完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~

*30*

「第20話ヨスガシティ 神隠し事件」パート2

アイコ現在の手持ち
モウカザル、イシツブテ、ムクバード、ヨルノズク、ゴルバット、スカタンク、ポケモンのタマゴ



 ヨスガシティでポケモンたちが神隠しにあっているという事件。アイコはメリッサに請われて事件が起きていると言うふれあい広場にやってきた。広場で突如、空が割れて、現れてきたのは、
「フワーン!」
 出てきたのはゴーストポケモンのフワライドだった。おどろおどろしい鬼火を纏って現れたその姿はまさに怨霊とも言うべきものだった。
「出てきましたー、どうやらあれが事件の元凶のようねー。アイコさーん、準備は出来てますかー?」
「はい、大丈夫です」
 メリッサはゲンガーを繰り出して、アイコはモウカザルとゴルバット、スカタンクを登場させた。
「フワーン!」
 フワライドが先制を掛けてきた。上空からシャドーボールを大量に降らしてきた。モウカザル、ゴルバット、スカタンク、ゲンガーは素早い動きでこれをかわしていった。
「ゲンガー、シャドーパンチね!」
「ンガーっ!」
 メリッサの指示でゲンガーはジャンプしてシャドーパンチを振るった。フワライドはダメージを受けて、シャドーボールが降り止んだ。そこへモウカザルとスカタンクがかえんほうしゃを、ゴルバットがエアカッターを放った。だが、フワライドは、たくわえるで自身の体を大きくさせてこれを弾き飛ばした。
 そして素早く動くとモウカザルとスカタンクを掴んで地面に叩き落とした。
「ゴルバットちゃん!」
「キーっ!」
 ゴルバットは羽ばたいてフワライドに迫った。しかしフワライドは10万ボルトを放ってきた。ゴルバットは羽ばたいてこれをかわした。そのためフワライドに接近しづらくなってしまった。
「フワ〜ン!」
 フワライドは悍ましい声を上げて空から異空間を作り上げた。すると割れた空間から吸引力がして、アイコたちを引きずり込もうとした。
「あら、中々ヤルわ・・!」
 メリッサはゲンガーに掴まり何とか引き込まれないようにしていた。ゴルバットは逆に羽ばたき、モウカザルとスカタンクは岩に捕まって吸い込まれないようにする。
「ヨルちゃん!」
 アイコは木に掴まってヨルノズクを出した。アイコは解っていたのだ。あの空から避けた空間の中に真実が秘められているかもしれないことを。アイコの意を察したヨルノズクは、上空を跳んでフワライドにかなしばりをした。フワライドが動かなくなったところで吸引が止んだ。ヨルノズクは意を決してその空間の中へと入っていった。そこで目にした光景は・・・。

パート3に続く・・・。


29 < 30 > 31