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*72*
ファットマン
【俺、怪人じゃない、オモチャじゃない...】
ファットマン
【沢山のゴミ 黒い液体かけられて形になった それが俺...】
たくっちスノー
「...マガイモノ玩具!」
ファットマン
【俺、オモチャじゃない、ぐちゃぐちゃの見た目 皆バケモノ言った...】
ファットマン
【バケモノじゃない 俺ファットマン!!】
ファットマン
【俺、あるオモチャに拾われるまでずっと一人だった...そいつ、優しかった、名前くれた、だからそいつ信用できる!】
ファットマン
【支配人も!俺や不人気のオモチャでも目立てる場所作ってくれた!】
ファットマン
【オモチャをいじめる人間!!俺をいじめるオモチャ!!どっちも許せない!!】
ファットマンの元に次々とガラクタがくっついていく
ゾンビ娘
「あんなデカブツどうしろって言うんだよ!」
black
「たくっちスノー、ヘルアンドヘブンは」
たくっちスノー
「...ダメだよ、対象がでかすぎてマガイモノ成分まで届かない!」
ガング
「おっとと...このままじゃ僕らの居る場所まで吸収されちゃう」
ダメタル
「...奴をどうにか出来ないものか」
ザンシャイン
「ファットマン!ヒーロー連盟としてオモチャに代表して君への無礼を謝罪する!申し訳なかった!」
ファットマン
【もう遅い!!皆、消える!!】
ファットマンが巨大な腕を降り下ろそうとした、その時...
イクサー3
「待って!!」
ファットマン
【....なんだ、お前。】
イクサー3
「あたしはイクサー3!見ての通り人間じゃないし、オモチャじゃないよ!」
イクサー3
「あたしはさっきみたいなクトゥルフの一人なの!」
ファットマン
【.....そうなの?】
イクサー3
「うん、そうだよ!」
ダメタル
「...イクサー3、何をするつもりだ?」
イクサー3
「ファットマンは寂しかったんだよね?化け物って言われて、遠ざかれて、すっごい傷付いたんだよね?」
ファットマン
【...ああ、人間もオモチャも意地悪だ、だからきらい】
イクサー3
「でも、あたしはそんな意地悪は言わないよ!だって人間でもオモチャでも無いから!」
イクサー3
「ね?」
ファットマン
【...じゃあ】
ファットマン
【俺と 友達...なれるか?】
イクサー3
「もちろん、いいよ!」
ファットマン
【ほんとか.....?】
イクサー3
「ほんと!」
ファットマン
【俺の友達...これで、二人目...!!】
巨大ファットマンの体は崩れ、先程の体が構成されていった
サビィ
「す、凄いっす...ファットマンを説得した...」
black
「イクサー3が...幼いからこそ出来た説得だな」
たくっちスノー
「イクサー1さん、今回ばかりはあなたらの種族に感謝しますよ」