二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中??*予選2:4
- 日時: 2019/07/21 18:02
- 名前: あめとあんきも (ID: aOp/uujw)
偶数回スレッド。
【逃走中02*誘惑に誘い込まれる者達よ】
今回の舞台はショッピングモール。一階から三階までの本館、そして二階までの別館、
そして屋外のイベントスペース、駐車場など様々な施設を構えているのが特徴。
東京ドーム四個分のエリア、初期ハンターは三体、逃走者は18人で行われる。
オープニングゲームはサイコロで行われる。
様々な誘惑、難関ミッションに逃走者達は全力で立ち向かう。
>>1 逃走者
>>2 このゲームについて説明
>>3-4,>>6-13,>>17,>>20-30,>>32-40,>>42
>>46(纏め)
──逃走者を惑わす様々な誘惑、欲望の渦巻くゲームとなってしまうのか?
【逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達】
今回、大型商業施設に降り立ったのは、闘志を燃やす色分けされた逃走者達。
アルティメットとも、ペア戦とも少し違った、ゲーム性優先の回。
>>47逃走者等、概要
>>52->>
──共闘者と共にこのスリル溢れるハイゲームを逃げ切れ!
当分は更新予定が無いため、どっかのスレッドでやってる予選投稿します。
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.72 )
- 日時: 2019/01/12 19:51
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: OLpT7hrD)
プシュー!
絵里
「バスが停まったみたいね」
渚
「降りろ……ってことだよね」
そして彼らの居るエリア外に
シュン
30体のハンターが設置された。
ゆうき
「隠れても巻き込まれそうだし……早い者より遅い方が有利かもしれないし、何だこれ」
洋輝
「ハンターは徐々に少なくなるとはいえ10体以上は常に居るなら早い方が良いのかな」
にこ
「……ねぇ、梓ちゃん」
梓
「な、何ですか。にこさん」
にこ
「どちらか一人でも復活しないと賞金は得られないわよ」
梓
「ゲームにも殆ど参加できてませんでしたからね」
にこ
「頑張るしかないにこ!」
梓
「あ、はい」
ジャイアン
「復活ゲームをするには早いが、チャンスがあったのは嬉しい限りだぜ」
鈴井
「というか、このゲーム……」
澪
「多くの逃走者が捕まらないと沢山復活できないし、結構難しいかも」
紬
「何より助けを求められる程度が気になるけど」
尚、復活ゲームに挑戦するのはこいつらだ。
(エリア内ハンターは停止しているため、
復活ゲーム中に逃走者が捕まる心配は無用である)
鈴井涼太(OPゲームで捕まったモブ)
秋山澪(OPゲームで捕まった)
琴吹紬(OPゲームで捕まった)
剛田武(またの名をジャイアン、ゲーム開始から12分で確保)
矢澤にこ(ゲーム開始から13分で確保、尚フラグ回収済みというネタキャラっぷり)
洋輝(ゲーム開始から20分で確保された哀れな作者、牢獄での存在感の無さもまた残念)
中野梓(ゲーム開始から40分で確保、牢獄も含め毒気帯びた発言で目立つ)
輿水幸子(ゲーム開始から43分で確保、ミッションに貢献して確保されたので本人は不満なし)
絢瀬絵里(ゲーム開始から44,5分位で確保、二人の勇者が動いたのにその努力を見事粉砕したポンコツ)
ゆうき(ゲーム開始から63分で確保、確保要因は橘ありす、結果的にことりを庇い確保された。
本人は橘ありすを許さないと証言。その為この復活には酷く執念を燃やしている)
潮田渚(ゲーム開始から65分で確保、2体のハンターに翻弄された)
計、11人
謎の声(バス車内スピーカーより)
「これより復活ゲームのルールを再度説明する」
幸子
「……既にハンターが設置されてますね」
謎の声
「エリア外からカードキーを探しだし、エリア内に入れれば復活となる。
カードキーを手に入れるにはハンターの胸ポケットを探すしかないが、
ハンターは一人捕まえると停止するため、全員が復活することは不可能。
他にも1体のハンターにつきカードキーは2枚あり、ハズレのカードキーを通すと
自分以外の逃走者にハンターが向かうよう設計されている。
更にエリア内の逃走者に助けを乞うことも可能、後のミッションのリスクを高めることに同意するなら
ハズレのカードキーを通したときのデメリットが自分に向くことが無くなるメリットがある。
もし、二人目以降が同じ人物を助けた場合には『郵便ハンターサングラス』、
『自分以外の一人にハンター集結』、『ハンター2体強制停止』の何れかがランダムで選ばれる。
尚、この復活ゲームに制限時間は無し。そして今からハンターが起動する。
それまでに牢獄の者達よ、バスから出て散らばれ。タイムリミットまで20,19……」
ゆうき
「……急いで出ないと!」
にこ
「梓ちゃんさっさと行くわよ!」
梓
「手、引っ張らないでくださいよ!」
洋輝
「ゴールに急いで向かうべきなのか分からないんだけど」
鈴井
「復活できるか不安なんだけど」
15
幸子
「……希さん、それに千歌さんの為に復活したいですね」
12
ゆうき
「ことりちゃんの為に復活しないと」
10
にこ
「あのドアからエリア内に入れる……
けど、あそこには10体のハンターが設置されてるわね」
梓
「隠れて様子を伺いましょう」
7
絵里
「二人の為にも」
5
洋輝
「作者としてこんな無様な結果は……ヤバイ」
3
紬
「エリアは思ったより広いけど……それでも一度見つかったらほぼ終わりか」
1
ゆうき
「でもことりちゃんの為に俺は……」
ハンター起動、復活ゲームスタート!
00:01
00:02
00:03
澪
「ゲームが始まったね、はぁ」
ゆうき
「あのさ澪……」
澪
「あ、作者のことり厨の……えっと」
ゆうき
「ゆうきです。あの、どうしてもことりちゃんと一緒に居たくて復活したいので」
澪
「あ、そうか。同じ色分けだったのか、忘れてたよ」
ゆうき
「……俺が復活するのに協力してくれないか?」
澪
「……そうか、チームとして考えればその方が都合が良いのか」
ゆうき
「……やば、ハンター」
澪
「……話に乗る、ことり厨」
ゆうき
「え、マジ?」
澪
「……黙れ、ハンターに見つかるぞ」
チーム内での交渉が成立した。
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.73 )
- 日時: 2019/01/13 00:09
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: OLpT7hrD)
──本日のメニューは
橘ありすのイチゴスパゲティ、謝罪の塩を振り掛けて
ことりのひんやりなのにぷわぷわアイスクリーム、となっております。
どうぞ、ご賞味あれ。
※とても短いィィ
エリア内
ありす
「……復活ミッションですか」
ダイヤ
「私と橘さんには関係ないお話ですわね、ただお二人は」
次元
「リスクがあんのにわざわざ俺は向かわねぇよ、OPゲームも駄目だった野郎には」
ありす
「……」
ことり
「……ありすちゃん?」
ありす
「ことりさんは、ゆうきさんのことを助けに行きますか?」
ことり
「え……う、うん。当たり前だよ。
ゆうきくんが居ないとことり、寂しくて堪らないもん」
次元
「俺らはお邪魔かもな……それじゃあ達者でな」
ダイヤ
「お二人の健闘をお祈りします、それでは失礼しますわ」
次元とダイヤがそれぞれその場を去っていく。
ことり
「なんか、気まずい空気になっちゃったね。それでゆうきくんがどうかしたの?」
ありす
「いえ。恐らく、ゆうきさんは私の通報のせいで確保されたと思うので」
ことり
「あ、ハンターが何故か来てたからおかしいと思ってたけど
ヘリによる通報のせいだったんだ……」
ありす
「そうです、私のせいでことりさんの愛しのゆうきさんが確保されてしまったので」
ことり
「……そうだったんだ」
ありす
「なので私も最低限装置まで向かわないと行けないので……向かわせてください」
ことり
「ことりはゆうきくんのことを救いたいから行くだけだよ。
ありすちゃんはそうだったら行けば良いじゃん」
ありす
「……っ、私も。ゆうきさんを救いに行きたいです」
ことり
「業くんに確認は取らなくて良いの? 」
ありす
「……っ、ありがとうございます! 急いで確認を取りますね」
ことり
「うん。……ゆうきくん待っててね、それまで絶対に捕まっちゃ駄目だよ」
エリア外
00:30
鈴井
「ハンター多すぎ……」
そんな鈴井に
ハンター
「……」スタスタ
ハンター
「……」スタスタ
近付く2体のハンター。
鈴井
「……ハンター来た、近くには」
ハンター3体が集団行動中だ。
鈴井
「囮に誰か……」
ハンター×2
「……!」
ハンターに見つかった。
幸子
「……鈴井さんが追われてますね、私は隠れていましょう」
近くに居た幸子は隠れる作戦だ。
鈴井
「あぁ、糞っ!」
ポン
00:44
鈴井涼太、確保
鈴井
「ゲームに参加さえ出来なかったんだけど」
それがモブの宿命だ。
00:45
謎の声
「鈴井涼太、確保」
エリア内
次元
「ほらな、行かなくて良かった」
ダイヤ
「それにしてもハンターが停止しているだけで安心しますわ、緊張感はありますが」
エリア外
00:47
幸子
「どうしましょう、鈴井さんが確保されたことであのハンターは停止しましたが……」
鈴井を確保したハンターが停止したが、
その付近には鈴井を追っていたハンターが彷徨いている。
幸子
「……ここを動くのは危険です。他の様子を見るしかないですね」
00:53
にこ
「出口付近で誰かが捕まってくれればとても楽なのよね」
梓
「そうですよね、そうすれば仮に見つかったとしても可能性がある」
チーム二人で確実な脱出を狙うにこ、梓のチーム。
にこ
「……あ、あれ」
梓
「ジャイアンさんですね、的が大きいですから見つかりやすいのに」
01:02
ジャイアン
「……誰かを囮にしながらハンターを減らしながらやった方が良いかもな」
堂々と道を歩くジャイアン、その姿を4体のハンターが見つけた。
ジャイアン
「……ハンター来たな!」
直ぐ様、ハンターらに気付いた。
ジャイアン
「誰か、誰か……あっ!」
絵里
「え、ハンター引き連れて来ないでよ!」
近くに居た絵里が巻き込まれた。
絵里
「ちょっと、あんた!」
ジャイアン
「って、思ったより足が速い……」
絵里
「あ、誰か居るわ……ごめんなさい!」
更に誰かが巻き込まれた。
ジャイアン
「ハンター来てるから仕方ねぇんだ、じゃあな!」
絵里
「本当にごめんなさい! こっちも必死なの!」
紬
「え、ハンター来ちゃって……」
ポン
01:24
琴吹紬、確保
謎の声
「琴吹紬、確保」
澪
「紬、確保されちゃったか」
ゆうき
「ハンターはそれでも28体も居るのか、黒だらけの景色」
澪
「ただ今なら出口付近にハンターはまばらしか居ないみたいだが」
ゆうき
「……というか、まだ1分で二人も確保って。異常なペースじゃん」
エリア内
ことり
「ありすちゃん、急ぐよ!」
ありす
「は、はい!」
エリアでは唯一二人がエリアを機敏に移動していた。
ことり
「ハンターは居ないから安心して走って移動できるよ!」
ありす
「っは、はい!」
ことり
「あ、ゲートが見えてきたよ!」
ありす
「はい……」
02:24
ことり
「それじゃ、指紋を認証!」
ピッ
ありす
「わ、私も……」
ピッ
[ゆうきの位置情報漏洩不可能、郵送ハンターサングラス]
ことり
「やったぁ、ハンターサングラスだよ!」
ありす
「……はい、それじゃあことりさんはゆうきさんの帰りを待っていてください」
ことり
「ありすちゃんは?」
ありす
「……あ、今ゆうきさんと会っちゃうと気まずいし謝らないといけないので」
ことり
「……ゆうきくんはとーっても優しいからありすちゃんのこと許してくれると思うな」
ありす
「でも私はゆうきさんに酷いことをしてしまいました、だから」
ことり
「でもね、それは仕方なかったことじゃん。
もしゆうきくんが許してくれなかったら……ことりのおやつにでもしちゃおっかなぁ?」
ありす
「こ、ことりのおやつ……?」
ことり
「うふふ、それは秘密だよっ」
とはいえ、二人の指紋認証が確認されたため、ゆうきに
02:36
鶯谷
「……」スタスタ
ゆうき
「え、あれ……」
澪
「こっちに近付いてくるぞ、誰だ?」
ゆうき、そして一緒に居た澪の前に止まると
鶯谷
「二人の指紋認証が確認されたため、
今回はゆうきさんへハンターサングラスを届けに来ました。
それともう一つのメリットとして誰かがハズレのカードキーを通した際に
ランダムで位置情報がハンターに伝達されることは無くなりました。
それでは健闘を祈って失礼します」
ゆうき
「……ことりちゃん」
澪
「いやいやいや、あと一人は誰だとはならないのか?」
ゆうき
「ハンターサングラス……ことりちゃんのためにもしっかりと帰るからね!」
澪
「が、頑張れ……」
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.74 )
- 日時: 2019/01/25 22:52
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: XnbZDj7O)
えー、更新が約2週間振りとなりました。なので文字数多めで更新したつもりです。
復活ミッションを終わらせたので、終わらせたので許して。数分に掛ける文字数よ。
それからゆうきさんでとても遊ばせてもらいました。2000文字はゆうきさんです。すみません。
02:53
梓
「は、ハンターこっちに来てませんか……」
にこ
「来てる、わね。に、逃げるわよ!」
梓
「あ、抜け駆けは駄目ですよっ!」
梓、にこの二人がハンターに見つかった。
にこ
「誰か居たら巻き込めるのに……」
梓
「誰も居ないじゃないですか!」
澪
「梓……」
ゆうき
「あずにゃん、ごめん……」
ちゃっかり草影に隠れている二人。
梓
「もう、ハンター近いですっ……」
ポン
にこ
「ごめん、梓ちゃん」
03:08
中野梓、確保
謎の声
「中野梓、確保」
幸子
「そろそろ動かないと、カードキーも取られていきますね」
ここまでに確保されたのは鈴井、紬、梓の3人。よって3人分のカードキーが用意されたことになる。
しかしハンターは27体、簡単に動けるような状況ではない。ただ一人を除いて……
03:18
ゆうき
「ハンターサングラスを掛けると1分間だけハンターに見つからない、魔法のアイテム……」
澪
「つまり私という囮も必要がない、アイテムになるな」
ゆうき
「いやでも、出来ればチームの人数は増やした方が良いから!」
澪
「まぁそうなれば賞金を得る可能性は高まるが……」
ゆうき
「だから最初は澪を犠牲にして脱出してことりちゃんと二人きりになる予定だったけど」
澪
「けど?」
ゆうき
「澪と脱出してことりちゃんと二人きりになって賞金を得る可能性を高める、
ことりちゃんが助かる可能性を増やすことにしたんだ!」
澪
「二人きりの主張が強い、二人きりへの欲が凄い」
ゆうき
「あ、ごめん。でも、ことりちゃんは大好きだから」
エリア内
ことり
「くしゅんっ」カワイイクシャーミ
ありす
「風邪ですか、だったら体を温めないとですが」
ことり
「ゆうきくんに温めてもらうから大丈夫だよ、ありすちゃん!」
ありす
「は、はい……(今、かなりの発言をされたような気がしますが、気のせいでしょうか)」
スタッフ
「カイロもありますが」
ことり
「あ、結構です!」
ありす
「愛の力、なのでしょうか?」
スタッフ
「愛の力、強すぎるよ。だとしたら」
03:34
渚
「停止しているのは3体か、
目の前のあのハンターも停止してるけどハンターが彷徨いてるんだよな」
渚が狙うカードキー入りハンターの周辺には2体のハンターが居る。
渚
「誰かがハンターを引き連れてくれれば良いけど、
チームメイトも今さっき捕まったしなぁ」
そんな渚に近付くハンター。
渚
「あ、あそこにジャイアンが居る……隠れてるみたいだね」
ハンター
「……」
渚
「近づいてみようかな……」
歩き出した瞬間
ハンター
「……!」
見つかった。
渚
「……って、ハンター来てる!」
近くにいた
ジャイアン
「おい、お前!」
幸子
「え、ハンター連れて来ないで下さいよ!」
ジャイアン、幸子も巻き込まれる。
そのハンターが視界に捕らえたのは
ジャイアン
「ヤバイ、体力が尽きる……」
先程ハンターに追われたジャイアンだ。
ジャイアン
「来るな、来るなぁー!?」
ポン
03:52
ジャイアン、確保
謎の声
「ジャイアン、確保」
幸子
「助かりましたね、あのハンターも止まりましたけど」
渚
「死ぬかと思った……ヤバイ」
だが、恐怖は終わらない。
別のハンターが逃走者を見つけたようだ。
幸子
「……ハンター、走ってますね」
渚
「また来た……!」
見つかったのは渚だ。
渚
「近くに輿水さんが居てもおかしくない筈……っ」
ハンターの追跡を逃れるため、共に逃げ出した幸子を探すも見つかったのは
ハンター
「……!」
2体目のハンターだ。
渚
「もう、無理だ……」
ポン
04:12
潮田渚、確保
謎の声
「潮田渚、確保」
絵里
「……これで確保されたのは5人かしら」
ここまで鈴井、紬、梓、ジャイアン、渚の5人が確保され、
復活の可能性があるのは残り6人。
洋輝
「目立った活躍が無いから復活したいけど」
本当に目立った活躍もなく確保された哀れな作者、洋輝。
絵里
「二人のためにも復活しないと」
アラームミッションで果敢に挑んだ二人の努力を踏みにじるような失態を犯し、
確保された絵里。
澪
「……復活してもエリアに馴れてないし」
OPゲームで確保され、書くことも一切ない澪。
にこ
「……梓ちゃんの為にも頑張らないと」
フラグ回収確保というネタキャラっぷりを発揮した、ある意味活躍したにこ。
幸子
「希さん、待っててください。自力で復活してみせますから!」
ミッションで犠牲になった命をまた取り戻せるのか、幸子。
ゆうき
「ことりちゃん……グヘヘ」
ことりを愛し、ことりに愛され、ことりの為に生きる男、その名も……
ゆぅぅぅぅぅぅーきぃぃぃぃぃぃぃー、ジャーースティース!
(※ことりちゃんを好きになりすぎるとことりのおやつになりたい症候群になります)
(※ことりちゃんの声は本当にぷわぷわしてます、
唐突にその声を聞いたらヤバイです、これは実体験)
(※言わなくても判ると思うんですが、
ことりちゃんの件となるとこの人はヤバイです、ヤバイです)
その復活を追い詰めるのは25体のハンター。5体減ったとしても状況は変わらない。
04:30
洋輝
「このハンターの数、5分も経ってないのに5人も確保されてる」
作者に存在を忘れられて映してもらえなかった可哀想な人、洋輝。
洋輝
「作者も哀れとか可哀相とか人のこと、イジリすぎ」
趣味は人の悪口です……って嘘ですよ!
洋輝
「どこを見てもハンター……こんなエリア、もう嫌」
まぁエリア外なんですけどね。
04:35
絵里
「動けないわ、こんなに景色が黒いことなんて無いわよ」
部屋が真っ暗な時以外はありませんもんね。
絵里
「嫌なことを言わないで! でも動かないと見つかって確保されるのがオチだし」
絵里
「出口は傍なのよ、だからあの停止しているハンターをどうにか」
しかしそのハンターを狙う者がもう二人。
ゆうき
「あのハンター、そういえば停止してるけど」
澪
「誰かが確保されて停止したんだろうな」
別のある所では……
04:42
幸子
「あのハンターはジャイアンさん、または渚さんを確保したハンター……
だから停止しているのですか」
幸子も停止したハンターのカードキーを狙う。
04:53
にこ
「……あのハンター停止している、つまりカードキーを取れるのね」
ネタキャラとしてお馴染み、にこ。ここまで残っていることさえ奇跡なにこもカードキーを狙う。
04:58
澪
「動かないと先越されるぞ……おい、行くぞ」
ゆうき
「ちょっ……」
澪に腕を引っ張られたゆうき、停止したハンターへ向かう。
絵里
「あれは澪、それにことり厨作者……じゃなくてゆうきさん……カードキーは私のものよ!」
澪
「この作者め……私が取る!」
ゆうき
「あ、澪……ごめん」
それを狙うはハンターの集団。
ハンター×4
「……!」
絵里
「カードキーは私のものなんだから! 復活したいのよ!」
澪
「私なんて逃走させてもらってないんだ、復活させてせめてゲームに参戦したい!」
ハンターと女のバトルを見守る……男。
ゆうき
「……ごめん、澪。マジで」
そんなバトルの最中で
05:09
洋輝
「ハンター来てる、しかも集団」
洋輝の傍には6体のハンターが集団で行動中。
洋輝
「……てか、俺が向かう方向にも人が居るけどハンターも居るじゃん」
洋輝が向かう、つまり出口の方向にはバトルが繰り広げられている。
洋輝はハンターには見つからなかったようだが、
そのハンターらは絵里と澪を見つけたようだ。
洋輝
「今のうちにカードキーをっ」
スッ
洋輝、カードキー2枚獲得
時を同じくして、
澪
「カードキー取れたよ! それじゃ」
絵里
「嘘……って、ハンターがめっちゃ来てるじゃない!」
ゆうき
「澪は隠れて! これがあるから」
澪
「了解!」
ハンター×4
「……!」
澪の代わりにゆうきを標的に変えたハンター。
ゆうき
「残念だったな」
スチャッ
ハンター×4
「……?」
ハンターサングラスを掛けたことで追跡を免れた。しかし、
絵里
「こんなハンターの量、無理よ!」
ポン
05:23
謎の声
「絢瀬絵里、確保」
ゆうき
「まぁあの量のハンターじゃ……」
澪
「カードキーはあのハンターので良いよな?」
澪が指すのは絵里を確保し、停止したハンター。
ゆうき
「俺が取ってくるから澪は脱出してて」
澪
「うん、そっちもサングラス掛けてても気を付けてな?」
ゆうき
「ことりちゃんの為、油断はしません。誓います、神様仏様ことり様に誓って」
澪
「そんな事言う暇あるならカードキーを早く取りに行け」
ゆうき
「すみません」
05:30
にこ
「……」
スッ、スシャッ
にこ
「カードキー、頂いたわ。これを出口に通せば、出られるのね」
にこもカードキーを獲得。更に
幸子
「さぁ、ようやくカードキーを拝借しますよ……ほい!」
幸子もカードキーを獲得、
よってゆうき以外のメンバーがカードキーを入手したことになった。
05:37
ゆうき
「このハンターはカードキーが……無い? え、嘘……」
ハンターサングラスの効果は残り40秒程度。
ゆうき
「え……」
ゆうきが見たのは出口に動く逃走者達。
にこ
「……出口にさえ着けば、こっちのもんよ」
洋輝
「復活して目立って……」
幸子
「出口には少し遠いですが、アラームさえ鳴らなければ可能性はあります……」
ゆうき
「つまりカードキーがある確率は2/6,つまり1/3……これは時間がないかも」
ハンターサングラスの効果が切れればゆうきの脱出の可能性は低くなる。
アラームが鳴ることはないが、大量のハンターがゆうき一人に襲い掛かることになる。
そんな中、誰かがハンターに見つかった。
05:42
幸子
「……ハンターは居ませんね」
にこ
「隠れてあのハンターをやり過ごさないと……」
05:45
洋輝
「……あ、あぁぁぁっ!」
澪
「カードキーが無駄になる……やばい!」
澪の逃走劇に洋輝が巻き込まれた! そして近くには
ゆうき
「停止したハンター居た!」
ハンターサングラス使用中のゆうきと
ハンター×5
「……」
ハンターの集団が居る。
澪
「おい、作者……カードキーを受け取れっ!」
洋輝
「ハンター来てる……!」
そんな二人を先程のハンター達が見つけた。
ハンター×6
「……!」
洋輝
「こんなの、絶望的だよ!」
ポン
澪
「もう、ハンターやだ……」
ポン
05:53
洋輝、秋山澪、確保。
ゆうき
「ってことは俺が急いで脱出しないとことりちゃんが一人になっちゃう!」
澪の確保を受け、ゆうきは闘志に燃える。尚、サングラスの効果は残り20秒。
てか、心配するのはことりちゃんかよ。
ゆうき
「自分よりことりちゃん、当たり前だよ。ナレーション何言って(放送規制)」
ゆうき
「出口まで駆け抜けないと!」←運動系パラメータは全体的に低めのゆうき
06:04
幸子
「ハンター……動けません」
にこ
「ハンター、今出れば復活より確保の線が濃厚で動けないのよね」
二人に近付くハンター、そして
ゆうき
「のぉぉーーーー、こーーーとーーりーーちゃーーーーん!」
にこ
「……ヴェッ!?」
幸子
「きゃあっ!」
ゆうき
「ことりちゃんが……ま、待ってる……こ、ことりちゃん」
しかしハンターサングラスの効果が切れるのはもうすぐ。
にこ
「ハンターが反応しない……アイテムでも届けられたのね!」
幸子
「……あ、ハンターがゆうきさんに向かってます!」
だがしかし
シュッ
ビービー
これはハズレのカードキーが通された証拠だ。
にこ、または幸子のどちらかの位置情報がハンターに伝わる。
ハンター
「……」クルリ、ダッ!
06:16
ゆうき
「ことりちゃん、本当にありがとう」
ゆうき脱出、復活決定。
エリア内
ゆうき
「あ、ことりちゃん……と」ジト目
ありす
「……うぅ」ことりの後ろに隠れる
ことり
「あ、ゆうきくん。
ありすちゃんはね、ゆうきくんの為に助けに来てくれたんだよ?」
ゆうき
「……」
ありす
「あ、あ……」緊張で声が出ない
ことり
「あのね、あれは仕方なかったの!
ゆうきくんも分かるでしょ、逃走中はそういうものなんだって」
ゆうき
「ことりちゃんは擁護しなくて良いよ、
別にありすちゃんに対しては怒ってるけど怒ってない」
ことり
「……?」
ありす
「……」ブルブル
ゆうき
「俺が嫌だったのはことりちゃんと離れちゃうこと、それだけなんだから!」
ことり
「えっ……(嬉しいけどありすちゃんどうしよう)」
ありす
「ゆ、ゆうきさん……お二人の愛の巣をお邪魔してしまい申し訳ありませんでした!」
アタマサゲーノペコリーノ
ことり
「あ、ありすちゃん!?」
ゆうき
「ありすちゃん、仕方ないよ。
逃走中はそういうゲームだってよく知ってるから。でも」
ありす
「で、でも……」
ゆうき
「今回は故意じゃなかったから良いとして、
もしわざと俺とことりちゃんの邪魔をしたら……」
ありす
「そ、そんなの……最初からわかってます! 嫌というほど、わかってます!」
ことり
「あ、ありすちゃん……ゆ、ゆうきくん何を話してるの?」
ゆうき
「良かった。じゃあことりちゃん、行こっか」
ことり
「あ、え……うん」
ありす
「……一瞬、殺気を感じ、ました。
ことりさんのことになるとあの人はヤバイじゃ済まないヤバイです」
スタッフ
「もうあの作者……南さんのことになると凶器や。いつもはあんな人じゃ無いのに」
さてその狂気は本物か?
エリア外
06:17
にこ
「あっちでアラームが鳴ってるわね……今の内に!」
幸子
「もう強行突破です!」
位置情報が伝えられたのは幸子、しかし出口へと向かう。
にこ
「さぁー、このにこにーが輝ける時間がまたやって来るのね!」
シュッ
にこ脱出、復活決定。
にこ
「梓ちゃんの為にも頑張らないと、にこにーの名が廃るわね!」
エリア外では
幸子
「ハンター来てますよ、ヤバイですよ!」
何体ものハンターに追われながら出口に到着した幸子。しかし
ポン
謎の声
「輿水幸子、確保」
これで復活ゲームは終了だ。
復活したのはゆうき、そして矢澤にこの二人だ。
これより二人はゲームに復活、そしてゲームは再開する。
ゆうき
「ことりちゃん、頑張ろう!」
ことり
「うん、ゆうきくん!」
にこ
「さぁーって、にこにーが逃げ切ってやるわよ!」
ちなみにここまでの文字数、5735文字。
ちなみに復活ゲームに掛けた文字数、恐らく8000文字。
つまり1分に1600文字使ってる、うわやばたにえん。
なので、明日は03*を更新すると思います。
04*はいつか更新します、お疲れ様です。
後、全体的に口が悪かったりしてた場所ありましたね。それはあめあんの性格です。
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.75 )
- 日時: 2019/01/29 23:58
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: XnbZDj7O)
プルルルプルルル
関数方程式
「あ、復活ゲームの結果が届きましたようですね」
復活ゲームの結果は当然ながらエリア内の逃走者にも伝えられる。
前原
「えー、復活したのはゆうきさんとにこさんか。ゆうきさんってあのヤバそうな人か」
そう、あのヤバそうな……じゃなくて
ゆうき
「ことりちゃん、ずっと一緒に居ようね!」
ことり
「うん、そんなの当然だよ! もう一人なんて寂しいもん。ゆうきくん、ずっと……」
ゆうき
「ことりちゃん……?」
ことり
「ずっと……傍に居てね」耳にコソコソ
ゆうき
「……! も、勿論! そんなの、男として当たり前だよ!」
ヤバい作者、が正しい表現だ。
希
「ふぅーん、にこっちも復活したんやな。珍しいな。ほら、見て!」
『通達:復活ゲームの結果を発表する。復活したのは矢澤にこ、そしてゆうきの二人。
これよりゲームが再開し、ハンターも動き出す。逃走者たちよ、健闘を期待する。』
希
「ただ、ペアが二人以上残っているチームが多いなぁ。一人の方が少ないんちゃう?」
今現在の状況を確認しよう。
赤チーム
橘ありす、赤羽業
青チーム
次元大介、鈴井涼太(確保)
黄チーム
琴吹紬(確保)、潮田渚(確保)、関数方程式
緑チーム
国木田花丸、平沢唯、洋輝(確保)
白チーム
南ことり、ゆうき、秋山澪(確保)
黒チーム
黒澤ダイヤ、双葉杏
桃チーム
矢澤にこ、中野梓(確保)
水色チーム
絢瀬絵里(確保)、前原陽斗、テムジン
橙チーム
高海千歌、ジャイアン(表記は変えました、確保)
紫チーム
東條希、輿水幸子(確保)
逃走者24名、内確保されたのは9名。そして残り時間は60:00。
花丸
「唯ちゃん、二人で頑張ろう!」
唯
「おー!」
ちなみに矢澤にこが復活したことで桃チームも復活。
梓も賞金が貰える可能性が出てきた。
テムジン
「復活は二人だけか……でもハンター30体だとしたら上々かもな」
そう考える者も居れば、
次元
「また一人か……まぁ期待してなかったし良いか。集中しねぇとな」
耐え続ける者、そして
希
「タロットでウチの今回のゲームについて占ってみようやん」
希
「正位置の法王……カードが教えてくれたアドバイス、きっと守るで」
そしてゲーム中であろうと所構わずイチャイチャする者達も居る。
ことり
「二人でまた一緒だと幸せな気分になっちゃう」
ゆうき
「えへへ……(ことりちゃんの傍に居れるだけで幸せ飛び越えて天国行きそう)」
何はともあれ、ゲームは再開しハンターもまた動き出す。
60:00
60:00
59:59
59:58
59:57
ハンター×4
「……!」ビッ
ハンター×4
「……!」ダッダッダッ
ゲームが再開し、ハンターもまた動き出した。ここまでの賞金は840,000円。
59:42
にこ
「ゲームが始まって10分そこらで確保されちゃったから体力は有り余ってるわ!
梓ちゃんの為にも家族の為にも賞金だけは持ち帰らないと
出た意味が、復活した意味が無いわ!」
復活ゲームにて復活したにこ。駐車場を歩く。
スタッフ
「自首はしますか?」
にこ
「それは迷い所だけど今はしない。
もしするにしてもミッションに貢献してから、
そうじゃなきゃにこ自身が許さないんだから」
スタッフ
「ハンターには気を付けてくださいね」
にこ
「ふん、勿論よ! 作者にフラグ回収なんて言わせないんだから!」
59:31
千歌
「うーん、幸子ちゃんも居なくなっていよいよ私も一人かぁー。寂しいな」
共闘者であるジャイアンはさっさと確保されてしまったが、
ここまで残り続けている千歌。
今現在は観覧車の裏に隠れて、様子を伺っている。
スタッフ
「ミッションには参加されますか?」
千歌
「当然だよ! ミッションに参加しないと逃走中に出た意味がないんだから」
千歌
「まぁ、ハンターに確保されない程度に頑張るよ……えへへ」
59:18
杏
「隠れていたら結構生き残れるみたいだけど……
今回は逃走成功を目的にしてるからミッションにも動かないと」
ミッション2で動いた杏、再び建物に籠る。
今はグランドビル一階に引き籠っている。
スタッフ
「動くんですか!?」
杏
「いやいや、幾ら杏でもやるときにはやるよ! ま、面倒だったらやらないけど」
杏
「でも、逃走成功が困難になるようなミッションは絶対に行かないと。ヤバいよね」
スタッフ
「大量ハンター放出などあれば、向かいますか?」
杏
「流石に向かうよ。ま、自分の為にだけどね」
共闘者、という烙印を押された逃走者。
これから後半戦、果たして逃走成功者は現れるのか。
1,809文字。
- Re: 逃走中04*スリルに立ち向かう共闘者達 ( No.76 )
- 日時: 2019/02/02 11:33
- 名前: あめとあんきも ◆Qq/n9hISAA (ID: OLpT7hrD)
復活ゲームでゆうきさんが接触したハンターは洋輝さんが取っていったハンターです、記入不足。
いよいよ残り60:00がスタート。そしてキャディクロヌ社では……
GM
「復活は二人か……上々と言った所か?」
ウミ
「そうですね、あの大量のハンターを掻い潜ったのは素晴らしいです。
特にアイテムも無しに抜け出すことに成功した矢澤にこ、というプレイヤー。
運も彼女に大きく味方していたようですね」
アンズ
「それにしてももうすぐ彼らはハンターと敵との戦いになるのか……」
ウミ
「敵を叩きのめす、のではなく味方をどれ程作るのか。
このミッションはそれに気付けるかが彼らの今後を左右するでしょう」
GM
「あぁ。だからこそ、一人で居る者は大変かもしれないが」
アンズ
「そうだね、でもリスクが増えたチームもあるからどうなるのかはわからないよ」
GM
「そうだな、さてどのチームが不利になるんだろうな……キシシ」
アンズ
「……あ、GM。ミッション5でまたゲームの難易度上げようとしてるよ!
この三択は悪魔だよ!」
ウミ
「え、どういう……っ、逃走成功者を出すつもりありますか、GM」
GM
「残り10分だけなんだから、問題ないだろ。これでスリルの完成だ」
アンズ
「……やっぱり悪魔?」
GM
「何だよ、ハンター増やすかエリア減らすか序盤に登場した通報部隊か選ぶだけだろ?
こんなんで怖じ気づいたら逃走成功する資格は無いな、これも追加だな……」ピッ
ウミ
「……容赦と拒否権の無い、選挙ですか」
アンズ
「……やっぱり悪魔じゃ」
GM
「こんなんで悪魔になったら魔王になりたいし、神になりたいわ!」
ウミ
「それよりミッションを出しましょう、GM」
アンズ
「そうだよ、最近の仮面ライダーの話は止めようよ、
知識量だけならにわかなんだから」
※最近、ようやく特撮にハマってきました。
初めて見たのは電王でした。いや、最近や。
GM
「まぁ、良い。ミッションを出すか……」ピッ
そしてGMによりエリアに12体のハンター?が転送、行動を開始した。
58:47
アビス1階
希
「……っ、あれはハンター? 」
曲がり角の先にハンターを発見した希。
ハンター?
「……」クルリ
希
「やばっ、逃げんと!」
しかし
ハンター?
「……」スタスタ
ハンターは希を追い掛けない。
希
「……ハンターが追いかけてこない、なんてあるんか?
もしかしてミッションに使うハンターか?」
エリアに12体のハンター?が転送され、動き始めている。
希
「……あっ、このハンターの胸元に何かを認証する装置が付いとる、今は……白色か」
ハンター?には胸元に何かを認証する装置、果たしてこれは何を意味するのか。
希
「……これが何体も居るんやろうし、
幸子ちやんと仲良くしてくれた千歌ちゃんに連絡しよっ」
58:21
観覧車裏
プルルルプルルル
千歌
「あ、希さんから電話だ! でも何でだろう?」
※逃走者同士の電話は可能、チャットは全体チャット、チーム内チャットのみ。
希
「えっと、千歌ちゃん聞こえてる? ウチ、東條希なんやけどお願いがあって」
千歌
「……あ、今ハンターが近くに居ます」
希
「じゃあ、都合良い時にまた掛けてな、ほな!」
ブチッ
千歌
「なんでこんなときにハンター来ちゃうの!」
千歌が見つけたハンターは……
ハンター
「……」スタスタ
本物だ。
千歌
「別の隠れ場所を見つけようかな、もう」
スタッフ
「何処へ向かう予定ですか?」
千歌
「ミッションのついでに動く予定だけど……先ずは電話しないと」
57:39
アビス1階
ありす
「……っ、あれはハンターが2体こちらに来ています」
ありすの前方、2体のハンターが歩いているが
ハンター?
「……」
ハンター
「……」スタスタ
1体は本物だ。
ありす
「うぅ……こんなことってあるんですか!」
まぁ、ハンター?情報はまだ知りませんもんね。
57:19
グランドビル付近
テムジン
「ゲームが再開してからよくハンターを見掛けるんだけど、
この近くにばっかりハンター居るのか?」
違う。
テムジン
「何の忠告も無しにハンターを放出するなんてあり得ないし……」
違う。
テムジン
「こんなに見掛けるなんてハンターここに住んでるのかよ……早くここを離れないと」
違う。
テムジン
「……え、ハンター3体見えるんだけど。
エリアには4体のハンターが居てその内3体がここに……居、る?」
違う。
56:54
アビス2階
関数方程式
「ハンターをよく見かけます。もしかしてハンターが増えたのでしょうか」
スタッフ
「その割には冷静ですね」
関数方程式
「冷静にならないとしょうもない所で失態を犯すかもしれませんし、
チーム最後の一人ですから迂闊に動けませんよ」
チームの共闘者である二人は確保されてしまっている。
関数方程式
「ただこの後どんなミッションが出されるか……
確実に共闘者である意味のあるミッションを出そうとしてるでしょうし」
スタッフ
「つまり?」
関数方程式
「共闘者以外は敵、そんなミッションが出てくると思います。
このハンターも恐らくその影響でしょうか」
スタッフ
「ミッションの駒だと」
関数方程式
「はい」
その予想は当たるのか?
56:38
ジービス1階
ゆうき
「……」
ことり
「……」
スタッフ
「一家心中後みたいな静けさですね」
ゆうき
「死んでないわ!」
ことり
「そうだよ、運命共同体だよ!」
ゆうき
「てか、一家心中って……それに運命共同体って……ことりちゃん」
ことり
「ゆうきくん……」
スタッフ
「……何だよ、こいつら。もうハンター来てくれ」
そんな願いが通じたのか、ハンター……が接近。
ハンター……
「……」スタスタ
スタッフ
「(……ハンター来たぁーー!)」
スタッフが内心興奮してる中、カップルは気付かない。
しかし
ハンター?
「……」スタスタ
無情にもそのハンターは彼らを横切っていった。
スタッフ
「……え、は、ええ?」ガクリ
ゆうき
「って、ハンターじゃん」
ことり
「でもだったら、ことりたち捕まってた筈じゃ」
ゆうき
「あのハンターは何者……確認しよう」
ことり
「捕まらないの?」
ゆうき
「お前は……誰だっ!」
ことり
「反応しないよ、このハンター。胸元には桃色が表示されてるけど」
ゆうき
「うわ(察した)」
ことり
「ゆうきくん、分かったの?」
ゆうき
「ことりちゃん、ハンターを探しに行こう」
ことり
「え、ゆうきくんおかしくなっちゃったの?」
スタッフ
「……いや、もう十分おかしいでしょ(小声)」
カメラマン
「……」コクコク
ゆうき
「後で意味が分かると思うよ」
55:00
プルルルプルルル
希
「来たな、ミッションのメールや」
『ミッション4:今現在、エリアには4体のハンター以外にも
カラーハンターが巡回をしている。
彼らは残り35:00になると通常のハンターのように逃走者を見つけると
君たちを追いかけてくる。
カラーハンターの数は12体、
各チームに一体ずつとリスクを負うことを選択した2チームは追加のもう1体。
このままでは自分達を追うハンターが1体、または2体増えてしまう。
各チームを追いかけるカラーハンターを減らす方法は無いが、
他のチームに標的を変えることが出来る。
方法は標的にしたいチーム一人を撮影し、
その写真をカラーハンターの装置に認証させるだけ。
残り35:00までは何度も認証し、標的を変えることが可能。
尚、ミッション中にどこかのチームが全滅した場合も
そのチームを追い掛けるカラーハンターは常駐する』
希
「……いや、えぐい。つまり、ウチの場合はハンター1体追加、が今の状態ってことか」
プルルルプルルル
希
「千歌ちゃんから電話や、もしもし」
千歌
「ミッション見たんですが、希さんの予想当たっててびっくりしちゃった。
やっぱりミッション協力したいです、希さんと合流した方が良いですか?」
遡ること、数分。
57:46
千歌
「ごめんなさい、ハンター居なくなったので連絡させてもらいました!」
希
「それじゃ簡潔に伝えるけど、次のミッションにはハンターが関係するみたいなんや。
ウチが見つけたハンターは本物じゃなくて偽者やったんや、
胸元には認証装置もあるみたいやし。
もしかしたら共闘者、チーム最後のとチームが争うように仕向けたミッション、
かもしれん、って思って。
あのハンターは白色が表示されていたし、
今の標的は恐らくことりちゃんとゆうきさんってことや。
だから一人者同士、協力したくて」
千歌
「あ、ありがとうございます! ミッションが来たらまた連絡させてもらいます!」
希
「うん、そんじゃあな」
千歌
「はい!」
そして今に至る。
希
「ここまで当たってるとはウチも流石にびっくりやけど、
合流はしない方がええと思う。
一緒に居るのが見つかったら二人分の顔写真を撮られてしまうやろ、
それは避けたいやん」
千歌
「じゃあ、私はダイヤさんと花丸ちゃんにも連絡してみます。
このミッション、どこかのチームに標的を絞って
他のチームと協力した方が良いに決まってますよね!」
希
「そうやな、一人で行動したらほぼ負け、詰みやからな。
千歌ちゃんが信頼できる人ならウチも協力するで」
千歌
「あ、希さん……」
希
「ん?」
千歌
「ダイヤさんに連絡してもらっても良いですか? ダイヤさんμ'sが大好きだから」
スタッフ
「(他のスタッフによるとことりさんの声で昇天してた、とか聞いたしなぁ)」
希
「了解や、こっちもことりちゃんに連絡してみる。
一応、えりちのチームにも連絡してみるか」
千歌
「標的も決めておいた方が良いですよね、どうします?」
希
「普通に考えたら一人しか居ない関数方程式さんやけど、もしかしたらウチらみたいに既に協力を考えているチームも居るとしたらどうしようか」
千歌
「味方が多すぎると標的を絞れない、うわぁ、どうしよう!」
希
「人数的に少ないチームを狙いに行こう。だから青、黄色が狙い目やな。
協力か……取り敢えず千歌ちゃんが言ってた花丸ちゃん、
それからウチはダイヤちゃんに連絡してみるで」
千歌
「はい、それじゃあ」
53:24
千歌
「花丸ちゃんに電話しないと」
パシャ
千歌
「あ、杏ちゃん……」
杏
「なに?」
千歌
「……協力しない?」
杏
「……あー、味方を増やして1チームだけ蹴落とすつもりなんでしょ。
裏切られる可能性とか考えないの? 味方だと思ったら裏切られた、なんて」
千歌
「……」
杏
「写真を撮った代わりに教えてあげるよ、もう一人に言われたんだ。
どのチームでも良い、写真を撮りまくれって。
仲間を作った時に逃がさないように脅しの物を持っておけって。怖いね」
千歌
「今、希さんがダイヤさんに連絡してると思うよ」
杏
「……本当だ、今チャットで連絡が来たよ。ほら」
『ダイヤ:杏さん、μ'sの希さんとお電話させてもらいましたわ!
それで希さんは私たちチームと、それから花丸さんたちチームと協力したいと
お願いされましたがどうしましょう?』
千歌
「もしここで敵と宣言するなら私は杏ちゃんを撮影する。味方になるなら何もしない。どうするの」
杏
「……」
さて杏の返答は。そしてミッションの長さ、25分。4,401文字、これも長い。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21