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*3*
序章引きこも理論
はぁ、めんどくさい。自らで金を稼げなければ生きていけないなんて・・・引きニートには辛いよ。
認めたくないけど、僕の家は天才の家系だ。当然、僕もその分類に入るらしい。IQ250は越えてたような・・・。おかげで僕は理論の進化を進めている。新たな定理を導き、その代わりに金を得る。これが僕の引きニート生活を支えている。とはいっても、金は食費と、生活費と、パソ代だけだから余っちゃうんだよねー。結果、寄付。政府も文句いえない額だから、ある意味僕の生活は国公認かな。
しかし、何故国は僕がここまで金を持っていて気にならないんだろ。僕の定理を買ってくれる“金次”って人が裏でなにかやってるのかな?
なにはともあれ、今日の仕事は簡単。生命を論じて終わり。いやー、僕の論理だからって有り難がりすぎだね。生命なんて、論じれないものでしょー。
雨「さて・・・ん?」
パソコンの画面には
『戦線サバイバル dead in worldgame』
の広告が映されていた。
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