イナイレ*最強姉弟参上?!*

作者/ 伊莉寿



第7話



瑠璃花に迫る、炎のボール。相当、今までのよりは強い。

瑠(これくらいなら…)

右足を引いた。普通に蹴れば、メテオの所まで飛んでいくだろうか。

瑠「行くよ…。」

リ「あほ!!かわさんと…」

次の瞬間。リカの髪のすぐ脇をボールが通り過ぎる。

メ「…ったく、いくら1カ月ぶりだからって…。」

そう呟き、メテオがボールを受け止めた。

メ「覚悟しろ…行くぞ!!!メテオスマッシュ!!!!」

ダイレクトでシュート。紅い衝撃波をまとったシュートが立向井へ向かう。

立「ゴールは守ります!!マジン・ザ・ハンド!!!」

メ「そんなのきかねーよ。」

立「うっ、うわあああ!」

青きマジン、敗れる。ゴールが揺れた。驚愕、の一言に尽きる雷門側。

目金が慌ててホイッスルを鳴らした。流星姉弟、先制。

瑠「やったね、メテオ、ナイッシューだよ!!」

メ「次は瑠璃姉の番だぜ。」

そう言って、2人はハイタッチ。

瞳「あの爆熱ストームを、蹴り返した…?」

夏「なんて力なの・・・。」

円「メテオ、すっげー必殺技だな!!」

メ「そうか?」

メテオは、ボールをセットしなおした。次は雷門側からだ。

豪炎寺がボールに足をかけ、目金がホイッスルを再び鳴らす。

ボールはリカに渡った。

円「いくぞ、まずは一点だ!!」

その掛け声にあわせて、MFが上がる。パスを回し、攻め込んでいく。

豪「壁山っ!」

壁山が上がる。そしてジャンプ。円堂と豪炎寺が壁山のお腹の上を踏んで…

円・豪「イナズマ一号落としッ!!」

メ「なっ…?!」

油断していた。思わず頭でブロック。ボールは外へ。

メ(あいつらよりは強い…かな)

瞳「選手交代よ。円堂君、キーパーに。立向井君、綱海君と交代よ。」

2「!」

瑠(そういえば円堂守って、キーパーだったな…)

円「よしっ!いくぞおっ、皆!!」

雷全「おお!」

2(着替えはやっ!)

『次回!瑠璃花の実力、そして星の使徒研究所に賭ける思いとは…?!』