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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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【最終回】
『スーパーロボット大戦 ~青春は続くよどこまでも~』


「いい加減に...しなさい!!」

渚は道端にある片手サイズの鉄屑を掴み、リーンの腕へと投げつける


リーン
「うわっ、どうしたの!?」



「私がこの学園に来たのは、もう一度だけ学園生活を楽しむため...」


「私の人生はクトゥルフによる侵略行為で僅かに狂ってしまったの」


「でも!たくっちスノーさんは私にもう一度学校生活を味わう権利をくれた!だからここに来た」


「ここでガイキングやジーグ達と仲良くなって、バーベキューに行ったり家で遊んだりもした!」


「皆...私の大事な記憶!大事な歴史なの!!」


「それを片手1つで消そうとするなら...貴方は私の敵!!」


「校長先生...いや、緑風!私の学園生活を邪魔しないでっ!!」

リーン
「別に思い出なんてまた作ればいいでしょ、楽しいことは他にいっぱいあるんだし」


「無いわよ!!あったとしても...皆と一緒に楽しみたいわよ!!」


「最低!都合が悪いことは消して楽しいことだけ味わうなんて...」



「ここのロボット達やアイアンカースも...そうやって捨ててきたんでしょ!?」

アイアンカース
「ウオオオオオオオ!!」

リーン
「.....?」


リーンは気も止めず、操作を再開する





「どうしてこだわりがあるのか、俺にはよく分かんないよ」

「まぁ、楽しみたいなら、まぁ好きにすればいいけど、俺も楽しみたいから」


リーン
「暴れるアイアンカースを止めるにはもう、心パーツを1から作り直すしかないんだよー」


「作ったものに...責任は持てないんですか!?」


リーン
「責任?」


リーンは渚を見ながら、まるで幼い子供のように笑う


リーン
「責任って、なぁに?」


「やめて!!」









たくっちスノー
【ノーザンクロス・ティー】



リーン
「!?」

たくっちスノーは魔方陣を展開し、リーンの手足を凍らせる


リーン
「たくっちスノー、これは何の真似?」


たくっちスノー
「悪いね緑風...僕さ、渚さんに頼まれたんだよ」


たくっちスノー
「もう一度、学園生活を...青春を味わいたいって」

たくっちスノー
「それに、友達の思い出を守りたいってなんか素敵じゃん...いい人だよ」

たくっちスノー
「だから僕は渚さんに味方するよ、それに...」




たくっちスノー
【責任感を知らない君のことが...少し嫌いになっちゃったんだよね】

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