二次創作小説(新・総合)

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逃走中??*予選2:4
日時: 2019/07/21 18:02
名前: あめとあんきも (ID: aOp/uujw)

 偶数回スレッド。


 【逃走中02*誘惑に誘い込まれる者達よ】

 今回の舞台はショッピングモール。一階から三階までの本館、そして二階までの別館、
そして屋外のイベントスペース、駐車場など様々な施設を構えているのが特徴。
東京ドーム四個分のエリア、初期ハンターは三体、逃走者は18人で行われる。
オープニングゲームはサイコロで行われる。
様々な誘惑、難関ミッションに逃走者達は全力で立ち向かう。

>>1 逃走者
>>2 このゲームについて説明
>>3-4,>>6-13,>>17,>>20-30,>>32-40,>>42

>>46(纏め)

──逃走者を惑わす様々な誘惑、欲望の渦巻くゲームとなってしまうのか?


 【逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達】

 今回、大型商業施設に降り立ったのは、闘志を燃やす色分けされた逃走者達。
アルティメットとも、ペア戦とも少し違った、ゲーム性優先の回。

>>47逃走者等、概要
>>52->>

──共闘者と共にこのスリル溢れるハイゲームを逃げ切れ!


 当分は更新予定が無いため、どっかのスレッドでやってる予選投稿します。


Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.97 )
日時: 2019/07/08 21:05
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: a5L6A/6d)


14:00
駐車場付近

ことり
「何も起こらなすぎて怖いんだけど……ハンターの目は節穴にでもなったの?」

 おい、そこ。ハンターを煽るな。

ゆうき
「ていうか、駐車場にわんさか居るんだよなぁ……
他のアイテムを探すのも手だけど……ことりちゃんはどうする?」

ことり
「うーん、ゆうきくんと一緒に居たいから着いていくよっ!」

ゆうき
「えへへへへ」

ことり
「えへへっ」

 ほら、あめあんが好きなコンビの漫才のマネをしないで!
(オードリーさんのこと)

ゆうき
「……これ、ハンターに見つからないよね」
↑ハンターの居る駐車場を眺めながら

ことり
「前回は一緒に捕まっちゃったからね」
↑03*参照、尚その後の復活ゲームでも同様に確保された模様

ゆうき
「そうなんだよな……どうする、今回は」

ことり
「……施設内でアイテムを探してみるのも良いかも、何が選ばれるか分からないし」

ゆうき
「そう、もし建物が封鎖されたら冷凍銃だけで逃げ切れるのか……不安なんだよな」

ことり
「うん、だからエレベーターでさくっと探してみるのも良いんじゃないかって」

ゆうき
「あぁ……建物封鎖の場合、移動時間があるという謎の優しさがあるからね」

 そんな二人、建物を探してアイテムを探すとのこと。
イチャイチャするのは当たり前なので許してください。

ことり
「というか、誰も確保されてないよ……6分も」

ゆうき
「それ正常じゃない?」
↑まぁ、原因を作ったのはあなた方ですけど

13:30
グランドビル1階

次元
「……」

 残り4分を切り次元さんは何に投票するんでしょう。
次元さんが投票できるか、何に投票するのかによって……貴方達の運命が決まります。
 キチゲームに成り果てた04*回ももうすぐ終わってしまうようです、
だらだら書きます。
 尚、このゲームでは投票さえされれば、確保された分の票も有効となります故に

[ハンター5体増加]ゆうき、南ことり、東條希……
[通報部隊、通報装置追加]矢澤にこ、双葉杏……
[建物の封鎖]高海千歌……

[未公開票]
前原陽斗、関数方程式、赤羽業

[未投票者]
次元大介

 運命を決めるのは……次元さん、なのかもしれない。

次元
「ここでハンターに見つかったら……ヤバイな。体力とか捕まるとかじゃなくて……
投票装置に戻ってこれるか危ういからな」

 そう、一人でも投票しなければ゛全部゛が執行され、
投票した場所が悪かったり確保されてしまえば゛2つ゛執行される可能性もある。
 つまり、自分の都合だけで考えてもどうなのか、ということにも成りかねない。

 まぁ、簡単に言えば、やばたにえんってことですね。え、意味合ってるよね……?

次元
「でも、少しでも過酷な状況を避けたい……ギリギリまで粘るか」

 ちょっとしたギャンブル、この賭けは成功するのか?

13:00
アビス1階

ゆうき
「エレベーターって、思ったより狭いね……」

ことり
「うん……あ、何階まで行く?」

ゆうき
「5階で良いだろ……多分、殆んど人が来てなさそうだし」

ことり
「それじゃあ、ポチッ!」

1F→5F

ブーンブーン

ゆうき
「誰が投票してないんだろう……」

ことり
「わざわざ投票を引き伸ばしてくれてるのは有り難いけど、
やり忘れないか心配になっちゃうよ」

ゆうき
「そうだね……それにしてもこれ、重いね」
↑いつの間にか冷凍銃を入手

ことり
「でも、これからアイテムを見つければよっぽどのことがない限り、
逃走成功できるんじゃないかな?」

 まぁ、各色ごと実際に追い掛けるハンターは増えたとしてと10体程度、
内半数はチームだけじゃなくて逃走者を追い掛けるからね。

ゆうき
「ただ、エリアが縮小されたら……溜まったもんじゃないけど」

ことり
「狭いエリアでハンター5体と戦うのは……無謀というか……デスレース?」

ゆうき
「全☆滅☆必☆死!!」

ことり
「でも、二人だけで生き残ったら……ことりもゆうきくんも此処で
初めての逃走成功を二人で飾れるんだよ」

ゆうき
「……! 絶対に残る、最悪ハンターにこの拳を」

スタッフ
「……」ジーッ

ゆうき
「ね、ネタですって……すみません」

 ゆうことは大体こんな感じだけど、逃走成功できたら凄いよ。
まだイチャイチャ控えめなのです、彼らはまだ控えめなのですよ。

12:15
ジービス1階


「ハンターの姿多くて中々動けないというかさ……
これでハンターか通報かエリア縮小ってえぐくない?」

 えぐぅーいですよ。


「前は自首できたから逃走成功狙う、とか言ってたけど
こうなるとは思わないじゃん」

 そんな杏も冷凍銃を所持してます。


「頼みの綱はこいつだけど……頼りすぎてもいけないからな……
悩み所だし、アイテムとかまだ残ってるもんなの?」

 それはまた追ってお知らせします故に。


「へぇー、そうなんだ。アイテム1つでも怖いって、何なんだろう……このエリア」

 スリルって、素敵ですよね。


「この体、隠れやすいけど……冷凍銃は重いし、走れないんだよね……
仮にもアイドルだしダンスはしてるけど
流石に足の長さとかあるじゃん」

 こんな体だが、前回は残り10分程度で自首に成功しているのだから、また驚き。
 しかも、参加した2回とも残り10分付近まで残っている、成績は上々な訳ですな。


「それは……まぁ、黒澤さんの犠牲が無かったらここまで残れてないけどね」

11:55
観覧車付近


「思ったよりウチら、残れてるな……」

にこ
「本当よ……前回を遥かに越えたわよ」

 希は前回出場時、割と残っていたけどここまでは残れなかったと思うし、
にこは02*での短命ぶり、03*ではミッション貢献後に確保と
少しずつ逃走時間を伸ばしていたものの。

にこ
「ただ、油断ならないわね……」


「そうや……今や、ウチらは敵じゃない。逃げ切ったらそれで勝ちなんやから」

 二人は共に逃げることをこの場に誓う。

にこ
「……希、ハンター来たから隠れて」


「……ホンマや、ありがと、にこっち」

ハンター?
「……」スタスタスタ

 ハンターの目は節穴にでもなりました。
まぁ、これからみんな、絶望するから良いと思います。


「そんなゲームでええんか……」

にこ
「逃走成功者が出るかさえ危ういわよ、このゲーム……」

11:25
グランドビル1階

次元
「動くか……といっても、投票装置は直ぐ傍にあるんだけどな」

スタッフ
「どれにするか、決めました?」

次元
「……あぁ。まず自首もしねぇ、ハンターに確保だってされるつもりはねぇよ」

 次元さんってクソカッコイイと思いません? え、思わない?

スタッフ
「ナレーション黙れ、おい」
↑お前にツッコまれんの、始めてなんだけど

次元
「……まぁ、エリアを狭くするのは無いな。理由は省く。
すると、ハンターが多くなるか、
ハンターに確保される可能性を高めるか、ってことだが……」

次元
「純粋に逃走成功の確率を上げるにはハンターに見つからないこともそうだが、
捜索する人数が少ない方が良いに決まってんだろ?
ましてや通報装置なんて何をしでかすか分からんし、
行動範囲も狭くなるかもしれんし……
第一俺を見つけたハンターが何処にいるか分からないから
迂闊に逃げて鉢合わせる可能性だってある……なら、俺はあれで決まりだな」

次元
「゛ハンター5体増加゛、どれを選んでも危険に変わりはねぇが、
それが一番マシってもんさ」

10:25
グランドビル付近

次元
「ハンターも来てねぇようだし、投票するか……」

[ハンター5体増加]ピッピッピッピッピー

 これで投票完了、結果発表だ!

次元
「さて、逃げられる屋内に戻るか……」

プルルルプルルル

10:10

『件名:ミッション5結果

 今逃走している全員の投票が確認された為、
最多票数を獲得したデメリットが執行される。


……












[ハンター5体増加]ゆうき、南ことり、東條希、赤羽業、次元大介
[通報部隊、通報装置追加]矢澤にこ、双葉杏、前原陽斗、関数方程式
[建物の封鎖]高海千歌
※尚、今回の結果は確保された分の票も反映されている。

 よって、残り10分からはハンター5体増加してゲームが進められる。
尚、そのハンターは駐車場コンテナから放出される』


10:05
観覧車前


「なぁ、にこっち……」

にこ
「言いたいことは分かるわよ……早く逃げるわよ!」

 屋内に居た方が暫くは安全なのかもしれませんねぇ。
 さて、通常ハンター9体というえぐい状況になりました。
そして、次元さん以外は1体以上のカラーハンターにも注意する必要があります。
※厳密にはカラーハンターかハンターかは見抜くのは困難だから、
黒いのは大体ヤバイ!になりうる。

10:00

ハンター×5
「……!」

 そして、残り10分になると駐車場のコンテナから
5体のハンターがエリアに放たれた。

 果たしてアイテムを駆使してハンターから逃げ切る者は現れるのかっ!?

[閑話休題、牢獄トーク]

関数方程式
「うわ……自首してよかった」
↑確保されてはいないので檻の外で座ってる。
渚、紬にも賞金は約2割(面倒なので万未満は切り捨て)のみ渡る。
つまり、二人とも260,000円ずつ貰えるんです。

ダイヤ
「座れることの有り難みを感じますわ」
↑ようやく牢獄にも椅子の配給


「……残り10分か、思ったよりも残ってるね」


「残り8人、ハンターが増えたとはいえ誰かは逃走成功しそうですよね!」

幸子
「アイテムも有りますし……ただ、ハンター9体って」

テムジン
「前原……頼むっ」

絵里
「……本当に、私の成績散々ね」

花丸
「そうずらね……まぁ、マルも人のことは言えないずら」


「それにしても、アイテム支給しすぎじゃない?」

洋輝
「残り10分、ハンターはカラーハンターも含めて殆どの人が10体、
そして誰もがアイテムを持っている可能性も高いのか……」

鈴井
「誰かしら、逃げ切るんじゃないかな……」

ありす
「そういえば、中々えぐいゲームだったのに8人も残ってる自体おかしいです」

千歌
「うーん……あ、そうかも?」

ジャイアン
「と、ともかく……ゲームの様子を見てみようぜ」

幸子
「……それにしても、あのカップル」

絵里
「もう、ことりは……ことりは」ヒューンバタン

千歌
「え、絵里さんっ!?」

ダイヤ
「エリーチカっ!?」

 ま、こんな牢獄は放っておいてゲーム観ようぜ!


4086

Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.98 )
日時: 2019/07/15 21:19
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: vJF2azik)


09:25
アビス5階

ゆうき
「ハンターは10体か……」
↑カラーハンターも含めると、そうなる

ことり
「冷凍銃があるから1回は大丈夫だけど……不安だな」

ゆうき
「いや、でも……9体も居るとはいえ03*回よりはマシだって」
↑ 03*復活ゲーム時、エリアには46体のハンターが居ましたから。

ことり
「まだハンターは来ないよね……」

 それが来てるんだよなぁ……別の逃走者の近くにさっ!

09:15
ジービス付近


「うわ……ジービス方面にハンター来てる。
けど、ジービス内にもハンター居たからもしかして挟まれちゃうな」

 参加した前回、今回と終盤まで残ってきた杏の近くにはハンター。


「カラーハンターも含めるとエリアには十何体もハンターが居るんだよね……
ちょっと意味わかんない」

 さて、目の前のハンターは……どんなハンターだろうか。


「ジービス、お前とももうサラバだっ……」

 冷凍銃は重いらしく、言葉に反して走り去ることは出来ない……。


「重い……杏の体重考えてるの……」

 考えてません。というか、軽すぎる方も良くないと思う。君は軽すぎ。

 そんなお言葉は兎も角、ハンターは……

ハンター?
「……」スタスタスタ

 杏を見つけていないのか、それとも。


「カラーハンター説濃厚……」

 エリアには通常ハンターよりは少ないものの、
かなりの数のカラーハンターも捜索をしている。
紛らわしい、非常に。

 エリアにはざっと十数体のハンターが歩き回っている。


「……自首は無理だし、どうしよ」

 後9分も無いから、頑張れ。

08:48

 そんな中、とあるハンターがとある逃走者を見つけたようだが……

前原
「残念だったな、ハンター」パーン

ハンター
「……」アミニカラマル

前原
「さっさと逃げるか……網鉄砲はまだあるにしても、ここからが正念場だし」

 ここからアイテム合戦になりうる、さぁハンターよ、絶望を見せてくれ!

 アイテムも使い切る頃、果たして何人がこのエリアを逃げ惑っているのだろうか。

08:30
観覧車付近

 ハンターが5体追加されてから1分半、
終盤は短いようで長い、集中を切らせば即ち、確保一直線だ。

 逃走成功が何人も出るほど、このゲームは、そしてハンターは甘くない。

 ほら、誰かの近くにハンターが複数接近しているんだとよ。

 ゲームはまだまだ続く、果たして栄光を勝ち取る者は現れるのか。

にこ
「……エリア移動、するべきかしら」


「ハンターが多いから撒けたとしても……ってなるしなぁ」

 そこへ忍び寄る通常ハンター。

ハンター
「……」スタスタスタ

にこ
「……ハンター来てる、近くのグランドビルに逃げ込むけど、良い?」


「距離的には……まだ撒けそうやな。走り抜けるんか?」

にこ
「そうね、無駄に様子を伺って他のハンターに見つかるオチも考えられる……
なら、走って行くわよ!」

 あの、今回のにこさん……覚醒してない? 
カッコいい矢澤先輩だと思いません? まぁ、

ハンター?
「……!」

 ハンターには見つかるんですけどね。

にこ
「……」ピタ


「え……にこっち!」シュタタッ

ハンター?
「……!」スタスタスタ

にこ
「見ちゃったわよ……認証装置がピンク色だってこと」


「あいつ……カラーハンターやったんか、でも」

にこ
「希……投げられないけど、そっちにこの鏡を渡すから!」

シューーン


「……しっかり、受け取ったで! でも、アイテム使えば良かったんちゃう?」

にこ
「カラーハンターごときに使っても意味ないでしょ……前回より残れただけで十分よ」

ポン

08:02

矢澤にこ確保、残り7人

にこ
「にこも逃走成功の可能性が合ったのかしら……
復活したとはいえ、頑張った方じゃない?」

 復活勢二人がここまで残るなんて、思わないよね。
 とはいえ、にこさんお疲れ様です。

 桃に認証されたカラーハンターは消滅した。
カラーハンターも半分以下に減りました。

07:50
アビス4階

ことり
「アイテム、見当たらないね……」

ゆうき
「もしかして……アイテム無いの、ここ」

 アイテム捜索をする為、誰も行ってなさそうなアビス5階から降りてきた二人。
どうやら見つけられてなかったらしいが、ちゃんとある。
イチャイチャしてるから見つけられないんだって。

ゆうき
「いや、それ関係ないから」

 イチャイチャしてると周りが見れなくなるでしょ、
場をわきまえることを忘れてるんだから。

ゆうき
「……ゆうことに冷静にツッコミしないでくれ」

ことり
「誰と話してるの?」

ゆうき
「……え、あ、あっと、それはで、ですねぇ」

ことり
「ことりを寂しくさせたら、いくらゆうきくんでもダメなんだからね……?」

ゆうき
「……ごめん、ことりちゃん大好き!」

 ねぇ、爆発してくれない?(非リアの叫び)

ゆうき
「O☆KO☆TO☆WA☆RI!!」

ことり
「あ、ようやく見つけたよ……宝箱」

ゆうき
「開けてみよう……ん?」

ことり
「え、中身が入ってない……どういうこと」

ゆうき
「箱の中に紙がある……
『この宝箱を開けると開けた人物以外の逃走者の位置情報がハンターに通報される』
え、マジ?」

ことり
「待って……メガホンも含めると二人も通報したことになっちゃうの?」

 なるかもしれないし、ならないかもしれない。

 あ、それから……
ゆうきさん、新装版ナンバーワン作者としてこれからも頑張ってください!

ゆうき
「ことりちゃんと共に頑張ります……って、どうかしました?」

 どうかしましたよ。

 そしてこのカップルによって通報された哀れな人は











……











07:14
グランドビル1階


「……アイテムがまだ残ってるのが不安」

 そんな杏に何匹たるハンターが忍び寄る。


「……ハンター、来てる」

 冷静にハンターを見つけるものの、様々な方向からハンターはやってくる。


「冷凍銃で……ってか、めっちゃハンター来てる、え、何で!」

 バカップルに間接的に通報されたからです。


「ヤバイ、これ通報されたよね!? 取り敢えず、1体凍れ!」

プシューッ!

ハンター
「……」カチンコチン

ハンター×3
「……!」

ポン


「……こんなオチ、あるもんなの? ねぇ」

06:56

双葉杏確保、残り6人

 通常ハンター1体がフリーズしたが、厳しい状況は変わらない。

プルルルプルルル

06:50

ゆうき
「双葉杏確保……って、これ絶対……」

ことり
「あれ、のせいだよね……ごめん、杏ちゃん!」
↑宝箱を指差して

スタッフ
「……清々しく逃走成功は厳しそうですね」

 心さえ、えぐる宝箱。

ことり
「ど、どうしよう……こんな風に生き残っても嬉しくないよ!」

ゆうき
「……ことりちゃん、落ち着いて」

ことり
「落ち着けないよ! だって、だって……でも」

ゆうき
「……こんな展開にさせたゲームマスター、マジで許さねぇ」

ことり
「……ゆうきくん」

ゆうき
「ん……?」

ことり
「あのね、杏ちゃんには申し訳ないけど……
ことりの運が悪かったからこんなことになってて。
誰がこれを引いてもこんな風に心が苦しくなっちゃったと思うから……
ことりが引いて、よかったって思うんだ……だから、ね」

ゆうき
「……ことりちゃん」

 時の運命とは残酷だ。
誰もが幸せになるようなハッピーエンドは存在しない世界だ。

06:22
グランドビル2階


「と、とんでもないもんを……見てしまったような気がするんや……」

 2階の吹き抜けから杏の確保される行方を見ていた希。


「この下にハンター集まってるってことやろ? 上に行くなり、隠れんと……」

 グランドビルにはまだ人が居る。

06:14
グランドビル3階

次元
「……いや、やべぇな」

 投票する前もした後もグランドビルに居続けた男も追い詰められているようだ。

次元
「あんな量のハンターが来たら……流石にアイテムを使うしかないもんな」

 彼の手にはハンターサングラスがある。そういうことだ。

次元
「もう6人か……後6分もあるのか……誰かしら逃げ切れるのか、微妙かもな」

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Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.99 )
日時: 2019/07/18 23:02
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: qO10t4WB)

※自首に関するルール変更を勝手にしてました。
平和を意識してゲームルール変更に気付きませんでした。
後に作者の謝罪等をお送りします故に、申し訳ありません。











05:47
アビス2階

赤羽
「……このエネルギーパック、使えるのか?」

 網鉄砲とエネルギーパックを持つ赤羽業。

赤羽
「冷凍銃持ってそうな人とか居るのか……?」

 まぁ、情報自体は知らされてないからね。一人で頑張りなさい。

赤羽
「チャットで聞いてみるか……というか、
忘れてたけどanswer the questionってあったよな……」

 杏が手に入れた意味不明、そして自我を持つアイテムである。

赤羽
「あれ、一番怪しくねぇか……変な声も聞こえてたし」

05:24
アビス3階

ゆうき
「もう、アイテム探すのは諦めようか……冷凍銃もまだあるから……何とか、
ってハンターじゃない?」

ことり
「ハンターだね……どうしよう、こっちに来ないよね?」

 バカップル(!?)の前方にハンター。
果たしてカラーハンターなのか、通常ハンターなのか。

ハンター?
「……」スタスタスタ

ことり
「どのハンターが本物か分からないから怖いよね……ゆうきくん」

ゆうき
「大丈夫、ことりちゃんは絶対に守る……何があっても離れないから……
って、あのハンター、こっちに向かってきてない?」

ことり
「で、でも……ほ、本物じゃないかもしれないよ!」

ハンター?
「……!」タッタッタッ

 生憎だが、本物だよ……。

ことり
「いやぁ、ハンター来てるって!」

ゆうき
「愛の巣を邪魔するなぁーー!!」プシューッ!

ハンター?
「……」カチンコチン

ゆうき
「……こいつは通常のハンターか。もう、冷凍銃も使えないのか」

ことり
「で、でも、そのお陰でゆうきくんと離れずに済んだから良いんじゃないかな……」

ゆうき
「だよね!」

 アイテムが徐々に使われていく。次に使うのは、または確保されるのは誰だ。

05:01
グランドビル1階


「さっきの惨劇見たら何処に居ても安心できひんな……つい、動いてしまうんや」

 にこから受け取ったアイテム含めて2個所持している希、残り5分間耐えられるか。


「……ハンターや、隠れて凌げるやろうか?」

 グランドビル入り口からハンター?が接近、尚、希は受付の下に隠れている。

ハンター?
「……」スタスタスタ


「5分ってこんなに長いんやな……来るな、来るな」

ハンター?
「……」スタスタスタ

 ハンター?は少しずつ希の居る受付に接近している。


「これは……アカン。一か八か……」ダッ

 ハンター?が直前に迫る前に受付を飛び出す、結果は。






……






ハンター?
「……!」

 気付かれた。他のカラーハンターでは、なかったようだ。


「にこっち、ありがと……ハンター、さいならや!」ガチャーン!

ハンター?
「……!」ガシャン,シュパーン

 magic mirrorを用いて、ハンター?を遠ざけることに成功したようだ。


「何処に逃げようか……迷うな」

04:46

牢獄

ダイヤ
「残り5分を切りましたわ……残る逃走者は6人」


「何人か逃走成功するかもね……アイテムもあるみたいだから」

花丸
「ずらっ……!」

ハンター?
「……」パシューン!

鈴井
「ハンターが転送され、た……?」

絵里
「……どういうことよ、ハンターが転送されてきたなんて」

ジャイアン
「そんなアイテムもあるってことか……」

千歌
「この網鉄砲、どうしよう……って、コメントらしいコメントがないよ!」


「あ、にこさん、お疲れ様でした」

にこ
「ありがと……希、あんた絶対に逃げなさいよ!」

 その願いは届くのか?

04:30
アビス2階

赤羽
「……あれって、例のバカップルじゃん」

 カルマの隠れる傍をバカップルが通ろうとしている。

ゆうき
「アイテム探さないと……」

ことり
「ハンターもまだまだ多いもんね……どうして二人の邪魔をするのかな」

 もう、今すぐハンターを全員集合させたいくらいに
ゆるーくイチャついてやがります。

赤羽
「どうせだし……驚かせてやるか」

 だからって、カルマ、二人を驚かせないで。
二人が余計にイチャイチャしちゃうから。

ことり
「冷凍銃……もう使えないの、悲しいな」

ゆうき
「重い分、頼もしかったもんなぁ」

赤羽
「……冷凍銃!?」

スッ(出てくるー)

ことり
「きゃっ!」ユウキクンギュッ

ゆうき
「わっ!」コトリチャンニギュッサレテル

赤羽
「……あんたら、冷凍銃持ってたって本当?」

 本人的にはスイッと出てきたつもりが、結果的に驚かせることになったようで。

ゆうき
「ほ、本当だよ……アビス3階で使ったけど」

赤羽
「マジか……ありがとな」シュタッ

 そう言うと走り出してしまった。

ことり
「うん、でも何で使用済みの冷凍銃の在処なんて聞いてきたのかな?」

ゆうき
「……冷凍銃って、エネルギーパックさえ取り替えれば使えるよな……
あいつ、持ってたのか?」

ことり
「確かにアイテムと言われれば、アイテムなのかもね……」

 こりゃ、カルマが逃走成功有力候補かも?

 しかし、ここで悲しいことをお知らせしなければなりません。

 一つはこんなバカップルにまたもハンターが接近していること。

ハンター?
「……」スタスタスタ

ゆうき
「ことりちゃん、隠れて」

ことり
「ゆうきくんも、だよ」

 もう一つは赤羽業も行く先にハンターを見つけてしまうこと。
彼は網鉄砲があるので丸腰ではないのですが、
このバカップルは完全に丸腰となり、育むのは二人の愛とな。

赤羽
「……ハンター居るの、うぜぇな」

 こら、君は正直に意見を言い過ぎだっての。

 さて、お知らせしたからには結果もお知らせしましょう。まずはバカップルから。

03:58
アビス2階

ハンター?
「……」スタスタスタ

ゆうき
「……」

ことり
「……」

※ゆうことはお店の棚とかの後ろに身を寄せて隠れています。

ハンター?
「……」スタスタスタ

 さて、お店の中にハンター?入ってきました。このハンターは本物なのか。

ゆうき
「ヤバい……逃げよう」

ことり
「うん……でも、ゆうきくんと離れたくないよ!」

ハンター?
「……」スタスタスタ

 ハンター?は忍び寄る。

ゆうき
「行くよ……!」ダッ

ことり
「うん!」ダッ

ハンター?
「……」スタスタスタ

ゆうき
「……ん?」

ことり
「このハンターか……胸の認証装置がある、しかも水色ってことは」

ゆうき
「カラーハンターだ……助かった」パタリ

ことり
「ゆ、ゆうきくん……!?」ギュー

 一応、弁解するけど……ゆうことのイチャイチャはこんなもんじゃないので、
本家さんやkonakun.さんの方にも出ているので見てみてください、
オススメの作者さんです。
んで、これ宣伝やろって言われると思います。個人的な宣伝です。

 さて、もう一方を見てみましょう。

03:35
アビス3階

赤羽
「あー、もう。ハンター多すぎる、いい加減うざいんだけど」

 苛ついちゃうのは良くないですねぇー。

スタッフ
「でも、網鉄砲は」

赤羽
「……ハンター何体も居るのに迂闊に使えないだろ」

 さて、面倒なことにこんなタイミングでハンターに見つかった人が居るようです。

03:10
駐車場


「うっ……ハンター来たで!」

 短時間で連続して見つかっている、すぐに距離が縮まっていく。


「……せいやっ!」パーン!

ハンター
「……」アミニカラマル


「急いで離れんと……やけど、次ハンターに見つかったら、もうどうにもならんて」

 そうだね、そうだね。











 ……だけど、フラグ建てちゃいましたね。











ハンター
「……!」ダッダッダッ

 これがもう見つかっちゃってるんだよなァー?


「少し離れたし、大丈夫やろか……休憩したいし」

 だが、希はこのハンターに気付いていない。

ハンター
「……!」ダッダッダッ


「うわっ、ハンター来てるっ!? ち、近いって!」

 その時には至近距離、もう動く暇も無かったのであります。

ポン

02:52

東條希確保、残り5人


「……来てたんやな、ウチなのに運が悪かったみたいや」

 逃走中は運もそうだけど、運命を引き寄せた者勝ち感あるけどね。

02:48
アビス3階

赤羽
「まぁ、良いや。網鉄砲は無いけど、冷凍銃はある……隠れるか」

 そんな間に赤羽業は網鉄砲を使用したものの、冷凍銃にたどり着き、獲得。

 ようやく、ハンターが本気を出しましたか? 
また悲しいお知らせをしないとならないとは。

02:31
アビス2階

ゆうき
「……もう、クタクタだね」

ことり
「長かったし、疲れちゃったね……でも、二人でここまで残れて嬉しいな」

 それはフラグですか? フラグですよ、ことりちゃん。

ハンター?
「……」スタスタスタ

 アビスにハンター多すぎぃ、と思われましたか。
カラーハンターも含めて今は15体くらいハンター居るので仕方ないのですよ。

ことり
「終わったら、何したい?」

ゆうき
「ことりちゃんとなら何でも……って、
こんなこと話してたらハンター来そうなんだけど」

 来てます、来てますよぉー。

ことり
「そうだね……フラグ建てないようにしないと」

 既にフラグ建ってますけどね。

ハンター?
「……」スタスタスタ

ことり
「今さらだけど……私たち、凄く距離が近いね」

ゆうき
「うん……なんか、この程度も平気になってきちゃってる。
イチャイチャって何だろう」

 ハンター?との距離も近づいてますけどね。

 あと、イチャイチャはイチャイチャでしかないです。

ハンター?
「……!」ビーーー!

 ようやく、見つかった。

ゆうき
「うわ、またハンター!」

ことり
「もう、何で邪魔するの~!」

 ハンター?さんは邪魔したくてしてるんじゃないんですけどね。

 バカップルの逃走劇はどうなることやら、前回のようになるのか。
(03*では二人ほぼ同時に確保された)

ことり
「ゆうきくん、どうするの!」タッタッタッ

ゆうき
「ことりちゃんは逃げて……」グイーン

 ことりの彼氏さんこと、ことりのおとりさんこと、ゆうきさん。
ことりちゃんを守る為にハンター?を引き付けるように、直線で走る。

ことり
「うん! ゆうきくん、頑張ってね」

 その間にことりちゃんは逃げます。

ゆうき
「ことりちゃんにお前なんかを触らせるかぁぁーーー!!」

 行き過ぎた愛の力で最初は軽快に走り抜けるものの、

ゆうき
「うわぁぁぁぁぁあーーーー!!」

ハンター
「……!」ビーーー!

 も☆う☆一☆体

 体力は無い模様。

ハンター?
「……!」ダッダッダッ

ポン

 お疲れ様、ってことで。

02:01

ゆうき確保、残り4人

ゆうき
「……ことりちゃんだけでもどうか」

 愛の力でハッピーエンドを願うのみ。

 逃走者が疲れたのか、ハンターが本気を出したのか。それとも、両者か。
たったの1分で二人も確保されてしまった。残り2分とはいえ、油断はならない。

01:43
グランドビル2階

次元
「これ、ハンターサングラスって……残り1分の時点で使えば……
逃走成功確実なんだよな?」

スタッフ
「そうなりますね」

 ハンターサングラスは一分間だけハンターに捕まらないアイテム、
そういうことになる。

次元
「……最後くらい余裕かましてやるか」

 それが余裕とは行かないんだよなぁ。

ハンター
「……」スタスタスタ

次元
「あれはハンターか……ひとまず、隠れるか」

 誰がどのような運命を辿り、逃走成功へ終着するのか。

 しかし、運命とはあぁ無情と言ったものだ。ハンターの本気はヤベェっての。

ハンター
「……!」

 見つかった。

次元
「……ヤバイな、折角だしコイツ、使うか」スチャ

ハンター
「……」ピターン,スタスタスタ

次元
「ハンターが来なさそうな場所はねぇな……なら、ここで待つか」

 ハンターサングラスの効果が切れる00:33の時、何が起こるのだろう。

01:27
グランドビル1階

前原
「……ここまで来るとは思わなかったな」

 死に際かよ、とツッコミさせるような前原さん。

前原
「アイテムもまだこいつ(網鉄砲)があるし……逃げ切れるかもしれないのか、俺」

 可能性は誰にでもある、が、確保される可能性もまた然り。

前原
「油断はしねぇよ……そんなダサいことしてらんねぇからな」

 チャラ男、覚醒?

01:13
アビス付近

ことり
「ゆうきくん捕まっちゃった……最後まで二人で居られるかなって思ってたのに……一人だと凄く寂しいし」

 彼氏さんはただいま、牢獄の中です。

ことり
「ことりにとって、ゆうきくゆって凄く大きな存在なんだって……思っちゃった。
ゆうきくんの為に、頑張るよ!」

 いよいよ長かったゲームも終わりを告げようとする。さぁ、残るは1分。

01:00
アビス1階

赤羽
「後1分か……ハンターはうろうろしてんのに、よく残れたな」

 まぁ、残念なことにハンターが忍び寄って来てますが。

ハンター
「……!」ダッダッダッ

赤羽
「……あ、ハンターかよ」

 冷凍銃は1回きり、これが最後のアイテムだ。

プシュー!

ハンター
「……」カチンコチン

赤羽
「……走れるには走れるけど、ハンターが多いからな」

 ハンターは多いのに、
挟み撃ちという確保を中々されない強運者が多いみたいです。

赤羽
「……あれ、ハンター来てるな」

 フロアの奥からハンターが登場とな。

ハンター
「……!」ダッダッダッ

赤羽
「逃げるか……!」

 若いって素晴らしいね、軽快に安定したスピードで逃げていくよ。

 だがしかし、運命とは残酷だ。

ハンター
「……!」

 別のハンターにも見つかったようだ。

ことり
「ハンターが……誰かを追いかけてるみたい」

 ことりちゃんは直ぐに身を隠す。

赤羽
「……あーあ、今回は駄目みたい」

ポン

00:47

赤羽業確保、残り3人

赤羽
「でも次回は絶対にリベンジするからさ……また、呼んでよ?」

 その時はまた、よろしくお願いします。

牢獄

プルルルプルルル

ダイヤ
「赤羽業確保、残り3人ですわ……確保メールがもう来ないで欲しいですわ」

00:33
グランドビル2階

次元
「コイツの効果も切れたか……1分切った実感もねぇんだが」

 アイテムを所持しているのは前原ただ一人となってしまった。

次元
「もうすぐ……終わるのか」

牢獄

ゆうき
「カウントダウンしようよ!」


「さんせーい!」


「もう、30秒切っちゃったよ!」

29

28

27

26

25

24

ありす
「一人でも多く……ことりさん、逃げ切って」

23

22

21

20

00:19
グランドビル付近

前原
「……もう時間無いんだな」

 網鉄砲はもう使わない、のだろう。

15

14

13

12

ゆうき
「ことりちゃん、逃げ切ってー!」

11

00:10
アビス付近

ことり
「……もうすぐ、会えるよ!」

8

7

6

5

4

3

2

1

00:00

ハンター
「……」ピタリ

 ゲーム終了、逃走成功だ! 祭りだ、祭りだ!

ことり
「逃走成功したんだ……ゆうきくん、やったよ!」


次元
「……アイツが金貰うのは気に食わねぇが、逃げ切ったし良いんじゃねぇか?」


前原
「これ、もしかしてモテるフラグは」

 無いですね。

前原
「でも、逃走成功したのは本当だし……嬉しいもんだな」

【牢獄前】

あめあん
「まずは関数方程式さん大変申し訳ありませんでした!」土下座

関数方程式
「まぁ、でも……はい」

ダイヤ
「対応に困りますわね……
つまり、自首時の賞金は本人だけのもの、なんですわね」

あめあん
「はい、そうです……もう、罪悪感でヤバイのでお家に帰りますね」

ダイヤ
「帰らせませんわよ」


絵里
「前原くん、逃走成功おめでとう」

テムジン
「本当にお前、凄いな……チャラ男なのに」

前原
「有り難いお言葉ですが、チャラ男は余計です」


ことり
「ゆうきくん、逃げ切ったよ!」

ゆうき
「ことりちゃん大好きー!」

ことり
「ことりもゆうきくんのこと、大好きだよっ!」


「相変わらずだね……」


「私、完全に蚊帳の外だけど一応、賞金は貰えるんだよね」


鈴井
「次元さん、凄いです!」

花丸
「次元さん、おめでとうずらっ!」

次元
「ありがとな、花丸ちゃん」


「……温度差を感じるわね」


「鈴井さんの為に言わないであげてよ」


 と、まぁ。イチャイチャしてたりちゃんちゃかしてましたが、
締めてもらいましょう!

ことり・次元・前原
「賞金獲った(よ!/ぞ/ぞー!)」

関数方程式
「獲りましたー!」


[リザルト]

逃走成功
南ことり・次元大介・前原陽斗
賞金1,560,000円

共闘者分配
ゆうき・秋山澪・鈴井涼太・絢瀬絵里・テムジン
780,000円

自首
関数方程式
1,310,800円




 もしかしたら次回作もあるかも? 
さて今回参加してくださった作者さん、ありがとうございました。

 キャラや作者さんごと映る時間に差はありましたが、
キャラを掴めなかったりした自分のせいです。

 逃走成功をした3人、
アイテムを使用したものの自首に成功した人、おめでとうございます。

 逃走成功までのカウントダウン、難しいです。

 それでは。
6678

Re: 逃走中??*予選2:4 ( No.100 )
日時: 2019/07/22 00:37
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: aOp/uujw)


 親記事にも書いてある通り、ここでも予選の様子を投稿していこうかと思います。
理由は私が持つか分からないから、ですね。テンポアップは大事です。
そういう訳で予選二組目と四組目をこちらでは更新していく次第、
タイトルもそういうことです。

 それでは、参りましょう。

エリア[4*ショッピングモールは休まない~仕掛けに踊らされれる命運や如何に]

エリア紹介
[とあるショッピングモール]
A館、B館、そして2つに挟まれた駐車場。B館寄りに立体駐車場もある。
A館、B館共に3階建て。立体駐車場は2階建て。A館2階からB館2階、
立体駐車場1階、2階からそれぞれB館1階、2階への移動も可能。
駐車場には客の車、業者のトラックなどが留まっている。
当然ながら、車内に侵入することは出来ない。
A館は下からフードコート、ゲームセンター、雑貨店等、カフェテリアの編成。
B館は下から書店やATMにスーパー、ブティック、映画館の編成となっている。
エリアの広さ自体は2.5個分だが、ここに建物の広さは考慮していない。
左側にA館、右側にB館、間に駐車場、
駐車場とB館の間に立体駐車場、という配置になっている。
尚、A館、B館の2階以上からは下の階を覗くことが出来る
(吹き抜けの設計となっている)

予選免除メンバー(オリキャラ、作者は予選免除不可とする)
(抽選アプリで1回だけやった結果で出た順です)
島村卯月
蛇喰夢子
星井美希
渋谷凛

 アイマス勢強すぎる……妙に納得できる面子だ……!!
 ということで、この四人は予選免除。というか、ラブライブ!勢弱すぎるだろ……。
 それから夢子は運も凄いのかな、他のゲーム(!?)でも応援してます。

逃走者=!!! 32人 !!!(尚、順番は抽選順だったり確定してたりする)
南ことり(逃走成功経験あり)
ゆうき
小泉さん
多田李衣菜
高海千歌
吉田歩美
橘ありす
東條希
高槻やよい
10*剣持勇
峰不二子
太田
緑川なお
田中。(オリキャラ)
山吹祈里
トト子
結城晴
神崎有希子
鹿角聖良
20*琴吹紬
天海春香
西木野真姫
黒澤ダイヤ
江戸川コナン
黒澤ルビィ
ジャイアン
長門有希
絢瀬絵里
30*"平沢唯
津島善子
ヤード

ゲーム時間:100分
初期ハンター:4体



 そういや人数多いなぁ、って思って今回の出場者数えてみたら125人。
馬鹿じゃねぇのって思いました。

※ゆうことがイチャイチャなんて当たり前
※ギミックを追加しました。
仕掛けだらけなショッピングモール、何が起こるか分からない!
※メンバー的にもエリア的にも此処は無法地帯と化してしまった……
責任は取らない、てか取れない
※ヤードさんの推しが出やすい抽選アプリだった件について
※ゆうきと結城だったり、田中。と太田というニアミスな絡みって需用は……無いか。
※何故か予選ではアイテム配給しがち、という傾向。これが唯一の優しさです。


[とあるショッピングモール:アンデッド・ モール駐車場]

ゆうき
「ことりちゃんが居る、しかも希望のショッピングモール……これは、最高!」

ことり
「小さくて可愛い女の子も居るし!」

結城晴
「しかも、抽選アプリを使ってこれだから笑えるよな」

橘ありす
「ショッピングモール……既に3回目ですよね」
↑02*,04*,今回

ゆうき
「ショッピングモール大好きな作者だから仕方ない、ってメッセージ来てた……
それには同感」

ヤード
「……Fooooooooooooo!!」

絵里
「……!」ビクッ

ダイヤ
「……な、何なのですか!」

千歌
「えーっと、大丈夫?」

善子(ヨハネと表記するべきか迷ってる)
「あー、推しが揃いに揃ってて嬉しいと……後、作者! 
私のことはヨハネって表示しなさいよ!」

ヤード
「こんなことって……あるんだ……しかも占ってくれた希も
それにゆうきさんも居るってどういうことだ!」

絵里
「おかしくなったのかしら……? いや、いつものことね」

トト子
「え、トト子どうやって目立てば良いのー!」

歩美
「えっと……」


「まぁ、本当に色んな子が居るのね……うふふ」

コナン
「うわ……苦手なタイプの人だ」


「お前は正直すぎ……」


「それより、前回より成績をどうにか……」

絵里
「それは私もね……」

聖良
「本当に逃走中って、面白いですよね」

田中。(オリキャラ)
「それ、どういう意味……ネタキャラのヨハネさんににこさんが
思ったより逃げてる件について面白いって言ってるんか?」
↑オリキャラ、逃走中好きな人、チャラそうでチャラくない人

【控え室】

にこ
「ちょっと!」

【エリア】

善子
「私がネタキャラってどういうことよ!」


「まぁ、成績が悪いで言ったら……
別ゲーム版レギュラーの恥もその作者も居るしなぁ」

ゆうき
「えへへ、ことりちゃんまじえんじぇーというか……ぐへへ」
↑その作者

李衣菜
「いや、ここではレギュラーの恥じゃないし……」
↑ゆうきさんの逃走中でレギュラーの恥と呼ばれた人、希も人のことは言えない

ゆうき
「とはいえ、前回出場時は一番最初に確保された模様」
↑02*

ことり
「相変わらず、短命なんだね!」

李衣菜
「もう、嫌だって! 羨ましいぞ、あんたが」

ことり
「だって、ことりはゆうきくんと仲が良いから当たり前でしょ?
それにネタキャラで短命って言われてるにこちゃん、
善子ちゃんもこの人のゲームだと割と逃げてるんだよ?」


「ことりちゃん、それはつまり補正を認めたんやな……
そしてにこっちはネタキャラなんやな」

ありす
「認めちゃったんですね……悲しいです、嘘です……李衣菜さんは短命ですけど」


「いや、嘘なのかよ……まさか、あの人に懐いちゃったのかよ……
ことりのとりこにでもなったのかよ」

ゆうき
「補正はそんなにしてません……
というか、なんで他ゲームで追い詰められてるんでしょうか。
ゲームマスター、早く来て」
↑この人の方がことりこになってると思う。
トリコビト、ことりのおとり、という異名付き。
他にも様々な異名がある人気者。

太田
「……田中、大丈夫だろうか」

有希子
「トラップのあるゲームと聞きました……ふふっ」

有希
「……始まる」

モニター
『……』ビビン!

GM(飴野くん)
『……え、えーっと、先ずは一応、予選免除者も決定してたからお知らせするね。
゛島村卯月゛さんと゛蛇喰夢子゛さんと゛星井美希゛さんと゛渋谷凛゛さん、
この四人に決定したから』

春香
「美希ちゃん凄いですね!」

ジャイアン
「……それにしても」

千歌
「言いたいことはわかるよ、でも言わないで欲しいな?」

真姫
「20人も居るっていうのに誰一人当たらないなんて……本当に酷いわね」

ジャイアン
「まさかの本人が言っちゃう系かよ」

千歌
「でも、真姫さんがそういうならオッケーなのです!」

ジャイアン
「推しにチョロい……あ、いや……推しにチョロい人、まだ居たな」
↑ゆうき、ヤードの方を見て

ゆうき
「尚、作者とオリキャラと作者の推しは予選免除不可能の模様」

ことり
「酷いよ! ゆうきくんと一緒に居たかったのに……
ゆうきくんは毎日大変なんだよ!」

ありす
「噂には聞いています。バイトが忙しいとかよく聞きます。
それに……むぐっ、は、は……話してたのに」
↑ことりちゃんに口を途中で塞がれた

ことり
「そういうことは幾らありすちゃんでも、め! なんです!」

ゆうき
「ここに天使が居るの、皆見えてるよね……うん、そうだよね」
↑何処からどう見てもヤバイ人、になりかけてる

 ゆうきさん、本当にお疲れ様です。とか体に気を付けてとかガチ心配している。

ゆうき
「ことりちゃんに癒されたい」

ことり
「大丈夫だよ! ことりがいつでも癒してあげるから!」


「というか、ゆうきさんは優しすぎるんちゃうか?」

結城
「え、タンマ……これ、何の時間なんだよ」

 ゆうきさんを褒める時間です。

田中。
「それな。それ以上にクオリティー半端ないっての……後、家に帰りたい」

李衣菜
「いや、帰るなよ……」

聖良
「人は見た目に依らないんですね……あ、日頃から更新、お疲れ様です」

ゆうき
「ことりちゃんとイチャイチャさせて……つまり、ゲームを始めて」

GM
『それじゃあ、取り敢えずOPゲームを発表するよ……
鎖は前のステージでやったからつまらないよね……うーん』

ゆうき
「いや、考えてこいよ」

歩美
「何か案があるなら、皆で決めようよ!」

なお
「というか、OPゲームってそんなに種類があるの?」

田中。
「本家さまだと鎖を引くやつ、時間計測がメジャーだけど、
最近の逃走中はOPゲームらしいゲームはしてないよな」

ゆうき
「尚、ゆうき版ではルーレットをやったことがある模様」

田中。
「ルーレットか……一応、03*回では実施された模様……って、誰も知らないか。
尚、本家さまでは戦闘中にて用いられた模様」

ヤード
「イチャイチャしたいので始めようぜ」

GM
『あ、うん……どうしよっかな、今までにしたことのないことをしたくてね……
あ、決めたから作ってくる……イチャイチャしてきてね』

ヤード
「……マ?」

ゆうき
「いや、待て……イチャイチャしてこいなんて言うゲームマスター、居るのか?」

 恐らく、中々居ない。イチャイチャする作者は沢山居るけど。

 今の時間は何ですかと聞かれたら、イチャイチャタイムと答えます。

【控え室】

海未
「……え?」

理亞
「どういうことなの……ていうか、イチャイチャタイムって誰得なの」

しんのすけ
「うぅ、ことりお姉さんに美人な人に可愛い人が沢山……オラ、羨ましいぞ!」

花丸
「オラって言ってる人、見つけたずらぁー!」

果南
「……どうか、花丸ちゃんがこの子と絡まないように」

【現場】

ゆうき
「イチャイチャしろ、って言われてイチャイチャ出来るものじゃない……
自然になるものだから」

結城晴
「サッカーボールある?」

スタッフ
「ありますよ……っと」
↑投げた

結城晴
「うぉっ! やっぱ、暇だと取り敢えずリフティングしたくなるよな」

ゆうき
「なりません、俺はことりちゃんとイチャイチャしたいです」

ことり
「あ、ゆうきくん! 
ことりね、チーズケーキ作ってきたの、一緒に食べてくれる?」

ゆうき
「食べさせてください!」

ありす
「イチャイチャタイムって……何すれば良いんですか」


「ウチらは何もせんでええんとちゃう?」

真姫
「そうね、むしろイチャイチャしてる方が異常なんだから」

ヤード
「絵里に千歌にヨハネにダイヤ……しかも、控え室には律子も居て……」

絵里
「……そ、そうね」

千歌
「逃走中のことを考えようよ! 推しと行動したいからって5人は多すぎるよ」

善子
「そうよ、このヨハネが居てもハンターに見つかりやすいのに変わりはないわ!」

ダイヤ
「というか、善子さん……その格好は何なんです」

善子
「ヨハネの正装よ……勿論、動きやすいようにスニーカーだしパンツも履いてるわよ」
↑あの堕天使衣装で予選に参加

千歌
「私は何となく番組で用意されたのを着ちゃったけど……ダメだったの?」

絵里
「むしろ、番組衣装を着ない方が異例だと思うのだけど」


……


 そんなこんなで時間が経過。


GM
『準備完了したよ……ってあれ? まぁ、説明しとくね』

OPゲーム:プレゼントをさがそう!

 制限時間は20分、エリアには様々なプレゼントが仕掛けられているぞ!
中身は開けるまでのお楽しみ! 
人に挙げても良いし、自分にプレゼントすることもできるぞ!
尚、プレゼントは箱に入っていたりしてるけど、ラッピングしてあるし、
カラフルなリボンが付けられているから誰でも分かるように設計されているぞ!

 尚、ハンターは1体のみが捜索を行うが確保されても失格にはならず、
それ以降OPゲームに参加できなくなるだけだ。果敢に動こう!

ゆうき
「いや、この平和すぎるOPゲームは何ですか」

ことり
「プレゼント……どんなプレゼントなの?」

GM
『それは秘密だって説明したよ……
まぁ、基本的にはゲームに関係あるアイテムだから』

ことり
「そうなんだ、沢山手に入れた方が有利なのかな?」

ありす
「……プレゼントをあのGMさんが簡単に渡してくれるのでしょうか」

真姫
「予選とはいえ、油断ならないし……プレゼントがデメリットの可能性もあるものね」

田中。
「本家的に考えると新浦島太郎物語的展開もありそう……
ハンター入ってたら流石に気付くだろうけど」

絵里
「というか、ゲームに関係ないものも含まれてる可能性があるってどういうことよ?」

GM
『ほら、逃走してると喉渇いたりお腹減ったり、ストレス溜まったりするじゃん? 
それ用』

絵里
「ストレス溜まるの?」

ダイヤ
「まぁ、囮にされる可能性もありますから……牢獄で殴るんじゃないですか?」

善子
「というか、フリーダムね……控え室も含めて思ってたけど」

 ほどほどのゆるさとミッションのゆるさが特徴なゆるゆる逃走中ですから。

ゆうき
「それなら安直に46体のハンターを出さないし、カラーハンターを放出したり、
酷な選択肢を選ばせたりしないから」

ことり
「……あれは酷かったもん。
アイテム配給が無かったら、鬼畜ゲームに成り果てたよ?」

 まぁ、鬼畜ゲームと言えばゆうきさんですけど。

結城晴
「……ん?」

ゆうき
「いや、ゆうき違いだから……それと俺はことり厨だから」

 そういう問題じゃないです。ことり厨なのは知ってますから。

 ともかく、ゲームはそろそろ始まるぜ!

ゆうき
「それじゃあ、ボタンを押すよ!」

ことり
「皆、予選突破目指して頑張ろうねっ!」

みんな
『ーーー!!』
↑各々に叫んでたりするから何言うとるんか聞き取れん

ポチッ!

アナウンス
『OPゲーム開始まで残り10秒』

ゆうき
「え、10秒……急いで逃げないと!」

結城晴
「急いで離れねぇと……」

春香
「10秒って絶対に少ないですよね!?」

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

ハンター
「……」

プシューッ!

 ハンターが1体放出された。これから20分間のOPゲームがスタートする。

 プレゼントをさがそう! という謎めいたOPゲームが今、幕を開ける。

 尚、作業の簡略化を計るため、いつもよりふらーっとに書いてます。

5575

Re: 逃走中??*予選2:4 ( No.101 )
日時: 2019/07/23 22:18
名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: vJF2azik)


 最近、コピーしようとしたら
その部分に文字入力しちゃって消えちゃうのよね……泣く。
 うん、本当に悲しいのよ。悲しい、ただただ悲しい。
コピペにも不安あって、書いてると音声入力のやつ反応して、何なんだろう……?
(老化?)


00:15
立体駐車場1階

田中。
「いーやぁ、まさかの方向被りが居るとは思わなかった」

太田
「そうなのか……? 確かに皆して俺とは反対の方に逃げていったが」

 簡単に二人がどんな風に逃げたかを説明すると、本家的場さんスタイル。
伝わらなければ、調べてください。

田中。
「普通はハンターから逃げようとしてハンターの進行方向に皆逃げちゃうんすよ、
でもハンターボックスの方に向かえば、
少なくとも序盤はハンターの進行方向ではないから視界に映ることもないんすよ」

太田
「おぉ、そうなのか……初知りだ」

00:45
B館1階、スーパー

ゆうき
「本当にことりちゃん可愛い」

ことり
「そんなこと言われたら、照れちゃうよぉ!」

ありす
「相変わらずですね……」

ことり
「でも、ありすちゃんはことりに着いてきちゃったんだよね?」

ありす
「そ、それはたまたま方向が同じだっただけで……」


「ふーん」

ありす
「あ、いちご……」

スタッフ1
「買ってきましょうか」

ありす
「え、良いんですか……!」

スタッフ1
「じゃ、買ってきます……」ダッ

ゆうき
「スタッフはパシリだった……?」

ことり
「……あ、プレゼント見つけたよ!」

ゆうき
「眼鏡ケースくらいのサイズだけど……」
↑微妙に伝わりづらい例え


「おぉ……ん?」

スタッフ1
「……どうぞ」

ことり
「プレゼントって、どうすれば良いの?」

スタッフ1
「スタッフが預かってますので……」

ことり
「じゃあ、お願いします!」

スタッフ1
「……はい」

ゆうき
「スタッフは荷物持ちだった……?」


「凄く動きが機敏だったけど……何かしてたの?」

スタッフ1
「中高サッカー部でしたけど」

結城晴
「マジか……後で人数集めてサッカーできないかな」

ゆうき
「そのカウントに俺は含まないでください」

ことり
「ことりが応援しちゃうよ!」

ゆうき
「じゃあ、参加しちゃおうかなぁ」
↑ことりちゃんにチョロい

 そして、プレゼントが1つ発見された。

01:34
駐車場

春香
「……いきなり駐車場を探す人は居ないと思うんです、
だから探してみようってしたら」

真姫
「……同じ考えの人が居るなんて、奇遇ね」

 ハンターが放出された場所、駐車場に戻ってきた転び屋春香と弾き屋真姫。

真姫
「まぁ、ハンターに捕まってもアイテムが見つからなくても良いみたいだけど、
メリット、デメリットによってゲームが有利になるかもしれないし、
動こうかと思っただけよ」

春香
「私は何となく楽しもうって来ちゃいましたけど……
あ、今、通路をハンターが通ってません?」

 A館とB館をつなぐ通路にハンターが見えたようだ。

真姫
「今なら探し放題ね……って、あったわよ」

春香
「そこまでは大きくないけど……手に抱えられるくらいかぁ……何だろう?」

真姫
「流石にハンターが入ってる訳では無さそうだけど、
問題はこれがデメリットなのか、
ということより、自分に与えるのか誰かに与えるか、よ」
↑今回のルールでは自分、他人に譲渡が出来るが放棄することは出来ない。

春香
「……デメリットって何だろう?」

真姫
「GPSとか強制失格とか……それがベタだと思うわ」

02:56
立体駐車場2階

田中。
「……あ、太田、プレゼント見つけたけど取るか?」

太田
「……待て、これ異様に大きくないか?」

 太田並みの大きさのプレゼント、怪しすぎる。

田中。
「まぁ、デメリットとは限らない可能性もあるし……例えば、何だ」

太田
「逃走中が好きなら、何かしら思い付くだろ!」

田中。
「でも、ハンターボックスならもう少しゆとりとかあるんじゃね? 
ハンターも太田より少し小さいかもだけど……触ってみたら分かるもんか?」

太田
「普通に硬い素材のようだが……ハンターボックスの可能性もあるんじゃないか?」

田中。
「横幅もそうだよな……これ、ハンターボックスだとしたら分かりやす過ぎない?」

太田
「それも……そうか? デメリットでもハンターとは限らない可能性があるのか」

田中。
「後で考えよう……てか、GMの思考を考慮すれば……
これも冷凍銃の可能性もあるだろうし、
小さいプレゼントだとしても
通報装置とか密告中の番号とか色々細工してありそうだしな」

 ほらほら、そこ。読み取らないの。

04:30
B館2階

ルビィ
「誰も……居ない……お姉ちゃん」

 お姉ちゃんをとある人に取られてしまい、一人で歩くルビィ。

ルビィ
「一人でできるようにならなきゃ駄目なのは分かってるけど、
お姉ちゃんの存在ってすっごく大きくて……」

 尚、スタッフは彼女にお姉ちゃんについて質問はしていません。

ルビィ
「お姉ちゃんと一緒に予選を突破したい、その為に頑張ルビィ!」

 ブティックを歩いていく、彼女。その後方には

聖良
「……」

 ルビィとの交流もしっかり確認できた、saint snowの鹿角聖良。

聖良
「理亞も……あんな風に思っているのでしょうか?」

 お姉ちゃんは妹ちゃんの気持ちはわからない、そういうもんなのさ。

05:45
A館2階、ゲームセンター

李衣菜
「……これって、プレゼント見つけなくても良いんだよね?」

スタッフ
「そうですね、プレゼントを探すかは自由です」

李衣菜
「なら、隠れ場所とか探そうかな……うわ、ハンター居たって」

 エリアにはハンターは1体のみ、だが油断は禁物だ。

李衣菜
「恥にならないように……というか、前回と違って逃走中したい、どうか」

 切実な願いは届くのか。

07:12
B館一階、スーパー

ヤード
「プレゼントの中身、何だろうな」

絵里
「基本的にはゲームに関係あるアイテムのようだから、網鉄砲とかじゃないの?」

善子
「……ただ、ヨハネの魔眼によると嫌なアイテムもあるらしいわ」

 二人から少し離れた所にて

ダイヤ
「千歌さん、プレゼントは探しますか?」

千歌
「うーん、迷っちゃうよね。
探して見つけても、それが良いものとは限らないって聞いちゃうと」

 二組に分かれて歩いていたのだが、その理由を見ていこう。


※OPゲームが始まる前※

ヤード
「じゃ、グッチーしてくれ」

ヤード組
ヤード
絵里
善子

notヤード組
ダイヤ
千歌


 回想終了。早すぎる、とか言わんといて。


ダイヤ
「というか、私たちは個人で行動した方が良いのでは……」

千歌
「そうかもね……って、これプレゼントじゃない?」

ダイヤ
「野菜に紛れて……どうします、取りますか?」

千歌
「迷うね……良いものだったら欲しいけどそうじゃなきゃ要らないからなぁ」

ダイヤ
「良いアイテムなら個人的には絵里さんに贈りたいのですが」

千歌
「そっか、今までの成績的に一番逃げてないのは絵里さんだもんね」

【成績確認】
ヤード
初出場、データはなし、
推しとイチャイチャしたいから逃げることへの執念有りそう。

絵里
今回で3回目、中盤確保が多かった。

善子
今回で2回目、前回は早期確保だったがまさかの復活し、終盤まで残る。

ダイヤ
今回で3回目、後半まで生き残ることが多い。

千歌
今回で3回目、04*回では頑張っていたが災難と被害を食らって確保されたので
それさえなければ残り10分まで容易に残っていたと思われる。

 ということになる。

ダイヤ
「まぁ、そういうのに関係なく……絵里さんに残って欲しいので」

千歌
「中身が見れないのは嫌だなぁ、でも箱はそんなに大きくないよ」

 普通の大きさの水筒の箱くらいの大きさ。

ダイヤ
「取りましょう……」

スタッフ
「預かりますね」

千歌
「うぅ、やっぱり怖いよ。予選は突破しないと、うん」

ダイヤ
「千歌さん、ルビィの所に行きませんか。会いたくて堪らないのですが」

千歌
「そうだね! 電話しないと」

 自由ですか、自由ですよ。

08:52
B館一階、ATM

ジャイアン
「こんな所なら誰も来なさそうだし、来てやったぜ」

 ATMも逃走エリアではある。が、ほぼ個室のような場所なので、逃走はできない。

ジャイアン
「……プレゼント見つけたが、こんなに小さい箱なんてあるのか?」

 なんとサイコロ程度の大きさのプレゼント。中身はあるのか?

ジャイアン
「まぁ、良い。取り敢えず、取っちまえ!」

10:00

 平和すぎるOPゲームが始まって10分。
残り半分となったが、誰もハンターに捕まっていない。

10:46
A館一階、フードコート


「お、これは……プレゼント、ようやく見つけたで!」

 箱の大きさは靴が入るくらいだが、果たして。


「これをスタッフさんに渡せば、ええんやな?」

スタッフ
「はい、預かりますねー」


「ハンターに捕まってもええんやろうけど、
エリアを見ておきたいし、もっと歩いてみよう!」

 ハンターに捕まっても失格にはならないこの時間、有効に使え。

12:00
駐車場

剣持
「……いや、これは怪しすぎるだろ」

 駐車場にあったのは……ラッピングされたトランク……という名のプレゼント。

剣持
「誰も触れてない時点で怪しいだろ」

 ハンターが放出されてから設置されたのだが、
怪しすぎて誰もが無視していた、悲しい話だね。

剣持
「……無視しよう」

 おい。

 この中身がハンターかもしれないし、
冷凍銃かもしれないし、それ以外かもしれないのにね。

12:34
B館3階、映画館

コナン
「ここなら誰も来ないだろうから、何かしらありそうだよね!」

 映画館にやってきたコナン。

コナン
「……ぶっ」

 ある光景を見て吹いてしまった、その訳とは。

コナン
「プレゼントがこんなに置いてあること、あるのかよ……」

 列になる10席にプレゼントが置かれていた。

コナン
「取り敢えず、一斉送信で送れるよね……えーっと送信と!」

12:55
B館2階、ブティック

ことり
「ゆうきくん、メール見た?」

ゆうき
「見た。行こう、ことりちゃん」

 二人の少し後方、

ありす
「どうしよう、行こうかな」

ことり
「ありすちゃんも行こう!」グイッ

ありす
「え、は、はいっ」


「ガンバ!」

 ゆうこと+ありす、だけど多分ことりちゃん小さくて可愛い子好きだから
有りだと思ったので、許して、ゆうき氏。


「……って、遠くに居るのハンターじゃねぇか。上に行った方がこれは良いかもな……」

 仕方なく、結城晴もゆうことありすと共に映画館を目指す。

13:34
B館3階、映画館

コナン
「さて、どれにしようかな……大きさは殆ど一緒だけど、1つだけ大きすぎんだよなぁ」

 一番右のプレゼント、席には収まらない為、通路に立てて置いている。

コナン
「こんなに直立するってことは重量があるってことだよな、それは確実だろ」

コナン
「デメリットで何が出てくるのか予想しようがないからなぁ」

 こういうOPゲームも仕掛けも初めて実施してますからね。

 さて、誰かが来たようだ。

平沢唯
「まだ、私以外に誰も来てないんだね」

 初めて映りましたよ、平沢唯だ。

コナン
「あ、平沢さん……見ての通り、こんなにあるからメールを送信したんだけど」

平沢唯
「そうだなぁ、まだOPゲーム終了まで時間あるなら考えてよっかなぁ」

コナン
「僕もそのつもりだよっ!」

 更に人が来たぞ……。


「ん、先客が居たか」

ありす
「ハンターは……居ないんですね」

ゆうき
「アイテムがアホみたいにある……」

ことり
「全部、メリットな訳ないもんね……?」

 ゆうことありす+結城晴が到着っとな。

 さて、これでお客さんが終わりな訳がねぇってな……


















ハンター
「……」スタスタスタ

 ハンターの登場ですよ、いよいよ。

ありす
「やっぱり、来てるじゃないですかっ」
↑座席に隠れる


「……」
↑黙って隠れている

ゆうき
「いや、マジかよ……」

ことり
「これ、逃げられるのかな?」

コナン
「うわ……」

平沢唯
「うー、動けないよ」

 と、皆さん揃って隠れる。が、ハンターは映画館内を隈無く調べる。
それはスクリーンだって、座席だって。

??
「うわっ!?」

ハンター
「……!」

 なんと、映画館に誰かが入ってきたらしくハンターがそっちを見つけたようだ。
そんな君の名は









……









なお
「嘘だよね……って、ハンター来てる!」

 緑川なおだ。

ハンター
「……!」ダッダッダッ

なお
「OPゲームで体力を使いたくない!」ピタリ

 体力を消費することを考えて、ハンターに捕まることを選んだなお。

ポン

緑川なお、OPゲーム失格

なお
「万全な状態でゲームに挑むよ……アイテムは欲しかったけど」




……




 これ以降は秘密にしちゃおうっ! その方がびっくりどっきりしちゃうから!




20:00 ピッピッピー!

 てな訳で、平和すぎるOPゲーム、終了。

 アイテム配給、始まりました。

ことり
「まずはことりのプレゼントからだね! ゆうきくんにあげようかなぁ」


「俺は自分にあげよう……っと」

ありす
「取らなくて正解だったのか、分かりません……」

ゆうき
「んじゃ、ことりちゃんからのプレゼントはなんだろう……ん?」

ジャイアン
「ど、どうしたんだ?」

ゆうき
「やっばーい奴だ、これ……えーっと、『レーダーサングラス』だって」

『レーダーサングラス』
 逃走中のゲームや戦闘中のゲームやってれば、理解してもらえそうなやつ。
尚、ハンターサングラスではない。
掛けると付近に居るハンターの位置を知れる。
効果は掛けてから30分、長いと思います。


「完全に当たりね……」

絵里
「そういえば、私もアイテムを見つけたの」

ダイヤ
「わ、私もなのです……これは当然、絵里さんに贈ります」

絵里
「なら、両方私のものにしちゃおうっと……中身は何かしら?」

ヤード
「……ダイヤのは網鉄砲だな、絵里のはどうだった?」

絵里
「……」

ことり
「え、絵里ちゃん……?」

なお
「お化けでも入ってたの……!」

真姫
「どうやって入れたのよ……それで絵里、どうかしたのよ?」

ダイヤ
「……あ、えーっと、これは、はい」

千歌
「ダイヤさんから語彙力が無くなっちゃったよ!?」

善子
「お、落ち着きなさいよ! それでアイテムを見せなさ……これはご愁傷さまね」

『ナンバー』
 密告中で背中に貼る奴、これで通報されるとゲーム失格となる、
人に見せてはならないもの。
このゲームでは味方同士でそんなことをさせるつもりはないが、
これを付けたプレイヤー専用に
通報用アンドロイドがエリアを捜索する。
通報されると、勿論ゲーム失格となる。

ゆうき
「つまり、通報用アンドロイドに見つかったら、終わりってことか……」

絵里
「な、何でなのよ……うぅ」

真姫
「まぁ、絵里が自分で見つけて自分にあげるって言ったのが悪いと思うけど」

太田
「次は俺だな……まぁ、運べなかったから運んでもらったんだが」

駐車場にあった大きなプレゼント
「……」ドンッ!

田中。
「やっぱり、アイテム感がまるでねぇな」

春香
「……ハンターですか?」

太田
「いや、そのまんま過ぎるから裏を読んで田中にあげようかと」

田中。
「俺じゃなくて、動かない方の田中ね」

聖良
「中身は見せてもらえるんですか?」

スタッフ
「大丈夫ですよ」

太田
「それじゃあ……」ビリビリ

田中。
「……うぉー」

平沢唯
「これは……あの!」

ゆうき
「マジか……でも、あの人持てるのか?」

田中。
「大丈夫っての、田中と行動したい作者さん居るみたいだし
その人が太田の代わりしてくれるんじゃない」

 誰でしょうかっ!

『冷凍銃』
 本家にも何度も出てきている、ハンターカチンコチンにさせるやつ。
今回もハンターは1体のみ冷凍できないシステムである。

春香
「私の見つけたプレゼントは私が使います……で、中身は……」

真姫
「それは……何?」

春香
「えーっと、『予選免除カード』……え?」

真姫
「……え、予選免除……イミワカンナイ!」

 天海春香、予選免除。

春香
「え、もう……ゲーム、終わりですか?」

スタッフ
「予選免除なので、控え室にお戻りください」

春香
「え、えぇー!?」

絵里
「私が何をしたって言うのよ……うぅ」シクシク

ダイヤ
「……私がそれを受けとります」

スタッフ
「駄目です」

ダイヤ
「どうしてですかっ……」

ジャイアン
「あー、俺も開けるぞ……自分用にアイテムは欲しいからな……あ」

長門
「……あ、それは」


「見たことないもんばっかり出てくるなぁ……今回はどうかしたん?」

 頑張りました、なので倒れます。

『回転時計』
 10分掛けて回転する時計、構造は砂時計のような所に時計があるだけ、
回転する意味はない。
ただ、アイテムとしての効果は特殊。10分ごとに何かが起きる、というもの。
何が起こるかはお楽しみにってことで。

ジャイアン
「……意味、わかんねぇな。これ、俺が捕まったらどうなるんだ?」

スタッフ
「効果は消えます」

ジャイアン
「気になるな……」

コナン
「……アイテム、取らなくて良かった気がしてきたぞ」


……ということで、ゲームスタートするぞい。

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