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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第50話(最終話)チャンピオンシロナ!広がる地方、続く冒険」
パート2

アイコ現在の手持ち
ゴウカザル、ルカリオ(戦闘中)、ムクホーク、ストライク、スカタンク、エムリット

「ガウウ!」
 ルカリオは、はどうだんを飛ばした。だが、はどうだんはミカルゲの体をすり抜けてしまった。
「ゴーストタイプなの?」
 アイコはこれを見てミカルゲがゴーストタイプだと判断した。ミカルゲがシャドーボールを飛ばして来た。
「ルカちゃん、投げ返すのよ!」
「ガウ!」
 アイコの指示でルカリオは、シャドーボールを掴むと、これをミカルゲに投げ返した。ミカルゲは再びシャドーボールを飛ばしてこれを消滅させた。
「ルカちゃん、シャドークローよ!」
「グワーオ!」
 アイコの指示を受けたルカリオはダッシュしてミカルゲにシャドークローに出ようとした。
「ミカルゲ、さしおさえよ!」
 シロナの指示でミカルゲはさしおさえの鎖を飛ばした。ルカリオは鎖で拘束されて動けなくなった。そこへミカルゲがさいみんじゅつを飛ばして、ルカリオの意識を奪いに出た。
・・・・・。
「ガウ?」
 ルカリオが気付くと、そこはあたり一面が真っ白な空間だった。シロナやミカルゲ、そしてアイコの姿はどこにもいない。ルカリオは動揺してアイコの姿を探したが、アイコはどこにもいなかった。その時、
「!」
 ルカリオに何かが襲いかかり攻撃してきた。それはなんと、自分そっくりな、ルカリオ自身だったのである。
「ガウ?!」
 ルカリオは驚く暇もなく自分自身の攻撃を受けた。ルカリオのパンチを防ぐと、シャドークローに出て二度、三度と振るったがかわされてしまい、ルカリオのドレインパンチを受けて吹っ飛ばされてしまった。
 ルカリオがはどうだんを飛ばしてくると、ルカリオはジャンプしてかわし、上空からりゅうのはどうを飛ばして決めようとした。しかし、
ドロン!
 ルカリオの姿が消えてしまった。どこへ行ったのか、すると、背後からルカリオが現れて襲いかかった。
「グワウ!」
 ルカリオはパンチをしたが、ルカリオの姿は消えてしまった。すると、不気味な音を立ててルカリオが現れ、更にもう一体が出現してルカリオに迫ってくる。
「ハア・・・ハア・・・ハア・・・!」
 自分と同じ姿をした敵にルカリオは恐怖を感じていた。どうすればいいと考えるが何も思い浮かばない。その時、
「!」
 ルカリオの脳裏にゴウカザルの姿が浮かんだ。まだ自分がリオルだった時に教えてくれたことをルカリオは思い出した。
 恐れるな、ただ目の前の敵と戦い、攻撃を振るえばいい・・・。
「・・・・・。クワーウ!!!」
 そうだ、ただ戦えばいい。吹っ切れたルカリオは目の前の自分自身にシャドークローを振るった。すると、自分の姿をした敵が消えて白い一面が割れたように真っ二つに切れて、弱体化したミカルゲが写った。全ては、ミカルゲが作った幻影だったのである。
「ガウ!」
 ルカリオはみやぶるをして、ミカルゲにかくとう技が当たるようにさせた。
「グワーオオ!!!」
 そして、インファイトを叩き込んでミカルゲを倒した。
「ルカちゃん、やったね!」
 アイコが声をかけると、ルカリオは強く頷いた。彼女を見てどこか安心したような笑みを浮かべていた。
「ミカルゲの幻影に打ち勝つなんてね。ロズレイド!」
 シロナはミカルゲを戻してロズレイドを繰り出した。アイコもルカリオを戻してストライクを出した。
「ロズレイド!」
 シロナが声をかけると、ロズレイドは相槌をして、けむりだまを手に取った。それを投げるとけむりだまは爆発した。すると、あたり一面に桜吹雪が降り注いだ。舞い散る花びらの中で対峙する二体のポケモン。
「ストラーイク!」
「ローズ!」
 ストライクはつるぎのまい、ロズレイドははなびらのまいを始めた。二体の周囲を桜の花びらが舞い散った。
「スト!」
「ロズ!」
 その一瞬、ストライクとロズレイドは素早く動いて切りかかった。鎌と両手の花を振るって戦い、どこからかライトが光って、二体を黒くして、一進一退の攻防を展開した。
「ストちゃん、むしのさざめきよ!」
 アイコの指示を聞いたストライクは羽根を羽ばたかせて、むしのさざめきに出た。振動で花びらもうずを巻くように巻き込まれてロズレイドに迫った。
「ロズレイド、ひかりのかべよ!」
 シロナの指示でロズレイドはひかりのかべを張って、むしのさざめきをガードした。
「ローズ!」
 ロズレイドはひかりのかべを拳で叩いた。すると壁が請われて竜巻になり、ストライクを飲み込んだ。ストライクは竜巻に吹き飛ばされて地面に叩きつけられた。
「シャドーボールよ!」
「ローズ!」
 ロズレイドはシャドーボールで追撃に出ようとした。
「ストちゃん、地面に向かってきりさくのよ!」
「ストラーイク!」
 アイコの指示でストライクは地面に鎌を刺してそこからきりさくをした。すると、地面に落ちていた桜の花びらが舞い上がり、ロズレイドの視界を遮った。
「シザークロス!」
 ロズレイドが怯んだ所でストライクはシザークロスを振るった。
「ローズ・・・」
 ロズレイドは力なく倒れた。倒れた反動で桜の花びらが美しく舞って、ロズレイドに降り注いだ。
「よくやったわ、戻って」
 シロナはロズレイドをボールに戻した。
「さすがに強いわアイコちゃん、ここまで追い詰められたのは、いつ以来かしら?でも、私もチャンピオンとして簡単には負けられない。さあ、行くわよ!」
 シロナはボールを投げて、最後の切り札を繰り出した。出てきたのは、りくザメのマッハポケモンガブリアスだった。
「ガーブ!!!」
 ガブリアスは咆哮を上げてアイコを見据えた。
「私は、この子で。ゴウカちゃん!」
 アイコはゴウカザルを出した。登場早々に炎を纏って、ガブリアスと対峙した。
「私は、信じてるよ」
 アイコはゴウカザルを信頼の目で見た。ゴウカザルも力強く頷いた。ゴウカザルは、ほのおのパンチでガブリアスに接近、最後のバトルが始まった・・・。

パート3に続く・・・。

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