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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第25話暴走のギプス死闘ブーバーン」パート2

アイコ現在の手持ち
モウカザル、ムクバード、ゴローン、ヨルノズク、フワライド、トゲピー

 ズイタウンで起きていた事件。それはポケモンにギプスを着けて自分たちの手先ににしようとするギンガ団の陰謀だった。今、一体のポケモンがズイの町に降り立った。
「ブーバーン!」
 夜の町に現れたブーバーンは両手から炎を飛ばして辺りを焼け野原にしていった。そこへ、一筋の閃光が現れた。それがブーバーンに激突した。ムクバードである。まもなくアイコとコウキが駆けつけた。
「あのブーバーンを止めないと!」
「ええ!」
 アイコはモウカザルとごローンを登場させた。ブーバーンは火炎弾をモウカザルたちに目掛けて連射した。モウカザル、ゴローンは火の雨をかいくぐって前進した。
「モウカちゃん、ほのおのパンチよ!」
「モカ!」
 アイコの指示でモウカザルはほのおのパンチをブーバーンに放った。しかし両腕でガードされてしまう。
「ムクバー!」
 ムクバードはブーバーンをつついたり爪で引っかきに出るがダメージを与えられず振り払われてしまった。
「ゴローン!」
 ゴローンはロックブラストを連射した。しかし、ブーバーンは、はかいこうせんを放ってごローンが飛ばした岩を破壊した。はかいこうせんの爆風が響いた。
「モカーっ!」
「ゴローン!!」
 モウカザルとゴローンは爆風に巻き込まれてふっとんだ。
「モウカちゃん、ゴロちゃん!」
「く、何て強いんだ!」
 アイコとコウキはブーバーンの強さに圧倒された。そこへストライクが前に出た。
「スト、スト!」
 ストライクは任せて、と気合を溜めるとエアカッターをブーバーンに連射した。しかしブーバーンはこれを両手でいともたやすく吸収してしまった。
「スト!」
 ストライクは慌てたが、ブーバーンは反撃の隙を与えることなく両手から炎のエアカッターを放ってこれを攻撃した。
「ストラーイク!」
 ストライクは吹っ飛ばされて意識を失ってしまった。
「ああ、ストライクが!」
「ムクちゃん、かぜおこし!」
 アイコの指示でムクバードはかぜおこしに出た。だがこれも吸収されて炎のねっぷうとなってムクバードに帰ってきた。
「ムックバーっ!」
 ムクバードは炎のねっぷうをくらってすぐに力尽きてしまった。
「ムクちゃん!」
「アイコ、ここは僕が!」
 コウキはボールを投げてハヤシガメとユンゲラーを繰り出した。
「ハヤシガメ、こうそくスピン!」
 コウキの指示でハヤシガメはこうそくスピンで奇襲に出た。そしてはっぱカッターでブーバーンを攻撃した。ブーバーンが反撃に出た。両手からかえんほうしゃを飛ばしてきた。これにユンゲラーが前に出てサイケこうせんをとばしてこれを相殺した。
「ブーっ!バーン!」
 ブーバーンは両手のエネルギーを溜めるとそれを地面に叩きつけて衝撃波を飛ばしてきた。
「アウー!」
「ユーン!」
 ハヤシガメとユンゲラーはまともに食らってしまい、あっと言う間に戦闘不能になってしまった。
「つ、強い・・・!」
 横たわるハヤシガメとユンゲラーたちをかかえてアイコとコウキはブーバーンの圧倒的な強さに絶望を感じた。ブーバーンが最後の一撃を放とうとしたその時・・・。

パート3に続く・・・。

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