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*2*
序章引きこも理論
今更ながら、僕の名前は雨祢氷見弥。13で引きこもってる、世間的には駄目人間。
まぁ、世間なんて気にしたこと無いけど・・・。
さぁ、食パンが僕に栄養を与えてくれた。今日もオンゲに浸ろう!!なんて言ってられないんだよね。
家族のいないこの現状、生きるための金は自分で稼ぐしかない。昔は世界にいくつもの国があったらしい。僕は昔でいう日本の青森にすんでいる。今では、第73都市24区分地区なんて所だ。そして、ここの憲法には社会権に通ずるものはない。働けない、‘生きれない人間には価値はない’なんて名言が残っている。
そもそも、社会権という言葉は忘れ去られたものであり、僕ぐらいでしか知るものはいない。それほどまでにこの統治された都市は教育に力を入れている。洗脳って言葉が良く似合う。
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