完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~
*107*
渚達はたくっちスノーを追い、扉の先へ行くと...
渚
「な、何よここぉ!?」
そこは壊れたロボットのスクラップやガラクタで溢れかえっていた
R-1
「ここって、ゴミ捨て場か!?」
サイバスター
「なんでそんなもんがここに...」
コン・バトラーV
「この中からあいつを探すのか?面倒だなぁ」
アクセル
「でもまぁ、しょうがないだろ...ついでにスクラップを回収してリサイクル工場にでも持っていってやろうぜ?」
ゴーショーグン
「もうヘトヘトなんですけど...」
シャープ
「ほ、ほら!ファイト!」
渚
「イクサー1、貴方ってたしかたくっちスノーの成分が入ってたんでしょ?なんかこう...勘か何かで居場所が分からない?」
イクサー1
「......」
渚
「あっ、出来ないならいいよ...ごめんね無理言っちゃって」
鋼鉄ジーグ
「こんなときこそ、俺の出番だな!」
ダン
「何する気だよ」
鋼鉄ジーグ
「マグネットパワー、最大出力だーーっ!!」
鋼鉄ジーグは磁力を展開し、ゴミの山を引き寄せる
そして、ゴミ山の中に入っていた黒い液体がはみ出てくる
たくっちスノー
「ありゃ、もう気付かれた!」
渚
「たくっちスノーさん...見つけましたよ!」
ゴーショーグン
「ほら、帰るぞ!」
たくっちスノー
「ま、待って待って!!」
ラミア
「...アクセル隊長」
アクセル
「どったの」
ラミア
「あれを」
アクセル
「ん?...あれは!」
ラミアとアクセルは、遠くでガラクタを捨てるリーンの姿を見た
アクセル
「校長!?」
イクサー3
「えっ」
たくっちスノー
「緑風!?」
ゼオライマー
「やはり来ていたか」
たくっちスノー
「木原、まさか君はコレを狙って!?」
ゴーショーグン
「どういうことだよゼオライマー!」
ゼオライマー
「社会科見学?そんなものは俺の計画にすぎん、お前たちにここを突入させるためのな」
イクサー1
「どういう意味で...」
リーン
「あ、たくっちスノー!それに皆も...どうしたのこんなところで!」
たくっちスノー
「お前こそ、なんでこんなところにいるんだよ!」
リーン
「ああこれ?全部俺が捨てたゴミ」
ガイキング
「これ全部か!?」
リーン
「うん!これはつい最近の...うーん、壊れちゃった奴はこうしないと」
リーンは大きな骨組みのゴミを道端に捨てるが、それを見てイクサー3はあることに気づく
イクサー3
「...!!ザンボット!」
ザンボット3
「えっ?」
イクサー3
「その心パーツの凹み、この間あたしがサッカーで壊しちゃった骨組みでしょ...?」
イクサー3
「なんで、捨ててるの...?」
ザンボット3
「これが...俺?」
たくっちスノー
「.....」
リーン
「あれ?木原、もしかしてこれを見せるために皆を?」
ゼオライマー
「その通りだ」
リーン
「ははは!スクラップを見せるなんて悪趣味だね君!」
第十九話 END