ジービスに二人で行こう!」



スタッフ
「ことりに夢中、エリアは一寸先も闇みたいなもんですけど。本当に何なんだ、あの二人」



カメラマン
「ことり厨を理解しようと思うことが無駄なんだよ」



ゆうき
「……へ?」



99:18




「やること一杯かもな……」



チャット
『業:橘さん、ミッションに俺が向かうから隠れてて』



『ありす:了解です、頑張ってください』




「協定の元、色々確認しておきたいし」



プルルルプルルル



次元
「……ったく、誰からだって赤羽じゃねーか」



次元
「どうかしたのか、ミッションのことか?」




「そう、俺と次元さんの二人で見に行って確実に俺達だけでも助かろうよ」



次元
「花丸ちゃんには後で連絡すれば良いのか?」




「そう、片方が見つけたらもう脱出できる。番号の配布はまだしないで先に俺達だけで番号の共有をするんだ」



次元
「ほう、分かった。ジービスに向かうから待ってろ」




「うん、ありがとー」




「俺もジービスに向かわないとな」



キャディクロヌ社



GM
「荒れてるな、本当に」



ウミ
「……というからまだ一人だけなんですね」



GM
「実は設定変更した誘惑の扉、それか通報部隊も用意してるんだけどね」



ウミ
「それはともかく、ジービスに人がいなくて良かったですね。GM、通達し忘れるってうっかりさんですか?」



GM
「え、それはウミの仕事だろ?」



ウミ
「え……あ、ファイル、私の方にあ、りますね」



GM
「何がうっかりさんだよ、とはいえ業の作戦には興味がある。
更に面倒なミッションでも出しても良さそうだな」



98:56



陽斗
「業に電話するわ」



プルルルプルルル




「前原、何。ジービスに向かってるから用があるなら早めに言って」



陽斗
「あ、いや、やっぱ業もジービスに向かってるんだ」




「だって橘さんにあんな危険な所に行かせるとか屑じゃん」



陽斗
「業と一緒にジービス、入っていいか?」




「まぁ、良いけど」



陽斗
「ありがとな!」



陽斗
「絵里さんに良い所見せるためにも俺が活躍しなきゃ」



98:34



関数方程式
「……リスクしか無いミッション来ましたね」



スタッフ
「ミッションに向かいますか?」



関数方程式
「ジービス前で待機するセコい真似します」



※本家では某メンタリストがしていた地味に苛つく行為だ。



関数方程式
「もしかしたら渚さんが動きそうですけど」



98:19




「ミッションには向かうよ、どうせ二人も動いているだろうし」



スタッフ
「二人というのはやはり、赤羽さんと前原さんですか?」




「そうだよ。女の子っていじられるのもいい加減嫌だしね」



スタッフ
「生まれてくる性別、間違えましたね」




「おい!」



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