二次創作小説(新・総合)

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満開!ロボット学園(完結)
日時: 2018/10/07 18:24
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


「スパロボ学園ってつまりこういうことでしょ?」

イクサー1
「スパロボ未参戦枠もありますがね」

【これが私の学園生活!?】

今回は予告通りロボットで学園ものです

「注意」
ガンダムシリーズは出ません
渚とイクサー組とスパロボキャラ以外のパイロットは基本出ません
ロボットが喋る(パイロットの性格を反映しているわけではない)
きほんロボアニメ中心
オリ機体もあるよ

(オリキャラ募集は締め切りました)

セーラ(Mirura様) >>18
シャープ(桜木霊歌様) >>20
ジーク(シャドー様) >>23

目次 >>136

Re: 満開!ロボット学園 ( No.125 )
日時: 2018/06/22 10:34
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「つまり、ここのロボット達の恨みが収束したもの...呪われた鉄【アイアンカース】ということか」

マサキ
「そうだ、正式名称は知らん」

リーン
「なんでこんな風に...恨まれるような事はしてないよ!壊れたから捨てただけだよ、ロボットなんだし!」

イクサー1
「...壊れたから捨てた、そんな理屈は心があり、生きている者には通用しません」


「貴方は子供を捨てたのと同じなんですよ!そりゃ恨みたくもなるわよ!」


「貴方みたいな肉と鉄だけの中途半端な何かには分からないでしょうがねっ!!」

リーン
「肉と鉄だけ!?」

アクセル
「...一理あるな」

マサキ
「実際、無駄な臓器と機械で脳を捨てているからな」

イクサー3
「これが本当の『能無し』ってことね」

ジーク
「頭が良いだけの愚か者か」

リーン
「そんなことないと思うけどな~」


アイアンカース
「ウオオオオオオオ!!」

アイアンカースはまるで怒りで我を失ったかのように暴れまわる

ザブングル
「って、言ってる場合じゃないだろこれ、このままじゃ俺達も巻き込まれるぞ!」

D-1
「でももう足が限界、もうダメ...」

たくっちスノー
「セイブルヴィクスは...くそっ!電波が届かない!アイアンカースが妨害しているんだ!」

アイアンカース
「ウオオオオオオオ!!」

リーン
「うわぁ」スカッ

アイアンカースは再びリーンに殴りかかるが、右腕が崩れ照準が反れる

ラミア
「動きが乱れているな」

マサキ
「鉄屑同然の肉体を使いこなせてないみたいだな」

イクサー3
「えーと、どうしよどうしよ!?」

リーン
「もう力付くで止めるしかないじゃん!これなんとかして!」

ザブングル
「作ったのはお前だろ!なんとかしろ!」

リーン
「あっ、そうか!時空修正しちゃえばいいんだ...よし!」

リーンは腕からパネルを出し、操作していく


サイバスター
「なんだよあれ...」


「校長先生はね、この世界の神なの...都合が悪いことはああやって修正してるのよ!中学クラスが作られたりとか..研究所の件だってあれで無かったことに...」

ゴーショーグン
「マジかよ...」

マサキ
「何をするつもりだ!」

リーン
「心パーツが最初から無かったことにする、また作り直ちゃんとしたものを作るんだ!」

シャープ
「えっ!?」

アクセル
「おいおいそれって」


「待ちなさいよ」





「それって...皆消えちゃうの?」


「ガイキングも、鋼鉄ジーグも、ダイモスも、ドラグナー達も...ゴーショーグンも!」




「皆の思い出を消すつもりなの!?」

リーン
「え?」

第二十話 END

Re: 満開!ロボット学園 ( No.126 )
日時: 2018/06/22 11:12
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【最終回】
『スーパーロボット大戦 ~青春は続くよどこまでも~』


「いい加減に...しなさい!!」

渚は道端にある片手サイズの鉄屑を掴み、リーンの腕へと投げつける


リーン
「うわっ、どうしたの!?」



「私がこの学園に来たのは、もう一度だけ学園生活を楽しむため...」


「私の人生はクトゥルフによる侵略行為で僅かに狂ってしまったの」


「でも!たくっちスノーさんは私にもう一度学校生活を味わう権利をくれた!だからここに来た」


「ここでガイキングやジーグ達と仲良くなって、バーベキューに行ったり家で遊んだりもした!」


「皆...私の大事な記憶!大事な歴史なの!!」


「それを片手1つで消そうとするなら...貴方は私の敵!!」


「校長先生...いや、緑風!私の学園生活を邪魔しないでっ!!」

リーン
「別に思い出なんてまた作ればいいでしょ、楽しいことは他にいっぱいあるんだし」


「無いわよ!!あったとしても...皆と一緒に楽しみたいわよ!!」


「最低!都合が悪いことは消して楽しいことだけ味わうなんて...」



「ここのロボット達やアイアンカースも...そうやって捨ててきたんでしょ!?」

アイアンカース
「ウオオオオオオオ!!」

リーン
「.....?」


リーンは気も止めず、操作を再開する





「どうしてこだわりがあるのか、俺にはよく分かんないよ」

「まぁ、楽しみたいなら、まぁ好きにすればいいけど、俺も楽しみたいから」


リーン
「暴れるアイアンカースを止めるにはもう、心パーツを1から作り直すしかないんだよー」


「作ったものに...責任は持てないんですか!?」


リーン
「責任?」


リーンは渚を見ながら、まるで幼い子供のように笑う


リーン
「責任って、なぁに?」


「やめて!!」









たくっちスノー
【ノーザンクロス・ティー】



リーン
「!?」

たくっちスノーは魔方陣を展開し、リーンの手足を凍らせる


リーン
「たくっちスノー、これは何の真似?」


たくっちスノー
「悪いね緑風...僕さ、渚さんに頼まれたんだよ」


たくっちスノー
「もう一度、学園生活を...青春を味わいたいって」

たくっちスノー
「それに、友達の思い出を守りたいってなんか素敵じゃん...いい人だよ」

たくっちスノー
「だから僕は渚さんに味方するよ、それに...」




たくっちスノー
【責任感を知らない君のことが...少し嫌いになっちゃったんだよね】

Re: 満開!ロボット学園 ( No.127 )
日時: 2018/06/22 14:35
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

マサキ
「それはお前が言える事なのか?」

たくっちスノー
「同族険悪?」

マサキ
「自分で言う奴があるか...」

たくっちスノー
「僕みたいな奴は増えてほしくないんだよね...」


「たくっちスノーさん...」

たくっちスノー
「緑風、本当に君は最低な奴だよ、まさかここまでとは...ま、黒影の知り合いだしそんなものか」

リーン
「それほどかな?あいつは恋人にこだわりを持ちすぎなんだよ、別に代わりなんていくらでも作れるじゃん、データもプログラムも、対して問題じゃ...」

たくっちスノー
「よかったねあいつ生きてなくて、命いくつあっても足りんぞ」


「イクサー1、ロボを呼んで!!」

イクサー1
「えっ!?ですが...」


「私は緑風を殺すためにロボに乗るわけじゃないから....」

リーン
「...?」



「ひとまず、アイアンカースを止める!そこからよ!」

イクサー1
「...はい!イクサーロボ発進!」

イクサー3
「よーし、あたしも!おいでイクサードラゴン!!」


イクサー姉妹はロボットを呼び出す


「行くよ...この大事な毎日を守るんだ!」

ガイキング
「渚...!」

アイアンカース
「オオオオオオアアアアア!!」

リーン
「早く助けてー...ふふっ」

セーラ
「あの人、なんでいつも余裕そうなんですか」


「とりゃあああああっ!!」

アイアンカース
「!!」

アイアンカースはイクサーロボの方へと振り返り、手の甲を巨大化させ二機を押さえつける


「くっ...なんて力なの!」

イクサー3
「でも、この腕はあたし達を押さえつけている...?」

イクサー1
「我々に敵意はなく、あくまで狙いはリーンということですかね?」

リーン
「えーちょっと」


「緑風!元はと言えばあんたが原因なのよ!アイアンカースの敵意が無くなるような事でも言ってみなさいよ!」

リーン
「はいよ!」

リーン
「アイアンカース...でいいか、俺を殺しても無駄だよ?」

アイアンカース
「ヌウウウウウウ!!」

リーン
「高性能だから?未来だから?ノンノン」



リーン
「この世界は全て量産されてるんだ」

リーン
「食品も、道具も、君たちロボットも、工場で自動的に『代わり』が作られている」

リーン
「それはね...神もなんだよ」

アイアンカース
「ヌ?」




リーン
「俺は『量産エクスロイドメイドウィン型』の2018号、リーン・メイドウィン・緑風でっす!!」


「えっ...量産型の...神!?」

たくっちスノー
「聞いてないよそんなの!!」

リーン
「だって言わなかったし!」


アイアンカース
「.....」

Re: 満開!ロボット学園 ( No.128 )
日時: 2018/06/22 15:04
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

リーン
「責任をとる必要も慌てる必要もないんだ、俺には代わりがいるからね」

リーン
「ま、君たちもだけどね!」

たくっちスノー
「2018型って...じゃあ1から2017は!?」

リーン
「多分、失敗して壊れたか、今でも別の世界でメイドウィンやってるかじゃないかな」

リーン
「加納渚、もし君が俺を殺しても2019型がやってくる、だからいいんだよ」


「.....そう」

リーン
「よいしょ」


アイアンカース
「ッ!?」

リーンはビームサーベルで、アイアンカースの首を飛ばす

ガイキング
「対抗手段、あるんじゃないか!」

リーン
「戦闘機能、最近使ってないからラグがねぇ...」

リーン
「まあいいや、全部灰にするからどいてどいて」

リーンは両手を変形させ、レールガンへと変える


たくっちスノー
「おい、待てや...その位置だと僕らにも当たるやろ!!」

リーン
「大丈夫大丈夫、君らだって倒されてもクローンが作られる!ほら、パラノイアを連想してごらんよ!」

たくっちスノー
「ゲームの常識が時空に通用すると思うな!セーラさん達や渚さんは...!!」

リーン
「遺伝子採取は終わってるし、作ってあげるよ!」


「作ることなら、得意なんだから!」


シュボッ!!







「...ごめんね、アイアンカース」

リーン
「えっ?」

ガイキング
「...あれは!?」

ロボット達が目を向けると、イクサーロボがイクサービームでアイアンカースの心パーツごとリーンの両腕を焼き払っていた

リーン
「あっれまー...」

アイアンカース
「オオオオオオ...」

パーツを失ったアイアンカースは崩れ落ちて、沈む

イクサー1
「渚...」


「ごめんね、どうしてもあいつが許せなくなって...カースを壊すつもりは」

イクサー3
「気にしないでよ渚、あたしだっておんなじことしてたかもしれないし」

リーン
「.....」ビュービュー

アクセル
「とりあえず両手の出血止めてくれないかな?痛々しいし」

リーン
「大丈夫!血が出たって死ぬ訳じゃないし!」


ジーク
「どうする?」

セーラ
「どうするって...」

マサキ
「技組の奴等に処理してもらうか」ピピピ

たくっちスノー
「電波も消えたしセイブルヴィクスを呼べるかもしれない、迎えにいってもらおう」


リーン
「.....」


「.....」


渚はロボの外から軽蔑と怒り、憎しみ...先程のアイアンカースを象徴したような表情を見せる


しかし、リーンにはその意味合いを理解することはないだろう

Re: 満開!ロボット学園 ( No.129 )
日時: 2018/06/22 16:03
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

...数日後

渚はたくっちスノーと木原に呼び出され...

マサキ
「奴は時空修正機能を失った、もう止めることはできない」


「...2019号以降が修正する可能性は?」

マサキ
「ゼロだ、メイドウィンの権限にもパスワードがあり、パスワードを知るのは世界を作った者のみ」

マサキ
「この世界を作ったのは2018号だ、気にすることもない」


「...そう、良かった」

たくっちスノー
「その、ごめんなさい...貴方の望んだ生活を送らせることが」


「いえ、イクサー1も度々言ってましたし...それに、この程度では挫けませんよ」


「前だって色々と壮絶な目に逢いましたし」

たくっちスノー
「強いなぁ、貴方は...」

マサキ
「で、どうする?」


「どうするって、そりゃ学園生活をこれからも送りますよ、まだ二年生なんだし」


「友達も出来たし、やりたいこともあるし...ちゃんとあそこで卒業する気でいます」

たくっちスノー
「でも、君は...恨んでるんでしょ?緑風を」


「まぁ、そうですけど...私、単なる地球人ですから」


「イクサー1達みたいに、特別な力があるわけでもないし、一矢報いただけでも充分です」

たくっちスノー
「そうですか...」



マサキ
「なら問おう、普通から脱却する気はないか」


「...えっ?」

たくっちスノー
「今日、君を呼んだのはこれを見せるためなんだ」


たくっちスノーは奥の部屋の明かりをつけ、ロボットを写す

水色で丸い形状の、見覚えのあるロボットが...


「これって...イクサーロボ!?」

たくっちスノー
「地球人でも乗れるように作られたらしい、まぁ型落ち感はあるけど一人乗りだししょうがないよ」

マサキ
「イクサー系統はパートナー抜きだろうとそれなりの性能が出せる事は分かっているからな...」


「それって...私専用の...イクサーロボ?でもそれは...」

たくっちスノー
「大丈夫、君の子孫がイクサーに後々『イクセリオン』っていう特殊な戦士の力を貰うことが分かっている」

たくっちスノー
「だから君がイクサーの力を少し使えても何の問題もないんだ」

マサキ
「...それにこの機体はイクサーがお前が使うことを想定して作った者だ」


「イクサー1が!?」

たくっちスノー
「うん、あの人としても何か思うところがあったんだろうね」

たくっちスノー
「で、本題はここから...君に頼みたいことがある」

たくっちスノー
「もちろん学園生活と両立できる事だし、学業を優先してもらって構わない...だも今は貴方にしか頼めないんだ」


「私にしか...」

たくっちスノー
「それは」

...


リーン
「どうしたの、加納渚」


「2018型、どうせ言わないだろうけど聞くわ」














「貴方を製造している工場は、どこ?」


リーン
「...やる気なんだ、まあ俺にはどうでもいいけど、俺からは言わないけどヒントあげる」


「ヒント?」

リーン
「宝探しゲームみたいなものでしょ?」


リーン
「少なくともこの世界には、無い。」


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