完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~
*115*
マサキ
「それはお前が言える事なのか?」
たくっちスノー
「同族険悪?」
マサキ
「自分で言う奴があるか...」
たくっちスノー
「僕みたいな奴は増えてほしくないんだよね...」
渚
「たくっちスノーさん...」
たくっちスノー
「緑風、本当に君は最低な奴だよ、まさかここまでとは...ま、黒影の知り合いだしそんなものか」
リーン
「それほどかな?あいつは恋人にこだわりを持ちすぎなんだよ、別に代わりなんていくらでも作れるじゃん、データもプログラムも、対して問題じゃ...」
たくっちスノー
「よかったねあいつ生きてなくて、命いくつあっても足りんぞ」
渚
「イクサー1、ロボを呼んで!!」
イクサー1
「えっ!?ですが...」
渚
「私は緑風を殺すためにロボに乗るわけじゃないから....」
リーン
「...?」
渚
「ひとまず、アイアンカースを止める!そこからよ!」
イクサー1
「...はい!イクサーロボ発進!」
イクサー3
「よーし、あたしも!おいでイクサードラゴン!!」
イクサー姉妹はロボットを呼び出す
渚
「行くよ...この大事な毎日を守るんだ!」
ガイキング
「渚...!」
アイアンカース
「オオオオオオアアアアア!!」
リーン
「早く助けてー...ふふっ」
セーラ
「あの人、なんでいつも余裕そうなんですか」
渚
「とりゃあああああっ!!」
アイアンカース
「!!」
アイアンカースはイクサーロボの方へと振り返り、手の甲を巨大化させ二機を押さえつける
渚
「くっ...なんて力なの!」
イクサー3
「でも、この腕はあたし達を押さえつけている...?」
イクサー1
「我々に敵意はなく、あくまで狙いはリーンということですかね?」
リーン
「えーちょっと」
渚
「緑風!元はと言えばあんたが原因なのよ!アイアンカースの敵意が無くなるような事でも言ってみなさいよ!」
リーン
「はいよ!」
リーン
「アイアンカース...でいいか、俺を殺しても無駄だよ?」
アイアンカース
「ヌウウウウウウ!!」
リーン
「高性能だから?未来だから?ノンノン」
リーン
「この世界は全て量産されてるんだ」
リーン
「食品も、道具も、君たちロボットも、工場で自動的に『代わり』が作られている」
リーン
「それはね...神もなんだよ」
アイアンカース
「ヌ?」
リーン
「俺は『量産エクスロイドメイドウィン型』の2018号、リーン・メイドウィン・緑風でっす!!」
渚
「えっ...量産型の...神!?」
たくっちスノー
「聞いてないよそんなの!!」
リーン
「だって言わなかったし!」
アイアンカース
「.....」