二次創作小説(新・総合)

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満開!ロボット学園(完結)
日時: 2018/10/07 18:24
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


「スパロボ学園ってつまりこういうことでしょ?」

イクサー1
「スパロボ未参戦枠もありますがね」

【これが私の学園生活!?】

今回は予告通りロボットで学園ものです

「注意」
ガンダムシリーズは出ません
渚とイクサー組とスパロボキャラ以外のパイロットは基本出ません
ロボットが喋る(パイロットの性格を反映しているわけではない)
きほんロボアニメ中心
オリ機体もあるよ

(オリキャラ募集は締め切りました)

セーラ(Mirura様) >>18
シャープ(桜木霊歌様) >>20
ジーク(シャドー様) >>23

目次 >>136

Re: 満開!ロボット学園 ( No.55 )
日時: 2018/06/15 23:13
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第九話】
『記憶喪失とかそういうレベルじゃないと思う』

ある日、イクサー1は家に紐がかかってることに気付く

イクサー1
「あら...?なんでしょうか、この紐」グイッ


ゴ~~~~ンッ

イクサー1が紐を引っ張ると、真上から金だらいが落ちてくる

イクサー1
「!?」

突然のことで、イクサー1は倒れこみ...!?

壁の隙間からたくっちスノーが現れる


たくっちスノー
「いやーごめんごめん!どんなリアクションするのか興味があったもので...」

イクサー1
「.....」


たくっちスノー
「あれ、気絶してる...おーい、大丈夫ですか?」ユサユサ

イクサー1
「ン...」

たくっちスノー
「いやぁすいません、ちょっとした出来心で...」

イクサー1
「にゃあ」

たくっちスノー
「えっ」


イクサー1
「ふにゃあ...ごろごろ」

目が覚めたイクサー1は、すぐに寝転がる

たくっちスノー
「こ、これはまさか...」


...そして


「ただいまー、ごめんねイクサー1、留守番任せちゃって」

イクサー1
「にゃあ!」


「おやつ食べる?とりあえずチョコ類買ってきたけ...ど...」




「えっ、にゃん?」


イクサー1
「にゃにゃにゃ!」


「イクサー1!?何があったの!?」

たくっちスノー
「渚さんへるぷみー!!」

...

渚は膝に寝転がるイクサー1を撫でながらたくっちスノーと話をする


「えーと、つまり?金だらいを落としたらショックがでかすぎてイクサー1の精神が猫になっちゃった?」

たくっちスノー
「そういうわけなんよ...」


「下手な記憶喪失より面倒なことに...」

イクサー1
「にゃん!」スリスリ


「ってか、なんで猫になるのよ」ナデナデ

イクサー1
「ふにゃあ...」

たくっちスノー
「それは多分、アナザールートのイクサー1さんが『ニャン』って名前の猫娘なのが由来だと思う、マガイモノになっちゃったからそっちの人格が出てきても...」


「どうするのよ、もしこんな状態でイクサー2が来たら...」

たくっちスノー
「マガイモノには修正作用があるから、いつか元には戻ると思うけど...」


「いつかって...」

イクサー1
「にゃにゃ」

たくっちスノー
「自分も何か元に戻す方法を探してくるので、その間頼みます!」


「ちょ、ちょっと!」

イクサー1
「んにゃあ~」


「...それにしても、あのイクサー1がねぇ」ムニーッ


「そういえば猫とか育てたこと無いんだけどどうしよう」

Re: 満開!ロボット学園 ( No.56 )
日時: 2018/06/16 10:59
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

イクサー1
「んにゃ!」


「何?お腹すいたの?」


(キャットフードでいいのかな...)


「ちょっと待ってて、すぐ用意するから」

...

イクサー1
「.....」ボリボリ


「黙々と食べてる...こういう所はイクサー1そっくりね」


「.....」ヒョイパクッ

イクサー1
「!」


「まずっ」

イクサー1
「にゃ!!!」シャーッ!!


「うわっ!!ちょっ、悪かったって勝手に食べたのは!やめて!」

ガイキング
「渚!?何してるんだ!?」


「あっ、ガイキング助けて!!」

ガイキング
「任せろ!」

ガイキングはエムブレムの穴から猫じゃらしを取り出す

ガイキング
「ほら、猫はこれ好きなんだろ!」

イクサー1
「にゃにゃにゃ!!」ピョコピョコ


「あ、機嫌治った...ありがとう、ガイキング」

ガイキング
「それより...本当なんだな、イクサー1が猫になったって」


「うん...」

ガイキング
「毛玉...」ヒョイ

イクサー1
「んにゃ!」

ガイキングが毛糸玉を投げると、イクサー1はそれを追いかけ、手足で毛玉をなで回す

イクサー1
「にゃ~♪」

ガイキング
「猫い」


「ネコいって何よ」

ガイキング
「なんか...この状態でも可愛いな」


「確かに可愛いけど、このままじゃイクサー2と戦えないわよ」

ガイキング
「うーん、どうしようこれ」


「またショックを与える...のは悪化しそうだし」

ガイキング
「この状態でイクサーロボって乗れるのかな?」


「ちょっと呼び出してみる」

...

イクサーロボは正確に道を通っていく

イクサー1
「んにゃ!」


「移動ぐらいなら出来るっぽいわね」

ガイキング
「イクサー1としての本能...ってやつなのかな」


「さて、これからどうするか...」

ガイキング
「医者に診て...いや、生き物は専門外か」


「自然に治るって言われても、いつ治るんだか...」

イクサー1
「にゃ~?」ズシッ


「ちょっと、ロボに乗った状態でなでなでを要求しないでよ、降りてらっしゃい」

イクサー1
「にゃあ!」ピョンッ!


「もう!道端でじゃれないでよ誤解されちゃうじゃない!」

ガイキング
「これは...重症だなぁ」


「見てないで助けて!!」

Re: 満開!ロボット学園 ( No.57 )
日時: 2018/06/16 13:50
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

イクサー1
「.....」スー

ガイキング
「イクサー1、妹の他に親族はいないのか?」


「末っ子がいるらしい...けど意味ないだろうなぁ」

ガイキング
「そうじゃなくてこう、父親とか母親とかそういうの」


「もういないよ、私にもイクサー1にも」

ガイキング
「...あっ、ごめん」


「気にしないで、もう慣れたから」

イクサー1
「ンン...」

ガイキング
「じゃあ、イクサー1には頼る相手がいないのか」


「皆も知ってる通り、頼られる側だからねぇ...」

ガイキング
「うーん...」


ガイキング
「強いんだな、イクサー1って」

ガイキング
「あいつが弱音吐いてるところ、見たことないしさ」

ガイキング
「なんか...あいつなら絶対やれるって信じられるみたいな」


「そうね...」


イクサー1
「にゃ...にゃにゃ...」


「そういえばガイキングって父親がいるの?」

ガイキング
「ああ、元祖ガイキングだな...リメイクされてる作品は大体そんなものだぞ?」


「じゃあ、兄弟とかっている?」

ガイキング
「いるいる!三つ子の長男なんだよ、バルキングとライキングって弟がいるんだ」


「あ、皆キングなんだ...じゃあ、サブタイトルの大空魔竜ってなんなの?」

ガイキング
「ペット」


「ペット!?」

ガイキング
「うん、カメレオンの大空魔竜」


「なにその名前負け...」

ガイキング
「ペットはいいぞペットは、渚も本物のネコを買ったみたらどうだ?」


「え、居るの?本物」

ガイキング
「ああ!お前も買ったら...」プルルルルル


ガイキング
「あ、悪い...もしもし、ああ」

ガイキング
「ドボルザークがこっちに向かっている!?」


「えっ」

ガイキング
「くそっ、やっぱりここに...あ、いやなんでもない!お前達もすぐ来いよ!」ピッ


「ドボルザークって...?」

ガイキング
「むちゃくちゃでかい...俺の宿敵だ...」


「えっ!?」

ガイキング
「渚、俺が兄弟を引き連れてあいつを押さえるから、お前はすぐに逃げろ!」


「えっ...」

ガイキング
「その状態じゃイクサー1は戦えない!生き延びる事を優先するんだ!」


「...分かった!イクサー1、しっかり掴まって!」

イクサー1
「にゃ!」

渚はイクサー1を連れ、外へ向かう

ガイキング
「...来るならこい、ドボルザーク!!」

Re: 満開!ロボット学園 ( No.58 )
日時: 2018/06/16 14:56
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

山の向こうから、大きな竜のような怪物が迫ってくる

ドボルザーク
「グオオオオオオ~~~~!!」

ガイキング
「来たな...俺が相手だ!」

♪新世界より

ガイキングは通信機を繋げ、遠くに居る弟達にアクセスする

ガイキング
「バルキング!ライキング!全力でいくぞ...ドッキングだ!!」

バルキングライキング
「「了解!」」


ガイキング
「ガイキングエムブレムシュートっ!!」

ライキング
「ライキング、Aパーツシュート!!」

バルキング
「バルキング、Bパーツシュート!!」


ガイキング
「GO!!ガイキング・ザ・グレート!!」


ライキングとバルキングの手足がガイキングに取り付けられ、黒いヘルメットを装着する


ガイキングG
「完成!!ガイキング・ザ・グレートッ!!」


ドボルザーク
「ウウウ...」

ガイキングG
(ガイキング・ザ・グレートの反動に耐えきれる時間はわずか...一気に仕留める!!)


ガイキングG
「くらえっ!!ギガパンチャーグラインドッ!!」

ドボルザーク
「ウオオオオオオッ!!」

...

一方、渚はイクサー1に指示をしながら遠くへ走っていた


「はぁ、はぁはぁ...そっちを右!」

イクサー1
「にゃあ!」


「どこか...どこかへ逃げないと...」

イクサー1
「にゃ...」


「大丈夫、大丈夫だからね...すぐ、すぐにまたご飯あげるから」

イクサー1
「ん...」



「見つけたぞ」


「...!!」

目の前から、イクサーΣが落下してくる



イクサー2
「お姉様...今日という今日こそは、始末する!」


「...どきなさい」

イクサー2
「何?」


「今、あんたに構ってる暇はないのよ」

イクサー2
「断るとしたら?」


「力づくでもあんたを引き離す...!!」

イクサー2
「単なる人間のお前に何が出来る?」


「確かに私はただの人間...だけど...」



「十分...いや、五分だけでも...」



「時間稼ぎには...なる!!」


イクサー2
「...命が惜しくないか、ならば望み通りお前から殺してやろうっ!!」


「イクサー1...少しだけ、貴女の力を借りるからっ!!」

イクサー1
「...にゃ?」


「イクサーロボ、フルパワーーッ!!」

【イクサーロボのパイロットが「加納渚」に切り替わった】

Re: 満開!ロボット学園 ( No.59 )
日時: 2018/06/16 15:41
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「...!!」

遠い場所で、たくっちスノーはマガイモノ反応を関知する

ジーク
「どうした?」

たくっちスノー
「イクサーΣがイクサーロボと戦っている...」

セーラ
「ええっ!?」

シャープ
「渚さんが戦ってるの...?」

たくっちスノー
「ああ、もしもイクサー1さんの記憶がまだ戻ってなかったなら...」

セーラ
「...シルバリオンは?」

リーン
「まだ出力がね...」

たくっちスノー
「...いや、いい...シルバリオンを発進させよう」

リーン
「ええっ!?」

たくっちスノー
「相手はイクサーΣ!マガイモノ成分があるとはいえロボットにはかわりないだろ!!」

リーン
「で、でも...シルバリオン本体は骨組みみたいなもので、武装は一個もつけられてないんだよ!?」

たくっちスノー
「なんで付けなかったんだよ!?おかしいだろっ!?フュージョンアーマーは僕の体から産み出したシステムだぞ、僕がいなかったらどうしてたんだ!?」

リーン
「そ、それは...」

たくっちスノー
「もういいっ!!武器がなくても手足があるなら格闘戦に持ち込める!!」

たくっちスノー
「シルバリオン発進!!」

セーラ
「ちょ、ちょっと待っ...」

たくっちスノーはシルバリオンに乗り込み、姿を消す


シャープ
「...あんな声を荒くするたくっちスノーさん初めてかも」

セーラ
「私もです...」

リーン
「...そういえばどこかで聞いたけどさ、たくっちスノーって恐れてるんだよ」

ジーク
「何を?」

リーン
「大事な人がいなくなるのをだよ、あの人、約束を何がなんでも守ろうとするから...」

セーラ
「止めないんですか?」

リーン
「止めたって聞かないのが今のたくっちスノーだよ」

ジーク
「...」

リーン
「君らもいく?」

セーラ
「いいえ...研究を続けましょう」

ジーク
「ああ」

シャープ
「所長」

リーン
「何?」

シャープ
「なんで黙ってたんですか?シルバリオンに武装がないこと」

リーン
「誰も...聞かなかったから...」

...


「っ、ぐっ...!!」

イクサー2
「どうした?さっきまでの勢いはどこにいった」


「負けて...たまるかっ!!」

イクサーロボはイクサーΣの右腕を掴み、投げ飛ばす



「イクサー1は死なせない!私の命にかけても...守ってみせる!!」

イクサー2
「死ねっ!!」

...

そして...別の世界

イクサー1
【ここは...?】


イクサー1の本来の人格...精神体は、見知らぬ世界をさまよっていた...

第九話 END


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