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*96*
たくっちスノー
「分かった...行くよ、マガイモノの力を、貴方に!!」
たくっちスノーは右腕を千切り、黒い液体を漏らす
イクサー達はそれらを手に...
イクサー1
「うっ...!!」
イクサー3
「ううっ...痛い、痛いよっ...!!」
たくっちスノー
「肉体構造を大きく変化させるから...内部から潰されてるようなものだ、痛いだろう」
たくっちスノー
「でも、お願いだ...耐えてくれ!!」
イクサー1
「...ッ!!」
痛み。
骨が潰れ、皮膚が内部から溶け、内蔵が黒い液体に包まれ溶ける
それがどれ程の痛みなのか、たくっちスノーには分からない
しかし...不安だった
たくっちスノー
「...死なないでくれ!」
イクサー3
「う...ううっ...気持ち悪い気分...体がちょっとずつ動かなくなってる...」
イクサー1
「体の感覚が...少しずつ無くなっていく」
ゾンビ娘
「おい、マガイモノ化ってこんなやばいのか」
black
「まぁ大雑把に言えばスライムのようになるようなものだからな...」
たくっちスノー
「だから『なる』のはあまりオススメしなかったんだ...」
イクサー6
「「「!!」」」
イクサー6達が再生し、たくっちスノー達の所に...!!
イクサー3
「あっ...!!」
たくっちスノー
【ノーザンクロス・ティー!!】
ピキーン
たくっちスノー
「くっ...マガイモノを守るのは僕の使命だ!!」
イクサー3
「ぐっ..」
たくっちスノー
「二人とも、大丈夫ですか!?」
イクサー3
「う、うん...痛いの和らいできた」
紺
「敵...マガイモノとクトゥルフの反応、新しいイクサー6が現れます!」
ザンシャイン
「まだ出てくるのか!?一体何人...」
紺
「反応の数、8790人....」
サビィ
「は、はっせん!?」
紺
「あと五分ほどでこのエリアに全員収集します」
ダメタル
「まずい...それだけの数が来たらいくら俺達でも...」
たくっちスノー
「なんでそんなに...量産型マガイモノなんて聞いたこと無い!!」
黒
「おい、後ろ」
たくっちスノー
「え?うし...しまった!!イクサー1さん、3さん!!」
溢れ出たイクサー6達が、イクサーソードを...
イクサー3
「イクサァァァボムッ!!」
イクサー6の体が粉々に吹き飛ぶ
ダメタル
「...間に合ったのか!」
イクサー1
「これが...マガイモノキラーの力」
イクサー3
「よーし形勢逆転だ!覚悟しろ、お姉様の偽物!」
たくっちスノー
「た、耐えきった...マガイモノの拒絶する力を耐えきって、物にした...これが、生きるマガイモノキラー...!!」