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*64*
ザンシャイン
「アグリーおもちゃ美術館...ここは一体何なんだ?」
たくっちスノー
「リアルワールドにそんな施設が出来たなんて...」
チヒロ
「...もし、もしここが善良な施設だったら、オモチャと触れ合ってゲームが出来る夢のような施設、だけど」
ウールヴィア
「そのわりには人間さんを無理矢理誘って呼び出したりとか、怪しさ満点だよね...」
黒
「それに奴は試練を失敗したらどうなるのかを言わなかった...慎重に動かないとまずいな」
イクサー1
「ええ...」
『ぎゃああああああっ!!』
たくっちスノー達が集まっていると、どこか遠くで
近くで悲鳴が響く
イクサー1
「!!」
ゾンビ娘
「言わんこっちゃない」
ダメタル
「あっちから聞こえたな...」
悲鳴を聞いて人間は大パニックになるが、気にせず進み続ける
ザンシャイン
「この部屋からだ」
ダメタル
「...ゾンビ鬼ごっこ?なんだそれは」
菖蒲
「うちの学校でそんな遊びやってたな」
白
「えーっとさ、大人数でやる遊びなんだけど、鬼が相手を捕まえると、そいつも鬼になるの、だからゾンビ鬼ごっこ」
たくっちスノー
「いかにも小学生っぽい遊びだ...」
サビィ
「なんかもうこの時点で嫌な予感しかしないっすけど」
紺
「大丈夫です、ゾンビ娘さんが居るのでゾンビ相手なら大丈夫ですよ」
ゾンビ娘
「相手がオモチャならお前達がどうにかすればいいだけだ」
ダメタル
「そうだな...よし、入ろう」
イクサー1
「.....」
イクサー3
「お姉様?どうかしたの?」
イクサー1
「い、いえ...なんでもありません」
イクサー1
(この胸騒ぎ...今まで倒してきた戦士でも、黒い液体でもない、これは...)
ーアグリーおもちゃ美術館 ゾンビエリア~
ゾンビエリアには、人間に追いかけられる人間...そして、謎の巨大なオモチャが立っていた
「俺ファットマン、このエリアの試練任された!」
ダメタル
「ファットマン?そんな奴居たか?」
ファットマン
「ファットマン、支配人に作られた!」
亜区里
「ふむ...このエリアの説明をしてもらおうか」
ファットマン
「ここゾンビエリア!悪魔や怪物のフィギュア並ぶ!ここ平等!化け物の気持ち分かるためにゾンビ鬼ごっこする!」
「うああああーーー!!」
「うわあああああああ!!」
black
「あんなガチ走りをみたのは逃走中以来だよ」
たくっちスノー
「うちの世界だと飽き飽きするくらいやってますけどね、逃走中」
イクサー3
「それで?ここの試練ってなに?」
ファットマン
「ルール簡単!このゾンビフィギュア鬼!こいつらから3分逃げる!出来たらスタンプやる!」
イクサー3
「なーんだ、それなら余裕だよっ!」
ファットマン
「今人数多い、参加三人まで!」
たくっちスノー
「さ、三人?...口ぶりからしてイクサー3さんがやる気で...」
イクサー1
「私がやります」
黒
「...最後の一人は白、お前やれ」
白
「いいよ、逃げる役も捕まえるほうも得意だし」
イクサー1
(私の勘が確かなら、追いかけてる人間はもう...!!)