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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
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*59*

たくっちスノー
「あ、熱い!!いつのまにこんなに炎が回っていたんだ!?」

ダメタル
「....!!」

『ねじ曲げられた未来を...じっくり味わうといい』

ダメタル
「奴が言っていたのはこういうことか...早く水を!!」

ゾンビ娘
「オモチャの世界にそんなものあるのか!?」


「皆さん!強力なウォーターガンを用意します...頑張って鎮火しましょう!」

イクサー3
「水鉄砲でなんとかなるの!?」

ダメタル
「なにもしないよりはマシだ、行くぞ!」

ドバーッ!!

ダメタル達はウォーターガンで火を消していくが...火を消す度に別の場所が自然発火していく


「くそっ...キリがない」

サビィ
「あっちちちちちち!!あっちち...ひゃー!?先輩の町も燃えてるーー!?」

ダメタル
「サビィ!無事だったか...」

サビィ
「ああ、怪人や幹部は皆避難させてから逃げたらアジトが火の海になってて...これは一体?」

ダメタル
「...恐らくだが、俺の偽物の仕業だ」

サビィ
「なんだって!?」

ダメタル
「サビィ、お前も手伝ってくれ!」

サビィ
「ああ、分かった!」

たくっちスノー
「あっつい!!マガイモノの体に燃え移った!!」

菖蒲
「おい、火が消えるどころかどんどん広がっていくぞ!」

ダメタル
「何故だ!何故消えない...!!」

必死にウォーターガンで火を消そうとするも、辺り一面が燃えていき...たくっちスノーかもうダメだと思ったその時

「大丈夫か!」

ダメタル
「...ザンシャイン!」

ザンシャイン
「火事と聞いて駆け付けたんだ!私も協力しよう!」

ダメタル
「だが、ヒーロー連盟はどうした...?」

ザンシャイン
「他の町も火事騒ぎがあって、ヒーロータウンにまで来れたのは私一人だけだった...」


「えっ...他の町も火事が起きているのですか!?」

ザンシャイン
「ああ...ランチビレッジも...サーキットシティも...ネオコロニーも...原因不明の突然発火で」

イクサー1
「全ての街で火事...!?」



たくっちスノー
「ま、まさか...」

ザンシャイン
「何か知っているのか!?」


たくっちスノー
「突然燃えて、気温も高くなるってさ...デパートに、何かあったって事じゃないのか...!?」

black
「...!!」

たくっちスノー
「...メタル、ザンシャイン、サビィ、この町の住民の避難をお願い」

ザンシャイン
「何だって?」


たくっちスノー
「メイドウィンがいないこの世界は、もうすぐ滅ぶ...!!だから、一時的に避難するんだ!!」

ダメタル
「世界が滅ぶ!?」

ゾンビ娘
「待て!避難って...どこに避難するつもりだ!」

たくっちスノー
「...決まってるだろ!リアルワールドだっ!!」

black
「本気か、いいのかそんなことして」

たくっちスノー
「この世界のデパートは僕の世界のデパートだ、つまり僕の世界も狙われてるのと同じだ!」

たくっちスノー
「だったら神(メイドウィン)である僕がなんとかしなくちゃ、いけないでしょうがぁ!!」

たくっちスノーは全身全霊を込め、真下に巨大な時空の渦を作り...!?

そして、リアルワールド、マイスマイル社では

亜区里
「おい、ヘボ職人!来るのが遅いぞ!」

ガング
「すいません...何かありましたか?」

亜区里
「何かあったじゃない!...見ろ!」

亜区里は壁にかかったテレビの電源を押す...ちょうど、ニュースが始まっていた

【警察は、デパート放火の犯人を...】

ガング
「え、ほ...放火?」

亜区里
「そうだ、何者かがこのデパートに火をつけた...ここは、お前が言っていたオモチャの世界と共有している所と言っていたな?」

ガング
「...まさか、ティー君の身に何かが!?」

亜区里
「どうも胸騒ぎがする...バーストギアの件といい、また奴が...?」

ガング
「え?」

亜区里
「こちらの話だ、忘れろ」

...

ダークメタル
「これでよかったか?」

「ああ、ばっちりだぜ...後は、俺がスポンサーになって、あいつが上手くやれば完璧ってわけだ」

ダークメタル
「...奴はどうした?」

「いつものようにガラクタ作りさ、どうしても『亜区里逆間』を越えたいようでな」

ダークメタル
「無駄なことを」

「そんなことを言うもんじゃないぜ...さぁ、たくっちスノー、足掻いてみな」


「俺たちの作った特製のオモチャ箱でな」


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【次回予告】

次回、新章開幕

ダメタル
「なんだ、この世界は...!?」

たくっちスノー
「リアルワールド...の、はずだけど...」

「ようこそ、僕のオモチャ箱へ」

亜区里
「貴様ぁ!!」

たくっちスノー
「この世界を...オモチャをどうする気なんだ!?」

次回 スーパーダメタル英雄嘆
【オモチャの溜まり場】


たくっちスノー
「.....何故だ?」

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