完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~

*141*

black
「いや、胸に虎のマーク付いてるし完全にビルドタイガーだろ」

【違う!!】

チヒロ
「なんですビルドタイガーって」

たくっちスノー
「ジェイデッカーっていうロボアニメの2号機だよ...重機ロボが変形合体して巨大ロボになるんだ」

black
「ちなみにこれがビルドタイガーだ」

システマー
【うーむ、変形のシステムこそ違いますが...】


「この胸の虎の部分とか顔とか似てるよね」

たくっちスノー
「ちなみにジェイデッカーはリアルワールドでも放送されていたよ...」

メタルポリタン
「盗作か...発売する前に中止にもなるわけだ」

亜区里
「貴様、これをいくらで売ろうとした?」

【こいつはそこらのチンケなフィギュアじゃない!超合金!超合金魂だぞ!】

ゾンビ娘
「マニア向けのめっちゃ高い奴じゃないか!」

【ええい黙れ!!ビルドダイダイガーの力を見せてやる!くらえ!!】

ビルドダイダイガーはショベルのアームを降り下ろし、メチャクチャに暴れる!!

メタルポリタン
「...うおっ、あいつ!」

【まともに戦うのもバカらしい!!このまま生き埋めにしてやる!】

メタルポリタン
「...まずい、このままでは人形にされた人間達が!」

ザンシャイン
「メタルポリタン!」

メタルポリタン
「ああ!」

メタルポリタンとザンシャインは人形市民やダンボールを回収しながら、ビルドダイダイガーの攻撃を避け続ける

【それは俺の商品だぞ!!返せ!!】

たくっちスノー
「いいや...これは自分の大事な民だ!!勝手に売り出すなんて許さんぞ!!」

【ええい!!こんな奴...ダイダイガーの!!ダンプアームで!!】

イクサー3
「...よいしょっ!!」

ダンプアームを、イクサー3が軽々しく受け止め、そのまま引っ張る

【!?】

イクサー3
「おねがい、お姉様!」

イクサー1
「はああああーーっ!!」

ジャキンッ!!

イクサーソードがダンプ部分を切り取っていく

【ぐ、ぐあああああ!!】

亜区里
「ほう、そんなものか?お前の最高傑作というのは」

【なんだと...!?】

亜区里
「ウールヴィア、奴に突っ込め...お前は怪獣だろう?」

ウールヴィア
「え、ええー!?僕が相手にするのってエイリアンじゃ...」

亜区里
「なんでもいい!さっさとやらんか!!」

リューウェン
「戦闘しなくていいからボトルのオモチャでよかったわぁ」

ウールヴィア
「うりゃああああっ!!」

ウールヴィアはビルドダイダイガーに突進し、横転させる

【がああっ!!ぱ、パワーが違いすぎるっ!?】

たくっちスノー
「ビルドタイガーってパワーが売りなのに」

サビィ
「流石パチモノ」

亜区里
「...なぁ富男、お前のポンコツが、何故怪獣に勝てないか分かるか?」

【...何故だ!?】

亜区里
「ワシが売ってるものはオモチャではないからだ」

【何!?】

メタルポリタン
「えっ」

亜区里
「ワシが...わが社が売り出してるのは、楽しさ、笑顔だ」

140 < 141 > 142