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【第四話】
『転送!イクサー1』
たくっちスノーとダメタルはイクサー1を連れ、サビィのアジトへとやってきた
black
「え、本当にイクサー1だったのか」
ゾンビ娘
「今時こいつを知ってる奴いるのか」
black
「DSのスパロボに参戦してたから子供もギリ知ってるレベル」
たくっちスノー
「いえ、最近の子はDSソフトもあまり知らないみたいですよ」
black
「え、冗談だろ?」カンコーン!
たくっちスノー
「いやマジマジ」
ダメタル
「何の話をしている」
白
「この二人は色々と特殊だから知らなくて良いよ」
紺
「白さんにだけは言われたくないと思うんですけど」
サビィ
「それで...えーと、イクサー1さん?」
イクサー1
「はい」
サビィ
「先輩の話によれば、気が付いたらここに来ていたと」
イクサー1
「ええ、何故私がここに送られたのか、何故私がここの者達に狙われているのか、何も分からずにやってきたのです」
ダメタル
「なるほど...」
black
(たくっちスノー、イクサー1って玩具化されてたか?)
たくっちスノー
(GoogleショッピングでググってもDVDとかそういうのしかないよ)
black
(まぁ元祖お色気深夜アニメだからな...で、この世界に降り立つ条件は)
たくっちスノー
(この世界とリンクしているリアルワールドにあるデパートのオモチャ売り場に並ぶこと...)
black
(...メタル、ちょっといいか?実は)
『何か』に気付いたblackとたくっちスノーはダメタルに呼び掛ける
ダメタル
(...妙だと思っていたが、まさか)
black
(ああ...)
サビィ
「なんというか、珍しいパターンっすねぇ、大体は自分が何なのか分かってここに来るのに」
イクサー1
「なるほど...」
ダメタル
「サビィ、俺はちょっとこいつに用があるからしばらく出る」
サビィ
「おっす...何か出来ることは?」
ダメタル
「怪盗ボーイというオモチャの居所を突き止めてくれ」
サビィ
「分かった!」
たくっちスノー
「イクサー1さん、ちょっとよろしいでしょうか?」
イクサー1
「今度はどちらへ...?」
...
メタルは家へと戻り、ここまでの話をする
イクサー1
「異世界...?」
たくっちスノー
「イクサー1さん、貴方は自分やblackさんのように法則を無視してこの世界にやってきたわけです」
black
「時空を移動してきた...」
たくっちスノー
「貴方的に言えば、異空間って言えば分かるでしょうか」