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*132*
ザンシャイン
「お前が支配人か...」
富男
「お前は...閃光騎士ザンシャインか」
ザンシャイン
「お前達のせいで...私達の世界は、仲間は、友人は...!!」
富男
「ただ数個、オモチャが無くなっただけじゃないか...うん、あそこのオモチャなら6桁で買える」
ザンシャイン
「貴様...!!」
石動
「支配人さん、あまり刺激するのはやめてもらいたいね、話進まないから」
富男
「ちっ...」
石動
「さて、よくここまで来た...そろそろ話してやろうじゃないか、富男の目的を」
亜区里
「はん、どうせ金稼ぎだろう」
石動
「おお、流石親父さん...こいつを見な」
石動はレバーを引きモニターのスイッチを入れる
モニターにはどこかの町が監視カメラのように視点を変えながら映る
システマー
【これは...どこかの世界でしょうか?】
石動
「時空番号64-mgdw、リアルワールドみたいな平凡な世界だ」
石動
「実は、この世界は今人形ブームでねぇ...出来の良い人形が欲しかったんだとよ」
富男
「これだけあれば、お釣りが来るくらい売れるだろう」
石動
「ま、くだらないかもしれないがこれが、リアルワールドを襲撃し人を集めた理由、富男の目的だ」
イクサー3
「本当にくだらないじゃん!」
富男
「くだらないだと...金を集めて何が悪い!売れるものは何でも売るんだ!友達でも親戚でもな!」
亜区里
「この愚か者が!そんなに金が欲しいか間抜けめ!」
富男
「大人になったら遊ぶ暇もないなんてズルいだろ!?20年間、好きなだけ遊べて、それから何十年も疲れることしか出来ないなんて、嫌に決まってるだろう!!」
富男
「だから俺は金がいるんだ!集めて集めて、十年後も二十年後も誰にも邪魔されず遊んで暮らすんだ!!それの何が悪い!?」
black
「子供だってただ遊んでるだけじゃないがな」
メタルポリタン
「なら、何故デパートを襲った、俺たちオモチャの世界を...」
石動
「エストパルクが革命を起こしたがっていたから、俺はそれに荷担しただけだ」
メタルポリタン
「荷担しただけ?」
石動
「そう、エストパルクはあの世界に怒りを感じていたのは分かってるだろう、最悪自身を道連れに世界を変えようとした、俺はそれの手助けをしてやっただけさ」
ザンシャイン
「だからと言って...!!」
石動
「オモチャの世界なんてデパートに1つはあるんだからいいじゃないか一個くらい」
石動
「ま、俺自身エストパルクの設定が欲しかったからな...最後に、何故イクサー1とイクサー3をここに送り出したか、だな」
石動
「お前達が計画を遂行する上で邪魔だったからだ」