罪とDesert Eagle

作者/檜原武甲 ◆gmZ2kt9BDc

 

用語集


・国家特殊公安官……国際指名手配犯、犯罪者を捕まえるのが仕事。対能力者用の人間でもある。能力者と非能力者の割合は約2:3。借金を減らすことが目的で創られた。公安委員会と警察庁を縮めて新たにできた役所が「特別公安庁」である。この役所で管理される。「~候補生」……見習いといったところ。ほぼ同じ仕事をする。

・能力者……帝都大学教授鬼灯紅によって発見された。科捜研爆破事件により、世界へ情報が知れ割っている。国際テロリスト『完負』のメンバーをそだてたのは紅。能力には様々な種類があり、多すぎるため把握しきれていないのが現状。

・自然系(炎、水、雷、土、風)
・補助系(身体能力アップなど)
・神系(神の力に等しいもの、ただし体力の消費が大きい)
             などがある。力が大きいほど弱点も大きい。

・公安専門学校……国家特殊公安官候補生を育てる学校。全寮制(一部を除く)1~4時間目までは普通の高校の授業だが、5~6時間目は特別授業(刑法や警察論理教養などの勉強) 放課後は部活動。

・部活動……ここでいうトレーニングのこと。数多くの部活がありそれに入ることによって仕事ができる。
      普通学部
      戦闘学部  ←統率科……パーティの司令官が配属される所
            ←普通科(狙撃会、突撃会、交戦会)……狙撃会はスナイパーを配属、突撃会(突撃する人が配属)と交戦会(交戦する人が配属)違いは能力などの持久力や命中率などである。
            ←機甲特科……配属している奴は少なく、能力者しかいない。攻撃力に特化したものしか配属されない
            ←諜報科(潜入会、探偵会)……潜入会は能力者、探偵会は非能力者である。逃亡者の追跡や調査、グループの潜入をする
            ←車輛科……乗り物を操縦する人が配属される。これがあるからハイジャックなどに対応できる。
      法学部   ←武装弁護士会……犯罪者の確保と尋問を行い、その人を弁護する役割。検察会と対立が相次ぐ
            ←武装検察会……犯罪者の確保と尋問を行い、その人を起訴する。弁護士会と対立が相次ぐ
            (←警察庁0課)……この世に知られてはいけない犯罪者などを捕らえる部署。ここに配属している人は公開されていない。
      理科学部  ←通信会……隊員たちとの連絡係をする。
            ←鑑識会……科捜研が爆破された後の代わりの部署。事件に一番最初に駆けつける。証拠を見つけ犯人発見につなげることが仕事
            ←人体研究会……能力についての研究をするところ。鬼灯紅に選抜されたものしか入れない
            ←施設会……テントを張ったりして環境を整える部署。仲が良くないとひどい環境になる
      文学部   ←言語会……相手の声からどういう心境か判断する。交渉人はこの部署が務める
            ←考古会……昔の事件を研究しており事件を無くすための部署
       体育学部 ←体育会……機材の運搬を行う。雑用だが役に立つ。施設会と仲が良い
            ←保健会……強襲の際の怪我など治す部署。保健会がいるから死者が多くなくて済む。

が存在している。生徒は必ず入らないといけない。

・ランク……国家特殊公安官のランク。良い順にS、A、B、C、E、Fまであり能力、学力、運動力の三つのランクがある。ランク制限もある任務もある。
犯罪者のランクもおなじように決まる

・パーティ……普通は4人以上で組まれる。兵站系、戦闘系、支援系など、好きに組んでいい。個人個人のランクとチームとしてのランク二つを合わせたのが、任務を決める鍵となる

・完負(パークフェクトレス)……科捜研を爆破し情報を世界各国に売った国際テロリストたち。今は潜伏中。リーダー名を知っているものは数少ない

・闇の医者(アスピオス)……違法改造や臓器売買など医薬の辺で活躍するテロリスト




組織説明


23班……パソコンの間違えで超特攻型になってしまった和たちの班。

新23班……教師陣によって強制的に元通りにされた和たちの23班

ChairPersons(議長達)……公安専門学校の候補生たちで組織されたグループ。全員候補生最強と名乗っており、影の生徒会である。

闇の医者……五大テロリストの一つ。医術などが得意だがほとんどが違法行為。すべてが謎に包まれている……




武器集


デザート・イーグル……威力が非常に高く、反動が大きい事でも有名な拳銃。レベルⅡのボディアーマーも貫通するぐらいの強さを持つ。
弾薬の「.50AE」は発売当時、最強の威力を持つ拳銃用弾薬とされており、現在でも一般販売される自動拳銃用弾薬としては最大の威力を持つ。

ドラグノフ (SVD)……1963年にソ連軍が制式採用した自動狙撃銃(セミオート狙撃銃)。形はAKに似ているが、口径が異なる為AKの弾を使用する事は出来ない。光学スコープには夜間用の赤外線探知機も備えられており、夜戦にも使う事が出来る。ただ1メートル20センチも長さがあり、狭い所や車内では取り回しが良くない為、伸縮ストックのSVDSも開発された。

トカレフTT33……1933年に旧ソ連で発表された自動拳銃。第二次世界大戦で旧ソ連軍によって使用され、ベトナム戦争でも北ベトナム軍によって使用された。部品数を最小限に抑え、貫通力が高い7.62mm×25mm弾を使用し、防弾チョッキもある程度のクラスなら貫通してしまう。西洋ではあまり話題に上がらない銃だが、日本ではヤクザが持つ銃として一般人からの知名度が非常に高い。現在ではマカロフの影に埋もれて東側諸国でもあまり使われていない。

AK-47……世界で最も多く使用されているアサルトライフル。通称カラニシコフ。旧ソ連軍の戦車兵、ミカエル・ティモフェビッチ・カラニシコフ軍曹が負傷した際に病院で設計した物で、ドイツのMP44を参考に設計された。AK47は1947年にソ連軍に採用され、東欧、中国、東南アジア、中南米、アフリカの共産圏に輸出、またはコピーされ、安価で単純設計な事から第3諸国などでも採用された。以後、共産国軍、ワルシャワ条約加盟国軍の代名詞とも言える銃になった。その亜種は500種を超えるとも言われ、全世界でコピーも含めれば7000万挺も生産されたとされる。西側諸国でも米軍の特殊部隊やフィンランド軍、南アフリカ陸軍、イスラエル軍などがAKの亜種を使用し、兵士からも信用度が高い。反動が強い事、銃声がうるさい事、マガジンが長い為に伏せ撃ちに不利な事なども指摘されているが、威力が高い事、M16の様に風で弾道が曲がる事が無く、故障も少ない事から寒冷地や砂漠などの過酷な状況下の戦闘でも耐えられる事が最大の利点となっている。世界中の紛争地域で使用されている事や、共産国の代名詞とも言える銃な事からメディアなどで見かける機会は多い。現在のロシア軍や北朝鮮軍は改良型のAK74を採用しているが、その他の国や混乱地域ではAK47が現役で使用されている。モザンビークの国旗、国章にも独立の象徴としてAK47が描かれている。

ベレッタAR70……イタリア軍が現在使用している代表的なアサルトライフル。1960年代にベレッタM59(ベレッタBM59)の旧式化に伴う新型軍用銃の模索として60年代に開発が始まる。西側諸国の銃を参考に設計され、様々な試作品を軍にテストしてもらい、最終的に採用が決定したのがこのベレッタAR70となった。採用後も改良に余念がなく、数年おきにコロコロと形が変わる。亜種も豊富に存在する。

SIG P239……ドイツのSIG SAUER社が開発した自動拳銃。装弾数は少ないが、手の小さな人や女性にも握りやすくなっている。

89式自動小銃……自衛隊が64式小銃の後継として採用した突撃銃。世界的な小口径化の流れと、軽量化、生産効率の向上化などの改良も含めて主に西側諸国の突撃銃を参考にして開発された。1978年に試作品が完成し、1989年に正式採用された。バイポッド標準装備、3点バースト機能装備と、海外の銃と比較してみると結構豪華な作りになっている。なお3点バーストの機能構造は複雑な為、3点バースト機能機構のみ取り外して使用する事もできる世界的にも珍しい機能が付いている。また、セレクタレバーの順番も安全→連射→3発→単発となっており、こちらも世界的には稀有である。日本では銃器を製作できる会社がごく僅かに限られており、競争に乏しい事から89式小銃一丁の値段が約30万円もしてしまうが、(ただし前期の64式小銃と比べると、大幅なコストダウンとなっている。)性能は高く、小柄な日本人が扱いやすい様にも配慮されている。