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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第46話VS四天王リョウ!」パート2

アイコ現在の手持ち
ゴウカザル(戦闘中)、ルカリオ(戦闘中)、ムクホーク(ひんし)、ストライク(ひんし)、スカタンク、エムリット


ゴウカザルとルカリオは一回転のジャンプをして、ゴウカザルはヘラクロス、ルカリオはハッサムに戦った。
「ゴーっ!」
「ヘラクローっ!」
 ゴウカザルとヘラクロスは取っ組み合いに出た。お互いの腕を掴んだまま背中合わせになり、ヘラクロスがゴウカザルを投げ飛ばした。
「ゴキャ!」
 だがゴウカザルはその反動からの投げ返しに出て、ホイップでヘラクロスを投げ飛ばした。そして回し蹴りによる炎のキックを連続に浴びせて、スカイアッパーでヘラクロスを攻撃した。
「ガウ!」
 ルカリオは波導を溜めてパンチに出た。
「ハッサム!」
 ハッサムはハサミの両腕を前に出してこれをガードして、むしのさざめきを上げて、怯ませるとメタルクローを振るってルカリオを攻撃した。
「ヘラクロー!」
 一方、ヘラクロスがメガホーンで突進に出ていた。ゴウカザルは角を掴んでこれを凌いだ。そして、ほのおのパンチを直撃させた。
「ヘラクロス、カウンターです!」
「ヘラーっ!」
 リョウの指示でヘラクロスは角からの衝撃波によるカウンター攻撃でゴウカザルを攻撃した。
「ゴキャーっ!」
 カウンターを受けたゴウカザルは大ダメージを受けた。
「!」
「クワウ?!」
 アイコとルカリオは動揺した。ハッサムとヘラクロスはゴウカザルを追撃しようとした。
「ルカちゃん、ゴウカちゃんを守って!」
「クワウ!」
 アイコの指示でルカリオはバック転してゴウカザルの前に出て、拳を地面に叩いて衝撃波を飛ばして牽制に出た。ハッサムとヘラクロスは後退した。
「クワウ・・・」
 ルカリオはゴウカザルの片腕に触れて、いやしのはどうを送ってゴウカザルを回復させた。ゴウカザルは膝を立たせてルカリオに感謝した。
「ゴウ!」
「ガウ!」
 ゴウカザルとルカリオは顔を合わせると、ハッサムとヘラクロスに向かって行った。
「ガウーっ!」
 ルカリオはジャンプしてからのパンチでハッサムを攻撃した。そしてハッサムの腕を掴んではっけいに出た。
「ゴキャーっ!」
 ゴウカザルは前転して両足をヘラクロスの角に引っ掛けると、後ろへ投げ飛ばした。ルカリオはゴウカザルがヘラクロスを掴んでいることに気付くと、行こう、と合図を送った。ゴウカザルもこれに頷くと、2体はヘラクロスとハッサムを投げ回して手を離した。
 2体のむしポケモンは反動で前進され、お互いにぶつかり合ってしまった。
「ゴキャーっ!」
「クワオーっ!」
 ゴウカザルとルカリオは腕に力を込めるとダッシュして、ほのおのパンチと波導のパンチをヘラクロスとハッサムに浴びせた。
「ハ、ハッサム〜・・・」
「ヘラ〜クロ〜・・・」
 ヘラクロスとハッサムはヘロヘロの状態になって一斉に倒れ込んだ。
アイコ達の勝利である。
「はわわ、負けちゃいました!」
「ゴキャーっ!」
「クワウ!」
 ゴウカザルとルカリオはお互いの腕を合わせて勝利を称え合った。
「イエイ、やったね!」
 アイコもグーサインを送って2体の勝利を褒めた。
「いやー、すごい勝負でした!特にアイコさんのゴウカザルとルカリオ、凄く息があっていて連携もコンビネーションもバッチシでした!」
「そう言われると、嬉しいです。良かったね、ゴウカちゃん、ルカちゃん」
 アイコに言われて、ゴウカザルとルカリオは照れ笑いをした。だが、2体はいいコンビであることは間違いなかった。
「僕もまだまだだな。鍛え直しです!あ、そうだ、このあとにも僕よりも強い四天王の方々がいるのを忘れないでくださいね。応援してます!」
「ありがとう、リョウさん。さあ、行こう!」
 アイコはリョウにお辞儀をして次の回へと向かって行った・・・。

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