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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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...数日後

渚はたくっちスノーと木原に呼び出され...

マサキ
「奴は時空修正機能を失った、もう止めることはできない」


「...2019号以降が修正する可能性は?」

マサキ
「ゼロだ、メイドウィンの権限にもパスワードがあり、パスワードを知るのは世界を作った者のみ」

マサキ
「この世界を作ったのは2018号だ、気にすることもない」


「...そう、良かった」

たくっちスノー
「その、ごめんなさい...貴方の望んだ生活を送らせることが」


「いえ、イクサー1も度々言ってましたし...それに、この程度では挫けませんよ」


「前だって色々と壮絶な目に逢いましたし」

たくっちスノー
「強いなぁ、貴方は...」

マサキ
「で、どうする?」


「どうするって、そりゃ学園生活をこれからも送りますよ、まだ二年生なんだし」


「友達も出来たし、やりたいこともあるし...ちゃんとあそこで卒業する気でいます」

たくっちスノー
「でも、君は...恨んでるんでしょ?緑風を」


「まぁ、そうですけど...私、単なる地球人ですから」


「イクサー1達みたいに、特別な力があるわけでもないし、一矢報いただけでも充分です」

たくっちスノー
「そうですか...」



マサキ
「なら問おう、普通から脱却する気はないか」


「...えっ?」

たくっちスノー
「今日、君を呼んだのはこれを見せるためなんだ」


たくっちスノーは奥の部屋の明かりをつけ、ロボットを写す

水色で丸い形状の、見覚えのあるロボットが...


「これって...イクサーロボ!?」

たくっちスノー
「地球人でも乗れるように作られたらしい、まぁ型落ち感はあるけど一人乗りだししょうがないよ」

マサキ
「イクサー系統はパートナー抜きだろうとそれなりの性能が出せる事は分かっているからな...」


「それって...私専用の...イクサーロボ?でもそれは...」

たくっちスノー
「大丈夫、君の子孫がイクサーに後々『イクセリオン』っていう特殊な戦士の力を貰うことが分かっている」

たくっちスノー
「だから君がイクサーの力を少し使えても何の問題もないんだ」

マサキ
「...それにこの機体はイクサーがお前が使うことを想定して作った者だ」


「イクサー1が!?」

たくっちスノー
「うん、あの人としても何か思うところがあったんだろうね」

たくっちスノー
「で、本題はここから...君に頼みたいことがある」

たくっちスノー
「もちろん学園生活と両立できる事だし、学業を優先してもらって構わない...だも今は貴方にしか頼めないんだ」


「私にしか...」

たくっちスノー
「それは」

...


リーン
「どうしたの、加納渚」


「2018型、どうせ言わないだろうけど聞くわ」














「貴方を製造している工場は、どこ?」


リーン
「...やる気なんだ、まあ俺にはどうでもいいけど、俺からは言わないけどヒントあげる」


「ヒント?」

リーン
「宝探しゲームみたいなものでしょ?」


リーン
「少なくともこの世界には、無い。」

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