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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権
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*16*
「嘘だろ………!?まさかメイドウィンが…………」
キリュウ
「見事だ」パチパチ
レール☆スター
「結構やるじゃん!流石メイドウィン候補!」
「いや、あれはメイドウィン云々は関係ないだろ」
『妖怪ウォッチのメイドウィン』
【メイドウィンランキング453位】
エンマ大王
エンマ
「あいつはメイドウィン候補だから強いんじゃない、メイドウィンとは別の理由で………」
エンマ
「超えたいものがあったから強いんだ、自分の夢を簡単に叶えて……空っぽになったジュラックと違ってな」
エンマ
「ジュラシック・パークは映画で見るのが1番だな」
「しかし、いきなりメイドウィンが負けるとは…………」
エンマ
「……っよし!次は俺が出る!」
エンマ
「向こうのヤツらは、オレが思うよりも面白い戦いが出来るかもしれない」
エンマ
「腕が鳴るぜ………本気で戦えるなんて俺の世界じゃ中々ない」コキ………!
ザ・マン
「『らしく』なってきたな」
オールディス
「ふむ…………」
…………
トール
(…………そう、こんな奴らの仲間にはならない)
……
たくっちスノー
「………てな事情があるんだよ」
小林
「は!?そういうのを何とかするのが神だろ!?」
たくっちスノー
「なんとかしてるんだよ!だからすごく実力のあるやつに………」
小林
「無責任にそんな大規模な仕事押し付けるとかブラックすぎるだろ神!」
トール
「小林さん」
小林
「!」
たくっちスノー
「お」
松山
「へへっ、これで俺らの一勝!よくやってれたな」
小林
「…………色々あったが、無事で何よりだよ」
トール
「はい、まだ死ねませんので」
トール
(………そう、まだ)
あの夢には続きがある。
滅ぶだけではない、己自身もガラスのように割れて、砕け散って、鱗のみが残される
そして………
「私は………わ………たしは………」
K
「だれだ………?」
トール
(私すらも死んでしまうのに、小林さんは姿が代わり、私の鱗を握り)
トール
(………とても、悲しそうな目をしていた)
トール
(小林さんにあんな顔をさせるわけにはいかない、私が……メイドウィンではなく、メイドとして、小林さんを守る)
なお………メイドラゴンの誓いも叶わず玉砕され、結局トールはメイドウィンになることなく、世界は1度滅んでしまうのだか
それはまた、別の話。