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引きニート感情論 完
作者: 火羅 ◆t2Fwfd0vJs  (総ページ数: 115ページ)
関連タグ: ドラクエ 二次創作 重なる世界続編 
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四章残された希望論

「パーマ・・・テンパの妖精・・・。」
「失礼極まりない、そうは思いませんかね・・・。」
敬語、だ。なんか、妖精に見えない。はずもないか・・・。
「さて、まず自己紹介が礼儀かな?僕はアオバ。エルフ。男。職業、賢者兼学者。」
「えっと、僕は姓は雨祢。名は氷見弥。人間。男。職業、というより、現状は引きニート。」
うーん。質問したいことだらけだなぁ。賢者ってなんだろ?
「互いに問いを持っている。そこで提案だ。交互に、問いかける。それに答えられるなら答える。」
「解答することは絶対ではない。それはありがたいね。」
アオバは口角を上げ、頷く。
「はじめは君でいいよ。氷見弥君。」


これから始まる二人の会話。それは、異種の賢人同士である。心理戦であり、情報戦。

「では、いきなり。貴方は何が知りたいのですか?」

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