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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
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【第十六話】
『栄光!ポリタンチーム』

森を抜けた先には、SFチックな大きな基地があった


「なにこれ?秘密基地?」

亜区里
「特撮番組の拠点ジオラマ、みたいなものか...?」

ダメタル
「俺はここを知っている、ここは...メタルステーションだ!」

ザンシャイン
「メタルステーション!?メタルポリタンの作戦基地の...あのメタルステーションなのか!?」

ダメタル
「ああ...俺たちの世界の物はとっくに撤去されたはずなのに...」

チヒロ
「オモチャ...にしては大きすぎますよね」


「あっ、皆さん!あれを...」

亜区里
「...む?」

紺はメタルステーションの横に貼られた紙に指差す

亜区里
「何々...人気番組『鋼鉄刑事シリーズ大特集 特別エリア解禁』?」

ゾンビ娘
「ここもエリアの1つというわけか...」

ダメタル
「特集か...懐かしいものだな」

ダメタル
「俳優やデザイナーがインタビューで取り上げられ、俺たちの元にアンケートやファンからのプレゼントが届き...それも今となっては昔の話か」

ザンシャイン
「昔と言っても、まだ一年の話じゃないか」

ダメタル
「特撮ヒーローの寿命は一年だ、お前もあと数ヵ月して世代交代したら、俺と同じ気持ちを味わうさ」

ザンシャイン
「そうか、それは楽しみだよ」

亜区里
「ふむ...オモチャ会社として興味があるな」

ダメタル
「どんなものか...気になるな」

菖蒲
「たくっちスノーを待たなくていいのか?」

black
「あいつならすぐ来てくれるだろう...待つよりは向かった方が時間を節約できる」

システマー
【あの人は要領は悪くても約束は何がなんでも必ず果たそうとする所がありますからね】


「そういうわけだ、行くぞ皆」

...

一方...

「メタルポリタンがステーションに!?」

「ああ...ステーションの試練はお前に任せていたはずだ」

「しかし...」

「え、いいのかぁ?こっちにだって手があるぞ」

「あいつみたいになりたくないのなら、お前もアグリー十元倶として奴を消せ」

「あ、そうそう!奴からの指令だが特に...亜区里逆間は確実に殺れだってさ」

「...失礼する」

....

「イクサー6はどうだ?」

「ダメだね、一人でいいって言ったのに量産型の劣化型で攻めようとしたからマガイモノキラーにやられちまった、もうやられたなありゃ」

「そうか...もうクトゥルフは呼べないな」

「ま、それも想定の内だ...」


「俺の新しい力をテストするのにもってこい...だな、たくっちスノー?」


【アグリー十元倶 残り7人?】

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