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五章空虚な持論
「今此処で、在り来たりな台詞を言おう。」
暗い辺りを見回し、狼は問う。
「此処、何処だよ。」
辺境たる此処は、アストルティアの中心地・・・、の地下。
地下深くの水路。余談ではあるが、何気に作者もおもいでのすずのありがたみを噛みしめるような場所である。
見えないヘルゴーストの群。ちょっと痛い、さまよう奴の痛恨。地味に道を塞ぐあやしいかげ。奥地に放り出されたとして、最もいやになる場所だ。
「ぜってー殺す。マジで殺す。故に殺す。どうあっても殺す。」
苛立ちを隠しきれない。全く・・・ん?
ポケットの中に、手紙?
白く、美しい花柄の模様に蝶のシールで封をしてある。
開けたとき、俺はちょっと後悔した。
なにせ、書き始めが、
「うっぷーwww。引っかかってやんのー(^_^)v。ボタン押さなきゃ平気とか、マジわろすwww(^o^)」
・・・であった。
うぜぇ。
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