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作者： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 148ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権
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＊143＊
メイドウィン
「行くぞ！！」
メイドウィン
「この勝負、俺が勝つよ！！」
松山
「………………………いいや、勝てねぇな」
松山
「お前はもう既に俺に敗北している」
メイドウィン
「え？」
松山
「『時空の意思』になっちまった俺に計画をベラベラ全部話したのは失敗だったなぁ！！」
メイドウィンの包丁を松山はライフルの銃身で受け止める
メイドウィン
「え！？こんなんで止められるの！？」
松山
「…………覚えておけ、カーレッジ」
松山
「俺はテメェみたいな奴に好き放題されて利用されんのが昔から嫌いなんだよ」
松山
「お前の望みが実現したらと考えると吐き気が止まんねぇくらいだ」
松山
「いいか、メイドウィン」
松山
「俺は絶対に！！！」
松山
「何があってもテメェを幸せにはさせねぇ！！」
松山はライフルで包丁を吹き飛ばし、天井に向けて…………
メイドウィン
「な………何をする気だ！？」
松山
「覚えておけメイドウィン！！お前も俺も大した存在じゃない！！いずれテメェが人形扱いしたキャラ共に殺される時がくる！！」
松山
「俺だって何回藤堂に殺されたか分かったもんじゃねぇからな！」
松山
「たとえ最後に滅茶苦茶にされると分かっていても徹底的に邪魔をする！それが悪役ってもんだ！！」
松山
「だからこそ、俺はお前というクソヒーローの邪魔をする！！」
松山
「俺の意思によって……………」
松山
「俺達の全てのキャラクターのコントロール権を喪失させる！！」
メイドウィン
「ま、待て！！そんなことしたら時空が壊れて…………」
松山
「3週目がイカれた世界になったのはテメーがクソ野郎だったからだよ！！」
ドォォォン！！！
その瞬間、耳が劈かれるかもしれないほど強い音が響いて弾丸が発射され
空間をかち割って時空へと流れている
松山
「あれには極限まで薄めたマガイモノ成分が込まれている」
松山
「ちょっと設定を狂わせることで、物語を劇的に変化させるスパイスへと早変わりだ」
メイドウィン
「何を………」
松山
「さぁ！！俺やお前さえもどうなるか想像出来ない【新・メイドウィン小説】の始まりだ！！」