二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中??*予選2:4
- 日時: 2019/07/21 18:02
- 名前: あめとあんきも (ID: aOp/uujw)
偶数回スレッド。
【逃走中02*誘惑に誘い込まれる者達よ】
今回の舞台はショッピングモール。一階から三階までの本館、そして二階までの別館、
そして屋外のイベントスペース、駐車場など様々な施設を構えているのが特徴。
東京ドーム四個分のエリア、初期ハンターは三体、逃走者は18人で行われる。
オープニングゲームはサイコロで行われる。
様々な誘惑、難関ミッションに逃走者達は全力で立ち向かう。
>>1 逃走者
>>2 このゲームについて説明
>>3-4,>>6-13,>>17,>>20-30,>>32-40,>>42
>>46(纏め)
──逃走者を惑わす様々な誘惑、欲望の渦巻くゲームとなってしまうのか?
【逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達】
今回、大型商業施設に降り立ったのは、闘志を燃やす色分けされた逃走者達。
アルティメットとも、ペア戦とも少し違った、ゲーム性優先の回。
>>47逃走者等、概要
>>52->>
──共闘者と共にこのスリル溢れるハイゲームを逃げ切れ!
当分は更新予定が無いため、どっかのスレッドでやってる予選投稿します。
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.82 )
- 日時: 2019/02/23 15:26
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: C6aJsCIT)
06*回に関してある程度報告だけはしておきますね、是非とも読んでくだされ。
逃走中を初めて作品?はとても少ないですが、
実は一年くらい経とうとしております。
私の記憶が正しければ、ですが。
とはいえ、カキコ歴だけなら3年目にも入ってる筈なので良いでしょう。
……調べた結果、2016年の12月頃にはカキコには居たらしいので
3年目に突入してましたね、びっくりです。
おっと、06*回の紹介が遅れてしまったようだね。
それじゃあ、現段階で決まってることだけでもご紹介をあらば。
逃走中06*『タイトル未定』
タイトルが未定なのは気にしないでくれ。
ちょっと規模が大きくて名前を決められないんだ。
さて、このゲームなのだが先ずは最大で8枠作者枠が出来るかもしれないこと。
私個人的に誘いたい人が二人居るのでその二人に誘ってキャラシ書いてもらえりゃ、
二人は確定として。
……あ、作者枠が埋まらないに決まってんだろ? うるせぇ!
ということなので、気ぃ向いたらやってみてください。基本、誰でも歓迎してるので。
ただ、挨拶をしなかったり感想を書かなかったり、
本スレッドを読んでないだろ、と思うようなコメントの人は映りが悪くなります。
これくらいはちゃんとするべきと思うので、
他作者でもそういうことがあればそうなりますんで。
それとキャラに特徴がある人は
印象に残りやすくて書きやすいので比較的映りやすいです。
それこそことり厨さんは凄く書きやすいじゃないですか、分かりますよね。
次にオリキャラが大量に参戦すること。
作者枠と同じくらいかそれ以下が参戦すると思う。
オリキャラは男女比も気にして男性が多目になっていますが、
キャラの個性も見ていただければ幸いです。
ちなみにオリキャラの一部情報も公開したるんで、もし作者に余裕があれば前日談としてオリキャラの紹介と共に軽い文章も綴るんでどうぞ。
オリキャラとして考えている奴
・逃走中オタク、ゲーム版も当然やり込んでいる。
・挙動不審野郎、二言目が怖い
・アケフェスガチ勢
・中身がおっさん過ぎる残念な人
あ、作者に似てる節のある奴らばかりです。
逃走中が好きなこととか二言目が怖いとか。
アケフェスはガチ勢ではないですけど、
中身がおっさん染みているのもそうかもしれないなって。
まぁ、作者も含めてこいつらも愛してくれりゃ、嬉しいっすわ。
あ、後、欅坂46の『黒い羊』もどうか宜しくお願いします。
それから日向坂46の存在も意識してくださいね。
シングルデビューが決定したんですから!
全然、06*について話してない。話しますよ、いよいよ。
それから一番大事なのが今回の逃走中は規模が大きい癖に
アルティメットでも特別編でもなんでもない、2ステージ制であるってこと。
今現在ですね、60~80人の出場が予定されています。
予定なので60人か80人になるんだなぁ、人数多いなぁ、程度に思っててください。
ちなみにラ!、サ!!、作者枠、オリキャラだけでこの約半分の枠が埋まる予定です。
男女比は気にしないでください、本当に。
ファーストステージには新エリアや元々本編でやろうとしてたエリアに
二度目の登場となるあのエリアなど、4ヶ所が使われます。
このエリアについても少しだけ情報を……と。
・アメリカンビレッジが好きです
・地雷だらけの恐怖エリア
・クロックの再来じゃー
・大量ハンターが何度だって来るっていう恐怖
はい。内2つは既に使用したエリアです。まだ4回目も終わってないのに。
それからもし、二番目と四番目のエリアに配属された作者さんはお疲れ様です。
情け容赦無用なエリアにしますので、どうなろうとも反論は元から受け付けません。
どのように情けも容赦もないのか、
地雷の方はトラップだらけであり、もう片方はハンターだらけです。
ちなみに本戦のエリアは新たに作成する予定ですので宜しくお願いします。
逃走時間は計200分程を予定しています。
賞金が今までで最高額になりました、計算した所。
ちなみにゲーム性優先したエリアではエリアならではのドラマパートがありません。
色々面倒なのでぶちまけますが、
ドラマパート×ドラマパートという面倒なパターンも入るかもしれません。
さぁーて、本編に戻ろーじゃーないかぁー。
49:15
ことり
「ゆうきくん、人を脅迫したらことりのおやつにしちゃうぞ?」
※前回レスにてことりちゃんが06*回に出場すると聞いて情緒を乱した結果、
軽ーくスタッフを脅したゆうき。
ゆうき
「お願いします!」
※この人はことり厨作者ことことりのおとりでもあり、様々な異名を抱えるゆうき。
スタッフ
「……」(引いている)
ことり
「……ゆうきくん、ことりの言った言葉の意味、分かってるのかな?」
ゆうき
「へ?」
ことり
「ことりは勿論ことりのことを大事にしてくれる人が好きだけど
他の人に迷惑掛けるのだけはめ! です」
ゆうき
「すみませんでした!」(スタッフへ土下座)
スタッフ
「あ、いえ……(この人単純すぎる)」
カメラマン
「……(こんなん、放送して良いんか?)」
二人はそういう存在なので問題はない。
そんな状況の中、2体のハンターが接近。
ことり
「あ、ハンター居るよ!」
ゆうき
「後ろにも居る……けど、あれ。これ、ハサマレタ?
」
グラントビル3階にてハンター……に挟まれた二人、
しかしカラーハンターの可能性もある。
ことり
「でも単純に考えればカラーハンターが12体、ハンターが4体だから
確率的にはカラーハンターだと思うよ!」
ゆうき
「ただ後ろのハンターも前のハンターもこっちには向かってないからなぁ」
ことり
「もしかしたら白色のカラーハンターかもしれないし」
ゆうき
「よし、俺が見に行こう!」
ことり
「もし本物のハンターだと復活して10分そこらで確保されちゃったよって
牢獄の人に言われるよ!」
スタッフ
「確かに」
ゆうき
「ことりちゃんの為なら……と思ったけど復活できたのもことりちゃんのお陰だし」
ことり
「二人別々で行動して確かめてみようよ!
ことりはあのハンターを見てくるから、ばいばい!」
ゆうき
「あ、ことりちゃ……ん」
それからそれから……?
47:51
ジービス付近
ダイヤ
「……06*回について書きすぎてはいませんか? アケフェスは順調ですか?」
アケフェスでイベントの一周目をようやく終わらせたのですが……
メモリアルカードがランダム排出であることを初めて知って絶望しました、
ちなみに出たのは花丸ちゃんでした。
杏
「そりゃ乙だね。んで、ドラマパート×ドラマパートって何事さ」
エリアでのドラマパートとキャディクロヌ社版ドラマパート……
あ、メタ発言や、これ。
ダイヤ
「気付くの、遅いですわよ」
杏
「というか、ミッション終了まで残り12分しかないのに殆ど進展ないよね」
ダイヤ
「私たちは希さんに千歌さんと協力することになりましたが……
誰か、またはチームの写真を撮ってハンターに認証させないといけませんわね」
杏
「杏はある理由で千歌さんの顔写真があるからこれを利用する手段もあるかも……?」
ダイヤ
「っ、誰か居ますわね……」
ジーヒスに近付く人影の正体は……
にこ
「はぁー、このミッションは止めるわ。隠れていないと」
ミッションを諦めた女、にこだ。
ダイヤ
「撮りましょう。誰かと組んでいる可能性も低そうですし、逃走時間的にも。
それに一人ですし」
にこ、それから梓も逃走時間が短いのは事実だ。
杏
「相手にも撮られるって可能性があるからそこをとうするか、だよね」
ダイヤ
「こほん。私が何者なのかを知っていての発言でしょうか、杏さん」
杏
「……え、キャラ変でもしたの?」
ダイヤ
「そんなメタ発言しろなんて言ってませんわよ!
違います、μ'sが好きってことを言って欲しかったのですわ」
杏
「それで気を引くと……」
ダイヤ
「えぇ。楽曲ごとのフォーメーションは当然のこと、練習メニューだって、
楽曲の歌詞なんて朝飯前のお話、にこさんと対等にお話しできると思いますの」
杏
「ハッカー?」
ダイヤ
「そ、そんなんじゃありません!
ま、まぁでも愛故に調べすぎたら出てきましたので」
杏
「音ノ木坂のパソコン、ガバガバなの」
ダイヤ
「は、早く撮りますわよ!」
スタッフ
「……話題を逸らした」
46:45
ミッション終了まで12分を切った。
3355文字
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.83 )
- 日時: 2019/03/14 12:28
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: cYeSCNTQ)
46:45
ダイヤ
「しかし、ここら辺は隠れにくいですわね……あっ、そうですわ!」
杏
「……どうしたの」
ダイヤ
「杏さん、あなたが動く必要は無さそうです。隠れていてくださいね」
杏
「どうして?」
ダイヤ
「それは秘密ですわ、ほらさっさと隠れてくださいよ!」
杏
「え。う、うん」
46:31
ミッション終了は残り35分まで。つまり、残り12分を切ったことになる。
そんな中、黒チームの黒澤ダイヤと双葉杏は一人で動いていた矢澤にこを発見した。
ダイヤ
「あ、あの……矢澤にこさん!」
にこ
「な、何なのよ……いきなり」
ダイヤはにこを会話、そして杏は。
杏
「急いで移動しないとね、隠れないと」
訳を聞かされることなく、ダイヤの指示の通りに木陰を利用して隠れることに。
ダイヤ
「私、μ'sが大好きなんです。私の推しはエリーチカですが、
いちスクールアイドルとしてにこさんを尊敬しているんです」
どうしてエリーチカまで伝える必要があるのか、とスタッフが思ったのは秘密だ。
にこ
「ほ、本当に? そんな言葉をもらってとっても嬉しいわ」
満更でもない笑顔をダイヤに向けるにこ。
ダイヤ
「私もこんな近くで美少女を拝めるなんて冥利に尽きます。それで、実は……」
すると、口を閉ざして言おうか悩んでいるダイヤ。
彼女にしてはらしくもない行動だ。
にこ
「どうしたのよ」
ダイヤ
「にっこにっこにー! をして頂きたく。可愛いにこさんを写真に撮したいんです」
にこ
「分かったわ! それじゃあ、行くわよ!」
ダイヤ
「はいっ!」
にこ
「にっこにっこにー!」
ダイヤ
「……」パシャパシャパシャ
一方、隠れていた杏。
杏
「写真を撮りすぎ。ガチオタかよ」
スタッフ
「口、悪いですね」
ダイヤ
「あぁ、本当に嬉しいですわ。
憧れのμ'sに会えるなんて。もう、死んでも良いのですが」
にこ
「いやいや、死なないでよ!
まぁ、ゲーム終了時には絵里にも会えるだろうし、
どうせならこの私が絵里の写真を撮ってあげるわ」
ダイヤ
「ほ、本当ですか! ありがとうございます。
私、本人を前にすると恐らく、恥ずかしい姿を晒してしまうでしょうから」
にこ
「それじゃあ、ゲーム頑張ってね」
ダイヤ
「にこさんも、ですわ」
44:44
杏
「いや、あの人は何も気付かないのが逆に怖いんだけど」
ダイヤ
「うふふっ、にこさんの可愛いお写真。頂きましたわ!」
杏
「……それ、番組の携帯だから持ち帰れないんじゃ」
ダイヤ
「そ、そんなの困りますわ!」
スタッフ
「転送しますから大丈夫ですよ」
ダイヤ
「……はぁ、良かったですわ。
それからカラーハンターを見つけたらこの素敵な写真を認証させましょう」
杏
「それとこれは別なんだね」
ダイヤ
「勿論、好きなものは好きですが。勝負事であるならば、妥協はしませんわ。
ま、まぁエリーチカ様が負けろ、と言うなら素直に」
杏
「……やめてよ、ほらハンター探すよ」
杏がダイヤの手を引っ張りながら
ダイヤ
「あ、はっ、はい!」
44:25
ジービス1階
にこ
「……隠れているしかないわ、見つかったら終わりなんだから」
そんな訳で当の本人、にこはジービスにて潜伏している。
現段階で彼女を追いかけるハンターは通常のハンター4体とカラーハンター1体、
計5体である。
にこ
「それにしても……カラーハンターが12体も居るなんて不気味ね」
スタッフ
「どこまで逃げる予定ですか?」
にこ
「折角、復活したんだし逃げる予定はあんまりないけど
ミッションだけはやっておきたいわね」
スタッフ
「今度は気を付けて下さいね……ハンターに見つからないように」
にこ
「な、何よ! そんなの、言われなくたって分かってるんだから!」
果たして今度はどうなるのか。
44:04
グランドビル3階
ことり
「時間の経過が早いなぁー、ゆうきくん何処に居るのかな?」
(切っても切れない糸が二人を結びつけているらしく)
一旦離れて行動しているカップル。
ことりの方はあのハンターがカラーハンターであること、
認証装置の示した色は白ではなく紫だったことを確認した。
さて、一方の彼氏さんの方は……
43:52
グランドビル2階
ゆうき
「ヤバイ、あのハンターにビビりすぎて見失った……
ことりちゃんにそんなこと言えない」
へまをしていた。
ゆうき
「いや、まだ近くに居る筈だから……あ、居た!」
先程見失ったばかりのハンター……を発見したゆうき。
果たしてそいつは本物か、カラーか。
ゆうき
「……隠れながら行こう」
プルルルプルルル
ゆうき
「……ヤバイ、見つかる!」
[通話:南ことり]
ハンター……
「……」スタスタスタ
ゆうき
「……あれ、あのハンター反応しない。ってことは、カラーハンターか」
ゆうき
「あ、ことりちゃんありがとう!」
ことり
「え、ど、どういうことかな? 心配して電話しちゃったけど、どうかしたの?」
カラーハンター
「……」
ゆうき
「ううん、ことりちゃんから電話を掛けてくれて嬉しくなっちゃって。
あ、あいつカラーハンターだったよ。色は……白だ!」
ことり
「本当? あ、ことりの方のハンターはカラーハンターだったけど紫色だったよ!」
ゆうき
「ただ、写真を持ってないから色を変えられないんだけど」
ことり
「取り敢えず、ゆうきくんはまだ3階付近には居るよね?」
ゆうき
「今2階でカラーハンターを押さえてるよ」
ことり
「じゃあ、今すぐ向かうね!」
ゆうき
「うん、わかった」
ことり
「ねぇ、ゆうきくん……」
ゆうき
「ことりちゃん、どうかしたの?」
ことり
「う、ううん、何でも、ないよ! じゃあ、ゆうきくん待っててね!」
プツッ
ゆうき
「……今のことりちゃん、何かおかしかった気がするけど気のせいか、な?」
43:21
グランドビル3階→2階
未公開パート行き
ことり
「……」
スタッフ
「どうか、しましたか。電話の際もどうやらおかしかったような気がしますが」
ことり
「あ、ゆうきくんには秘密にして下さいね。
実はゆうきくんに会うまでずーっと電話していたかったんですよ、でも」
スタッフ
「でも?」
ことり
「ゆうきくんに迷惑掛けちゃったら嫌だなって……
ことりの一方的な事情だけでゆうきくんがハンターに確保される、
そんなリスクが高まるのも良くないし」
スタッフ
「つまり、寂しかったからゆうきさんと電話していたかったけど
ゆうきさんが捕まるのも嫌だから、迷惑を掛けたくないからと
電話を切ったということですか」
ことり
「うん。あぁ早く会いたいなぁ」
スタッフ
「……やっぱり頭がおかしいのはゆうきさんの方じゃ」
ことり
「どうかしましたかぁ?」
スタッフ
「い、いえ……(多分、ゆうきさんが狂ってるなぁ)」
43:14
ありす
「……というか、前原さんは女好きと聞きましたし
警戒心を相手に無くさせる為にもそういう人が居れば心強いんですが」
赤羽
「未だにあいつ、カラーハンターを捕まえてるよ」
フードコートにて前原はカラーハンターを捕らえたままである。
唯
「私たちは警戒されてるよね……写真持たれてるし。でも、話してみようよ」
ありす
「そうですね、他のチームと結託してることさえなければ……
私たちの提案に乗ってくれる筈です」
赤羽
「それじゃあ、向かうか」
唯
「おー!」
ありす
「はい!」
42:55
グランドビル1階、フードコート
前原
「……あいつら、来たな」
前原はカラーハンターを押さえながら待っている。
赤羽
「ねぇ、話があるんだけど」
唯
「お互いにとって良い話だよ!」
ありす
「女好きの前原さん、ここで一つ提案があります」
前原
「女好きは本当だけど余計だ……って、提案は何だ?」
ありす
「私たちはこのカラーハンターを廻り行動を制限されてきましたがここで朗報です、別のチームの逃走者の写真を入手したんですよ」
唯
「橙チームの千歌ちゃんとピンクのにこちゃんだよ!」
赤羽
「つまり、どちらかを認証させることでお互いがこのカラーハンターに固執する必要は無くなるよねって話」
ありす
「メリットしかありません。このカラーハンターのリスクは無くなりますし、貴方は隠れるなり他を探すなりの対策が出来る。
それに携帯の機能を調べてみたら写真の消去やコピー、転送は行えるんです。
まぁ、チームメイト、または近くの逃走者でないと送信は出来ないのですが」
前原
「つまり、このカラーハンターには別のチームの逃走者の写真を認証させること。
次に互いの所持している顔写真を受け取る、それか互いのチームの写真を消去するというのが提案ってこと?」
ありす
「悪い条件じゃないと思います。もし心配なら私たちの携帯を調べて前原さんの写真が消去されるのを確認してから条件を呑めば良いので」
前原
「わかった。先ずはこのカラーハンターから、頼む」
ありす
「どちらにしますか、では」
赤羽
「どっちでも良くない?」
唯
「うん、でも私個人としてはあずにゃんと同じチームの子に残って欲しいから千歌ちゃんにして欲しいかなぁ」
ありす
「それでは千歌さんを認証……っと」ピッ
カラーハンターの標的が赤→橙に変更された。
赤羽
「……はい、携帯を確認すれば」
ありす
「にこさん達の写真はどうされますか、必要ならば転送しますが」
前原
「一応、貰っとく。携帯の確認もさせてもらう、だから後で俺の方も確認しておけよ」
唯
「りょーかい!」
42:13
アビス付近
希
「あ、杏ちゃんから何かが届いてるみたいやな……何々?」
[メール:にこさんの写真が撮れたから送るよ(写真が添付されています)]
希
「……というか、この写真。にこっちから撮らせたんかって思うほどに真正面やしお決まりのポーズしとるやないか」
希
「にこっちは愛すべき馬鹿やなぁ……さぁて、ウチも動かんと。良い餌は居らんかなぁー?」
そんな希の近くにハンター……が接近。双方共に気づいていないが。
3,839文字ですが、少ないですが、やる気メーターオワコン故、投稿なーう!
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.84 )
- 日時: 2019/03/24 02:39
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: m9NLROFC)
41:55
希
「……ハンターが近くに居るってウチの勘が言うとるんや」
果たしてその勘は当たるのか。
希
「うーん、前か後ろには居るなぁ。ただ、ここでその気配が本物なのか、カラーなのかは分からん。だから、慎重に行動せんと」
果たして正解は……
牢獄
花丸
「越後製か! のお餅も食べてみたくなる時期ずら」
澪
「……お餅の時期はもう過ぎたと思うけど。というか、メーカー名を出さないで」
紬
「澪ちゃんは本当に真面目ね。あ、花丸ちゃん。お餅は無いけど……代わりにお菓子があるから食べる?」
花丸
「いただきます、ずら!」
洋輝
「牢獄ってこんなに楽しそうでお菓子の匂いなんてするものだっけ」
渚
「いや、こんな牢獄も中々無いと思うよ」
幸子
「ボクも頂いて良いですか?」
紬
「もちろん!」
ジャイアン
「これは……牢獄なのか?」
41:11
希
「……お、前方にハンターを発見や。
さて、あいつは本物か、それともカラーハンターかな?」
どれが出るかな、どれが出るかな(ンチャチャチャチャンチャ チャチャチャチャ!)(ライオン×サイコロ)
ハンター……
「……」タッタッタッ
希
「あれ……ハンター勝手に走り出したってことはあいつ、本物やん! 急いで離れんと!」
そう、あのハンターは本物。そして見つかったのは……
41:06
駐車場
テムジン
「遠くからハンター来てるっ……」
身を潜めていた、テムジンだ。
ハンター
「……!」タッタッタッ
距離があるとはいえ、そこは広い駐車場。そう簡単に振り切ることは出来ない。
だがしかし、なぁ?
その距離があるってことは、
長い距離を走り続けてハンターに徐々に距離を詰められるんですよ。
40:52
駐車場
ダイヤ
「……あれは」
杏
「うわ……杏は隠れるよ!」
ダイヤ
「あ、杏さん! そ、それじゃあ、私は逃げますわよ!」
テムジン
「巻き込んでごめん!」
にこの写真を撮り終えてカラーハンターを探していた黒チームに
テムジンがハンターを引き連れた。
ダイヤ
「ジービスへ向かいましょう……」
テムジン
「俺が捕まらない為には……ダイヤさんを抜かさないと」
ハンター
「……!」タッタッタッ
そして一方……
杏
「いやー、これは参ったね。杏は隠れたから何とかなったけど、ヤバイかもね」
こちらは何とか難を逃れた。
そしてハンターの標的は距離を詰められているテムジン、そして少し先を行くダイヤの二人だ。
ダイヤ
「テムジンさんもしつこいですわよ!」
テムジン
「ハンターに捕まりたくないのはお互い様でしょ!」
ハンター
「……!」タッタッタッ
そんな口論を続けていても、ハンターはやってくる。
ジービスへ向かうダイヤ、そんなダイヤを追いかけるテムジンの先に見えたのは……
ハンター……
「……」スタスタスタ
ハンター……
「……」スタスタスタ
2体の正体不明のハンター達だ。
ダイヤ
「……もう気にしません、突っ込みますわよ!」
テムジン
「うわ、ハンター居る……でも、もしかしたら」
40:38
ジービス階段付近
にこ
「あれはハンターだけど、2体も居る。どちらか、本物?」
ジービスに潜伏していたにこが二人の行く末を眺めていた。
さて、結果は……
ダイヤ
「どうか、カラーハンターであることを願いますわ!」
テムジン
「もう、距離がない……」
ポン
ポン
40:31
黒澤ダイヤ確保(残り13人)
ダイヤ
「もう、こんな風に挟まれるなんて聞いてませんわよ!」
テムジン確保(残り12人)
テムジン
「折角、追い抜かせると思ってたのに」
にこ
「……っ、ここから離れないと」
にこが見たのは……倒れ混む二人の姿だった。
40:27
プルルルプルルル
杏
「メールだ。『黒澤ダイヤ、テムジン確保。残り12人』
もう、カラーハンターは諦めて隠れよう」
カラーハンター本格起動まで残り5分を切ろうとしている。現状は……
カラーハンター(橙)に変化したことしかない。
ちなみに現段階で残っている逃走者もご紹介。
グランドビル1階
橘ありす、赤羽業、平沢唯、前原陽斗
[唯一認証経験のあるハンターは前原によって拘束されていたが、
橙用のカラーハンターへと変化]
グランドビル2階
ゆうき
[カラーハンターを追いかけたことでことりと一時離れる。
結果的に白のカラーハンターを発見。
カラーハンターを拘束しながら、ことりとの再開を待つ]
グランドビル3階
南ことり
[カラーハンターを追いかけたことでゆうきと一時離れる。
結果的に見つけたのは紫のカラーハンター。
そういう訳で白のカラーハンターを拘束しているゆうきの元へ向かう]
駐車場
双葉杏
[にこの写真を手に入れたがテムジンが引き連れたハンターに
共闘者のダイヤが巻き込まれた。
杏は直ぐ様隠れたので二人の競争に巻き込まれることもなく、難を逃れた。
今はミッションを諦めて隠れ場を探しに入る]
観覧車付近
高海千歌
[カラーハンターを探していたが、ハンターを見つけたことで中々動けていない]
ジービス2階
矢澤にこ
[ありす、ダイヤに写真を撮られたが、ジービスに潜伏することに徹底した。
今はジービス付近に2体のハンターが居ることを確認して
より隠れることを意識している]
アビス付近
東條希
[千歌、黒チームと協力してカラーハンターを探すが、
見つけたのは本物のハンターだった]
アビス2階
次元大介
[存在を忘れられたおじさん。結局、動くこともなく息を潜めていた]
アビス4階
関数方程式
[潜伏中]
※途中から確保時に表示していた逃走者の数が間違っていたらしい。
このスレッドにて掲載されているものが正しいです。申し訳ありません。
※更新が遅くなりました。出場してくださっている作者さん、申し訳ありません。
あと、今回は電力(気力)がなくてことりちゃんとゆうきさんのイチャイチャ届けられません。
次回配給時にしっかりと新鮮な状態でお届けします。アツアツ、ホットホット。
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.85 )
- 日時: 2019/04/02 14:41
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: XQp3U0Mo)
ということで、ゲーム時間が残り40分となっているが逃走者は12人。
もしかしたら複数人の逃走成功もあり得るのか、それとも。
それから作者、ガルパを始めました。
故に06*回からそこのメンバーも出るかもしれません。以上。
40:35
アビス2階
次元
「……いや、忘れ去られたとか言うんじゃねぇ!」
おじさんは忘れやすい、これは仕方がない。
次元
「まぁ、ミッションに動けてねぇからな。
ただ、チームでたった一人ってなると迂闊に動けねぇのも分かるだろ」
現に一人残された
アビス4階
関数方程式
「ミッション、早く終わりませんかね……動けないですから」
潜伏している。
次元
「後は周辺に誰か居たりすりゃ、動くんだが」
そんな次元に忍び寄る黒い影。
次元
「……何か、居るな」
とはいえ、流石は世界で生きるガンマン。黒い影に気付いたようだ。
ハンター……
「……」スタスタスタ
次元
「一先ず、階段の近くで隠れるか」
果たして次元の運命や。
40:11
ジービス2階
にこ
「反応から見るに、あの2体のハンターの内1体は本物。
二人が連れてきたハンターも本物でジービスに入ってきた……って最悪」
カラーハンターも含めるとジービスは3体のハンターが居ることになる。
確かに最悪だ。
にこ
「ただ無理してジービスから逃げる必要もない。それで確保されたら意味がないから。
とはいえ、どいつが本物か。2階から見ていたにこに分かる訳がないじゃない」
そんな小言を呟く内にそのハンター……の1体が接近。
にこ
「……下には見える限り、1体。他は何処に居るのよ」
ハンター……
「……」スタスタスタ
2階のガラス屏で身を小さくするにこ、
階段を登りきりもうすぐにこが見えるであろうハンター……。
さぁ、ジャッジメントの時間だ。
にこ
「……うわ、ハンター!」
ハンター……の視界ににこが移りこんだ。それから、にこもハンター……に気付いた。
ハンター……
「……スタスタスタ」
にこ
「え、無視された……?」
本物のハンターならそんな訳がない。つまり、こいつは。
にこ
「カラーハンター……待ちなさいよ、あんた。色を見せなさい!」
[白]
にこ
「白……って、確かことりとことりに狂ったあの作者のチームよね」
その通り。ことりとことキチが極まって想像滾る作者ことゆうき、
そんな白チームを標的にする予定のカラーハンターだ。
にこ
「……あんた、動くんじゃないわよ!」
どうやら、連絡をするらしい。
カラーハンター
「……」
だが、時間は止まらない。そしてハンターはエリアを捜索し続ける。
にこに本物のハンターが確実に接近している。果たして気付けるか。
にこ
「早く電話に出てくれると良いんだけど」
にこ
「……あ、あれ本物のハンターよね。
もしかして2階に来てる、だとするなら逃げないと」
プルルルプルルル
果たしてどうなることやら、おじさんに戻ろう。
39:59
アビス2階
次元
「ふぅ、あのハンターはこっちに気付いてないみたいだな。
本物かそうじゃないかは、分からないが」
次元が感じ取ったあの気配は確実にハンターであり、
そのハンターは今、アビス1階を彷徨いている。
次元
「とはいえ、カラーハンターの確率の方が高いんだろ?
だとするなら、確認してみるか」
そんな訳でおじさんもミッションに参加する、かもしれない。
39:48
グランドビル2階
ことり
「あ、あれ……電話が。ってにこちゃん?」
ゆうきの元へ向かうことり、にこの電話に気付く。
追記すると、カラーハンターを拘束するゆうきを発見した模様。
ゆうき
「あ、ことりちゃーん!」
完全にイントネーションがふじこちゃーんなゆうき氏。
だが、彼のキチ度はこんなもんじゃない。
ことり
「ちょっと待ってて、ゆうきくん」
ゆうき
「はい!」
ことりに手懐けられた、ゆうき氏。まるで犬。
にこ
「あ、ことり。ジービス2階に今、カラーハンターが居るの」
ことり
「本当なの?」
にこ
「ことり、今ハンターが近いから一回しか言わないわ。
白のカラーハンターがジービス2階……」
ツーツーツーツー
ことり
「あ……」
ゆうき
「え?」
ということで、つまり。
39:31
ジービス2階
にこ
「ハンター来るの、早すぎるわよ。動揺しすぎて電話を切っちゃったじゃない!」
いや、あなたのせいなんですけどね。
にこ
「でも、メッセージは伝えられたからまぁ良いわよね。後はここを抜け出すしか」
本物のハンターには見つかることなく、身を隠していた訳でありまして。
カラーハンター白
「……」キョロキョロ
こいつも動き出した訳でありまして。
39:21
グランドビル2階
ゆうき
「つまり、白のカラーハンターはこいつとジービスに居るってことか」
ことり
「にこちゃんが捕まってないか、心配だよ」
ゆうき
(にこの心配してることりちゃん、マジ天使)
スタッフ
「分かりやすく、にやけてる」
カメラマン
「ドアップで撮るか」
ことり
「ゆ、ゆうきくん、どうかしたの?」
ゆうき
「え、あ、いや。それより、どうするの。
カラーハンターの位置は分かっても写真が無いから手の打ちようが」
ことり
「大丈夫! 頼れる子が居るから」
ゆうき
「俺は……?」
ことり
「ゆうきくんもそうだけど、今の私たちを助けてくれるって意味だよ!」
ゆうき
(何で、目の前のこの子はこんなにも天使なのかな)
どうしてこの作者はここまで狂ってしまったのだろうか、知らないけど。
ことり
「出てくれるかな……」
プルルルプルルル
果たして誰に電話を掛けたのか、
そしてカラーハンター本格起動まで残り5分を切りました。
なんと、カップルのイチャイチャを書いていたら無意識に2000字突破してました。
ゆうき氏をややイジってしまいましたが、許してくださいね。
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.86 )
- 日時: 2019/04/04 20:13
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: 9fiZbYIX)
39:00
グランドビル2階
ことり
「出てくれる、かな?」
ゆうき
(いや、ことりちゃんの電話に出ない馬鹿なんて居る訳がないじゃないか)
プルルルプルルル
果たして電話の相手とは。
ガチャリ
ことり
「あ、出てくれたんだね。ーーーちゃん!」
ゆうき
(羨ましいなんて思わないぞ、う、羨ましいだなんて……
いや、ことりちゃんと電話できるとか羨ましいぞ、ーーー)
暴れ犬は放っておいて、果たして電話の相手とは。
38:51
グランドビル1階
プルルルプルルル
ありす
「……電話ですか、この近くにハンターは居ませんよね?」
唯
「だいじょーぶだよ!」
赤羽
「もし居たとしても俺と前原で何とかするから」
前原
「勝手に人を巻き込むなよ……で、相手は誰なんだよ」
ありす
「南ことりさんです。ほら、あの……ヤバイ作者さんとチームの人です」
唯
「ヤバイってだけで誰かわかっちゃったよー!」
赤羽
「あぁー、あの人か。うん、ヤバイね」
前原
「カルマが語彙力無くしたぞ……早く、出てやれ!」
ありす
「はい、もしもし」
ことり
「あ、出てくれたんだね。ありすちゃん」
ありす
「だから、その、ありすじゃなくて橘と」
ことり
「ありすちゃんの方が可愛いんだもん。
それで白チームからのお願いがあるんだけど、良いかな? ありすちゃん」
ありす
「あ、あ、はい」
ことり
「ことりは今、グランドビルの2階に居るんだけどそこで白ハンターを見つけたの。
それからにこちゃんから電話が来てジービスにも白ハンターが居るって話を聞いたの」
ありす
「はい、それで用件は」
ことり
「もし誰かの写真を持ってたら送ってもらえないかなーって」
ありす
「あの、写真を転送するにはチームメイト、
または赤外線通信でないと出来ないのですが」
ことり
「じゃあ、ことり達がありすちゃんの方に向かうよ! 今、どこにいるの?」
ありす
「グランドビル、1階です」
ことり
「うん、それじゃあ待っててね!」
ありす
「え、あ、はい」
ブツン
ツーツーツーツー
赤羽
「んで、どうなったの」
唯
「終始、気圧されてる雰囲気だったねー」
ありす
「嫌なことを言わないでください。
ことりさんたちが白のカラーハンターを連れてここまで来るそうです」
前原
「なんか、カラーハンターがペットみたいに見えてきたぞ」
唯
「うん。機能停止してるこのハンター、何にも反応しないもんね。
私のペットになーれー!」
ありす
「あ、あれ、ハンターじゃ」
前原
「クソッ、マジか」
そいつは本物のハンターか、それともカラーハンターなのか。
唯
「私たちに気付いてるのかな。ありすちゃんは念の為、隠れておいて」
ありす
「え、でも」
唯
「そんじゃー、私も隠れちゃおー!」
赤羽
「……気付いてないっぽいね、あいつ」
前原
「カラーハンター、と決め打って良さそうだな」
37:48
グランドビル2階→1階
ことり
「エスカレーター、毎回怖いなぁ。階段ってハンターに追い付かれやすいから」
ゆうき
「なんか、結構な人数の声がするんだけど気のせい?」
ことり
「んー、ありすちゃんにそこまで聞くのは忘れてたから分からないなぁ」
ゆうき
「というか、こいつ引っ張れば動いてくれるんだ」
白カラーハンター
「……」スタスタ
カラーハンターはペットのように移動させることができる。最早、散歩感覚。
ことり
「うふふ、なんか面白そう……きゃっ」
ゆうき
「ことりちゃん!」ガシッ
白カラーハンター
「……」ピタリ
ことり
「ゆ、ゆうきくん……」
ゆうき
「ことり、ちゃん……」
[状況]
前方不注意でことりが転倒、しかけたのをゆうきが手をぐいんと引っ張って助ける。
その拍子にハグ、果南の強要ネタのあのハグであり、犬のパグではないそれである。
つまり、それをしてしまった訳でありまして。
結論、イチャイチャしている。
白カラーハンター
「……」ピタリ
ゆうき
「あ、ごめんね」
ことり
「え、ううん。ことりのこと、助けてくれたから良いの」
恥ずかしさに互いに目を合わせることが出来ないまま、1階へ到着。
36:45
グランドビル1階
前原
「っと、カラーハンター持ってきたぞ」
?カラーハンター
「……」テクテク
ありす
「身長高いですね」
唯
「こいつは……175㎝くらいは有りそうだね」
赤羽
「俺ともそんなに変わらないくらいか」
ありす
「あ、赤のカラーハンターですよ、こいつ!」
赤羽
「マジか。じゃあ、今度は桃チームのを認証させるか」
36:25
駐車場
杏
「……カラーハンター発見、よく分からないけど認証しようかな」
[黒]
杏
「黒のカラーハンターって一番不利じゃない? 見た目ただのハンターだもん」ピッ
[桃]
杏
「ということは、このままだと黒チームのハンターは増えないってことだよね?」
スタッフ
「そういうことになります」
杏
「やったー、これでぐーたらできるんじゃない?
最早、協調性じゃなくて運ゲーだわ……ってハンター」
そんなことをぼやきつつも、
しっかりとハンターを発見しトラックを壁にして隠れる。
杏
「油断大敵、しかと肝に命じておくよ。
あいつが本物かは分からないけどカラーハンターにもハンターにも
杏は用は無いからね」
36:10
グランドビル1階
ことり
「ありすちゃーん!」
ありす
「お、大声出さないでください!」
ことり
「あ、ごめんね。つい、嬉しくて……って、カラーハンター2体も拘束してるの?」
唯
「偶々見つけたんだぁー、あ、そっちもカラーハンターを連れてるんだね」
ゆうき
「こいつにも認証して、お願いだから」
赤羽
「桃と橙があるけど、どっちが良い?」
ことり
「橙を認証してもらっても良いかなぁ?」
ゆうき
(ことりちゃん尊い……)
ありす
「見た目はこんなにも人間ぽいのにアンドロイドなんです……ひゃあ!」
ことり
「えっへへー、イタズラ大成功!」
ことりがありすの頬をぷにゅり、トモコレでよくあるあれです。
ゆうき
(ことりちゃん可愛いなぁ、可愛いなぁ、可愛い)
唯
「これでもうミッション4も終わりだねー、残り1分切っちゃったもん」
ありす
「他のチームがどうなのかは分かりませんが、一先ず赤チームは1体減らせましたね」
ことり
「白も1体減ったよ! 本当にありがとう!」
赤羽
「後は次元さんのハンターも減らせたし、良いんじゃね。
流石にここから増えるなんてこと無いでしょ」
前原
「テムジンさん確保されて、ハンターが居るって1体増えるのか。これはツラいな」
唯
「これで何チームか消えることになりそうだね」
ことり
「ゆうきくん、ジービスから距離を取った方が良いかな?」
ゆうき
「いや、のんびり行こう」
ことり
「じゃあ、みんな、ばいばい!」
前原
「んじゃ、カルマ。また後でな」
赤羽
「牢獄で待ってろよ」
唯
「ありすちゃん、ばいばーい!」
ありす
「はい!」
そんなこんなでお時間がやって来た。
35:00
プルルルプルルル
ミッション4の結果発表だ。
牢獄
ダイヤ
「ミッション4の結果が届きましたわ。読ませていただきますわね」
テムジン
「前原……」
澪
「……あの二人、大丈夫かな」
ダイヤ
「『ミッション4結果……赤チーム、白チーム、青チーム
のカラーハンター1体ずつ減らすことに成功。
桃チーム、橙チーム2体ずつカラーハンターが増加』つまり」
ダイヤ
「青チームは通常ハンターのみの4体、桃、橙チームはカラーハンター含む7体、
他のチームは5体を敵にして逃走を続けることになりますわね」
ジャイアン
「ハンター7体ってほぼ詰みじゃねぇか」
幸子
「希さんが無事で良かったですが、千歌さん……」
鈴井
「それにしても……最後のミッションが凄く不安なんだけど」
花丸
「皆で協力する、敵になるようなミッションが交互に行われているから
次は協力するミッションずら?」
洋輝
「ミッションの難易度は高いとも低いともいえないけど、
失敗したら詰みのゲームばかりだから読めない」
紬
「うーん、なら大量ハンターかしら?」
梓
「何があってもにこさんには残って欲しいです」
渚
「あの人、生きてるのかな」
生きてます。
34:56
アビス4階
関数方程式
「……ミッション結果はどうでも良いんですが、カラーハンターが厄介ですね。
怯えて動きにくくなりそう。
16体のハンターが動き始めて、本物は5体。つまり、3割……」
スタッフ
「ミッション、この先あると思いますか?」
関数方程式
「残り30分もあるのに出さない訳が無いですよ。ただ……ハンター居ますね」
赤カラーハンター
「……」スタスタスタ
しかし、遠目ではどれが本物のハンターなのか見分けはつかない。
関数方程式
「ミッションに動きにくくなる状況なのは間違いないですよ。
それから次のミッション内容」
スタッフ
「……」
関数方程式
「全体的に予想外のミッションばかりで。
ハンター放出阻止にわざわざ数字を探させたり、
アラーム止めるためにハンターゾーン、ヘリまで呼んじゃって、
カラーハンター12体も出してるんですよ。
何があってもおかしくないですよ」
スタッフ
「ほぉ……」
34:42
観覧車裏
千歌
「ヤバイよ……ハンター7体って」
ミッション4辺りからずっと観覧車裏。高海千歌。
千歌
「最悪自首も……って、駄目だよね。一人だけ抜け駆けなんて」
エリア二ヶ所にある自首電話でリタイアも可能だが、
賞金は自首した本人しか手に入らないルールだ。
千歌
「ハンターを減らすミッションも来ないだろうし、ふぅ。耐えよう」
ちなみに今現在エリアには4+12の16体のハンターが居るが、
千歌の場合は通常ハンター4体とカラーハンター3体を敵にしている為、
ほぼ半分の確率で本物、または橙のカラーハンターに出会うことになる。
千歌
「悪いことは考えちゃ、駄目。
そう考えるから悪い方向へ進んじゃうんだから、よし頑張ろう!」
34:31
アビス1階
希
「千歌ちゃん……残念やったし、協力も出来てなかったし、申し訳ないなぁ」
希
「そういえば、全滅したチームのカラーハンターは流石に消えるよな?」
スタッフ
「はい。エリアからデリートされます」
希
「逃走中では目の前のハンターに気をとられ過ぎるのもよくないと聞くし、
特に今の状況やと……
もしかしたら誤爆で本物じゃないハンターから逃げてたが為に体力をなくしたり、
本物に見つかる可能性も増えてくる」
希
「冷静な判断、それが鍵を握るかもしれんなぁ」
その通り。殆どのチームの場合、
3割の確率で本物のハンター+カラーハンターに出会うことになる。
ハンターから離れよう、思考に陥ると無駄に体力を消費する可能性が高まるのだ。
希
「それから角、階段には注意といった所か……あ、ハンターや。隠れておくか」
?ハンター
「……」スタスタスタ
希
「本物か読めないからこそ、簡単に逃げ出そうとかそういうのも出来ひんし、
面倒なことになったなぁ」
エリアにはカラーハンターも含めて16体のハンターが捜索をしている。
ハンターだらけ、どれが自分にとって本物なのかは近付かなければ分かる訳もない。
34:19
グランドビル付近
ことり
「うっふふー、あんなに沢山の人が居ると安心するなぁ」
ゆうき
(この子、天使過ぎ。召されるの、俺。目の前に居るのは神様、仏様、ことり様?)
こちらのカップルは片方が推しの可愛さに語彙力をなくし、無口になっていた。
だがしかーし、脳内で考えていることは筒抜け状態というカオス、
一人でカオス作り出したよ。
ことり
「ゆうきくん、次はどこに行く?」
ゆうき
(ふわぁー)
ことり
「ゆ、ゆうきくん?」
ゆうき
「え、あ、ことりちゃん、どうかした?」
どうかしたってあなたでしょ。しかし、相手は大人でした。
ことり
「ううん。次はどこに向かう?
ジービスに居たっていうカラーハンターが気になるけど」
ゆうき
「あぁ、って駐車場にハンターめっちゃ居る」
ことり
「うわぁー、本当だ。やっぱりハンター多いね」
16体ですもの、多くない訳がない。
スタッフ
「そういえば、次のイベント……」
ゆうき
「ことぱな! ことぱな!」
そう。次のスクフェスでのイベント、
なんとゆうきさんの推しのことぱなが報酬なんです。
ちなみにおさんぽイベントということであめあんの好きなイベントでもあります。
ちなみにぷちぐるは終わるらしいし、ACはAqours優遇の雰囲気です。
仕方ないんですけどね。
そしてあめあんは勧誘チケットとシールの為に今回も歩き続ける……
もうイベントが日課。
そんな訳でことぱな推し、ぼっちでイベント嫌いな人でもこなせるイベントなので
やってみようね。
キャディクロヌ社
そんなゲームの様子を眺めていたゲームマスター。
GM
「ミッション5に向けて逃走者に少しでもゆとりを持って欲しいものだが……無理か」
ウミ
「ゆとり、とは?」
アンズ
「網鉄砲とか冷凍銃とか、後はハンターサングラスだっけ。そういうのを用意するの?」
GM
「あぁ。ただ、今後に備えてと考えるとそれだけじゃつまらないと思ってな」
アンズ
「頼まれたからいくつか作っておいたよ、実験も済んでるから問題ないよ」
[brand new vest]
[magic mirror]
[devil's box]
[answer the question]
[surrender phone]
GM
「彼らのためにも、こちらのためにも、設置してみるか」
という訳で、エリアに大量の宝箱が出現した。
プルルルプルルル
33:30
ジービス付近
にこ
「何よ、メール?」
牢獄
ダイヤ
「通達、ですわね。読み上げますわよ」
ダイヤ
「『通達……エリア内に宝箱を設置した。
中には逃走成功に有利なアイテムが隠されている。
しかし一部には中身のない、またはブザーなどのハズレの宝箱もある。
開けるか、開けないかは君たち次第だ』とのことです」
33:15
ジービス付近
にこ
「宝箱……しかもこの書き方だとアタリの確率が高いようにも思えるんだけど」
にこ
「一人だし、何があるか分からないから探してみる価値はありそうね」
そんな風に呟くにこの近くに?ハンター。
にこ
「あぁ、もう! ジービスにまたお世話になるわよ!」
そしてジービス1階の中央には宝箱。
にこ
「宝箱、開けてみましょ」パカリ
果たしてその中身とは。
[magic mirror]
新アイテムがここで登場だ。
にこ
「マジックミラー、よね。使用用途は……ふんふん、そういうこと」
[magic mirror]
日本語訳だとそのまんま、マジックミラー。
だが、一般的なマジックミラーではない。
ハンターに追い掛けられた時に地面に設置すると鏡が割れ、
その上を通ったハンターがエリア内のどこかにテレポートされる。
網鉄砲の上位互換、とも言えるかもしれない。
ちなみに指摘されることを恐れて申しておくが、
これの参考は影廊のとあるアイテムである。
にこ
「一度きり、だけど自分が遠くに逃げる必要もないから
良いアイテムかもしれないわね」
という訳で、アイテムゲットだ。
5912文字、
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