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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
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【第二十二話】
『オモチャ作りの心』

メタルポリタン
「これが地下に通じるエレベーターか...」

メタルポリタン達は奥にある大きなエレベーターへと到着した

ザンシャイン
「この下には、支配人が...!!」

メタルポリタン
「ファットマン...エストパルク...クリス...」

メタルポリタン
「お前達の無念は俺が晴らす!」

たくっちスノー
「...まさか、自分の世界の住民を相手にすることになるなんて」

black
「時空を巡ってればよくあることだ、気にするな」


「そうなんですか?」

black
「時空の旅人としても先輩のようなものだからな...」

キリマ(オ)
「...なんだか、凄いことになったなぁ」


「そういえば結局こいつは何だったんだ」

システマー
【そんなことどうでもいいじゃないですか、今は】

キリマ(マ)
「そうですよ」

イクサー3
「このエレベーター、ボタンが無いよ...どうやって降りればいいの?」

『そいつは遠隔操作式だ!』

たくっちスノー
「...!この声は石動!」

エレベーターの真上のスピーカーから、声がする


石動
『俺と富男以外のアグリー十元倶を倒すなんて流石だな』

メタルポリタン
『石動惣一...亜区里富男...お前達のせいで俺たちの世界は...クリスは...!! 』

石動
『クリスにはちょっと申し訳ないなとは思ったよ、でもまぁ?原作でも死ぬし?』

メタルポリタン
「...ふざけるなっ!!」

石動
『おうおう...その口ぶりだと、覚醒したかメタルポリタン』

左の壁からモニターが飛び出し、石動と富男らしき男が映る


「どんな設計してるんだこの美術館は」

石動
『...ふーん?いいねぇ、主人公らしい面構えになってきたじゃないか』

イクサー1
「あそこにいるのが、亜区里富男...」

亜区里
「フン!2年ぶりだなこのバカ息子が!!」

富男
『親父!!何故だ...何故俺から社長の座を奪った!!』

亜区里
「黙れ、貴様にオモチャを作る資格はない!」

石動
『まぁ落ち着けよ、こんな遠くから立ち話をするのもなんだし...ポチッとな』

石動がボタンを押すと、エレベーターが開く

石動
『降りてこい、こっちに着て話をしようぜ?』

...

石動
「とうとう、ここまで来たか...」

富男
「...」

石動
「何を震えてる?全ては筋書き通りだ、ミスなんてありゃしない」

富男
「...本当か?」

石動
「十元倶がやられることくらい、想定してあるに決まってるじゃないか?」

ピンポーン

石動
「お、来た来た」

たくっちスノー
「...石動」

石動
「また会ったなぁ...あいつの息子」

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