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*106*
ダメタル
「だあああああああっ!!!」
クリスポリタン
「うおおおおおおおっ!!!」
二つの剣がぶつかりあい、火花を散らす
たくっちスノー
「くそっ...自分らが介入する暇がない!」
ザンシャイン
「メタルポリタンを止めないと!」
ザンシャインの肩を黒が掴み、引き留める
黒
「待て...奴にやらせろ」
ザンシャイン
「しかし!」
black
「ザンシャイン、これは彼等の戦いだ...私たちが水を指すのも悪いじゃないか」
ダメタル
「クリスっ!俺は...っ俺は信じていたのに!!」
クリスポリタン
「僕だって...武力は使いたくなかったんだ!!」
クリスポリタン
「でも、オモチャの世界を失った僕らにはもう選択権がない 」
ダメタル
「だから支配人の飼い犬となったのか?」
クリスポリタン
「...なら、僕にどうしろと言うんだ!!人間を野放しにしたら、僕たちオモチャの未来は」
ダメタル
「その未来は一体どこにあるんだ?」
クリスポリタン
「...」
ダメタル
「もう、お前の考える未来なんてどこにもない」
クリスポリタン
「...」
ダメタル
「聞けクリス、あの支配人は自分勝手だ、思い通りにならない奴はすぐに切り捨てる...お前もいずれ切り捨てられる!!」
クリスポリタン
「そんなこと...!!」
ダメタル
「エストパルクやファットマンがそうなった!!俺達が関わってしまった故に...」
クリスポリタン
「ならどうすればいいんだ!僕たちはもう...後戻り出来ないんだ!」
ダメタル
「戻らなくていい!...俺たちはポリタンチームだ、お前が迷っているのなら俺が導く!!」
ダメタル
「俺と一緒に来い...クリスっ!!」キンッ!
ダメタルの剣がクリスの剣を弾き飛ばす
クリスポリタン
「あっ...」
ダメタル
「俺の勝ちだ、クリスポリタン」
クリスポリタン
「メタル、僕は...」
ダメタル
「...やり直すチャンス、変われるチャンスはいくらでもある、一度道を誤っても、また正しい所に戻ることが出来る」
ダメタル
「俺がそうだったように...」
クリスポリタン
「メタル...」
ダメタル
「さぁ、手を...」
ダメタルとクリスが手を取り合おうとした、その時...
紺
「...メタルさん!天井に何か反応が!」
ダメタル
「何!?」クルッ
「死ねぇ!メタルポリタン!!」ピシュ
天井から光る何かから、弾丸が発射される
クリスポリタン
「メタル、危ない!!」
ドスッ
ダメタル
「!」
たくっちスノー
「ああ...」
クリスは咄嗟にダメタルを庇い、弾丸をくらう...