完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~
*65*
かくして、イクサー1、イクサー3、白がゾンビ鬼ごっこをすることになり、ダメタル達は妖怪フィギュアに遠くに追いやられる
ダメタル
「大丈夫なのか...?」
たくっちスノー
「あの二人のスピードなら大丈夫だと思うけど、問題は白さんですよね」
黒
「あいつの事なら心配はいらんだろ」
イクサー3
「ねぇ、もう始めていいー?」
白
「もう始まってる!」
鬼?
「うあああああーーー!」
たくっちスノー
「やっば!!避けて避けて!!」
捕まったであろう人間が白達に迫る...しかし
白
「危ない」【分身】
イクサー3
「おっとっと」【空間転移】
黒
「おい、ズルすんな」
black
「というか、イクサー3は空間転移覚えてなかったはずだが」
たくっちスノー
「ま、まぁあの人の妹だし...」
白達は影分身や亜空間転移を繰り返し、すり抜けるように鬼役をかわしていく
チヒロ
「あれ、ルールとしてOKなんでしょうか...?」
ファットマン
「ちゃんと避けてる、ズル違う!」
紺
「そりゃまあそうですけど...」
ゾンビ娘
「まあいいか、捕まったらどうなるか分からないから意地でも避け続けるんだ」
白
「任せといて、三分なら余裕で体力持つから」
イクサー1
「.....」
イクサー3
「お姉様?」
イクサー1の視線は、別のフィギュアに追いかけられている男に向かれていた
...ちょうど、ゾンビフィギュアが男の肩に触れる
ゾンビフィギュア
「ううう...」ポン
男
「あっ...そんな!!」
ファットマン
「失格」
男
「し、失格!?俺は一体どうな...」
ファットマン
「支配人曰く バケモノの気持ち味わう!さよなら!」
男
「え、あ...うわあああああああ!?」
ファットマンが右肩のスイッチを押すと、男の立っていた床に穴が空き、落下していく
ファットマン
「次の鬼、出る!」
ファットマンが近くのレバーを引くと、再び穴が空き、別の男が現れる
男
「オオオ...」
イクサー3
「なるほど、ああいう感じなんだ」
白
「見たところ続々と脱落したり鬼が増えたりしてるけど」
菖蒲
「おいイクサー1、来てるぞ!」
男
「.....!!」
イクサー1
「はああっ!」
ザンッ
イクサー1は逃げずにイクサーソードを男に向けて突き刺す
黒
「待て、流石に攻撃はアウトだろ」
ウールヴィア
「ふ、触れてない、触れてないから!」
リューウェン
「その言い訳はちと見苦しい気もするが...」
イクサー1
「やはり...」
たくっちスノー
「これは...!!」
イクサー1に切り裂かれた男の内部から、明らかに人間のものではない肉片が飛び出す
イクサー3
「これって...クトゥルフ!?」