二次創作小説(新・総合)
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- FNAF.game『END』
- 日時: 2018/09/03 09:40
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: lDBcW9py)
【○○中シリーズ、ヘキサゴン、SASUKEに次ぐ新たなバラエティ】
どうもロストメイドウィンです
半年の時を経てメイドウィンのバラエティシリーズが復活です!
警備員達は、オモチャ達の侵入を阻止する事が出来るのか!?
『ノルマ』
5夜
『参加者』
アンジェ(幻想乙女のおかしな隠れ家)
「原作版」氷室幻徳(仮面ライダービルド)
シャルロット(クロエのレクイエム)
「マガイモノ版」松山那雄宏(寄生ジョーカー)
パープ・メイドウィン・村瀬 (オリジナル)
菜花黄名子(イナズマイレブンGO)
【賞金】
100ドル+100万円
『あーあー、聞こえる?』
『このゲームはね、ゲームマスターが【Five Nights at Freddy's】を建前に好き放題してるだけなの』
『だからホラーものとか、真面目なFNAF作品を期待している人は、見て見ぬふりをしたほうがいいかもしれないわ』
『ね!あたしは警告しておいたから!』
- Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.68 )
- 日時: 2018/09/01 11:48
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
...
アンジェとパープは気が付くと、真っ暗な空間に立っていた
アンジェ
「う...うう...あれ、ここは...」
パープ
「...ん?アンジェ、あんたなんでここに?」
アンジェ
「えっ、パープさん!?ここは...」
パープ
「ここはあいつの...ヒルマの精神世界、ヒルマが眠ってる間、アタシはここにいるんだよ」
アンジェ
「ここに...でも、なんでここに私が...」
「私が運びましたの」
パープ
「は?」
パープの目の前に、アンジェと似た服を着た少女が現れる
アンジェ
「シンシア!」
シンシア
「あまりにも苦しそうでしたので精神だけ別のところに...」
アンジェ
「ああ...うん、ありがとうシンシア」
パープ
「...本人の前で聞くってのは少し悪いかもしれんが、ようやく話せるんだ...シンシア」
シンシア
「何です?」
パープ
「そこにいるアンジェが、あんたを殺したっていうのは事実なわけ?」
シンシア
「そうね、それは間違いなく事実」
アンジェ
「...こんな言葉で許されるわけないって分かってるけど...本当にごめんなさい」
シンシア
「許される?何を言ってるんですアンジェ」
アンジェ
「でも...」
シンシア
「私は貴方に殺された、しかし貴方に悪意は無かったし、生きていた頃の私にも非はあった」
シンシア
「貴方が私に頭を下げる姿なんて、見たくありませんわ」
アンジェ
「シンシア...!!」
パープ
「意外だな...幻覚だって言うからてっきり、その事実は知らないような反応をするかと思ったが」
シンシア
「幻覚?私は正真正銘幽霊ですわ、お菓子の家で会ってからずっと」
パープ
「言い切るねぇ...ま、嫌いじゃないよそんなん」
アンジェ
「私、これからどうすればいいの...吸血鬼になった私が帰っても、カイムの言うとおり処刑されるだけだし...」
シンシア
「そうね...」
パープ
「幽霊だってそう簡単にはなれないしな」
パープ
「アタシも帰ったところでたった一人生き残った殺人鬼かぁ...」
アンジェ
「...ヨナカさんは生きたい?」
パープ
「...そうだなぁ、アタシはやりたいこと色々あるし...えーと」
『level「Ⅰ」』
アンジェ
「この声は!」
シンシア
「下がって、アンジェ!」
ヒルマ
「雷速」
シンシアはヒルマの刀を受け止める
ヒルマ
「...お前は、時空監理局愛組の.....」
シンシア
「この世界の方々は私を何と勘違いしているの?」
- Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.69 )
- 日時: 2018/09/01 16:08
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ヒルマ
「真夜、こいつらはなんだ」
パープ
「なんだって言われても...精神が勝手に来ただけだよ」
ヒルマ
「奴の音が気に食わない」
ヒルマ
「心臓の音を聞いていると...耳鳴りがするんだ」
アンジェ
「そこまで神経質なの、あんた...」
シンシア
「もう耳潰しなさいよ」
ヒルマ
「やかましい...女というのはお喋りが好きなようで気に食わん」
パープ
「アタシの人間時代の仕事、ロックバンドだったのによく気に入ったわね」
ヒルマ
「...顔と体はいいからな」
アンジェ
「ヨナカさんと同じ事言ってる...」
シンシア
「ある意味お似合いのカップルね」
パープ
「でも来てくれてよかったよヒルマ、別れの挨拶ぐらいしておきたかったからな」
ヒルマ
「何?」
パープ
「時間がないから短めに言うよ、アタシはこれからあんたと会えなくなる」
パープ
「カイムに魂を奪われて、アタシの体は完全にあんたの物になる」
パープ
「ま、悪魔だから殺人鬼としてのあんたが見たいんだろうしな」
ヒルマ
「そうか」
パープ
「ま、そういうわけだからさ」
ヒルマ
「そうか、今まで世話になったな...真夜。」
アンジェ
「ちょっとあんた、それでいいの!?」
ヒルマ
「向こうが見届けに来たんだ、オレはそれに答えるのみ」
パープ
「ヒルマ...出会ってから死ぬまでずっと、世話になったよ」
ヒルマ
「世話...か、オレはお前に何をしたっけか?」
パープ
「えっと...殺し?」
パープ
「全部殺したね」
ヒルマ
「だな」
パープ
「おいヒルマ...いや、パープ!」
ヒルマ
「ん?」
パープ
「あんたはこれから村瀬蛭馬としてじゃなく、パープ・メイドウィン・村瀬として生きていくんだから...」
パープ
「だから約束、これから良いことをしろ、殺しなんてするな」
パープ
「出来る限りでいいからイイヤツになってくれ」
ヒルマ
「.....」
ヒルマ
「悪い、それは無理だ」
パープ
「パープ...!!」
ヒルマ
「まぁ、魂を求めているなら...長話をしている場合でもないだろう」
シンシア
「アンジェ、私達もそろそろ...」
アンジェ
「ごめん、少しだけ待ってくれる?」
シンシア
「少しだけね」
アンジェ
「ねぇ、殺人鬼さん...一つだけ聞かせて」
ヒルマ
「どうした、うるさいのは嫌いだから短めにな」
アンジェ
「松山那雄宏とカイムを...」
アンジェ
「マガイモノを殺す方法を教えて」
ヒルマ
「なんだ、そんな事か...人間じゃなくなるがいいか?」
アンジェ
「もう人間じゃないから」
ヒルマ
「ならいいか、やつらを殺すには...」
- Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.70 )
- 日時: 2018/09/02 08:28
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
そして現在...
ローグ
「ぐ...!!!」
NIGHTMARE
【AAAAAAAAAAAAAAA!!】
ローグがNIGHTMAREを抑え、エボルト型が暴れ、松山とカイムが激戦を繰り広げ、女二人は焦っていた
シャルロット
「ど、どうしましょう...」
黄名子
「そんなこと言われても...大丈夫、なんとかなるやんね! 」
シャルロット
「ど、どんな風に...!?」
松山
「どけえええええ!!」
カイム
「邪魔ですよ!!」
その時
パープ
「ん...!!」
パープが目を明け、むくりと起き上がる
ローグ
「パープが起きただと!?つまり中身は...」
カイム
「蛭馬氏!」
パープ
「お目覚めだ...悪魔」
カイム
「さあ、ヨナカの魂を私に...」
パープ
「....真夜の、か」
パープ
「よく聞け、オレは殺人音」
パープ
「無数の音を殺した、あくまで殺すのは音だ」
パープ
「オレが音を消すのは、真夜の...」
ザンッ
エボルト型
【...!?】
パープ
「真夜の声を雑音無しで聞きたいからだ」
パープは刀でエボルト型を切り裂く
ローグ
「地球外生命体エボルトを一瞬で...!!」
パープ
「怪物と言えど所詮はオモチャだ、駆動音が騒がしいんだよ」
黄名子
「待って、そんなことしたらルール違反に...」
カイム
「はいその通りです!一日目からやり直しに」
「大丈夫...だよね、ヒルマさん」
パープ
「...ああ、教えた通りにやれ」
カイム
「え?」
アンジェ
「今ここで消してしまえば!!」
カイム
「な...バカな!!」
アンジェ
「ハッ!」ガブリ
松山
「ぎああああああ!!?」
アンジェは松山の方を向き、首筋を噛みつく
アンジェ
「うっ...マガイモノって、あまり美味しくないのね」
パープ
「焼いてない肉なんか美味いわけないだろう」
ローグ
「アンジェ...正気に戻ったのか?」
アンジェ
「ええ...ヨナカさんとシンシアと一緒に色々話してね」
パープ
「お互い覚悟を決めた」
カイム
「覚悟ですって?」
パープ
「真夜から全て聞いている...お前は『FNAF.game』というバラエティの建前で好き放題やった」
パープ
「視聴者が本当に求めているものも無視してな」
パープ
「なら、オレたちも好き放題やらせてもらう...なぁ?アンジェ」
アンジェ
「うっ...ぐぐぐ...そうね」
- Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.71 )
- 日時: 2018/09/02 10:41
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: lDBcW9py)
カイム
「こいつ...止めろ、NIGHTMARE!!」
ローグ
「なるほど...好き放題か!」
ローグ
「俺もそうさせてもらう!」
【クラックアップフィニッシュ!!】
松山
「ちょwwwwwww」
カイム
「なんなんですか貴方らは!!私のゲームを滅茶苦茶にして楽しいですか!?」
ローグ
「ああ、楽しいさ...悪人が考える計画を、正義の味方が止める」
ローグ
「最高にカッコいいじゃないか」
カイム
「おのれ人間...!!一度ならず二度までもォ...!!よくも私のゲームを...!!」
カイム
「絶対に許さん!!」
シャルロット
「ひっ!?」
カイム
「松山だけを跡形もなく殺す予定でしたが...気が変わった!!」
カイム
「お前達の魂も体もいらん!!...このオレの手で...」
カイム
「全員殺す!!」ドン‼
松山
「おいふざけんなよ!!テメーら何勝手なことしてくれんだ!!」
松山
「俺一人助かるはずがとんでもねぇことになっちまったじゃないか!!」
松山
「クソッ...これならハグレ王国でニートしてたほうがまだ楽だった...」
松山
「でも今がチャンスだ!!」
松山は銃弾を飛ばし天井を壊す
松山
「全てのアニマトロニクスが壊され、FNAFとして壊れた今なら帰る事が出来るぜえ!!」
アンジェ
「な...あんた、自分で帰る事が出来たの!?」
松山
「そうだよ!カイムの事だからバリケードを用意してると思ってな...ずっと油断したときを狙ってた!」
松山
「じゃあな!お前もたくっちスノーと同じで中々利用できた!」
カイム
「松山!!」
...
カイム
「チッ、まあいいでしょう...松山は後でいつでも殺せます!ゲームだって新しいのを考え付きます」
カイム
「だが、逃げ場のないお前らは別だ...!!」
シャルロット
「逃げ場...」
ローグ
「クッ、策はあるのか!?」
アンジェ
(あるにはあるけど、あいつが居ないと元も子も無いじゃない)
シャルロット
「逃がしません...」
松山
「はっはっは!!どうせカスい仕事だった!!どうせ100万円だって用意しな...」
松山
「あ...!?」
松山の入った時空の渦は...シャルロットの目の前に現れた
松山
「はああああああ!?どういうことだ、俺は別の世界の座標に...」
シャルロット
「貴方を...許しません...」
シャルロット
「絶対に...逃がしませんから...!!」
- Re: 第1回FNAF.game『最初の一発!』 ( No.72 )
- 日時: 2018/09/02 12:39
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: lDBcW9py)
松山
「もう一度時空に入る!!」 スポッ
シャルロット
「...!!」
松山
「イッテ!!」
松山が何度入っても、カイムの世界へと戻されてしまう
松山
「どうなってんだよ!?」
カイム
「そこだ!!」
松山
「くたばれマイナーキャラ!!」
カイム
「オメーら殆どカキコとして見ればマイナーだろうが!!」
カイムの爪を松山はナイフで防ぐ
黄名子
「渦から抜け出せない!?」
パープ
「...ああ、そういえば」
アンジェ
「何か心当たりが...?」
パープ
「いや、真夜から聞いただけだが...あいつはただのゾンビじゃないぞ」
アンジェ
「え?」
ローグ
「えっ」
黄名子
「えっ」
シャルロット
「えっ」
パープ
「呪い、何かを縛り付ける...心の殺し屋」
パープ
「そこにいるシャルロットって奴も、何らかの人間の精神を蝕む呪いになっているだろう」
松山
「つまりどういうことだよ!?」
パープ
「呪いの原動力であるゾンビに祟られたってことだ」
シャルロット
「...!!」
松山
「はあああ!?祟られた!?だから時空が縛られて、出られなくなったってのか!?」
アンジェ
「そんなことありえるの!?」
パープ
「殺人鬼と仮面ライダーと吸血鬼と悪魔と未来人とバケモノが同時に存在する空間で何を今更」
パープ
「あと叫ぶな、やかましい」
松山
「チッ...どいつもこいつも!!」
松山
「どうして俺を楽しませてくれねぇんだ!ハグレ王国でも!このゲームでも!」
松山
「リニュ前みたいに無様に死なねぇぞ俺は!!」ジャキッ
松山
「カイムと一緒に皆死ね!!」
カイム
「松山と共に消えろ!!」
パープ
(そろそろだ...さっき、松山に噛み付いたな)
アンジェ
(ええ...これだけじゃ足りない、だったわね?)
パープ
「準備は整った...真夜、オレに綺麗な音を聞かせてくれてありがとう」
パープ
「お前の静かな心臓音とお前の放つ激しい楽器の音が好きだった」
パープ
「それ以外の音は聴きたくないほどにな...」
パープ
「体を大切にしろよ...」
その瞬間、パープの口から人魂が飛び出す
黄名子
「あれが魂!?」
松山
「ソウルイーターとかゲゲゲの鬼太郎とかで見た」
カイム
「今更ヨナカの魂なんて...」
アンジェ
「誰がヨナカさんの魂って言った?」
パープ
「...あれ?」
パープ
「ヒルマ...?」
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