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*113*
たくっちスノー
「つまり、ここのロボット達の恨みが収束したもの...呪われた鉄【アイアンカース】ということか」
マサキ
「そうだ、正式名称は知らん」
リーン
「なんでこんな風に...恨まれるような事はしてないよ!壊れたから捨てただけだよ、ロボットなんだし!」
イクサー1
「...壊れたから捨てた、そんな理屈は心があり、生きている者には通用しません」
渚
「貴方は子供を捨てたのと同じなんですよ!そりゃ恨みたくもなるわよ!」
渚
「貴方みたいな肉と鉄だけの中途半端な何かには分からないでしょうがねっ!!」
リーン
「肉と鉄だけ!?」
アクセル
「...一理あるな」
マサキ
「実際、無駄な臓器と機械で脳を捨てているからな」
イクサー3
「これが本当の『能無し』ってことね」
ジーク
「頭が良いだけの愚か者か」
リーン
「そんなことないと思うけどな~」
アイアンカース
「ウオオオオオオオ!!」
アイアンカースはまるで怒りで我を失ったかのように暴れまわる
ザブングル
「って、言ってる場合じゃないだろこれ、このままじゃ俺達も巻き込まれるぞ!」
D-1
「でももう足が限界、もうダメ...」
たくっちスノー
「セイブルヴィクスは...くそっ!電波が届かない!アイアンカースが妨害しているんだ!」
アイアンカース
「ウオオオオオオオ!!」
リーン
「うわぁ」スカッ
アイアンカースは再びリーンに殴りかかるが、右腕が崩れ照準が反れる
ラミア
「動きが乱れているな」
マサキ
「鉄屑同然の肉体を使いこなせてないみたいだな」
イクサー3
「えーと、どうしよどうしよ!?」
リーン
「もう力付くで止めるしかないじゃん!これなんとかして!」
ザブングル
「作ったのはお前だろ!なんとかしろ!」
リーン
「あっ、そうか!時空修正しちゃえばいいんだ...よし!」
リーンは腕からパネルを出し、操作していく
サイバスター
「なんだよあれ...」
渚
「校長先生はね、この世界の神なの...都合が悪いことはああやって修正してるのよ!中学クラスが作られたりとか..研究所の件だってあれで無かったことに...」
ゴーショーグン
「マジかよ...」
マサキ
「何をするつもりだ!」
リーン
「心パーツが最初から無かったことにする、また作り直ちゃんとしたものを作るんだ!」
シャープ
「えっ!?」
アクセル
「おいおいそれって」
渚
「待ちなさいよ」
渚
「それって...皆消えちゃうの?」
渚
「ガイキングも、鋼鉄ジーグも、ダイモスも、ドラグナー達も...ゴーショーグンも!」
渚
「皆の思い出を消すつもりなの!?」
リーン
「え?」
第二十話 END