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*105*
亜区里
「...というか、奴、今」
サビィ
「クリスポリタンに...後はよろしくって...まさか!!」
クリスポリタン
「氷晶剣!」
ウールヴィア
「危ない!!」
クリスポリタンの氷の剣を、ウールヴィアが翼でガードする
亜区里
「ウールヴィア!」
ウールヴィア
「大丈夫...翼は後三個あるから...」
黒
「エストパルクとファットマンとの繋がりの時点で察していたが...やはりこいつもアグリー十元倶だったか」
ダメタル
「クリス!お前どうして...!!」
クリスポリタン
「どうして...そうだな、人間が嫌いだからだ」
クリスポリタン
「僕はね、旅をしていてオモチャの世界の歪みを見てしまった、終わらない怪人差別、尽きないオモチャのトラブル」
クリスポリタン
「それらを引き起こしたのは誰だ?人間さ」
ダメタル
「それは...」
クリスポリタン
「エストパルクもファットマンも人間に恨みを持っている、だから彼らに協力しているんだ」
クリスポリタン
「不思議だよね?何故目覚めたときには人間が沢山いたのに、ここまで静かになったのか」
たくっちスノー
「...まさか!」
クリスポリタン
「アグリー十元倶を束ねる支配人はオモチャ職人でね...人間をオモチャにする技術を持っている!」
ザンシャイン
「人間をオモチャにするだと!?」
クリスポリタン
「そうさ...メタルステーションにあるこれも、あれも、どれも!皆人間のなれの果てさ」
たくっちスノー
「なんて事を...!!」
クリスポリタン
「...これしか、方法がなかったのさ」
リューウェン
「正義の味方が、落ちぶれたものだ」
クリスポリタン
「石動さんは言いました、正義とは自分が正しいと思ったことだと」
クリスポリタン
「今、僕が正しいと思えるのは...エストパルクだけなんだ!」
たくっちスノー
「...くそっ、やるしかないのか」
ダメタル
「待ってくれ、皆...まだやらないでくれ、俺が...やる、ポリタンチームのリーダーとして、俺がけじめをつける」
ザンシャイン
「メタルポリタン...」
ダメタルは皆を後に送らせ、クリスの近くまで歩く
ダメタル
「剣を下ろしてくれクリス、ファットマンもエストパルクも...戦う意思はない」
クリスポリタン
「君の頼みでもそれは出来ない」
ダメタル
「頼む...俺は、お前を殺すのは嫌だ」
クリスポリタン
「本気を出したくないって?なら、本気にさせてあげるよ...『鉄男』」
ダメタル
「...!!」
たくっちスノー
「いかん、あいつメタルのNGワードを...」
黒
「なんなんだ鉄男って」
クリスポリタン
「鉄男...たしか、変身前の君の名前だったよねぇ?」
ダメタル
「...お前、俺を...その名前で、呼んだな」
クリスポリタン
「...本気でかかってこいよ!!鉄男ーーっ!!」
ダメタル
「....蒼次郎ーーーーーっ!!」
ダメタルとクリスポリタンは同時に剣を取りだし...一騎討ちが始まる!!
【水晶刑事 クリスポリタン】