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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
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*29*
たくっちスノー
「時空神………エンマ…………!!?」
たくっちスノー
「しかも、サードって………セカンドの先があるのか!!?」
松山
「あるぞ」
たくっちスノー
「あるの!?」
松山
「あるにはあるが………今まではそこまで使えたのは黒影とその関係者のみだったな」
たくっちスノー
「黒影レベルのメイドウィンブラストを、あいつが…………!?」
松山
(…………こりゃおもしれえな)
たくっちスノー
「それ黒影が『超最上級』とか『究極級』とか『超究極神大級』とかになったりしない?」
松山
「インフレしまくったソシャゲかよ」
…………
ピクル
「…………!?」
脱皮も要さず、カメレオンのように色を変えたわけでもなく
全く別の姿に変化したエンマに、ピクルは驚いていた
エンマ
「………いいな、メイドウィンはこうでなくては」
エンマ
「いくぞ」
エンマの拳はピクルの肌にぶつかり
まるでコンクリートを殴り飛ばしたような音を響かせながらピクルを揺らす
たくっちスノー
「ピクルが怯んだ!?」
エンマ
「まだだ!!」バチッ!
怯んだところを、すかさず稲妻の妖術を叩き込み
まるでスタンガンを浴びせられたかのようにピクルは振動し、ふらつく
ギャーバ
「おーー!!これまで平然としていたピクルが膝をついている!ダメージを受けているぞーー!!」
たくっちスノー
「やっば………」
松山
「目をそらすなよ」
松山
「お前が普段喧嘩を売っているのはああいう奴なんだからよ」
たくっちスノー
「…………!!」
エンマ
「はぁーーっ!!」
ピクル
「っ!!」
エンマの攻撃でピクルは反撃の隙も無くダメージを受けていく、少しずつ、少しずつ………
たくっちスノー
「あ…………あんなに強かったのに一方的にやられるなんて…………」
たくっちスノー
「まるで………新しい悪役を引き立てるためにかませ役になるかつてのライバルキャラみたいに………」
松山
「お前をボコボコにしたやつもそんな風になってたけどな」
たくっちスノー
「やめろそういうこと言うの!!失礼だろ!!」