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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第24話育て屋さんとストライク」パート3

 暴れまわるサイドン、追い詰められたアイコたちを救ったのはズイタウンの育て屋さん夫婦とそのパートナーだった。危機を脱したアイコとコウキは育て屋さんの施設に行くことになった。
〜育て屋〜
「大丈夫よ、少し目を閉じてね」
 アイコはイーブイにシャンプーをしていた。二人は育て屋さんの頼みでポケモン達の世話の手伝いをすることになった。一方でカイリキーが小さなポケモン達の遊び役をしていた。肩車をしたり四本の腕でブランコ替わりをした。
 ここ育て屋はトレーナーから預かったポケモンを育てているが、中には身寄りのないポケモンや親をなくしたポケモンを引き取って育てている施設である。
「あのストライクはカイリキーとどういう関係ですか?」
 アイコが育て屋のおじいさんに気になっていたことを話した。あのストライクのことである。未だにカイリキーにくっついていてうっとりしていた。
「うむ、実はな・・」
 おじいさんは話し始めた。実はあのストライクもサイドンのようにプロテクターのようなものをつけられていていたのだ。そこをカイリキーに助けられて以来彼を慕うようになったというのだ。
「そうだったんですか」
「ふむ、実はここ最近あの装置のようなものを付けたポケモンが出没してきているのじゃ」
「これが目撃された地点じゃよ」
 そこへ育て屋のおばあさんがやってきて、あるものをアイコとコウキに見せた。それはプロテクターが装着されたポケモンが現れた目撃地点をマークしたズイタウンの地図だった。
「うわ、これズイの遺跡に集中してますね」
 コウキは地図を見て言った。目撃された場所がその多くが遺跡に集中していたのである。
「何か遺跡で起きているのかもしれん。だが・・」
「ストライク!」
 ストライクが鎌の腕を上げた。どうやら彼女に心当たりがあるようだ。ついてきてとストライクはズイの遺跡へ飛んでいった。
「どうする?」
「う〜ん、よし、行ってみましょ。何かつかめるかもしれないわ」
「行くのかい気をつけていくのじゃよ」
 アイコとコウキはストライクの後をついて行った。遺跡で何が起きているのか。育て屋夫婦は心配しながらもアイコとコウキを見送るのだった・・・。

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