二次創作小説(新・総合)

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FNAF.game『END』
日時: 2018/09/03 09:40
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: lDBcW9py)

【○○中シリーズ、ヘキサゴン、SASUKEに次ぐ新たなバラエティ】

どうもロストメイドウィンです

半年の時を経てメイドウィンのバラエティシリーズが復活です!

警備員達は、オモチャ達の侵入を阻止する事が出来るのか!?

『ノルマ』
5夜

『参加者』
アンジェ(幻想乙女のおかしな隠れ家)
「原作版」氷室幻徳(仮面ライダービルド)
シャルロット(クロエのレクイエム)
「マガイモノ版」松山那雄宏(寄生ジョーカー)
パープ・メイドウィン・村瀬 (オリジナル)
菜花黄名子(イナズマイレブンGO)

【賞金】
100ドル+100万円
























『あーあー、聞こえる?』

『このゲームはね、ゲームマスターが【Five Nights at Freddy's】を建前に好き放題してるだけなの』

『だからホラーものとか、真面目なFNAF作品を期待している人は、見て見ぬふりをしたほうがいいかもしれないわ』

『ね!あたしは警告しておいたから!』

Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.23 )
日時: 2018/08/17 23:07
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

カイム
「おや幻徳さん、仮面ライダーになられたのですか」

幻徳
「手段を選ぶなといったのはお前だ」

カイム
「アニマトロニクスに危害を加えなかったところは流石と言いたいですね、扉は勝手に直りますんでご心配なく」

幻徳
「...俺には時間がないんだ」

カイム
「ああ、ひょっとしてエボルトの件を気にしているのですか?」

カイム
「ご心配なく...この世界は時間の流れが極端なほどゆっくりなのでいくらでも時間はありますよ」

幻徳
「チッ...悪魔め」

カイム
「フフフ...エボルトを討つ前に魂をとられないようにしてくださいよ?」

...

黄名子
「エボルトって何やんね?」

幻徳
「突如現れ...地球に襲いかかってきた、俺の世界の【悪魔】だ」

松山
「ふーん...」

幻徳
「奴は俺の親父と、親父が守ってきたものを破壊した...」

アンジェ
「そんな事が...」

幻徳
「だから俺は一刻も早く戻らなくてはならない...エボルトを倒し、平和を取り戻すために」

シャルロット
「ヒムロさん...」

幻徳
「お前達にもあるはずだ、命を懸けてでも守りたいものが」

アンジェ
(ベル...)

シャルロット
(ミシェルぼっちゃま...)

黄名子
(...!)

パープ
(ヒルマ、お前はどう思う?)

松山
(俺は特にねーかな...)

幻徳
「...やるぞ!」

「「「ええ!!」」」

松山
「...どの世界にも悪魔は居るんだな、メイドウィン。」

...

アンジェ
「守りたいもの...そうよね、あたしもベルをおいてけぼりにしてるもの」

シンシア
「良いじゃない、あんな奴一人にしたって」

アンジェ
「そういうわけにもいかないわよ、独りぼっちなんて可哀想でしょ?」

シンシア
「結果的にあの家から出ることは出来ましたわ、わざわざ戻らなくても...」

アンジェ
「それはそうだけど...」

幻徳
「アンジェ」

アンジェ
「あ、氷室さん...」

幻徳
「お前の居る世界は平和か?」

アンジェ
「うーん...そうね、今のところは平和よ」

幻徳
「そうか...それはよかった」

幻徳
「お前は無くさないようにしろよ、かけがえの無い大切なものを」

アンジェ
「当然よ、私は『お姉さん』なんだから」

シンシア
「そうね、私もいつだってアンジェのそばにいるもの」

アンジェ
「やだもう、シンシアったら..」

幻徳
「.....」

アンジェ
「どうかしたの?」

幻徳
「いや、なんでもない...」

Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.24 )
日時: 2018/08/18 10:36
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ガコッ

幻徳
「変身」

...

ローグ
「ダクトも対策をしておかないとな」

松山
「いっそのこと埋めちまうか?」

パープ
「そりゃいいな、なんかトラップとかない?」

松山
「あるにはあるんだが、一個しか防げねぇ」

ローグ
「何か障害物になるようなものは...」

黄名子
「うちに任せるやんね!」

ローグ
「えっ?」

黄名子
「もちもち黄粉餅きなこもち!!」

アンジェ
「えっ!?」

黄名子は瞬く間に両腕から餅を形成し、ダクトに突っ込んでいく

黄名子
「とりあえずここら辺に詰めとくね」

ローグ
「待て、何だその技は」

黄名子
「え?普段はサッカーするときに使う技だけど...」

ローグ
「サッカー!?」

パープ
「こいつの世界はサッカーが色々と特殊なのよ」

パープ
「そういや、仮面ライダーの時もそうだが互いが互いの世界の事を把握してなかったか」

松山
「全部知ってんのは俺とパープくらいか」

パープ
「そういやそうか」

アンジェ
「でも、これでここから通ってくることは無くなったのね」

幻徳
「しかし餅だからな...粘着性があるとはいえ剥がしてくる奴が居るかもしれん」

松山
「一応気を付けとくか」

アンジェ
「シンシア、何か怪しいものが無いか見てきて」

シンシア
「分かりましたわ」

再びシンシアは壁を抜けていく


アンジェ
「ふぅ...後は扉を押さえるだけね」

ローグ
「うおおおおお!!」グググググ

パープ
「あー楽チン楽チン、トイフレディのゲームにオルゴールも万全、案外楽勝ね」

松山
「そういうこと言うんじゃねぇよ嫌な予感すんだよ」

シンシア
「アンジェ!よく分からないものが体をバラバラにして侵入していますわ!」

アンジェ
「体をバラバラにして侵入!?」

パープ
「どこぞの海賊かよ」

松山
「おい、そんなもんどうしろってんだ」

シャルロット
「あれ、あんな部品ありましたっけ」

松山
「アア

オワッタ」

カイム
「あ、現在まだ2時で負け確定なので倍速しますね~」

松山
「お前、そりゃねぇだろ!!」

『AAAAAAAAAAAAAAA!!!』

【GAME OVER】

カイム
「扉を塞ぐという手は流石と思いましたが、一部のアニマトロニクスは貫通して現れるので無力化は出来ませんよ?今回のフォクシーのように。」

Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.25 )
日時: 2018/08/18 14:52
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

カイム
「ふふふ、やってしまいましたねぇ」

松山
「くっそ!!お前ほんとさ!!」

カイム
「ええ、貴方の言いたいこともわかりますよ?ですがね、こちらだって本気なんですよ」

シャルロット
「本気?」

カイム
「賞金をもらってほしくない、買ってほしくないのが本音です」

カイム
「私としては皆様の魂が欲しいだけですから」

パープ
「ならおとなしくぶんどればいいだろ」

カイム
「そういうわけにもいきませんよ、やれるかもしれない、もしかしたら勝てるのかもしれない、そういった緊迫とした状況は時にエンタメ性を生みますからね」

カイム
「私ぐらいになると人に対する仕事と悪魔に対する仕事を両立できるんですよ?」

松山
「お前相変わらず性格悪いな」

カイム
「悪魔にとっては誉め言葉ですよ?」

カイム
「では、私と視聴者のために最大限足掻いてくださいね?」

幻徳
「チッ...こいつ、エボルト並みに厄介だ...」

シャルロット
「なんだか自信がなくなってきました...」

黄名子
「ダメね!ここで諦めたらあいつの思うつぼやんね!」

アンジェ
「......」

カイム
「おや、どうかなさりましたか?」

アンジェ
「...ちょっと、喉が乾いただけ」

カイム
「そうですか、ならいいですね」

カイム
「飲料水なら後ろの冷蔵庫にありますので、そちらからどうぞ」

アンジェ
「どうも...」

カイム
「ではごきげんよう」

...

幻徳
「大丈夫か?」

シャルロット
「少し、休まれた方がよろしいのでは...?」

シンシア
「アンジェ、しっかりして」

アンジェ
「大丈夫よ...何て事はないわ」

シンシア
「気をしっかり持って...貴方の魂をあんな男なんかに渡したりはしません」

シンシア
「アンジェは私が守るわ」

アンジェ
「うっ...ありがとう、シンシア」


幻徳
「.....」

幻徳
「おい、やっぱり休んだ方が...」

アンジェ
「気にしないで...皆が頑張ってる中、あたしだけが何もしないわけにも...」

幻徳
「しかし...」

パープ
「疲れてるのはお前も同じだろ?さっきから何度も変身してるんだからな」

カイム
(小説内では描写していませんが、かれこれ二日目で50回はゲームオーバーになっています)

幻徳
「...無理はするなよ」

アンジェ
「そちらこそ」

Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.26 )
日時: 2018/08/19 12:18
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

...

そして、数回のコンティニューの末に...

ローグ
「...うっ!!」グググググ

扉を抑えるローグの体は限界に陥っていた

松山
「ああ...なんかだりぃ」

アンジェ
(やっぱり皆疲れ始めてる...なんとかしないと...)

松山
「やべぇ...疲れてんのか知らねぇけどよ、なんか幻覚が見えはじめたぞ」

パープ
「マジかよやべーな、どんなのよ」

松山
「目の前にクマみたいなの居るだろ、ライトで照らせば消えるけどよ」

パープ
「ライトで消える幻覚ってなによ...あっ、何このちっちゃいの」

松山
「あっち行けオラ」パチッ

パープ
「こっちにライト向けんじゃないよ、アタシ光苦手なんだから」

松山
「稲妻のメイドウィンのくせに光が苦手なのかよ」

パープ
「目がチカチカすんだよ...でもちっちゃいやつ追い払ってくれてサンキュー」

松山
「おう」

アンジェ
「ハァ...ハァ...」

シャルロット
「あの、大丈夫ですか?」

アンジェ
「さっきから...何を飲んでも...喉が潤わないの...ハァ...ハァ...」

ローグ
「どうする?一旦中止にしてゲームマスターに報告するか?」

松山
「ダメだ、あいつの会社ブラックだから病欠なんて許すわけねぇ」

パープ
「流石悪魔のビジネスマン」

松山
「でもよー、何を飲んでも満たされねぇってどういうことだよ」

アンジェ
「分からないの...でも...苦しい...」

ローグ
「どうする?」

シャルロット
「どうするって...流石にこれはどうしようも...」

松山
「しょうがねぇ、カイムに相談するか...おい、ゲームの途中だが出てこい!」

カイム
「はい、何かご用ですか?」

松山
「アンジェの調子が戻らねぇんだが、なんとかしてくれよ」

カイム
「え?...ああ、もうその時期ですか」

松山
「は?」

カイム
「大丈夫ですよ、彼女はすぐ良くなります」

カイム
「貴方がたが犠牲となれば」

松山
「は?」

アンジェ
「......」

アンジェはふらりふらりと立ち上がりながら、パープの方へと迫る

パープ
「えっ、何だよ」

アンジェ
「...喉が















ガブリ

パープ
「うおあああああ!!」

そのままパープへと噛みつく

ローグ
「何だと!?」

シャルロット
「ひっ...!!」

カイム
「おやおやトラブル発生ですね」

カイム
「面白そうなのでタイマーとアニマトロニクスのAIを一時的に止めておきます、頑張って生き残ってくださいね」

Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.27 )
日時: 2018/08/19 15:41
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

アンジェ
「....」

アンジェはふらりふらりとローグ達に近付く

その瞳はもはや正気を保ってるとは思えない状態であった

パープ
「こいつ噛みつきやがった!!」

ローグ
「噛みつくだと!?」

松山
(チッ、なんとなくそんなことだろうと思ったが、カイムの奴...)

アンジェ
「ああ.....」

ローグ
「大丈夫か村瀬!」

パープ
「あ、おう...この程度ならどうってことはない」

アンジェ
「...!!」

松山
「おいこっち向くんじゃねぇやめろ!!」

黄名子
「えっ...何々!?」

アンジェ
「...!!!」

松山
「おい!!」

アンジェは松山に向かって飛びかかり、押し倒す

松山
「うぐえっ!!...こいつ女のくせにすげぇ力だ!!」

アンジェ
「...!!」

松山
(やべぇ、このまま潰れたら俺の正体がバレる)

松山
「この野郎!!」ゴッ

松山はアンジェの腹に膝打ちを浴びせ引き剥がす

アンジェ
「ウッ...ゲホッ...」

松山
「ったく...ローグ!こいつをなんとかしろ!」

ローグ
「ああ、分かった...」

【チャージブレイク!】

ローグは蜘蛛の糸でアンジェを固定する

ローグ
「これでよし...あとは村瀬の治療だな」

アンジェ
「ああ...ううう...」

...

幻徳とシャルロットはパープの手当てをする

パープ
「頭が痛い...ていうか、なんか貧血...」

幻徳
「貧血だと...?」

シャルロット
「もしかして、さっき噛まれたから...?」

幻徳
「...まるで吸血鬼バンパイアだ」

黄名子
「吸血鬼?」

幻徳
「夜に現れ人間の生き血を吸う怪物のことだ...俺も本で読んだ程度の知識しかないが」

幻徳
「まさかこの時代にそんなものが...」

カイム
「正解、半分正解です」

カイムがテレビ画面から『リング』のようにすり抜けて現れる

幻徳
「カイム...半分とはどういうことだ?」

カイム
「物理的な半分です、彼女は吸血鬼ではありますが、人間の体を持ち吸血鬼の能力を持つ者」

カイム
「魔界の業界的には半吸血鬼ダンピールと呼ばれる種族にあります」

カイム
「ダンピールは十字架やニンニクなど吸血鬼特有の弱点は平気ですが、見ての通り定期的に血を採取しないと理性を失います」

カイム
「仲間のお守りは大変でしょうけど、頑張ってくださいね?」

松山
「カイム...お前って奴は本当によ...!!」


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